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2章 各国の王子たちとの出会い
国民へのお披露目とまだ見ぬ私の従兄弟
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フロート車に乗り込んだ私と王子たちは、私の専属侍女になる前は騎士学校で首席であった武術、魔術の才能もあるレオナが護衛となり一緒に乗り込むことになった。
「レオナパレードが終わりゅまでよろしくね!」
[はい!お任せください姫様。ボソッ……庇護欲をそそる美少女といろんな性格のイケメン王子との恋愛模様を真近で見られる機会を誰にも邪魔させわしないわ!
もし襲撃してくる輩や誘拐する輩がいたら10倍返しに返り討ちにしてやるわ…]
(またゾワっとしたわ…凛、いやこの世界ではレオナだけど凛は出会った頃から可愛い子やモノが大好きだったしまた何か企んでるわね……はぁ~)と自身が可愛いことには無頓着であるナツメは、自分自身と王子たちが妄想のネタにされているとは思わず…凛に呆れるナツメなのであった。
フロート車のルートは、まず始めに首都マグロで私と王子たちの紹介、父様たちの挨拶などを済ましてから民衆達の住むカツオストリートを経由し商業施設が立ち並ぶヤキウオ(焼魚)モールを巡回しマタタビ王国に帰ることになっている。
フロート車が動き出し、カツオストリートからわざわざ足を運びに来た民衆や観光客が眼下から手を振ってくれているので、私や王子たちも手を振り返すと
「きゃぁぁぁ!姫様万歳ーーー!」
"王子様~~!姫様をどうぞよろしくお願いします!"
“王子様!!姫様を頼みます!”
などと聞こえてきた。
民衆達のお目当は、12王家の王子たちを見ることももちろんだが、滅多に生まれることがない女児であるということだけに関わらず、両親から受け継いだ美貌とオッドアイの瞳を持ち、猫又族が崇めるムーン様の加護を持つ今世の姫を見る為に集まったのだった。
"きゃああああ!なんて愛らしいのかしら!"
'シエル様とルーナ様のいいとこ取りだな'
'息子のいや、俺の嫁になってほしいくらいだ' "アンタ奥さんに逃げられたんじゃなかった?'
などと聞こえてきた。
「みんな王子たちを見りゅのが目当てじゃないの?」
と椅子に座らされた私が聞くと
"バカっ!みんなお前目当てに決まってりゅだろ?こんなに可愛いんだからな…ボソッ…他の誰にも見せたくなきゃったのに"と私の横の席を陣取った雹が言った。
便乗して私を真ん中にして、もう片方の隣の席を陣取った霙が
[しょうだよ!ナツメはホント~に鈍いよね!……悪い虫がちゅかないか心配だよ…ボソッ…僕が守るけどね
]
「2人とも心配ししゅぎだよ!私ってしょんなに可愛いかな?父様や母様の方がキレーじゃにゃい?」
"[ナツメが1番キレーだよ]"と2人から断言された私は護衛として傍にいるレオナと私に寄り添う綿飴に視線をやったが、
『僕もそー思う!』と綿飴が
【ナツメが1番可愛いわ】と普段のレオナとしての仮面ではなく、凛に戻った素の状態で言われてしまった。
雹や霙、レオナはともかく、綿飴は大妖精のルールとして真言(まこと=真実とは異なることを言うと"大妖精"という一族の生みの親である世界樹から罰を受けるらしい)しか言ってはいけないらしい…
だから綿飴が言うのだから、私が少なくとも可愛いのは事実なのだと受け止めざるをえなかった。
マタタビ王国でも地球での両親も美男美女だった為、
自分がその人達に比べると、そこまでじゃないと思っていた…何せ、地球では誘拐や告白、ストーカーなどもなく平和に過ごして来てからである。
………ナツメが知らない裏で、とても可愛く生まれたナツメの両親が心配してママ友である雹や霙、凛の両親に防犯対策をどうしたらいいか相談していたのを常々ナツメを心配していた3人が盗み聞きし、主導となってナツメの危険をいち早く察知し、常に良からぬ輩が近づいて来ても追い払えるように護身術を密かに習い、常に傍にいた為その手の輩を遠ざけてこれた為、ナツメは自分が可愛いという事実に気づかず無自覚な可愛いに拍車をかけていたのだから。
だが、綿飴が言うのだから私は客観的に見て可愛いのだろうと思った。人並み以上には…。
フロート車はどんどん進みカツオストリートを通り抜け、ヤキウオモールに差し掛かった。
そこで私はフロート車に乗せられる前に母様に言われたことを思い出した…
"ナツメ貴女に合わせたい猫又がいるの"
「しょれはだーれ?」
"私の両親つまり貴女のお祖父ちゃんとお祖母ちゃんよ!
シエルのお父様は王族だけれど、幼少期から王子でありながらも冒険好きでよく事あるごとに城を抜け出しのちにシエルのお母さんになるギルド1美人の受付嬢と大恋愛の末生まれたのがシエルなのよ。
今も退位後に離宮で隠居するより冒険者として過ごす方が性に合うと言って冒険してらっしゃるわ。ナツメのことは電報鳥(デンポウドリ)で知らせてあるからいずれきっと会えるわ。
私の両親は、ヤキウオモールの中央にある最大の商業ギルドの創始者でギルドの名前はスピカと言うの。
ナツメの生誕パレードの際に会いに来なさいと電報鳥のメッセージに書いてあったから、スピカの前までフロート車が来たら私とシエル,ナツメはフロート車から降りて帰りは、猫馬車(母様が言うには猫なのか馬なのかよく分からないケンタウロスのような生き物で極めて温厚)で帰るわよ。
「しょうなの。分かった。」
"専属侍女はレオナだけど、ナツメが成長するにつれて貴女を手に入れようと良からぬ輩がこれからやってくるかもしれないわ。
だからねシエルと相談して貴女にはいずれ貴女を守る専属騎士をつけるべきだと考えたの!
ちょうど貴女と同い年で私の兄さん子供なんだけどきっと適任だから、その子さえ了承してくれるなら将来貴女の騎士になってもらうつもりよ。"
「分かりましゅた!その子がもし嫌がったら無理強いしないであげてくだしゃいね」
"ええ、もちろん!ただ貴女を見たらきっと騎士に志願したがるわ。
楽しみにしていて。"
と母様はほくそ笑んでいたがその自信はどこから来るのだろうかと不思議に思うナツメなのだった。
猫馬車や電報鳥のように12一族のどこにも属さないような生物もいる設定です。造語もこれからますます出てきますが、理解していただければ幸いです。
「レオナパレードが終わりゅまでよろしくね!」
[はい!お任せください姫様。ボソッ……庇護欲をそそる美少女といろんな性格のイケメン王子との恋愛模様を真近で見られる機会を誰にも邪魔させわしないわ!
もし襲撃してくる輩や誘拐する輩がいたら10倍返しに返り討ちにしてやるわ…]
(またゾワっとしたわ…凛、いやこの世界ではレオナだけど凛は出会った頃から可愛い子やモノが大好きだったしまた何か企んでるわね……はぁ~)と自身が可愛いことには無頓着であるナツメは、自分自身と王子たちが妄想のネタにされているとは思わず…凛に呆れるナツメなのであった。
フロート車のルートは、まず始めに首都マグロで私と王子たちの紹介、父様たちの挨拶などを済ましてから民衆達の住むカツオストリートを経由し商業施設が立ち並ぶヤキウオ(焼魚)モールを巡回しマタタビ王国に帰ることになっている。
フロート車が動き出し、カツオストリートからわざわざ足を運びに来た民衆や観光客が眼下から手を振ってくれているので、私や王子たちも手を振り返すと
「きゃぁぁぁ!姫様万歳ーーー!」
"王子様~~!姫様をどうぞよろしくお願いします!"
“王子様!!姫様を頼みます!”
などと聞こえてきた。
民衆達のお目当は、12王家の王子たちを見ることももちろんだが、滅多に生まれることがない女児であるということだけに関わらず、両親から受け継いだ美貌とオッドアイの瞳を持ち、猫又族が崇めるムーン様の加護を持つ今世の姫を見る為に集まったのだった。
"きゃああああ!なんて愛らしいのかしら!"
'シエル様とルーナ様のいいとこ取りだな'
'息子のいや、俺の嫁になってほしいくらいだ' "アンタ奥さんに逃げられたんじゃなかった?'
などと聞こえてきた。
「みんな王子たちを見りゅのが目当てじゃないの?」
と椅子に座らされた私が聞くと
"バカっ!みんなお前目当てに決まってりゅだろ?こんなに可愛いんだからな…ボソッ…他の誰にも見せたくなきゃったのに"と私の横の席を陣取った雹が言った。
便乗して私を真ん中にして、もう片方の隣の席を陣取った霙が
[しょうだよ!ナツメはホント~に鈍いよね!……悪い虫がちゅかないか心配だよ…ボソッ…僕が守るけどね
]
「2人とも心配ししゅぎだよ!私ってしょんなに可愛いかな?父様や母様の方がキレーじゃにゃい?」
"[ナツメが1番キレーだよ]"と2人から断言された私は護衛として傍にいるレオナと私に寄り添う綿飴に視線をやったが、
『僕もそー思う!』と綿飴が
【ナツメが1番可愛いわ】と普段のレオナとしての仮面ではなく、凛に戻った素の状態で言われてしまった。
雹や霙、レオナはともかく、綿飴は大妖精のルールとして真言(まこと=真実とは異なることを言うと"大妖精"という一族の生みの親である世界樹から罰を受けるらしい)しか言ってはいけないらしい…
だから綿飴が言うのだから、私が少なくとも可愛いのは事実なのだと受け止めざるをえなかった。
マタタビ王国でも地球での両親も美男美女だった為、
自分がその人達に比べると、そこまでじゃないと思っていた…何せ、地球では誘拐や告白、ストーカーなどもなく平和に過ごして来てからである。
………ナツメが知らない裏で、とても可愛く生まれたナツメの両親が心配してママ友である雹や霙、凛の両親に防犯対策をどうしたらいいか相談していたのを常々ナツメを心配していた3人が盗み聞きし、主導となってナツメの危険をいち早く察知し、常に良からぬ輩が近づいて来ても追い払えるように護身術を密かに習い、常に傍にいた為その手の輩を遠ざけてこれた為、ナツメは自分が可愛いという事実に気づかず無自覚な可愛いに拍車をかけていたのだから。
だが、綿飴が言うのだから私は客観的に見て可愛いのだろうと思った。人並み以上には…。
フロート車はどんどん進みカツオストリートを通り抜け、ヤキウオモールに差し掛かった。
そこで私はフロート車に乗せられる前に母様に言われたことを思い出した…
"ナツメ貴女に合わせたい猫又がいるの"
「しょれはだーれ?」
"私の両親つまり貴女のお祖父ちゃんとお祖母ちゃんよ!
シエルのお父様は王族だけれど、幼少期から王子でありながらも冒険好きでよく事あるごとに城を抜け出しのちにシエルのお母さんになるギルド1美人の受付嬢と大恋愛の末生まれたのがシエルなのよ。
今も退位後に離宮で隠居するより冒険者として過ごす方が性に合うと言って冒険してらっしゃるわ。ナツメのことは電報鳥(デンポウドリ)で知らせてあるからいずれきっと会えるわ。
私の両親は、ヤキウオモールの中央にある最大の商業ギルドの創始者でギルドの名前はスピカと言うの。
ナツメの生誕パレードの際に会いに来なさいと電報鳥のメッセージに書いてあったから、スピカの前までフロート車が来たら私とシエル,ナツメはフロート車から降りて帰りは、猫馬車(母様が言うには猫なのか馬なのかよく分からないケンタウロスのような生き物で極めて温厚)で帰るわよ。
「しょうなの。分かった。」
"専属侍女はレオナだけど、ナツメが成長するにつれて貴女を手に入れようと良からぬ輩がこれからやってくるかもしれないわ。
だからねシエルと相談して貴女にはいずれ貴女を守る専属騎士をつけるべきだと考えたの!
ちょうど貴女と同い年で私の兄さん子供なんだけどきっと適任だから、その子さえ了承してくれるなら将来貴女の騎士になってもらうつもりよ。"
「分かりましゅた!その子がもし嫌がったら無理強いしないであげてくだしゃいね」
"ええ、もちろん!ただ貴女を見たらきっと騎士に志願したがるわ。
楽しみにしていて。"
と母様はほくそ笑んでいたがその自信はどこから来るのだろうかと不思議に思うナツメなのだった。
猫馬車や電報鳥のように12一族のどこにも属さないような生物もいる設定です。造語もこれからますます出てきますが、理解していただければ幸いです。
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