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3章 マジョルカ学園編
嵐の予感
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満月クラスのトップバッターである颯君から
[王子や専属騎士だろうと関係ない。これからは全力でアプローチしていく]
と言われてしまい平穏な学園生活を送るつもりだった私は、あー多分無理だなぁと他人事のように失笑する他なかった…。
そうこうしているうちに自己紹介の順番が私に回って来た。なぜか王子やナイト君、蕾、雅以外のクラスメイト達が頬を染めながら羨望ような眼差しでこちらを見ている…なぜだ。余計に緊張するじゃないか…
「皆さんはじめまして!マタタビ王国の王女ナツメとこっちの妖精は綿飴と言います。身分に関わらず、友達を作っていきたいので皆さん仲良くしてくだしゃい…」
精霊の王子レオを見せると余計に平穏な生活が送れなくなりそうなので、もうじきやる事になっている召喚魔法まで黙っておくことにした。その為レオにはまだ姿が私と綿飴にしか見えていない。
(ほらぁ…みんなが見るから噛んだじゃないの。おかげで顔が真っ赤だわ。すぐ座るっきゃない)
と羞恥で顔が染まった私はすぐさま次の人物に自己紹介をしてもらうべくフェードアウトしたが、クラスメイト達はナツメの知らぬところで羞恥に染まった顔も可愛いと思っていたのだった。
王子やナイト君の希望でクラスメイト全員が終わってから自己紹介したいとのことで、蕾と雅の番が来た。
『皆さんはじめまして。蕾と言います。この度ナツメ様と友達になりましたので、ナツメ様を利用しようとしたり、騙そうとする輩がいれば迷わず排除しようと思いますので、よろしくお願いします!』
とすごく可愛い笑顔で言っているけど内容が不吉だしなにより怖いわ…小豆柴の子犬という点ではすごく可愛いのに…。
“皆さんはじめまして。キジ=雅と言います。貴族の出ですが、気軽に雅と呼んでください!蕾同様ナツメ様に近づく主に男子ですわね…ナツメ様の権力や容姿ではなくナツメ様自身を見てくれる男子ではない限り私達が近づけさせませんので、以後お見知り置きを”
こちらもクールビューティな美少女を見てると目の保養になるのに…男子に対しての発言が薄ら寒い気がするわ…でも雅と目が合えば私にはいい笑顔で微笑んでくれるのだけど……。
王子、ナイト君以外の全員の自己紹介が終わり、王子達の出番がやって来た。なぜか王子達は黒い笑顔で颯君を見つめているわ…。
王子、ナイト君の自己紹介は名前と国だけの簡易的なもので終わり、…何か一触即発かと危惧していた私の意に反した為安堵した。
が、やはりタダで終わるような王子やナイト君達ではないらしく颯君の戦線布告のような発言に対し、雹がと霙が代表して口を開いた。
【[ナツメは俺たち(僕たち)のものなんだけど?手を出さないでくんない(くれる)?]】
と普段の王子としての優しい仮面は何処へやら…地球にいた頃の自分は見た事がないような冷たく微笑を浮かべており、私に向けられたものではないのに私まで鳥肌が立ってしまった…。
底冷えするような笑顔にもかかわらず、颯君は動じることなく言い返した。
[ふぅ~ん…じゃあ姫さんに聞いてみようか?ねぇ姫さん、アンタは誰かと付き合ってんの?それか好きな奴いんの?]
