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西の転生者
16.カインベルの憂い2
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「ぶはははっ」
余程腹に据えかねていたのだろう。カインベルが、ガゼボでの姉が妹に引導を渡した話をすると、ファウゼル殿下は声を上げて笑った。それだけにとどまらず、心底愉快という様子で、自室のソファの上で笑い転げている。そんなファウゼル殿下を早々に放って、カインベルは対面席で静かにお茶を口にした。
ロンバルト殿下の失態から始まったクレアリリー参加の朝の集まりは、彼女のおかげでとても酷いものだった。
以前城内のお茶会にあったシスティーアの悪い噂は、おそらくクレアリリーのことだったのだろう。何をするにも自分が中心でないと気が済まなくて、すぐに癇癪を起こす。酷いと辺りに物が散乱する。絶対にファウゼル殿下から離れようとせず、とにかく邪魔だった。おまけに勉強に対する意欲がなく、学ぼうとする人の邪魔をしてくるので本当にタチが悪い。
ファウゼル殿下は堪えきれなくなり、彼女を城内立ち入り禁止にしてもらえるよう、何度か王妃殿下に頼んだらしい。だが、通らなかったそうだ。きっと、大人の事情というやつだろう。
「やっと、追い払えたなぁ。しかし、解散か。前は結構楽しかったんだけどな」
ファウゼル殿下が思い出すように遠くを見ている。
「残念だと思うなら、今度はフォンベルツ家で集まれるように提案してみます? つい数日前に、クレアリリー嬢は母親と一緒にフォンベルツ家の別邸をでて、レミアント侯爵邸で生活しているらしいですよ」
「母親の実家か。追い出されたのか? まあ、あれだけ酷ければな⋯⋯」
「さあ、どうでしょう。理由は知りませんが。それより、近々コメを収穫するとのことです」
カインベルの言葉を聞いて、ファウゼルが首を傾げる。
「何だっけ」
「前に話しましたよ。ウ国という東の小国の穀物です。ティアが大層気に入っているという」
「あぁー⋯⋯」
長ソファの真ん中で、ファウゼル殿下が背もたれに頭を預けて上を向く。おそらく思い出せていないのだろう。
向かいのソファに座っていたカインベルは、小さな溜息をこぼした。
「収穫の日、フォンベルツ家にウ国の第二王子が訪れる予定になっています。その王子を牽制するよう、父上に言われてます」
「牽制? 相手は小国なんだろ? 何を牽制するんだ⋯⋯あ、待った。穀物の収穫って、何処でするんだ?」
普段、人の話を聞いていないのがよくわかるなと思いながら、カインベルは額を押さえた。
「前にも言いましたが、フォンベルツ侯爵邸ですよ。庭の一角をコメ専用の畑に変えたそうです」
「なんだ、都合良く遊びに行けるではないか」
カインベルはワクワクとしだしたファウゼル殿下を見て、思わず天井を仰ぎ見た。
収穫日当日。
カインベルはゆっくりと馬車から降りると、位置を横にずれて、目の前に聳え立つ邸に目をやった。一般的な白い石造りの貴族邸だが、クロウゼン侯爵邸より一回り大きく見える。前庭の花は赤で統一されていて、とても華やかだ。
カインベルの次にロンバルト殿下が降りる。続いてファウゼル殿下だ。その周りを騎馬で来ていた護衛が取り囲む。
ロンバルト殿下と一緒になるのは久々だった。クレアリリーが城内を彷徨くようになってすぐに、彼が自分の宮に籠るようになったからだ。ロンバルト殿下のみ母親が異なる為、王子の中で彼だけ住まいが違う。ファウゼル殿下でさえ、顔を合わせることが稀だと言っていた。だというのに、当然のように今この場にいるのは偶然ではないはずだ。カインベルは警戒気味に、ちらとロンバルト殿下を見た。
何処で今日のことを知ったのか。
