62 / 218
3章 マジョルカ学園編
交流会下準備〜ルナと再会〜
しおりを挟む
ロウ先輩の元から足早に去った私は、料理部の部室に篭り何がいいかと考えていた。
日本での代表的な焼き菓子などはだいたい作ったし…何か真新しいものがいいなぁ…うーむ。
と悩んでいると綿飴、レオ、朱雀の3人も何か案を考えてくれた。
《僕はこの熱い気温の中でも食べられるお菓子がいいな。》
【我は、ナツメが前に出してくれた冷たく冷やした水飴とやらに似たようなものが食べたいぞ。】
『僕は、前に一度ナツメが食べさせてくれた緑色の抹茶アイスだったかな…あれに似たようなものがいい。』
この3人が冷たいお菓子に目がないのも無理はない~そうなのだ、このマジョルカ学園のあるマタタビ王国には日本にいた頃のような四季はなく1年を通してほぼ温暖なむしろ日差しが強いことが多く獣人達は日々の暑さに参っている。
そうだわ!昔転生する前に小学校の給食に出てきた'お米のムース'がとても美味しかったわ。あれを再現して氷の塊にして、パウダースノーかき氷にしたらきっと絶対美味しそう……でも機械がないなぁ、そうだ!あの人にお願いしてみよう。
頭の中で想像しながら、ぶつぶつ独り言を言っていると綿飴達が
『『『何か浮かんだの~?(浮かんだのか?)』』』
「うん!ちょっと試してみたいことができてね。」
と制服のポケットに何かあった時用に忍ばせておいた滅多に採れないマタタビ花がつける一級品とも言える1番実を加工して作った高級マタタビ"シルク"を取り出し調理台の上に置き両手の指を交差しお祈りした。
「おいでませムーン様畏み畏み申す(かしこみかしこみもうす)」
すると瞬時にシルクが消え、代わりにムーン様が降臨した。
<どうしたのじゃ?ナツメ。何か困りごとかの?ちなみにシルクは既に頂いたぞ。滅多に採れないのにお主凄いのぉ。>
突如現れたムーン様に綿飴達が空いた口が塞がらずポカーンとしていたが私は気にせず話を進めた。
「実は交流会に出すお菓子とは別のお菓子を作ろうと思っているんですが、地球界にいた際の機械で作っていたんですが、機械の内部構造が分からないのである程度の詳細な知識がないと作れない創造魔法では作れないので困ってしまって…可能かどうか分かりませんが地球界の商品を購入することはできるでしょうか?」
<なんじゃ、そんなことかの。お安い御用じゃよ。ちょっと待っとれ…
おぉ…ルナ、主の出番じゃよ。彼女にお礼をしたいと言っておっただろ?>
としばらくどこか空中と会話していたムーン様がこちらを向き、
<ほれ!来たぞ>
と言うと地球界で居眠り運転の車から救い出したルナと呼ばれた猫がやって来た。
日本での代表的な焼き菓子などはだいたい作ったし…何か真新しいものがいいなぁ…うーむ。
と悩んでいると綿飴、レオ、朱雀の3人も何か案を考えてくれた。
《僕はこの熱い気温の中でも食べられるお菓子がいいな。》
【我は、ナツメが前に出してくれた冷たく冷やした水飴とやらに似たようなものが食べたいぞ。】
『僕は、前に一度ナツメが食べさせてくれた緑色の抹茶アイスだったかな…あれに似たようなものがいい。』
この3人が冷たいお菓子に目がないのも無理はない~そうなのだ、このマジョルカ学園のあるマタタビ王国には日本にいた頃のような四季はなく1年を通してほぼ温暖なむしろ日差しが強いことが多く獣人達は日々の暑さに参っている。
そうだわ!昔転生する前に小学校の給食に出てきた'お米のムース'がとても美味しかったわ。あれを再現して氷の塊にして、パウダースノーかき氷にしたらきっと絶対美味しそう……でも機械がないなぁ、そうだ!あの人にお願いしてみよう。
頭の中で想像しながら、ぶつぶつ独り言を言っていると綿飴達が
『『『何か浮かんだの~?(浮かんだのか?)』』』
「うん!ちょっと試してみたいことができてね。」
と制服のポケットに何かあった時用に忍ばせておいた滅多に採れないマタタビ花がつける一級品とも言える1番実を加工して作った高級マタタビ"シルク"を取り出し調理台の上に置き両手の指を交差しお祈りした。
「おいでませムーン様畏み畏み申す(かしこみかしこみもうす)」
すると瞬時にシルクが消え、代わりにムーン様が降臨した。
<どうしたのじゃ?ナツメ。何か困りごとかの?ちなみにシルクは既に頂いたぞ。滅多に採れないのにお主凄いのぉ。>
突如現れたムーン様に綿飴達が空いた口が塞がらずポカーンとしていたが私は気にせず話を進めた。
「実は交流会に出すお菓子とは別のお菓子を作ろうと思っているんですが、地球界にいた際の機械で作っていたんですが、機械の内部構造が分からないのである程度の詳細な知識がないと作れない創造魔法では作れないので困ってしまって…可能かどうか分かりませんが地球界の商品を購入することはできるでしょうか?」
<なんじゃ、そんなことかの。お安い御用じゃよ。ちょっと待っとれ…
おぉ…ルナ、主の出番じゃよ。彼女にお礼をしたいと言っておっただろ?>
としばらくどこか空中と会話していたムーン様がこちらを向き、
<ほれ!来たぞ>
と言うと地球界で居眠り運転の車から救い出したルナと呼ばれた猫がやって来た。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハーレム異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーレムです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
黒騎士団の娼婦
星森
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる