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西の転生者
7.異母妹とお茶会
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異母妹のクレアリリーとシスティーアは、反発する磁石だ。
システィーアはそれくらい彼女を憎く思っていたし、絶対に気が合うことはないと思っていた。
贔屓差のある親の元で育てられている二人は、片親からの溺愛によって同じ我儘な娘となり、お互いの存在がとにかく目障りだった。それに加えて歳が一つしか違わないのも、互いをライバル視させる要因の一つだったのだろう。システィーアもドレスや宝石を強請っては、少しでも相手より優位に立とうと必死だった。
⋯⋯前世を思い出すまでは。
システィーアの心には、以前と違ってかなりゆとりがあった。必死に優位性を得ようとしていた過去の自分を俯瞰して、黒歴史だなと思えるくらいには大きく気持ちが変わっている。それが、幼い今世の自分の中に、前世で培ってきた大人な自分の記憶が増えたからなのは明白だった。
だからクレアリリーが誰に擦り寄ろうと、惚れようと構わなかった。以前と違い、気に入らないからと形振り構わず相手を攻撃しようとは思わないし、邪魔しようとも思わない。むしろ、こちらに害がなければ関わりたくない、面倒だから。
「第三王子ファウゼル・クラングランです」
「第四王子ロンバルト・クラングランです」
システィーアは内心で盛大な溜息を吐きながら、王子方に視線を戻す。
白い髪を長い三つ編みにして肩から前にたらしてる少年と、短髪でさっぱりした雰囲気の少年の顔立ちは、まるで鏡を合わせたかのように似ていた。目尻が少し垂れた金色の瞳までそっくりで、髪型以外で違うとすれば身長と体格だろう。短髪の第四王子の方が、幾分か細くてやや小柄に見える。二人とも先日お会いしたウ国の王子程の艶は流石にまだないが、将来的に並び立てそうな雰囲気が笑みから溢れている。
そういえば第三王子のファウゼル殿下はシスティーアと同い年だと、アービス先生が言っていた。剣の才能が現王子達の中では飛び抜けておありになるのだとか。
第四王子のロンバルト殿下は第三王子の一つ年下だったはずだ。
初参加の子供がいる場合は、お茶会の始めに自己紹介があるのが普通らしい。王子たちが自己紹介すると、その後に新参者から順番に名前を名乗っていく。
当然、異母妹のクレアリリーも継母に連れられて参加している。家名が同じなので、親族なのは丸わかりだ。
継母とクレアリリーが時折鋭い視線をこちらに向けてくるが、知らんふりをして通す。紹介が終われば、すぐに大人は大人同士の会話が始まり、子供は子供同士で集まり出した。
子供たちは王子二人を取り囲むように集まりだす。貴族令嬢が群がっているその外で、システィーアだけが取り残された。
⋯⋯もしかしなくても、そうか。
システィーアは今の状況と今日の王妃の話を思い出して、どうして自分が招待されたのか納得した。
おそらく、お茶会という名の集団お見合いだったのだ。王子以外の参加している子供は女児だし、様子を見るように大人が一定の距離をとっている。
それに皆そのつもりでお洒落をして気合いを入れてきているのだろう、側から見ててもシスティーアと空気の温度が違う。現に今も一人、輪の外だ。
その輪の中心で第三王子ファウゼルの腕に、クレアリリーがべったりとくっついた。
途端に、さっきまで一定の距離を保っていた他の令嬢の目つきが鋭くなる。幼いからだろう、立場など関係なく、二人の王子殿下にアピールしようとして我も我もと令嬢達が距離を縮めていく。
その様子に、王子様達の顔から作り笑顔さえ消える。二人が困惑した表情で、お互い顔を見合わせたり、助けを求めるように王妃の方をちらちら見始めた。
しかし王妃が動く様子はない。子供たちと少し距離のあるところで、お茶をしながら婦人達とおしゃべりに興じている。
王子たちが顔を引き攣らせてる間にも、令嬢たちは容赦がない。
「私、最近、刺繍が上手くなったと先生に褒められました。ファウゼル様にも何か作って差し上げますわ。ファウゼル様は何色がお好きですか?」
「それなら私の方が上手に出来ましてよ」
「ご趣味は何ですか?」
「今度ぜひ剣のお稽古を見学させていただけませんか」
「私も見たいです!」
一気にどどっと令嬢達が喋るので、王子達は返答もままならなさそうな様子だ。
確かに王子達は育ったら美形になりそうだし優良物件だろう。だが、このバーゲンセール並の競争に参加するほどシスティーアは彼らにご執心ではない。
それよりも先程、お菓子をお土産に持って帰っても良いと許可を頂いたので、お菓子でも見に行くとしよう。
そう思い、システィーアは人だかりから離れたところにある、立食形式に置かれたお菓子のテーブルの方へ移動した。どのお菓子も色鮮やかで、とても可愛らしい。
ライオットが喜びそうなお菓子をいくつか選び、近くにいた侍女に頼んで渡す。
しかし⋯⋯。
ここにおにぎりがあればと思わずにはいられない。
未だ食べられないお米に思いを馳せて、そっと溜息を吐く。と、人が近づいて来たことに気づいて、システィーアはそちらを見た。
両腕に女の子をぶら下げた第三王子ファウゼルがシスティーアの手前で止まった。当然後ろにも数人連れている。
「何をしてるんだ?」
システィーアは顔が引き攣らないように堪えながら微笑んだ。
「王妃殿下に許可を頂いたので、お土産用のお菓子を選んでいたのです」
「まあ、なんてはしたない! お土産を強請るだなんて、上級貴族のすることではないわ」
口を開きかけたファウゼルの横から、彼の腕に巻きついていたクレアリリーが声をあげた。
驚いた顔をしたファウゼルを置いたまま、もう片方の腕に絡みついている女の子も続いて同意する。
「本当に。お家でまともなお菓子が食べれないのかしら。お可哀想」
さりげなくシスティーアだけではなく、クレアリリーにも口撃する令嬢に対して異母妹がすぐ様反論する。
「そんなことないわ。我が家でもこれくらいのお菓子、普通に出てくるもの。もう、お姉様のせいでとんだ恥をかいたわ。こちらにまで迷惑をかけないでよね。これだから卑しい血が混じってる人は困るのよ。本当、何で今日に限って勝手に参加してるのかしら。いい迷惑だわ。どうせお父様に無理を言って連れてきてもらったのでしょ。お父様には伝えておいてあげるから、早く帰ってよ」
システィーアはムッとして、怒気を吐き出すように息を吐いた。
「まあ、なんて言い草かしら。貴女が弟にお茶会のお菓子の自慢ばかりするから、幼い弟は可哀想に、いつもしょんぼりしてるのよ」
「なっ⋯⋯そんなの今は関係ないでしょ!」
「そのことを知った王妃殿下が好意でお土産の許可を下さったのに、それを無碍にするような発言は不敬ではなくて?」
ぐっと押し黙るクレアリリーにさらに畳みかける。
「それと私は今日、王妃殿下の招待でここにいるの。帰れというなら貴女が帰った方が良いわよ。これ以上王子殿下方に不敬を働く前にね」
「なっ、私は別に何も⋯⋯」
「殿下の許可なく無闇に触れるのは無礼ではなくて? どういう教育をされてるのかとお継母様が叱責されても良いのなら、好きにすればいいと思うけど」
システィーアがそう言うと、ファウゼルの片腕から悔しそうな顔をした令嬢の手がすっと離れた。
それを見たクレアリリーが一瞬迷うような仕草を見せるが、すぐに姉に負けまいとしてファウゼルにしがみつく。
「離してよ」
今まで傍観していたファウゼルの言葉で、クレアリリーは自分が冷たい瞳で見られていることに気づいて、渋々手を離した。
「助かった、ありがとう」
ファウゼルがほっとしたような顔で安堵の笑みをシスティーアに向ける。
すると、周りの令嬢たちの半分が申し訳なさそうな顔をし、もう半分がまなじりを吊り上げた。
「⋯⋯いえ」
システィーアはクレアリリーをやり込めてスッキリしたのと同時に、自分がやりすぎたことに気づいてそっと目を逸らした。
システィーアはそれくらい彼女を憎く思っていたし、絶対に気が合うことはないと思っていた。
贔屓差のある親の元で育てられている二人は、片親からの溺愛によって同じ我儘な娘となり、お互いの存在がとにかく目障りだった。それに加えて歳が一つしか違わないのも、互いをライバル視させる要因の一つだったのだろう。システィーアもドレスや宝石を強請っては、少しでも相手より優位に立とうと必死だった。
⋯⋯前世を思い出すまでは。
システィーアの心には、以前と違ってかなりゆとりがあった。必死に優位性を得ようとしていた過去の自分を俯瞰して、黒歴史だなと思えるくらいには大きく気持ちが変わっている。それが、幼い今世の自分の中に、前世で培ってきた大人な自分の記憶が増えたからなのは明白だった。
だからクレアリリーが誰に擦り寄ろうと、惚れようと構わなかった。以前と違い、気に入らないからと形振り構わず相手を攻撃しようとは思わないし、邪魔しようとも思わない。むしろ、こちらに害がなければ関わりたくない、面倒だから。
「第三王子ファウゼル・クラングランです」
「第四王子ロンバルト・クラングランです」
システィーアは内心で盛大な溜息を吐きながら、王子方に視線を戻す。
白い髪を長い三つ編みにして肩から前にたらしてる少年と、短髪でさっぱりした雰囲気の少年の顔立ちは、まるで鏡を合わせたかのように似ていた。目尻が少し垂れた金色の瞳までそっくりで、髪型以外で違うとすれば身長と体格だろう。短髪の第四王子の方が、幾分か細くてやや小柄に見える。二人とも先日お会いしたウ国の王子程の艶は流石にまだないが、将来的に並び立てそうな雰囲気が笑みから溢れている。
そういえば第三王子のファウゼル殿下はシスティーアと同い年だと、アービス先生が言っていた。剣の才能が現王子達の中では飛び抜けておありになるのだとか。
第四王子のロンバルト殿下は第三王子の一つ年下だったはずだ。
初参加の子供がいる場合は、お茶会の始めに自己紹介があるのが普通らしい。王子たちが自己紹介すると、その後に新参者から順番に名前を名乗っていく。
当然、異母妹のクレアリリーも継母に連れられて参加している。家名が同じなので、親族なのは丸わかりだ。
継母とクレアリリーが時折鋭い視線をこちらに向けてくるが、知らんふりをして通す。紹介が終われば、すぐに大人は大人同士の会話が始まり、子供は子供同士で集まり出した。
子供たちは王子二人を取り囲むように集まりだす。貴族令嬢が群がっているその外で、システィーアだけが取り残された。
⋯⋯もしかしなくても、そうか。
システィーアは今の状況と今日の王妃の話を思い出して、どうして自分が招待されたのか納得した。
おそらく、お茶会という名の集団お見合いだったのだ。王子以外の参加している子供は女児だし、様子を見るように大人が一定の距離をとっている。
それに皆そのつもりでお洒落をして気合いを入れてきているのだろう、側から見ててもシスティーアと空気の温度が違う。現に今も一人、輪の外だ。
その輪の中心で第三王子ファウゼルの腕に、クレアリリーがべったりとくっついた。
途端に、さっきまで一定の距離を保っていた他の令嬢の目つきが鋭くなる。幼いからだろう、立場など関係なく、二人の王子殿下にアピールしようとして我も我もと令嬢達が距離を縮めていく。
その様子に、王子様達の顔から作り笑顔さえ消える。二人が困惑した表情で、お互い顔を見合わせたり、助けを求めるように王妃の方をちらちら見始めた。
しかし王妃が動く様子はない。子供たちと少し距離のあるところで、お茶をしながら婦人達とおしゃべりに興じている。
王子たちが顔を引き攣らせてる間にも、令嬢たちは容赦がない。