クレアリリーが城に来なくなってすぐ、ロンバルト殿下はファウゼル殿下の部屋を訪れたそうだ。ファウゼル殿下は素直な気質なので気にされていないようだが、本当に偶然なのだろうか。今まで交流という交流もなかったというのに。
しかし、今回のことで分かったこともある。ロンバルト殿下は自分に都合が悪くなると保身に走り、責任が取れない方だということだ。自分を守るためならば、兄であっても裏切る可能性がある。そう考えると、自然とピリピリしてしまう。
「ここがフォンベルツ公爵邸か」
好奇心で目を輝かせたファウゼル殿下が呑気にそう言う。すると、公爵邸の使用人が進み出て来て案内を申し出た。
システィーアに直接庭に通すように言われているらしい。建物をぐるりと迂回すると、広い裏庭へでた。色取り取りの花たちに出迎えられると、奥にガゼボが見えた。その更に奥、黄色く揺れる穂の塊が見える。
その端に、薄く茶色づいた髪を肩口で切り揃えた歳上の⋯⋯おそらく青年だろう。綺麗な顔立ちをしたその者は、見慣れぬ衣装を着た者たちの集団の中で、同じような衣を纏って立っていた。
彼らはこちらに気づくと、慌てた様子で跪く。
ファウゼル殿下は気に留めなかったのか、彼らに手で直るように指示を出すと、そのまま少し離れた場所まで移動した。
「あれがウの者か。変わった衣だな」
小声でファウゼル殿下がそう言うと、ロンバルト殿下が頷いた。
「外国の者は皆あのように、変わった服を着ているのかな」
「いや、何度か公務の場に出席したことがあるが、こんな変わった衣は見たことがない。カインは何か知ってるか?」
ファウゼル殿下に尋ねられて、カインベルはウの者に視線を向けた。刺繍で縁取りされた簡素な服を腰紐で絞っただけの衣装だが、裾をたくし上げることを想定されているようだ。たくし上げて見える裏地に綺麗な染めの模様が入っている。
「僕も見たことがないです。ウ国は東の小国らしいから、東の方はあのような衣装が普通なのかもしれないです。ウ国とは最近貿易を始めたばかりだと聞きましたし」
「貿易? 外の国と取引なんて珍しい。もしかしてこの黄色の作物か?」
すぐ側で風に揺れてる黄色の穂に視線を移したファウゼル殿下に、カインベルは頷いた。
「元々は酒を輸入していたと聞きました。コメは本当につい最近、ティアの強い要望で取引が始まったみたいです」
「そんなに気に入ってるのか」
カインベルがファウゼル殿下と話していると、突然ロンバルト殿下が声を上げた。
二人がロンバルト殿下の視線の先を見ると、ウの者の方へ行くシスティーアが目に入った。彼女は頬を染めて、キラキラとした瞳でウの者と話している。
カインベルがその光景に目を見開くと、それに連動するかのように胸の内にもやっとしたものが広がった。
「行くぞ」
面白くないと思ったのはカインベルだけではなかったようだ。ファウゼル殿下の声がいつもより低い。ロンバルトの表情も硬い。
システィーアの元に向かうファウゼル殿下の後に続いて皆がぞろぞろと動く。
「おい」
声に振り向いたシスティーアは、殿下方やカインベルの存在に気づいていなかったのだろう。口を開きかけた所で初めて、こちらの様子に気づき顔色を変えた。
「ティア、その人は?」
ファウゼル殿下にそう尋ねられてもシスティーアは硬直して動かない。何度か口を動かそうとはしてるが、言葉が出てこないようだ。
その間にファウゼル殿下の足元に、ウの者が跪く。すると、システィーアは目に見えてオロオロしだした。
何をそんなに狼狽える必要があるのか。湧き上がるイライラを抑えて、カインベルはじっと彼女を観察する。しかしシスティーアがそれに気づく様子はない。
結局、システィーアが口出しすることはなく、ウ国の王子はあっさり退場してくれた。