(えぇぇぇ!?私を巻き込まないでよ…ただでさえ颯君のせいでクラスの気温が王子達の威圧…この場合視線かしらで氷点下まで下がってんのに…うぅぅクラスメイトの視線も突き刺さる……)
「だ、誰とも付き合ってないし、好きな人もいないけど…雹や霙とは仲が良いかな幼馴染みたいなものだし」
[って彼女は言ってるけど?誰とも付き合ってないみたいだし、俺はこれからどんどん異性として意識してもらえるよう長期戦挑むつもりだから。さっきも言ったけど…姫さん覚悟して。]
(うわぁ尚更今の発言で、奏と皐月以外の王子らしく大人の対応をしていた王子達までキレた。雹と霙は笑顔すらなくなったし…火に油を注いでいるよ。)
はぁぁ…今から胃が痛いと思うナツメであった。
[王子や専属騎士だろうと関係ない。これからは全力でアプローチしていく]
と言われてしまい平穏な学園生活を送るつもりだった私は、あー多分無理だなぁと他人事のように失笑する他なかった…。
そうこうしているうちに自己紹介の順番が私に回って来た。なぜか王子やナイト君、蕾、雅以外のクラスメイト達が頬を染めながら羨望ような眼差しでこちらを見ている…なぜだ。余計に緊張するじゃないか…
「皆さんはじめまして!マタタビ王国の王女ナツメとこっちの妖精は綿飴と言います。身分に関わらず、友達を作っていきたいので皆さん仲良くしてくだしゃい…」
精霊の王子レオを見せると余計に平穏な生活が送れなくなりそうなので、もうじきやる事になっている召喚魔法まで黙っておくことにした。その為レオにはまだ姿が私と綿飴にしか見えていない。
(ほらぁ…みんなが見るから噛んだじゃないの。おかげで顔が真っ赤だわ。すぐ座るっきゃない)
と羞恥で顔が染まった私はすぐさま次の人物に自己紹介をしてもらうべくフェードアウトしたが、クラスメイト達はナツメの知らぬところで羞恥に染まった顔も可愛いと思っていたのだった。
王子やナイト君の希望でクラスメイト全員が終わってから自己紹介したいとのことで、蕾と雅の番が来た。
『皆さんはじめまして。蕾と言います。この度ナツメ様と友達になりましたので、ナツメ様を利用しようとしたり、騙そうとする輩がいれば迷わず排除しようと思いますので、よろしくお願いします!』
とすごく可愛い笑顔で言っているけど内容が不吉だしなにより怖いわ…小豆柴の子犬という点ではすごく可愛いのに…。
“皆さんはじめまして。キジ=雅と言います。貴族の出ですが、気軽に雅と呼んでください!蕾同様ナツメ様に近づく主に男子ですわね…ナツメ様の権力や容姿ではなくナツメ様自身を見てくれる男子ではない限り私達が近づけさせませんので、以後お見知り置きを”
こちらもクールビューティな美少女を見てると目の保養になるのに…男子に対しての発言が薄ら寒い気がするわ…でも雅と目が合えば私にはいい笑顔で微笑んでくれるのだけど……。
王子、ナイト君以外の全員の自己紹介が終わり、王子達の出番がやって来た。なぜか王子達は黒い笑顔で颯君を見つめているわ…。
王子、ナイト君の自己紹介は名前と国だけの簡易的なもので終わり、…何か一触即発かと危惧していた私の意に反した為安堵した。
が、やはりタダで終わるような王子やナイト君達ではないらしく颯君の戦線布告のような発言に対し、雹がと霙が代表して口を開いた。
【[ナツメは俺たち(僕たち)のものなんだけど?手を出さないでくんない(くれる)?]】
と普段の王子としての優しい仮面は何処へやら…地球にいた頃の自分は見た事がないような冷たく微笑を浮かべており、私に向けられたものではないのに私まで鳥肌が立ってしまった…。
底冷えするような笑顔にもかかわらず、颯君は動じることなく言い返した。
[ふぅ~ん…じゃあ姫さんに聞いてみようか?ねぇ姫さん、アンタは誰かと付き合ってんの?それか好きな奴いんの?]
(えぇぇぇ!?私を巻き込まないでよ…ただでさえ颯君のせいでクラスの気温が王子達の威圧…この場合視線かしらで氷点下まで下がってんのに…うぅぅクラスメイトの視線も突き刺さる……)
「だ、誰とも付き合ってないし、好きな人もいないけど…雹や霙とは仲が良いかな幼馴染みたいなものだし」
[って彼女は言ってるけど?誰とも付き合ってないみたいだし、俺はこれからどんどん異性として意識してもらえるよう長期戦挑むつもりだから。さっきも言ったけど…姫さん覚悟して。]
(うわぁ尚更今の発言で、奏と皐月以外の王子らしく大人の対応をしていた王子達までキレた。雹と霙は笑顔すらなくなったし…火に油を注いでいるよ。)
はぁぁ…今から胃が痛いと思うナツメであった。
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