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1章 波乱の開幕
閑話 龍虎 雹・霙 side
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俺たち(僕たち)には、大事な幼馴染がいる。なのに…高校からのいつもの帰り道で悲劇は起きた……猫の声というか動物たちの助けを求める声がいつものごとく棗の耳に届いたのだろう…一緒棗から目を離し俺たち(僕たち)2人で他愛のない話をしていたら突如棗がトップスピードで走り出し道路に飛び出して行った。何があったのかと脳が理解する前に俺たち(僕たち)の身体は棗の後を追って走り出していた…瞬時に棗の目の前に居眠り運転をしているであろうトラックが蛇行しながら棗に迫り、棗は眼前に迫るトラックを見て身体が強張り動けなくなってしまった猫を抱き抱えトラックから背に庇った…
…刹那の瞬間のようであるのに俺たち(僕たち)には棗が轢き殺されそうな瞬間がスローモーションに見え、2.3メートル手前まで追いついたが、棗まで間に合わないと脳が理解する前手を前に出しながら叫んだ……
"棗ぇぇぇ、俺の前から姿を消すなんて許さねぇぞ!!
"
'僕の前からいなくなるなんて、誰が許可したんだよっ
'
"'棗は俺の(僕の)ものだろっ""その直後ドォーンというトラックがガードレールにぶつかり横倒しになった爆音と共に轢き殺されたであろう意識を失った棗の身体と自分たちの身体が淡い光に包まれ、あまりの眩しさ
に瞼を閉じ、次に目を開いた時には大自然の草原の中に多様な種類の猫と意識を失った棗が倒れており別世界に行ったことを目の当たりにした。
瞬時に棗に俺たち(僕たち)は駆け寄って怪我の有無を調べたが棗はキズ一つなくただ意識を失っているだけのようだった。
"良かった!心配させやがって。"
'棗は女の子なんだから、キズモノの身体にならなくて本当に良かったよ…'
2人は棗が目の前にいる現実に安堵して涙した…。
2人でこの後どうするか相談していると、1匹の白銀に光る身体を持つオッドアイの猫が頭の中で念話してきた。
[そなた達は、彼女の知り合いかの?]
" ' えっ、猫が喋った!?……ええ、彼女は俺たち(僕たち)の大事な幼馴染です(だよ)
[そなた達が驚くのも無理はない。地球では動物と話せるものは稀のようじゃしの。儂の名前はムーンという。そうであったか、そなた達は、儂の転移の力に巻き込まれただけのようじゃの…彼女の命を助ける為とはいえ巻き込んでしまってすまない…彼女は儂の一族の1人である猫又族であるルナを居眠り運転のトラックから身を呈して助けようとしてくれた。本来なら、彼女は死亡してしまうはずじゃったが猫又族の王であり神である儂の力を使い彼女を身体と魂ごと、このマタタビ王国に移したのじゃ
。神にも誓約があり、転移できる者は儂自身または儂と近しい者に認めれたor助けた場合に限り、身体と魂を別世界から転移した場合その者は元の世界の時間軸と輪廻の輪から外れ二度と元の世界に帰ることができなくなってしまうのじゃ。じゃから彼女は、地球に帰ることはできないのじゃ。じゃが彼女の地球での生活を奪ってしまった責任を持って儂の加護をつけ、ずっと見守るから安心してほしい。幸いそなた達は彼女の
近くにいた為に転移に巻き込まれただけじゃから儂の力で地球に帰すこともできるがどうしたいか教えてほしいのじゃ。……ただし二度と彼女に会うことはできないが]
とムーンと名乗る猫が申し訳なさそうに呟いた。
俺たち(僕たち)は、迷うことなく言った。
