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3章 マジョルカ学園編
私は食べ物ではありません
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新たにお花見に雹と霙の召喚獣のキャラメリゼとショコラが加わって場はさらに賑やかになった。
「ショコラも久しぶりね!元気だった?」
"あぁ、元気でやっているぞ。そなたも健勝なようだな。"
「それは良かった!ねぇショコラお願いがあるんだけど…」
"どうせ我の毛並みに触りたいのだろう?我はもう以前によりも成長したからな。そなた1人くらい乗せても普通に襲歩(全速力で走ること)もできるぞ。いつも霙も乗せてやっているしな。"
「そうなの、霙?」
《うん、ショコラに乗ってると自分が風になったように感じるくらい爽快感があるよ。ナツメも乗ってごらん。》
「そっか、分かった。ショコラ乗ってもいい?ただし襲歩じゃなくて常歩(なみあし)でいいよ。ここは水族館の中だしね…」
"いいだろう。乗るがよい。"
とユニコーンであるショコラがわざわざ乗りやすいように足を曲げ犬の伏せのような状態になってくれたのでそっと彼の背に跨がればショコラは静かに起き上がり私の視界はいつもより1メートルほど高くなりショコラはゆっくり歩き出した歩いてくれている間にショコラに抱きついて鬣(タテガミ)や身体の毛をモフモフしまくった。ショコラは気持ちいいのか何も抵抗しなかったので存分にモフッてからショコラから降りた。
「ショコラありがとう!」
"気にするな。我も気持ち良かったしな。"
とうとう痺れを切らしたのかザクロが口を開いた。
【おい、ナツメ!早く俺と雪白にいなり寿司を食わせてくれ。】
「え!?まだ食べてなかったの?先に食べてると思ってたのに。」
【こういうのは皆と食べる方が美味いんだろう?】
「うん、そうだね!皆ご飯にしよう。他の皆も待たせてごめんね。皆ちょっと手を前に出して。水魔法clean はい皆ありがとう手も綺麗になったから食べようか?いただきます!」
《ナツメ、ありがとう。いただきます!》
皆口々に口にして私の重箱に手をつけた。
雹や蕾は唐揚げを雅は、コゴミやタラの芽などの山菜の天ぷらを霙は卵焼きやタコさんウインナーを食べていて、ザクロや雪白はいなり寿司に舌鼓をうっていた。
綿飴やレオ、朱雀、ショコラ、キャラメリゼには、プリンアラモードやショートケーキ、マカロンなどを出してあげると皆小さな口で一生懸命モッキュモキュと食べていて見ているだけで癒された。
「あ、そうだ!雪白君ちょっとおいで!」
と呼びかけると電光石火のごとく素早く私の膝の上にちょこんと座った。
'なんでしゅか?あ、いなりじゅし美味しいでしゅ。'
「うふふ、ありがとう。良かったらこれも食べてみて。」
と雪白君の口元に厚揚げを4分割して2センチ四方になったブロックを差し出すと彼はクンクンと匂いを嗅いだ後、小さな口でパクっと食べた。
'こりぇ、おいしいでしゅ。こりぇはなんでしゅか?'
