24 / 218
3章 マジョルカ学園編
魔法実技テストクラス分け 序盤
しおりを挟む
ロウ先輩ですが、漢字変換して公開すると文字化けしてしまうので、カタカナ表記になっていますが漢字は雨冠の下に龍と書いてロウと読みます
以下本編です↓
あれから霙のお姉様と仲良くなった私は、お姉様に自国の手料理であるサンマの塩焼きを振舞っていた。
「どうでしょうか?口に合いますか?」
『えぇ!とても美味しいわ!レモンをかけるとまた味が変わってサッパリするわね』
「気に入っていただけて嬉しいです!ところでお姉様の魔法属性はなんですか?」
『私は翼の色で分かるだろうけど雷と雨を司る一族として水ね!霙だけは他の一族とは違って水の上位互換である氷魔法と稀有で強力な時属性魔法が使えるわね
貴女は知らないだろうけど霙は、貴女が5歳の頃虎の国の王子と結託して貴女の進学先を聞き出す為に貴女の城に忍び込んだのよ!ご丁寧に私の家族、虎の王子の家族やメイドの刻(とき)を止めてね…
たまたま外出して戻って来た私は、びっくりしたわ…霙は毎日特に時属性魔法を練習していたのは知っていたけれど、30分ほど家族やメイドたちの動きが止まっていて、あとで聞いたら理由を教えてくれたわ!貴女と同じ学園にどうしても通いたかったんですって…
貴女はこんなに可愛らしいんだもの数多の殿方に好かれるのは当然ね!!愛されてるわねナツメちゃん』
と鈴の鳴るような声でコロコロ笑ったお姉様の方が何倍も綺麗だと思ったナツメなのだった。
寝る前に、綿飴の好物である月の雫草(ムーンドロップ草)の蜜しか吸わない月蜜蜂(ムーンビー)の巣から取った金平糖のような形をしたハチミツであるスタードロップを小皿に出し2段ベッドの上で横になった私は美味しそうに小さな口でスタードロップを食べる綿飴を微笑ましく横目で見ながら就寝した。
朝日が昇り学園の時計塔の鐘が鳴り、私は目を覚まし今日朝から新入生限定である予定になっているクラス分けをする為の魔法実技テストの為早くに朝食を食べ学園の指定の月のロゴが入ったジャージに着替えた。
テストの集合時間までまだ時間に余裕があり室内のダイニングテーブルで綿飴と雑談しているとベッドから起きてきた霖お姉様に挨拶し、私の朝食と一緒に作り置きしておいた朝食を出してあげると寝ぼけ眼だったお姉様の目がキラキラと見開かれ、その味にも感動していた。
『ナツメちゃん貴女いいお嫁さんになれるわね!とっても美味しいわ…ボソ…他の子には見向きもしない霙が惚れるのも分かるわ…私が男だったら絶対プロポーズしてるわね』
「あ、ありがとうございます!最後何か言いませんでしたか?よく聞こえなかったので…」
『ふふっ。なんでもないわ…今日の試験頑張ってね!』
「はい!ありがとうございます!」
【ナツメそろそろ時間だよ!もう出なきゃ。霖さん僕たちもう行くね!】
『綿飴ちゃん!ナツメちゃんのことよろしくね。2人とも行ってらっしゃい』
と私と綿飴は温かく送り出された。
魔法実技試験の会場である円形闘技場通称"ルナの間"
に向かう途中で、入学式当日に入学手続きなどでバタバタしており、その後そのまま女子寮に向かった為会うことがなかった私の専属騎士見習いになったロップイヤーのナイト君とばったり遭遇した。
“ナツメ様も今からルナの間に行く予定ですか?”
「ええ!そうよ。試験が、始まるまでまだ時間があるし軽く練習しておきたくて…」
“素晴らしい心がけですね!僕も早くに目が覚めたのでルナの間に行って身体をほぐすつもりでした。あ、もしよろしければ僕と練習を兼ねて手合わせしていただけませんか?”
「いいわよ、行きましょうか。ナイト君はちなみに魔法属性はなんだったの?」
“僕は一般庶民の出にしては珍しく3属性の炎、水、風でした”
「そうだったの!?これは油断できないわね…負けないように頑張るわ」
“こちらこそ姫様の胸を借りるつもりで頑張ります"
ルナの間に着くと、魔法実技試験開始まであと1時間ほどあり、会場には職員が数人と試験準備の為朝早くから出てきた生徒会のメンバーのみがいた…
「あのすみません、試験開始前に少しの間練習してもよろしいでしょうか?」と生徒会長である整った顔立ちのブラックタイガーの雨冠の漢字の下に龍と書く(ロウ)先輩に声を掛けた。
ロウ先輩は、他の生徒会メンバーとの打ち合わせを、中断し私を見た。
《君は…もしかして猫又族の姫君ではありませんか?入学式ではお話できませんでしたが…こうしてお話しできるなんて光栄です!
