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8章 文化祭一日目
48 客観side
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「さて、」
茜が次の言葉を発する時、被せて誰かの声がした。
「真紀! 真紀が迷子になったと母さんが心配してた、ぞ……あれ、花蘇芳 藍さんじゃないか! 今日も可愛らしいな! あれ、顔色が悪いじゃないか! 大丈夫かい?」
「織田さん……」
真紀の関係者だと知った藍は恐怖で晋治から距離を取る。どことなく雰囲気が似ていた二人が兄妹だったことに驚きが隠せないようだ。
「花蘇芳 藍さん、どうしてそんなに顔が青ざめているんだい?」
「あ……えと……」
「生徒会長! あなたの妹さんが藍ちゃんにしてきたことを知ってるんですか!」
「君は……?」
「私は空木 いちご、藍ちゃんの友達です。」
混乱するよりも知っていることを伝えようと自分を律するいちご。ふー、と深呼吸をして、晋治を見据える。
「そうか、空木 いちごさんだね。それで、真紀が花蘇芳 藍さんに何をしたって?」
本当に分からないと言うような表情。きっと真紀が藍に対して行ったことは全く知らないのだろう。
それを見ていちごは話し始める。
「この人は藍ちゃんに怪我を負わせていたんですよ。何度も! それもそのハサミを使って!」
「何!? 真紀が!?」
晋治だけでなく、音霧のメンバーも敦子達も驚きを隠せないでいた。音霧メンバーは藍が刃物を嫌っていることは知っていたが、それの原因が真紀だとは思わなかったようだ。一気に鋭い目が真紀に突き刺さる。
「そレの何が悪イノ?」
真紀は自分がしたことを理解していないのだろうか。きょとんとする。
「なっ……! 真紀、お前は……!」
「あたシはハナズオウ アイの苦痛に歪ム顔を見タイだけだヨ! それノ何が悪イノ? 確かにハナズオウ アイは何をシテても可愛イけド、一番は苦痛に歪ム顔ダヨネ!」
うっとりとそう話す真紀。一人だけ別の世界にでもいるかのよう。真紀の周りに花が飛んでいる。
「……花蘇芳 藍さん、妹が申し訳ない。謝って済む話ではないだろう。だが謝らせてくれ。すまなかった。」
藍に頭を下げる晋治。
「ナンで? なンデお兄チャんが謝ルノ? あたシ悪いコトしてなイヨ?」
「お前は馬鹿か! 人を傷つけておいて悪いことをしていないだと!? お兄ちゃんは真紀をそんな子に育てた覚えはないぞ!」
「オ兄ちゃンに育てラれた覚えハナいヨ?」
「そういうことを言ってるんじゃない! このことはお父さんに言いつけるからな!」
「エ? なんデ? 言いつケるっテどういうコト? 悪イコとナンてしてなイのニ。」
もう真紀に言い聞かせても無駄だと思ったのだろうか、晋治は藍の方を向き、話し始める。
「花蘇芳 藍さん、私の父に言って真紀の処遇を決めさせて頂けないだろうか。身内だからと言って優しくなんてするつもりはないから。」
「あ……ええと……はい。」
「私の好きな人を傷つけた罪は大きい。厳罰処分すると約束しよう。」
この言葉に何故か竜胆、茜、椿の三人が反応する。
「……分かりました。お願いします。」
藍は織田さんなら大丈夫だと思ったのだろうか。もしくは自分一人では抱えきれないと思ったのだろうか。晋治に頭を下げる。
「ありがとう、花蘇芳 藍さん。……ほら、真紀行くぞ。」
「えエ!? まダハナズオウ アイに用ガアるのニ!」
真紀はまだそんなことを言っている。状況が理解出来ていないのだろう。
「お前に拒否権はない! 自分で歩かないなら引き摺ってでも連れて行く!」
むんずと真紀の首根っこを掴み、ズルズルと引き摺って行った。
二人の姿が見えなくなった瞬間、藍はぺたんとその場に座り込み、ふう、と息をつく。今までずっと緊張状態だったのだろう、一気に気が抜けたようだ。
「藍さん、大丈夫ですか?」
皆が藍の元へ駆け寄る。藍はふっと藤の方を心配そうに見る。
「藤さん……腕、大丈夫ですか?」
「あー、うん。大丈夫。もう治ったよ?」
ひらひらとハサミを突き刺した方の腕を見せる。そこには一ミリも傷はなかった。
「良かった……」
「大丈夫大丈夫、死なない限り治せるから。多分。」
こんな時でもヘラヘラ笑って空気を軽くしようと試みる藤。そんな藤を心配そうに見るいちご達三人。
「ふじくん、それよりも……あの三人にどう説明するの?」
「え? ……ああ、確かに。どうしようね、竜胆。」
「結局私ですか。……仕方ありません、話してしまいましょうか。」
元々座っていた位置に全員が戻り、竜胆が話し始める。
「さて、空木さん方。」
「はいっ!」
「今日聞いたことは……」
「他の人には言いません! 今までもずっと隠してきたんでしょ?」
「はい、まあ……ありがとうございます。」
「あたしさ、エートスって御伽噺だと思ってたんだけど……」
「私も。でも普通にそこら辺の人間と変わらないんだね。」
まだ驚いてはいるが、だんだんと状況を理解し始める。
三人とも順応力が高かった。
「エートスって人並外れた能力が使えるんでしょ? すごいなあ。」
「瞬間移動とかも出来るの?」
「いえ。エートスはそれぞれ一つだけ特殊な能力を使えるんです。だから瞬間移動はその力を持ったエートスしか使えませんね。」
「へえー。じゃあ皆さんどんな能力なんですか? 酸漿さんはなんか怪我治してたけど……」
「そーそー、俺は触れた部分の傷を治すエートスだよー。」
「超便利! 痛い思いは傷を作った瞬間だけってことですよね?」
「あー、まあね。」
エートスに対して肯定的な意見を目の前に、音霧メンバーは固まってしまう。今までエートスに否定的な意見ばかりを気にしていたから。
「藍ちゃんは?」
「私は……視界に入れたものを動かす能力を持っています。」
「すごい! あ、高いところにある物を取る時とか便利じゃない?」
「逆にそれくらいしか使い道がないよ。」
「へえー! 知らないことを知るのも楽しいものだね!」
「……そう? 怖くない?」
ゆら、と藍の目が不安に揺れる。
「全然! だって藍ちゃんは藍ちゃんだもん。あ、皆さんもですよ! 今まで関わってきて知った人柄がこの事実だけで変わる訳でもないし、そこまで怯えることもしなくていいと思う!」
「あ、そのいちごの発言には賛成だね。」
「だよね。たまにはいい事言うね。」
「でしょー。」
もう既に順応しきっている。さすがだ。音霧メンバーもその様子を見て少しずつ緊張を和らげていった。
そしてこの日を最後に、真紀が藍の前に現れることも、見かけることもなくなったのだった。
────
オダマキ
「愚か」
茜が次の言葉を発する時、被せて誰かの声がした。
「真紀! 真紀が迷子になったと母さんが心配してた、ぞ……あれ、花蘇芳 藍さんじゃないか! 今日も可愛らしいな! あれ、顔色が悪いじゃないか! 大丈夫かい?」
「織田さん……」
真紀の関係者だと知った藍は恐怖で晋治から距離を取る。どことなく雰囲気が似ていた二人が兄妹だったことに驚きが隠せないようだ。
「花蘇芳 藍さん、どうしてそんなに顔が青ざめているんだい?」
「あ……えと……」
「生徒会長! あなたの妹さんが藍ちゃんにしてきたことを知ってるんですか!」
「君は……?」
「私は空木 いちご、藍ちゃんの友達です。」
混乱するよりも知っていることを伝えようと自分を律するいちご。ふー、と深呼吸をして、晋治を見据える。
「そうか、空木 いちごさんだね。それで、真紀が花蘇芳 藍さんに何をしたって?」
本当に分からないと言うような表情。きっと真紀が藍に対して行ったことは全く知らないのだろう。
それを見ていちごは話し始める。
「この人は藍ちゃんに怪我を負わせていたんですよ。何度も! それもそのハサミを使って!」
「何!? 真紀が!?」
晋治だけでなく、音霧のメンバーも敦子達も驚きを隠せないでいた。音霧メンバーは藍が刃物を嫌っていることは知っていたが、それの原因が真紀だとは思わなかったようだ。一気に鋭い目が真紀に突き刺さる。
「そレの何が悪イノ?」
真紀は自分がしたことを理解していないのだろうか。きょとんとする。
「なっ……! 真紀、お前は……!」
「あたシはハナズオウ アイの苦痛に歪ム顔を見タイだけだヨ! それノ何が悪イノ? 確かにハナズオウ アイは何をシテても可愛イけド、一番は苦痛に歪ム顔ダヨネ!」
うっとりとそう話す真紀。一人だけ別の世界にでもいるかのよう。真紀の周りに花が飛んでいる。
「……花蘇芳 藍さん、妹が申し訳ない。謝って済む話ではないだろう。だが謝らせてくれ。すまなかった。」
藍に頭を下げる晋治。
「ナンで? なンデお兄チャんが謝ルノ? あたシ悪いコトしてなイヨ?」
「お前は馬鹿か! 人を傷つけておいて悪いことをしていないだと!? お兄ちゃんは真紀をそんな子に育てた覚えはないぞ!」
