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3章 マジョルカ学園編
閑話 次期国王の嘆き
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私はこの魔界ではなく元はこのマタタビ王国の美姫としてやってきたナツメ様の祖父にあたるランベルトの双子の弟であったが、お互いがお互いを認識する前に異世界神に懇願されてこちらの世界で、いずれ来る次代の王を支えてやってほしいと言われ、宰相職に就き日々を過ごしていた。
異世界神によれば猫又種には他種族にはない不思議な力を持つことが多く、古来より規格外の力を持ったり世界に文明や文化を発達させてきた神や魔女の遣いとして度々神話の書物にも出てきており、双子の猫又は吉兆であるとされ、互いに王になれる器を持つとされていた為、異世界神は双子が生まれる度に、本人に会い本人の意思を尊重した上で異世界の王やその配下として統治してもらっていた。
だが、そのままでは王位継承者を誘拐したことに変わりないので、本人の了承を得た上で両親やその存在を知る者の記憶を改竄し、次回もし相見えることがあれば、相手の記憶が戻るという仕組みである。
残念ながら私の場合は、異世界神から既にナツメ様にとっては祖父であり私にとっては兄であるランベルトは奥さんであるルーシィ様と共に逝去していると聞かされていたため、対面することができなかったことだけが心残りであったが…亡くなってしまったものはどうしようもないという暗い気持ちで日々過ごしていたが…ある時異世界神より次代の王が来ると告げられ、その者が兄ランベルトの双子の子である弟だと告げられその子の容姿や話し方を見て、生前のうちに対面できなかったランベルトの面影を見て、歓喜した。
自分の甥であるアゼリアは、人柄が良く、政治においても差別社会をなくし賢王と民達から讃えられており自身もそんなアゼリアを支えるべく日々研鑽に励んでおり、自身にワガママを言わない子であるのを若干寂しく思っていたが…ナツメ様の帰省とともに最初で最後の爆弾を落とされるとは思わなかったのだ。
<アルベルト叔父さん、最初で最後の俺からのお願いを聞いてほしい。俺達一家は、ナツメ様と共にマタタビ王国に帰ろうと思う。だから清廉潔白な人柄である宰相であるアルベルト叔父さんに次の王になってほしいんだ。>
「……はぁ、意思は固いようだね。分かった。私に民達が付いてきてくれるか分からないが…な。」
<大丈夫さ。俺でさえ民達が付いてきてくれたんだから。今までありがとう叔父さん。またいつか会えるといいな。>
若干寂しげな雰囲気をお互いに醸し出してしまったが最後に握手して互いの健康を祈ったのだった。
異世界神によれば猫又種には他種族にはない不思議な力を持つことが多く、古来より規格外の力を持ったり世界に文明や文化を発達させてきた神や魔女の遣いとして度々神話の書物にも出てきており、双子の猫又は吉兆であるとされ、互いに王になれる器を持つとされていた為、異世界神は双子が生まれる度に、本人に会い本人の意思を尊重した上で異世界の王やその配下として統治してもらっていた。
だが、そのままでは王位継承者を誘拐したことに変わりないので、本人の了承を得た上で両親やその存在を知る者の記憶を改竄し、次回もし相見えることがあれば、相手の記憶が戻るという仕組みである。
残念ながら私の場合は、異世界神から既にナツメ様にとっては祖父であり私にとっては兄であるランベルトは奥さんであるルーシィ様と共に逝去していると聞かされていたため、対面することができなかったことだけが心残りであったが…亡くなってしまったものはどうしようもないという暗い気持ちで日々過ごしていたが…ある時異世界神より次代の王が来ると告げられ、その者が兄ランベルトの双子の子である弟だと告げられその子の容姿や話し方を見て、生前のうちに対面できなかったランベルトの面影を見て、歓喜した。
自分の甥であるアゼリアは、人柄が良く、政治においても差別社会をなくし賢王と民達から讃えられており自身もそんなアゼリアを支えるべく日々研鑽に励んでおり、自身にワガママを言わない子であるのを若干寂しく思っていたが…ナツメ様の帰省とともに最初で最後の爆弾を落とされるとは思わなかったのだ。
<アルベルト叔父さん、最初で最後の俺からのお願いを聞いてほしい。俺達一家は、ナツメ様と共にマタタビ王国に帰ろうと思う。だから清廉潔白な人柄である宰相であるアルベルト叔父さんに次の王になってほしいんだ。>
「……はぁ、意思は固いようだね。分かった。私に民達が付いてきてくれるか分からないが…な。」
<大丈夫さ。俺でさえ民達が付いてきてくれたんだから。今までありがとう叔父さん。またいつか会えるといいな。>
若干寂しげな雰囲気をお互いに醸し出してしまったが最後に握手して互いの健康を祈ったのだった。
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