「私、最近、刺繍が上手くなったと先生に褒められました。ファウゼル様にも何か作って差し上げますわ。ファウゼル様は何色がお好きですか?」
「それなら私の方が上手に出来ましてよ」
「ご趣味は何ですか?」
「今度ぜひ剣のお稽古を見学させていただけませんか」
「私も見たいです!」
一気にどどっと令嬢達が喋るので、王子達は返答もままならなさそうな様子だ。
確かに王子達は育ったら美形になりそうだし優良物件だろう。だが、このバーゲンセール並の競争に参加するほどシスティーアは彼らにご執心ではない。
それよりも先程、お菓子をお土産に持って帰っても良いと許可を頂いたので、お菓子でも見に行くとしよう。
そう思い、システィーアは人だかりから離れたところにある、立食形式に置かれたお菓子のテーブルの方へ移動した。どのお菓子も色鮮やかで、とても可愛らしい。
ライオットが喜びそうなお菓子をいくつか選び、近くにいた侍女に頼んで渡す。
しかし⋯⋯。
ここにおにぎりがあればと思わずにはいられない。
未だ食べられないお米に思いを馳せて、そっと溜息を吐く。と、人が近づいて来たことに気づいて、システィーアはそちらを見た。
両腕に女の子をぶら下げた第三王子ファウゼルがシスティーアの手前で止まった。当然後ろにも数人連れている。
「何をしてるんだ?」
システィーアは顔が引き攣らないように堪えながら微笑んだ。
「王妃殿下に許可を頂いたので、お土産用のお菓子を選んでいたのです」
「まあ、なんてはしたない! お土産を強請るだなんて、上級貴族のすることではないわ」
口を開きかけたファウゼルの横から、彼の腕に巻きついていたクレアリリーが声をあげた。
驚いた顔をしたファウゼルを置いたまま、もう片方の腕に絡みついている女の子も続いて同意する。
「本当に。お家でまともなお菓子が食べれないのかしら。お可哀想」
さりげなくシスティーアだけではなく、クレアリリーにも口撃する令嬢に対して異母妹がすぐ様反論する。
「そんなことないわ。我が家でもこれくらいのお菓子、普通に出てくるもの。もう、お姉様のせいでとんだ恥をかいたわ。こちらにまで迷惑をかけないでよね。これだから卑しい血が混じってる人は困るのよ。本当、何で今日に限って勝手に参加してるのかしら。いい迷惑だわ。どうせお父様に無理を言って連れてきてもらったのでしょ。お父様には伝えておいてあげるから、早く帰ってよ」
システィーアはムッとして、怒気を吐き出すように息を吐いた。
「まあ、なんて言い草かしら。貴女が弟にお茶会のお菓子の自慢ばかりするから、幼い弟は可哀想に、いつもしょんぼりしてるのよ」
「なっ⋯⋯そんなの今は関係ないでしょ!」
「そのことを知った王妃殿下が好意でお土産の許可を下さったのに、それを無碍にするような発言は不敬ではなくて?」
ぐっと押し黙るクレアリリーにさらに畳みかける。
「それと私は今日、王妃殿下の招待でここにいるの。帰れというなら貴女が帰った方が良いわよ。これ以上王子殿下方に不敬を働く前にね」
「なっ、私は別に何も⋯⋯」
「殿下の許可なく無闇に触れるのは無礼ではなくて? どういう教育をされてるのかとお継母様が叱責されても良いのなら、好きにすればいいと思うけど」
システィーアがそう言うと、ファウゼルの片腕から悔しそうな顔をした令嬢の手がすっと離れた。
それを見たクレアリリーが一瞬迷うような仕草を見せるが、すぐに姉に負けまいとしてファウゼルにしがみつく。
「離してよ」
今まで傍観していたファウゼルの言葉で、クレアリリーは自分が冷たい瞳で見られていることに気づいて、渋々手を離した。
「助かった、ありがとう」
ファウゼルがほっとしたような顔で安堵の笑みをシスティーアに向ける。
すると、周りの令嬢たちの半分が申し訳なさそうな顔をし、もう半分がまなじりを吊り上げた。
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