私が猫又族のお姫様!?

モルガナ

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1章 波乱の開幕

猫耳美少女と大妖精"綿飴"

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あれから生後1ヶ月ほどが過ぎ、少しずつ目が見えるようになってきた……
地球でハマっていた異世界転生ものの小説のようにオムツやミルクは恥辱ものと覚悟していたが、どうやら私は今は地球でお馴染みの子猫自体になっているらしく……本能的にお乳を吸うことに躊躇いはなく、どうやら授乳中の際はお母さんが猫型の姿に変身してくれたのでそれほど小説で読んだテンプレのように抵抗はなかった……オムツも幼児期はどうやら5、6歳になるまで人型になることはどんなに優秀な猫又族でもできないらしく、地球でいうペットシーツを敷いてあったので、排泄も問題なくできたのは幸いだった……


目が見えて初めて分かったのだが、お母さんのルーナは、猫耳の折れていない地球でいうスコティッシュフォールドらしく地球でもそうだった生まれてくる7割ほどは耳が立っているらしい。逆にお父さんのシエルは耳折れで、地球でも確か3割ほどしかいなかったはずだ…

猫耳の生えた人型のお母さんは出るとこは出て絞まるとこはしまったボンキュボンスタイルで新雪のような艶のある美しい髪に澄んだゴールドの瞳に桜色の頬、シルクのような白い肌をした目尻の垂れた愛らしい系美人だ。

逆に猫耳の生えたお父さんは、日頃から鍛えた引き締まった無駄のない均整のとれた身体に漆黒の艶ある髪に王族特有の白銀の瞳に怜悧で色白な美貌を併せ持ち、ぱっと見は冷たい印象を与えるが私やお母さんの前では、花がほころぶように笑う一児の父親とは思えないイケメンだ。

私はそんな両親のいいとこ取りをしたような容姿らしく、お母さんの美しい雪原のような毛並みにお父さん譲りの漆黒の斑模様が入った地球でいうところの雪豹のような毛並みらしい…瞳も両親譲りらしく左は澄んだゴールド、右は白銀の瞳を持つオッドアイで利発そうで愛らしい顔立ちらしい…この世界でオッドアイは極めて稀らしく、なおかつムーン様のシンボルであらは加護である右頬にある三日月型をした藍色の刺青を…身体に体現させる子は過去を遡ってもいないらしい

私は、耳はお父さんに似て珍しい耳折れらしく、美しい見た目も相まって毎日大層可愛がられている。


大切にされているのは嬉しいのだけど…私にはある悩みあるがある
地球での高校生までの記憶がある私には赤ちゃん言葉は聞くに耐えない

普段イケメンや美女であるとなおさらだ…

"ナツメ~今日も可愛いでちゅね!早くパパって呼んでくれないかなぁ"

[アナタ何言ってるの……こんなに可愛い子を授かることができたのはアナタのおかげだけど私が先にママって呼んでもらうんですからね]



【にゃぁ~にゃっ】(喧嘩はやめて)

"うちの子可愛いい~流石ルーナの子"

[本当に可愛らしいわ!流石アナタの子ね]

日々こんな親バカな言い争いをした後お互いをべた褒めしている夫婦仲の良い家の子供になれて嬉しいが頼むから見てないとこでやってくれ…親バカな水掛け論をする度に私は仲裁役として止めに入るまでが、仕事で、その後は2人の甘い雰囲気を見せつけられてたまったもんじゃない…これじゃどっちが大人か分かったもんじゃないや。


そんなこんなで生後約1年経った頃まだ若干赤ちゃん言葉は抜けないが、簡単なことなら話せるようになった。

ある日、私が子供部屋で遊んでいると開いていた窓から白い光の玉が羽根をパタパタさせて室内に入って来て、柔らかなカーペットの上に着地したかと思えば、
羽根と光が消え、白くて小さな身体にこれまた小さな耳と尻尾が生えた生き物が丸まって寝ていた…

私は、ムーン様の加護のおかげで自分や家族に悪意を持つ者がいれば鑑定して察知できるので、即座に丸い物体を無詠唱で鑑定してみると…


鑑定結果

ポメラニアンの大妖精(たぬき顔)
1歳  
この小さな身体で既に大人

ナツメの容姿、スキル、優しさなどの全てに惹かれ相棒にしてもらうためにはるばるキャロット大森林からやって来た。

スキル  全属性魔法使用可能、全属性魔法無効化、主人または友人と認めた者に隷属、魅了、石化などのあらゆる状態異常無効化付与
主人との絆や妖精自身のレベルが上がるとその成長具合に合わせて更に使用可能魔法増加&伝説の神獣 フェンリル並みに強くなる(身体の大きさは変わらないが
、毛並みが白から白銀になる)

妖精に決まった形はないが、なぜポメラニアンかというと地球での生活でナツメがポメラニアンを飼っておりとても可愛がっていた為。



おぉ…詳しい解説ありがとう鑑定さん。
確かに私は地球にいた頃マロンという名前のクリーム色でたぬき顔でお顔が詰まった可愛いポメラニアンを飼っていたので、正直私の今のテンションは高くなっている…
よし、ただちにモフりに行こう!!

私はまだ1歳になったばかりなので、まだ人型になることはできないので匍匐前進で驚かせないように慎重に近づき、まだ外の地面を一度も踏みしめたことがないピンクの肉球でフワフワの白ぽめのお顔を拝見する為に身体をツンツンすると…いままで丸まって寝ていた為耳と尻尾しか見えなかったが小さなあくびをしてクリクリの目をこちらに向けて念話してきた。

『アナタがご主人様?君の記憶の中で一番好きであろう動物になってみたんだけど、気に入ってくれた?』

「ご主人様じゃなくて友達になってほしいな!うん、モチロン!!すごく可愛いよ♪アナタの名前を教えて?」

『分かった!今日から僕とナツメは友達だね!残念ながらまだ名前はないんだ…僕が選んだ相手に名前をつけてほしくてね。正式に君と契約して君の相棒になる為に僕の名付け親になってくれないかな?』

「えぇ!?っとじゃあアナタは丸くて触り心地もフワフワだから綿飴ってどうかな?私の元いた国のお祭りの定番の砂糖菓子なんだけど…どうかな?」

『そっか!うん、綿飴か…可愛い響きだね。ありがとう今日から僕は綿飴だ!これからよろしくねナツメ』

「うん!こちらこそ!よろしくね綿飴」
と名前をつけると主従契約が成立したらしく左手の甲に地球でいう桜の家紋のような紋章が刻まれた。

この日このマタタビ王国に来て初めての友達ができました♪

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