「厚揚げっていってこれも油揚げの一種なのよ。気に入ってくれて良かったわ。ザクロも食べてみる?」
と箸で掴んでザクロの手に置こうとしたが、ザクロは私の手首を持って厚揚げを自分の口に運ぶとそのままパクリと食べた。
「なっ!?」
<お前またなにしてんだよ!?>
《そうだよ、(小声)僕だってまだしてもらったことないのに…》
動揺して頬が赤くなった私には、霙の言葉はよく聞こえなかった。
【ナツメ美味かったぞ!!いつかはナツメを食わせてくれよ?】
とザクロが爆弾発言をしたが、雹と霙達に地球にいた頃から守られており、恋愛ごとに疎いナツメは予想斜め上の解釈をした。
「なに言ってるの、私は食べ物じゃないよ?」
ナツメ以外の皆が心中"そうじゃない"と思ったのは余談である。
「ショコラも久しぶりね!元気だった?」
"あぁ、元気でやっているぞ。そなたも健勝なようだな。"
「それは良かった!ねぇショコラお願いがあるんだけど…」
"どうせ我の毛並みに触りたいのだろう?我はもう以前によりも成長したからな。そなた1人くらい乗せても普通に襲歩(全速力で走ること)もできるぞ。いつも霙も乗せてやっているしな。"
「そうなの、霙?」
《うん、ショコラに乗ってると自分が風になったように感じるくらい爽快感があるよ。ナツメも乗ってごらん。》
「そっか、分かった。ショコラ乗ってもいい?ただし襲歩じゃなくて常歩(なみあし)でいいよ。ここは水族館の中だしね…」
"いいだろう。乗るがよい。"
とユニコーンであるショコラがわざわざ乗りやすいように足を曲げ犬の伏せのような状態になってくれたのでそっと彼の背に跨がればショコラは静かに起き上がり私の視界はいつもより1メートルほど高くなりショコラはゆっくり歩き出した歩いてくれている間にショコラに抱きついて鬣(タテガミ)や身体の毛をモフモフしまくった。ショコラは気持ちいいのか何も抵抗しなかったので存分にモフッてからショコラから降りた。
「ショコラありがとう!」
"気にするな。我も気持ち良かったしな。"
とうとう痺れを切らしたのかザクロが口を開いた。
【おい、ナツメ!早く俺と雪白にいなり寿司を食わせてくれ。】
「え!?まだ食べてなかったの?先に食べてると思ってたのに。」
【こういうのは皆と食べる方が美味いんだろう?】
「うん、そうだね!皆ご飯にしよう。他の皆も待たせてごめんね。皆ちょっと手を前に出して。水魔法clean はい皆ありがとう手も綺麗になったから食べようか?いただきます!」
《ナツメ、ありがとう。いただきます!》
皆口々に口にして私の重箱に手をつけた。
雹や蕾は唐揚げを雅は、コゴミやタラの芽などの山菜の天ぷらを霙は卵焼きやタコさんウインナーを食べていて、ザクロや雪白はいなり寿司に舌鼓をうっていた。
綿飴やレオ、朱雀、ショコラ、キャラメリゼには、プリンアラモードやショートケーキ、マカロンなどを出してあげると皆小さな口で一生懸命モッキュモキュと食べていて見ているだけで癒された。
「あ、そうだ!雪白君ちょっとおいで!」
と呼びかけると電光石火のごとく素早く私の膝の上にちょこんと座った。
'なんでしゅか?あ、いなりじゅし美味しいでしゅ。'
「うふふ、ありがとう。良かったらこれも食べてみて。」
と雪白君の口元に厚揚げを4分割して2センチ四方になったブロックを差し出すと彼はクンクンと匂いを嗅いだ後、小さな口でパクっと食べた。
'こりぇ、おいしいでしゅ。こりぇはなんでしゅか?'
「厚揚げっていってこれも油揚げの一種なのよ。気に入ってくれて良かったわ。ザクロも食べてみる?」
と箸で掴んでザクロの手に置こうとしたが、ザクロは私の手首を持って厚揚げを自分の口に運ぶとそのままパクリと食べた。
「なっ!?」
<お前またなにしてんだよ!?>
《そうだよ、(小声)僕だってまだしてもらったことないのに…》
動揺して頬が赤くなった私には、霙の言葉はよく聞こえなかった。
【ナツメ美味かったぞ!!いつかはナツメを食わせてくれよ?】
とザクロが爆弾発言をしたが、雹と霙達に地球にいた頃から守られており、恋愛ごとに疎いナツメは予想斜め上の解釈をした。
「なに言ってるの、私は食べ物じゃないよ?」
ナツメ以外の皆が心中"そうじゃない"と思ったのは余談である。
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