「オ兄ちゃンに育てラれた覚えハナいヨ?」
「そういうことを言ってるんじゃない! このことはお父さんに言いつけるからな!」
「エ? なんデ? 言いつケるっテどういうコト? 悪イコとナンてしてなイのニ。」
もう真紀に言い聞かせても無駄だと思ったのだろうか、晋治は藍の方を向き、話し始める。
「花蘇芳 藍さん、私の父に言って真紀の処遇を決めさせて頂けないだろうか。身内だからと言って優しくなんてするつもりはないから。」
「あ……ええと……はい。」
「私の好きな人を傷つけた罪は大きい。厳罰処分すると約束しよう。」
この言葉に何故か竜胆、茜、椿の三人が反応する。
「……分かりました。お願いします。」
藍は織田さんなら大丈夫だと思ったのだろうか。もしくは自分一人では抱えきれないと思ったのだろうか。晋治に頭を下げる。
「ありがとう、花蘇芳 藍さん。……ほら、真紀行くぞ。」
「えエ!? まダハナズオウ アイに用ガアるのニ!」
真紀はまだそんなことを言っている。状況が理解出来ていないのだろう。
「お前に拒否権はない! 自分で歩かないなら引き摺ってでも連れて行く!」
むんずと真紀の首根っこを掴み、ズルズルと引き摺って行った。
二人の姿が見えなくなった瞬間、藍はぺたんとその場に座り込み、ふう、と息をつく。今までずっと緊張状態だったのだろう、一気に気が抜けたようだ。
「藍さん、大丈夫ですか?」
皆が藍の元へ駆け寄る。藍はふっと藤の方を心配そうに見る。
「藤さん……腕、大丈夫ですか?」
「あー、うん。大丈夫。もう治ったよ?」
ひらひらとハサミを突き刺した方の腕を見せる。そこには一ミリも傷はなかった。
「良かった……」
「大丈夫大丈夫、死なない限り治せるから。多分。」
こんな時でもヘラヘラ笑って空気を軽くしようと試みる藤。そんな藤を心配そうに見るいちご達三人。
「ふじくん、それよりも……あの三人にどう説明するの?」
「え? ……ああ、確かに。どうしようね、竜胆。」
「結局私ですか。……仕方ありません、話してしまいましょうか。」
元々座っていた位置に全員が戻り、竜胆が話し始める。
「さて、空木さん方。」
「はいっ!」
「今日聞いたことは……」
「他の人には言いません! 今までもずっと隠してきたんでしょ?」
「はい、まあ……ありがとうございます。」
「あたしさ、エートスって御伽噺だと思ってたんだけど……」
「私も。でも普通にそこら辺の人間と変わらないんだね。」
まだ驚いてはいるが、だんだんと状況を理解し始める。
三人とも順応力が高かった。
「エートスって人並外れた能力が使えるんでしょ? すごいなあ。」
「瞬間移動とかも出来るの?」
「いえ。エートスはそれぞれ一つだけ特殊な能力を使えるんです。だから瞬間移動はその力を持ったエートスしか使えませんね。」
「へえー。じゃあ皆さんどんな能力なんですか? 酸漿さんはなんか怪我治してたけど……」
「そーそー、俺は触れた部分の傷を治すエートスだよー。」
「超便利! 痛い思いは傷を作った瞬間だけってことですよね?」
「あー、まあね。」
エートスに対して肯定的な意見を目の前に、音霧メンバーは固まってしまう。今までエートスに否定的な意見ばかりを気にしていたから。
「藍ちゃんは?」
「私は……視界に入れたものを動かす能力を持っています。」
「すごい! あ、高いところにある物を取る時とか便利じゃない?」
「逆にそれくらいしか使い道がないよ。」
「へえー! 知らないことを知るのも楽しいものだね!」
「……そう? 怖くない?」
ゆら、と藍の目が不安に揺れる。
「全然! だって藍ちゃんは藍ちゃんだもん。あ、皆さんもですよ! 今まで関わってきて知った人柄がこの事実だけで変わる訳でもないし、そこまで怯えることもしなくていいと思う!」
「あ、そのいちごの発言には賛成だね。」
「だよね。たまにはいい事言うね。」
「でしょー。」
もう既に順応しきっている。さすがだ。音霧メンバーもその様子を見て少しずつ緊張を和らげていった。
そしてこの日を最後に、真紀が藍の前に現れることも、見かけることもなくなったのだった。
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オダマキ
「愚か」
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