ルナの間の使用許可ですが…試験開始前まででしたら、自由に使っていただいて構いませんよ》
「ありがとうございます!さっそく使わせていただきます」
と私とナイト君はルナの間の中央へと歩いて行った。
その後ろ姿を食い入るように見る職員と生徒会メンバーの視線に気づかずに…
以下本編です↓
あれから霙のお姉様と仲良くなった私は、お姉様に自国の手料理であるサンマの塩焼きを振舞っていた。
「どうでしょうか?口に合いますか?」
『えぇ!とても美味しいわ!レモンをかけるとまた味が変わってサッパリするわね』
「気に入っていただけて嬉しいです!ところでお姉様の魔法属性はなんですか?」
『私は翼の色で分かるだろうけど雷と雨を司る一族として水ね!霙だけは他の一族とは違って水の上位互換である氷魔法と稀有で強力な時属性魔法が使えるわね
貴女は知らないだろうけど霙は、貴女が5歳の頃虎の国の王子と結託して貴女の進学先を聞き出す為に貴女の城に忍び込んだのよ!ご丁寧に私の家族、虎の王子の家族やメイドの刻(とき)を止めてね…
たまたま外出して戻って来た私は、びっくりしたわ…霙は毎日特に時属性魔法を練習していたのは知っていたけれど、30分ほど家族やメイドたちの動きが止まっていて、あとで聞いたら理由を教えてくれたわ!貴女と同じ学園にどうしても通いたかったんですって…
貴女はこんなに可愛らしいんだもの数多の殿方に好かれるのは当然ね!!愛されてるわねナツメちゃん』
と鈴の鳴るような声でコロコロ笑ったお姉様の方が何倍も綺麗だと思ったナツメなのだった。
寝る前に、綿飴の好物である月の雫草(ムーンドロップ草)の蜜しか吸わない月蜜蜂(ムーンビー)の巣から取った金平糖のような形をしたハチミツであるスタードロップを小皿に出し2段ベッドの上で横になった私は美味しそうに小さな口でスタードロップを食べる綿飴を微笑ましく横目で見ながら就寝した。
朝日が昇り学園の時計塔の鐘が鳴り、私は目を覚まし今日朝から新入生限定である予定になっているクラス分けをする為の魔法実技テストの為早くに朝食を食べ学園の指定の月のロゴが入ったジャージに着替えた。
テストの集合時間までまだ時間に余裕があり室内のダイニングテーブルで綿飴と雑談しているとベッドから起きてきた霖お姉様に挨拶し、私の朝食と一緒に作り置きしておいた朝食を出してあげると寝ぼけ眼だったお姉様の目がキラキラと見開かれ、その味にも感動していた。
『ナツメちゃん貴女いいお嫁さんになれるわね!とっても美味しいわ…ボソ…他の子には見向きもしない霙が惚れるのも分かるわ…私が男だったら絶対プロポーズしてるわね』
「あ、ありがとうございます!最後何か言いませんでしたか?よく聞こえなかったので…」
『ふふっ。なんでもないわ…今日の試験頑張ってね!』
「はい!ありがとうございます!」
【ナツメそろそろ時間だよ!もう出なきゃ。霖さん僕たちもう行くね!】
『綿飴ちゃん!ナツメちゃんのことよろしくね。2人とも行ってらっしゃい』
と私と綿飴は温かく送り出された。
魔法実技試験の会場である円形闘技場通称"ルナの間"
に向かう途中で、入学式当日に入学手続きなどでバタバタしており、その後そのまま女子寮に向かった為会うことがなかった私の専属騎士見習いになったロップイヤーのナイト君とばったり遭遇した。
“ナツメ様も今からルナの間に行く予定ですか?”
「ええ!そうよ。試験が、始まるまでまだ時間があるし軽く練習しておきたくて…」
“素晴らしい心がけですね!僕も早くに目が覚めたのでルナの間に行って身体をほぐすつもりでした。あ、もしよろしければ僕と練習を兼ねて手合わせしていただけませんか?”
「いいわよ、行きましょうか。ナイト君はちなみに魔法属性はなんだったの?」
“僕は一般庶民の出にしては珍しく3属性の炎、水、風でした”
「そうだったの!?これは油断できないわね…負けないように頑張るわ」
“こちらこそ姫様の胸を借りるつもりで頑張ります"
ルナの間に着くと、魔法実技試験開始まであと1時間ほどあり、会場には職員が数人と試験準備の為朝早くから出てきた生徒会のメンバーのみがいた…
「あのすみません、試験開始前に少しの間練習してもよろしいでしょうか?」と生徒会長である整った顔立ちのブラックタイガーの雨冠の漢字の下に龍と書く(ロウ)先輩に声を掛けた。
ロウ先輩は、他の生徒会メンバーとの打ち合わせを、中断し私を見た。
《君は…もしかして猫又族の姫君ではありませんか?入学式ではお話できませんでしたが…こうしてお話しできるなんて光栄です!
ルナの間の使用許可ですが…試験開始前まででしたら、自由に使っていただいて構いませんよ》
「ありがとうございます!さっそく使わせていただきます」
と私とナイト君はルナの間の中央へと歩いて行った。
その後ろ姿を食い入るように見る職員と生徒会メンバーの視線に気づかずに…
0
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハーレム異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーレムです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
黒騎士団の娼婦
星森
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる