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ボクたちの大切なデートのために
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空は快晴、肌に触れる風は心地よく、道行く人たちの喧騒が絶えることはない。
今日は待ちに待った凪くんとのデートの土曜日! ──と言いたいところだけれど、残念ながら楽しみなデートは明日までお預け。
今日は凪くんとは違う人とのデートなのだ。
近所に唯一と言ってもいい、巨大なショッピングモールがある。欲しいものがあるなら、ここにこれば大体解決するような場所だ。
周りには、家族連れの人たちや、友達と遊びに来た学生、当然カップルのような二人組もいっぱい居る。
人混みは好きではないけれど、こういう雰囲気は割と嫌いじゃないんだ。
「相変わらずエリーの頭の中は忙しそうだねー」
ショッピングモールの入り口、待ち合わせていた場所には既に見知った顔の女の子が立っていた。
彼女はいつでも、ボクより早い。学校に限った話じゃないのは、本当に不思議で仕方ないよね。
「やあ、カナメ。ボクの頭は休息というものを知らないんだよ。休むくらいなら、なんでもないことでさえ、見つけて持ち出してくる始末さ」
「お盛ん結構。この後もフル回転してもらうから、ほどほどにしておきなよ」
「もちろん、わかっているさ」
今日のお相手はボクの大親友、カナメ様。
二人きりのお買い物をすることになっている。
まあ、ボクが無理言ってお願いしたんだけどね。
凪くんとのデート、前回は服装にダメだしがあったし、ボク自身も情けなさで押しつぶされそうだった。
だから、カナメに色々とアドバイスをもらおうと思ったんだ。
「それより、ごめんよカナメ。せっかくのお休みに、こんなことに付き合わせちゃって」
「何言ってんのさ。大切な親友の恋の成就のためなら、あたしの休みくらいいくらでも提供してあげるって!」
本当にカナメはかっこいいんだ。
美人で優しくて気が利いて、その発言も面白い。こんな女性が親友にいて、ボクはとても幸せ者だよ。
「それじゃとりあえず──お茶にしよっか」
「お茶? お店は見て回らないのかい?」
「そ。まずは話を聞かなくちゃね」
せっかくここまで来たのに、まずはお話からか。まあ、カナメが言うのであれば、大切な事なんだろう。
ボクたちはモール内に設営された、大きなファミリーレストランへと足を運ぶ。
窓際の席に座りドリンクバーを注文する。それぞれ好きなドリンクを汲んで、対面するように席についた。
「それじゃ、もう一回凪くんとのデートの話聞かせてもらおっかな」
「この前話したこと以外、特に話すことはないよ。あれで、余すことなく話したつもりなんだ」
「だからそれをもう一回、お願いしてるの」
カナメの意図が掴めないけれど、彼女が聞きたいと言うなら聞かせてあげよう。
ボクとしても恥ずかしさはあるけれど、人に話すことはとても楽しいことなんだ。
先週の土曜日、凪くんとしたデート。映画から食事、靴のプレゼントから、その後のやるせない気持ちのままのショッピングデートについて話していく。
話している間、カナメは一言も喋ることなく、時折頷いて見せていただけだった。
話を終え、ボクが一息ついたころには、一杯のドリンクを飲み干したカナメが新しいドリンクをとりに行ってしまった。
「やっぱり、こうして口にするのは恥ずかしいなぁ」
冷たいオレンジジュースを飲んでみても、ボクの体はまだ火照っている。恋というのは、本当に厄介なものだよ。
「お待たせ、エリー。彼とのデート話の間とっても嬉しそうにしてるから、なんだかあたしの方まで熱くなっちゃったよ。やっぱり好きなんだね、凪くんの事」
「そ、それはそうさ。彼ほどかっこいい男の子を、ボクはみたことがないんだ」
カナメは凪くん以上かもしれないけど女の子だし、充はだらしないところもあるからね。
「はいはい。惚気はまた聞くことにして──」
「き、君が話してくれと言ったんじゃないか! あまり茶化さないでおくれよ……」
頭が熱すぎて、爆発してしまいそうだ。
「なんか今日のエリー可愛いなぁ。いつも可愛いけどさ」
「カナメ!」
ボクをどうしたいんだ! これ以上言われたら、もう耐えられる自信がないぞ、ボクは。
「あー、ごめんて。まあ、とりあえずあんたが一番知りたいのは、なんで凪くんがそんなことを言ったのか、てことでしょ?」
やっと本題か。カナメはすぐに人をからかう癖がある。そこだけは、玉に瑕と言いたくなるんだ。
「そうさ。確かに、ワンピースなんてボクは普段着ないし、自分に合っていないことも分かっているよ。でも、彼ほど気の利く男の子が、なんであんな言い方をしたのかなと、不思議に思ってしまうだろう?」
「いやまあ──凪くんの気持ちは多分分かるよ? 言い方は間違ってるけどさ」
「本当かい、カナメ!」
流石カナメ! ボクの疑問も解消してくれるのかい?