けれど、ウの者が去っていくのを名残惜しそうに見つめ、あまつさえ小さな溜息を漏らすシスティーアを見て、カインベルは思った。
父が心配していたのはこれだったのかもしれない、と。
余程腹に据えかねていたのだろう。カインベルが、ガゼボでの姉が妹に引導を渡した話をすると、ファウゼル殿下は声を上げて笑った。それだけにとどまらず、心底愉快という様子で、自室のソファの上で笑い転げている。そんなファウゼル殿下を早々に放って、カインベルは対面席で静かにお茶を口にした。
ロンバルト殿下の失態から始まったクレアリリー参加の朝の集まりは、彼女のおかげでとても酷いものだった。
以前城内のお茶会にあったシスティーアの悪い噂は、おそらくクレアリリーのことだったのだろう。何をするにも自分が中心でないと気が済まなくて、すぐに癇癪を起こす。酷いと辺りに物が散乱する。絶対にファウゼル殿下から離れようとせず、とにかく邪魔だった。おまけに勉強に対する意欲がなく、学ぼうとする人の邪魔をしてくるので本当にタチが悪い。
ファウゼル殿下は堪えきれなくなり、彼女を城内立ち入り禁止にしてもらえるよう、何度か王妃殿下に頼んだらしい。だが、通らなかったそうだ。きっと、大人の事情というやつだろう。
「やっと、追い払えたなぁ。しかし、解散か。前は結構楽しかったんだけどな」
ファウゼル殿下が思い出すように遠くを見ている。
「残念だと思うなら、今度はフォンベルツ家で集まれるように提案してみます? つい数日前に、クレアリリー嬢は母親と一緒にフォンベルツ家の別邸をでて、レミアント侯爵邸で生活しているらしいですよ」
「母親の実家か。追い出されたのか? まあ、あれだけ酷ければな⋯⋯」
「さあ、どうでしょう。理由は知りませんが。それより、近々コメを収穫するとのことです」
カインベルの言葉を聞いて、ファウゼルが首を傾げる。
「何だっけ」
「前に話しましたよ。ウ国という東の小国の穀物です。ティアが大層気に入っているという」
「あぁー⋯⋯」
長ソファの真ん中で、ファウゼル殿下が背もたれに頭を預けて上を向く。おそらく思い出せていないのだろう。
向かいのソファに座っていたカインベルは、小さな溜息をこぼした。
「収穫の日、フォンベルツ家にウ国の第二王子が訪れる予定になっています。その王子を牽制するよう、父上に言われてます」
「牽制? 相手は小国なんだろ? 何を牽制するんだ⋯⋯あ、待った。穀物の収穫って、何処でするんだ?」
普段、人の話を聞いていないのがよくわかるなと思いながら、カインベルは額を押さえた。
「前にも言いましたが、フォンベルツ侯爵邸ですよ。庭の一角をコメ専用の畑に変えたそうです」
「なんだ、都合良く遊びに行けるではないか」
カインベルはワクワクとしだしたファウゼル殿下を見て、思わず天井を仰ぎ見た。
収穫日当日。
カインベルはゆっくりと馬車から降りると、位置を横にずれて、目の前に聳え立つ邸に目をやった。一般的な白い石造りの貴族邸だが、クロウゼン侯爵邸より一回り大きく見える。前庭の花は赤で統一されていて、とても華やかだ。
カインベルの次にロンバルト殿下が降りる。続いてファウゼル殿下だ。その周りを騎馬で来ていた護衛が取り囲む。
ロンバルト殿下と一緒になるのは久々だった。クレアリリーが城内を彷徨くようになってすぐに、彼が自分の宮に籠るようになったからだ。ロンバルト殿下のみ母親が異なる為、王子の中で彼だけ住まいが違う。ファウゼル殿下でさえ、顔を合わせることが稀だと言っていた。だというのに、当然のように今この場にいるのは偶然ではないはずだ。カインベルは警戒気味に、ちらとロンバルト殿下を見た。
何処で今日のことを知ったのか。