' "ムーン様、棗を助けてくれてありがとな(ね)、俺たち(僕たち)は棗に出会ってからモノクロだった世界に色がついたんだよな(ね)。だから棗のいない世界には耐えられないから迷わずこの世界で棗と暮らしていくことを選ぶよ" '
[そうか……ただ異世界人が転移した場合は誓約があり後に意識が戻ったら彼女にも告げるが彼女を含めそなた達は、この世界からすると本来いなかった存在異分子じゃから当然転移先である器つまり肉体がない。
彼女の場合も身体はあるがこの世界で少しでも生活しやすくしてもらう為今の身体ではなく赤子として新たに肉体を与え転生してもらうつもりじゃ。
何しろこの世界には、人間がいないのじゃ。命の恩人が迫害される対象になったら嫌じゃからの。この世界には12王家とその各々の属する村や町があり、12王家は日本でいうところの12の干支を関する動物たちが仕切っており、どの国も対等の力を持つ国同士は円になるように並んでおりお互いの国に橋がかかっており犯罪歴などがなければ国から国への移動や移住は自由じゃ。
ただ日本とは違うのは円形状に繋がる12王家の円の中心に儂の一族が住まう猫又王家であるマタタビ王国があることじゃな。ちなみに今現在儂らのおるところはマタタビ王国内の広大な庭園じゃ。
猫又一族は神の遣いとして、他の干支の一族の生命や国を創り、他の干支の一族から崇められておる為、円形状の中心に国があるのじゃ。
棗には、儂の加護をつける意味も含め、猫又族の姫として転生してもらうつもりじゃ。
そなた達には悪いが、神の誓約条件を満たしたのは棗だけであった故
、儂の力でそなた達の転生先を指定できぬじゃ…ただ1つ言えるのは、そなた達に関わりが深いまたは名字や名前に関連した国にそれぞれ赤子として転生するじゃろうが、よいかの?]
"おぅ、俺は構わない棗って言う大事な幼馴染と霙が俺の半身であることに変わりはないしな"
'僕も構わない。棗が僕の大事な幼馴染で兄貴で半身なのが雹ってことに変わりはないから'
[2人とも意志は固いようじゃの…ではこれより転生するからの次に目が覚めたら赤子の姿で地球での記憶持ちじゃ。それぞれその国の獣人に適した身体になっているから迫害される心配はないから安心してほしい…ではの……最後に彼女の右頬に儂の加護である刺青が入っているから探す際はその特徴を参考にしてほしい]その声を最後に俺たち(僕たち)は意識を失った……
…刹那の瞬間のようであるのに俺たち(僕たち)には棗が轢き殺されそうな瞬間がスローモーションに見え、2.3メートル手前まで追いついたが、棗まで間に合わないと脳が理解する前手を前に出しながら叫んだ……
"棗ぇぇぇ、俺の前から姿を消すなんて許さねぇぞ!!
"
'僕の前からいなくなるなんて、誰が許可したんだよっ
'
"'棗は俺の(僕の)ものだろっ""その直後ドォーンというトラックがガードレールにぶつかり横倒しになった爆音と共に轢き殺されたであろう意識を失った棗の身体と自分たちの身体が淡い光に包まれ、あまりの眩しさ
に瞼を閉じ、次に目を開いた時には大自然の草原の中に多様な種類の猫と意識を失った棗が倒れており別世界に行ったことを目の当たりにした。
瞬時に棗に俺たち(僕たち)は駆け寄って怪我の有無を調べたが棗はキズ一つなくただ意識を失っているだけのようだった。
"良かった!心配させやがって。"
'棗は女の子なんだから、キズモノの身体にならなくて本当に良かったよ…'
2人は棗が目の前にいる現実に安堵して涙した…。
2人でこの後どうするか相談していると、1匹の白銀に光る身体を持つオッドアイの猫が頭の中で念話してきた。
[そなた達は、彼女の知り合いかの?]
" ' えっ、猫が喋った!?……ええ、彼女は俺たち(僕たち)の大事な幼馴染です(だよ)
[そなた達が驚くのも無理はない。地球では動物と話せるものは稀のようじゃしの。儂の名前はムーンという。そうであったか、そなた達は、儂の転移の力に巻き込まれただけのようじゃの…彼女の命を助ける為とはいえ巻き込んでしまってすまない…彼女は儂の一族の1人である猫又族であるルナを居眠り運転のトラックから身を呈して助けようとしてくれた。本来なら、彼女は死亡してしまうはずじゃったが猫又族の王であり神である儂の力を使い彼女を身体と魂ごと、このマタタビ王国に移したのじゃ
。神にも誓約があり、転移できる者は儂自身または儂と近しい者に認めれたor助けた場合に限り、身体と魂を別世界から転移した場合その者は元の世界の時間軸と輪廻の輪から外れ二度と元の世界に帰ることができなくなってしまうのじゃ。じゃから彼女は、地球に帰ることはできないのじゃ。じゃが彼女の地球での生活を奪ってしまった責任を持って儂の加護をつけ、ずっと見守るから安心してほしい。幸いそなた達は彼女の
近くにいた為に転移に巻き込まれただけじゃから儂の力で地球に帰すこともできるがどうしたいか教えてほしいのじゃ。……ただし二度と彼女に会うことはできないが]
とムーンと名乗る猫が申し訳なさそうに呟いた。
俺たち(僕たち)は、迷うことなく言った。
' "ムーン様、棗を助けてくれてありがとな(ね)、俺たち(僕たち)は棗に出会ってからモノクロだった世界に色がついたんだよな(ね)。だから棗のいない世界には耐えられないから迷わずこの世界で棗と暮らしていくことを選ぶよ" '
[そうか……ただ異世界人が転移した場合は誓約があり後に意識が戻ったら彼女にも告げるが彼女を含めそなた達は、この世界からすると本来いなかった存在異分子じゃから当然転移先である器つまり肉体がない。
彼女の場合も身体はあるがこの世界で少しでも生活しやすくしてもらう為今の身体ではなく赤子として新たに肉体を与え転生してもらうつもりじゃ。
何しろこの世界には、人間がいないのじゃ。命の恩人が迫害される対象になったら嫌じゃからの。この世界には12王家とその各々の属する村や町があり、12王家は日本でいうところの12の干支を関する動物たちが仕切っており、どの国も対等の力を持つ国同士は円になるように並んでおりお互いの国に橋がかかっており犯罪歴などがなければ国から国への移動や移住は自由じゃ。
ただ日本とは違うのは円形状に繋がる12王家の円の中心に儂の一族が住まう猫又王家であるマタタビ王国があることじゃな。ちなみに今現在儂らのおるところはマタタビ王国内の広大な庭園じゃ。
猫又一族は神の遣いとして、他の干支の一族の生命や国を創り、他の干支の一族から崇められておる為、円形状の中心に国があるのじゃ。
棗には、儂の加護をつける意味も含め、猫又族の姫として転生してもらうつもりじゃ。
そなた達には悪いが、神の誓約条件を満たしたのは棗だけであった故
、儂の力でそなた達の転生先を指定できぬじゃ…ただ1つ言えるのは、そなた達に関わりが深いまたは名字や名前に関連した国にそれぞれ赤子として転生するじゃろうが、よいかの?]
"おぅ、俺は構わない棗って言う大事な幼馴染と霙が俺の半身であることに変わりはないしな"
'僕も構わない。棗が僕の大事な幼馴染で兄貴で半身なのが雹ってことに変わりはないから'
[2人とも意志は固いようじゃの…ではこれより転生するからの次に目が覚めたら赤子の姿で地球での記憶持ちじゃ。それぞれその国の獣人に適した身体になっているから迫害される心配はないから安心してほしい…ではの……最後に彼女の右頬に儂の加護である刺青が入っているから探す際はその特徴を参考にしてほしい]その声を最後に俺たち(僕たち)は意識を失った……
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