「んー、そだね。じゃあさ、こんな風に言われたらどう?」
そう言ってカナメは立ち上がり、ボクのそばまで寄ってくる。
とても近くで全身を眺められるその状況は、いくらカナメ相手とはいえ少し恥ずかしく……。
「愛理先輩はやっぱり綺麗ですね。でも自分は、もう少しいつもの先輩の姿が見たかったかなぁなんて、自分の願望ですけど」
若干トーンを落として囁く彼女の声は、凪くんのそれとは声音も違うのに、まるで彼に言われているような気がしたんだ。
そして、その言葉で諭されたのであれば、ボクはきっと心を乱す事もなかったように思う。……嬉しい気持ちにしかならなかったから。
でもなんだろう。服装へのコメントも、当然この言い方なら気にならないのだけど、もっと別のところで、ボクは今心が弾んだような気がするんだ。なんでかな?
「どう? どっかおかしかった?」
「──あ、いや、ううん。そんなことない! とっても嬉しい気持ちになったよ。自分の服を改めたいとも思ったし、カナメの言っていることが少し分かった気がする」
「それならよかった」
あんなモノマネのようなことをしても、平然としているカナメはやっぱりすごいなぁ。
ボクは正直、今も胸の中がドキドキで一杯なんだ。今日という一日をちゃんと過ごせるのかな、ボクは。
その後も、他の指摘や雑談などが続き、このファミレスでお昼まで過ごすことになってしまったんだ。
今日は待ちに待った凪くんとのデートの土曜日! ──と言いたいところだけれど、残念ながら楽しみなデートは明日までお預け。
今日は凪くんとは違う人とのデートなのだ。
近所に唯一と言ってもいい、巨大なショッピングモールがある。欲しいものがあるなら、ここにこれば大体解決するような場所だ。
周りには、家族連れの人たちや、友達と遊びに来た学生、当然カップルのような二人組もいっぱい居る。
人混みは好きではないけれど、こういう雰囲気は割と嫌いじゃないんだ。
「相変わらずエリーの頭の中は忙しそうだねー」
ショッピングモールの入り口、待ち合わせていた場所には既に見知った顔の女の子が立っていた。
彼女はいつでも、ボクより早い。学校に限った話じゃないのは、本当に不思議で仕方ないよね。
「やあ、カナメ。ボクの頭は休息というものを知らないんだよ。休むくらいなら、なんでもないことでさえ、見つけて持ち出してくる始末さ」
「お盛ん結構。この後もフル回転してもらうから、ほどほどにしておきなよ」
「もちろん、わかっているさ」
今日のお相手はボクの大親友、カナメ様。
二人きりのお買い物をすることになっている。
まあ、ボクが無理言ってお願いしたんだけどね。
凪くんとのデート、前回は服装にダメだしがあったし、ボク自身も情けなさで押しつぶされそうだった。
だから、カナメに色々とアドバイスをもらおうと思ったんだ。
「それより、ごめんよカナメ。せっかくのお休みに、こんなことに付き合わせちゃって」
「何言ってんのさ。大切な親友の恋の成就のためなら、あたしの休みくらいいくらでも提供してあげるって!」
本当にカナメはかっこいいんだ。
美人で優しくて気が利いて、その発言も面白い。こんな女性が親友にいて、ボクはとても幸せ者だよ。
「それじゃとりあえず──お茶にしよっか」
「お茶? お店は見て回らないのかい?」
「そ。まずは話を聞かなくちゃね」
せっかくここまで来たのに、まずはお話からか。まあ、カナメが言うのであれば、大切な事なんだろう。
ボクたちはモール内に設営された、大きなファミリーレストランへと足を運ぶ。
窓際の席に座りドリンクバーを注文する。それぞれ好きなドリンクを汲んで、対面するように席についた。
「それじゃ、もう一回凪くんとのデートの話聞かせてもらおっかな」