クレアリリーが城に来なくなってすぐ、ロンバルト殿下はファウゼル殿下の部屋を訪れたそうだ。ファウゼル殿下は素直な気質なので気にされていないようだが、本当に偶然なのだろうか。今まで交流という交流もなかったというのに。
しかし、今回のことで分かったこともある。ロンバルト殿下は自分に都合が悪くなると保身に走り、責任が取れない方だということだ。自分を守るためならば、兄であっても裏切る可能性がある。そう考えると、自然とピリピリしてしまう。
「ここがフォンベルツ公爵邸か」
好奇心で目を輝かせたファウゼル殿下が呑気にそう言う。すると、公爵邸の使用人が進み出て来て案内を申し出た。
システィーアに直接庭に通すように言われているらしい。建物をぐるりと迂回すると、広い裏庭へでた。色取り取りの花たちに出迎えられると、奥にガゼボが見えた。その更に奥、黄色く揺れる穂の塊が見える。
その端に、薄く茶色づいた髪を肩口で切り揃えた歳上の⋯⋯おそらく青年だろう。綺麗な顔立ちをしたその者は、見慣れぬ衣装を着た者たちの集団の中で、同じような衣を纏って立っていた。
彼らはこちらに気づくと、慌てた様子で跪く。
ファウゼル殿下は気に留めなかったのか、彼らに手で直るように指示を出すと、そのまま少し離れた場所まで移動した。
「あれがウの者か。変わった衣だな」
小声でファウゼル殿下がそう言うと、ロンバルト殿下が頷いた。
「外国の者は皆あのように、変わった服を着ているのかな」
「いや、何度か公務の場に出席したことがあるが、こんな変わった衣は見たことがない。カインは何か知ってるか?」
ファウゼル殿下に尋ねられて、カインベルはウの者に視線を向けた。刺繍で縁取りされた簡素な服を腰紐で絞っただけの衣装だが、裾をたくし上げることを想定されているようだ。たくし上げて見える裏地に綺麗な染めの模様が入っている。
「僕も見たことがないです。ウ国は東の小国らしいから、東の方はあのような衣装が普通なのかもしれないです。ウ国とは最近貿易を始めたばかりだと聞きましたし」
「貿易? 外の国と取引なんて珍しい。もしかしてこの黄色の作物か?」
すぐ側で風に揺れてる黄色の穂に視線を移したファウゼル殿下に、カインベルは頷いた。
「元々は酒を輸入していたと聞きました。コメは本当につい最近、ティアの強い要望で取引が始まったみたいです」
「そんなに気に入ってるのか」
カインベルがファウゼル殿下と話していると、突然ロンバルト殿下が声を上げた。
二人がロンバルト殿下の視線の先を見ると、ウの者の方へ行くシスティーアが目に入った。彼女は頬を染めて、キラキラとした瞳でウの者と話している。
カインベルがその光景に目を見開くと、それに連動するかのように胸の内にもやっとしたものが広がった。
「行くぞ」
面白くないと思ったのはカインベルだけではなかったようだ。ファウゼル殿下の声がいつもより低い。ロンバルトの表情も硬い。
システィーアの元に向かうファウゼル殿下の後に続いて皆がぞろぞろと動く。
「おい」
声に振り向いたシスティーアは、殿下方やカインベルの存在に気づいていなかったのだろう。口を開きかけた所で初めて、こちらの様子に気づき顔色を変えた。
「ティア、その人は?」
ファウゼル殿下にそう尋ねられてもシスティーアは硬直して動かない。何度か口を動かそうとはしてるが、言葉が出てこないようだ。
その間にファウゼル殿下の足元に、ウの者が跪く。すると、システィーアは目に見えてオロオロしだした。
何をそんなに狼狽える必要があるのか。湧き上がるイライラを抑えて、カインベルはじっと彼女を観察する。しかしシスティーアがそれに気づく様子はない。
結局、システィーアが口出しすることはなく、ウ国の王子はあっさり退場してくれた。
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