「この前話したこと以外、特に話すことはないよ。あれで、余すことなく話したつもりなんだ」
「だからそれをもう一回、お願いしてるの」
カナメの意図が掴めないけれど、彼女が聞きたいと言うなら聞かせてあげよう。
ボクとしても恥ずかしさはあるけれど、人に話すことはとても楽しいことなんだ。
先週の土曜日、凪くんとしたデート。映画から食事、靴のプレゼントから、その後のやるせない気持ちのままのショッピングデートについて話していく。
話している間、カナメは一言も喋ることなく、時折頷いて見せていただけだった。
話を終え、ボクが一息ついたころには、一杯のドリンクを飲み干したカナメが新しいドリンクをとりに行ってしまった。
「やっぱり、こうして口にするのは恥ずかしいなぁ」
冷たいオレンジジュースを飲んでみても、ボクの体はまだ火照っている。恋というのは、本当に厄介なものだよ。
「お待たせ、エリー。彼とのデート話の間とっても嬉しそうにしてるから、なんだかあたしの方まで熱くなっちゃったよ。やっぱり好きなんだね、凪くんの事」
「そ、それはそうさ。彼ほどかっこいい男の子を、ボクはみたことがないんだ」
カナメは凪くん以上かもしれないけど女の子だし、充はだらしないところもあるからね。
「はいはい。惚気はまた聞くことにして──」
「き、君が話してくれと言ったんじゃないか! あまり茶化さないでおくれよ……」
頭が熱すぎて、爆発してしまいそうだ。
「なんか今日のエリー可愛いなぁ。いつも可愛いけどさ」
「カナメ!」
ボクをどうしたいんだ! これ以上言われたら、もう耐えられる自信がないぞ、ボクは。
「あー、ごめんて。まあ、とりあえずあんたが一番知りたいのは、なんで凪くんがそんなことを言ったのか、てことでしょ?」
やっと本題か。カナメはすぐに人をからかう癖がある。そこだけは、玉に瑕と言いたくなるんだ。
「そうさ。確かに、ワンピースなんてボクは普段着ないし、自分に合っていないことも分かっているよ。でも、彼ほど気の利く男の子が、なんであんな言い方をしたのかなと、不思議に思ってしまうだろう?」
「いやまあ──凪くんの気持ちは多分分かるよ? 言い方は間違ってるけどさ」
「本当かい、カナメ!」
流石カナメ! ボクの疑問も解消してくれるのかい?
「んー、そだね。じゃあさ、こんな風に言われたらどう?」
そう言ってカナメは立ち上がり、ボクのそばまで寄ってくる。
とても近くで全身を眺められるその状況は、いくらカナメ相手とはいえ少し恥ずかしく……。
「愛理先輩はやっぱり綺麗ですね。でも自分は、もう少しいつもの先輩の姿が見たかったかなぁなんて、自分の願望ですけど」
若干トーンを落として囁く彼女の声は、凪くんのそれとは声音も違うのに、まるで彼に言われているような気がしたんだ。
そして、その言葉で諭されたのであれば、ボクはきっと心を乱す事もなかったように思う。……嬉しい気持ちにしかならなかったから。
でもなんだろう。服装へのコメントも、当然この言い方なら気にならないのだけど、もっと別のところで、ボクは今心が弾んだような気がするんだ。なんでかな?
「どう? どっかおかしかった?」
「──あ、いや、ううん。そんなことない! とっても嬉しい気持ちになったよ。自分の服を改めたいとも思ったし、カナメの言っていることが少し分かった気がする」
「それならよかった」
あんなモノマネのようなことをしても、平然としているカナメはやっぱりすごいなぁ。
ボクは正直、今も胸の中がドキドキで一杯なんだ。今日という一日をちゃんと過ごせるのかな、ボクは。
その後も、他の指摘や雑談などが続き、このファミレスでお昼まで過ごすことになってしまったんだ。
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