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鉱山の魔物③
手配してくれたのは、一軒家のログハウスタイプの宿だ。
うん、まずまず広い。1階は居間、ミニキッチン、トイレ、お風呂、寝室。2階はロフトのみ。居間にビアンカとルージュ、仔達がいるとみっちり。ノワールは倉庫だ。
ルームを開けて、入ると、花が短い足で駆け寄ってきた。あはははん、いい匂いやあ。
「花ちゃん」
「花ちゃん、花ちゃん」
私と晃太がもふもふ。仔達はダイニングキッチンの母を求めてわんわんにゃんにゃん。我が母が応えないわけない、直ぐに手を拭きながら来てもふもふ。
「どうやったね?」
「明日、坑道に行くんよ」
「そうね。ビアンカ、ルージュ、大丈夫よね?」
『心配ないのです』
『そうね、よほどの事がなければ、倒せるわ』
『洞穴を防ぐのは最終手段なのです』
『まずは調べないとね』
「無理せんとよ」
母がビアンカとルージュを心配している。仕事から帰って来ていた父も、仔達をもふもふしている。ダイニングテーブルの上には、マジックバッグや、指輪や腕輪等が並ぶ。
「お母さんから聞いたけど、大丈夫な?」
『大丈夫なのです』
『心配ないわ』
『アイアンゴーレムなら、対抗手段はあるのです』
『そうね。弱点さえ突けばね』
『明日は張り切るのです』
『鋭気を養いたいわ』
はいはい。
『ユイ、油淋鶏、食べたいのです。ピリ辛の食べたいのです、チーズのせてなのです』
『エビがいいわ、エビが食べたいわ』
きゅるん。
はいはい。明日は頑張って貰わんといかんしね。
夕御飯の準備。鷹の目の皆さんは、ブラッシングをしてくれる。
ビアンカとルージュのお皿に、蒸し野菜とお高めウインナーに、ラクレットをトロリ。肉じゃが、レーヌサーモンのムニエル。紫竜の油淋鶏、エビチリ、エビマヨが並ぶ。
がっふん、がっふん、いいながら食べてる。仔達もいい食べっぷり。ノワールもいい音立てて食べてる。
私達も肉じゃが、レーヌサーモンのムニエル、湯豆腐の夕御飯を済ませる。明日の為に、禁酒。
食べながら、明日の心配もあるけど、今回の軍隊ダンジョンの話をする。異世界のメニューの件も。両親は、私の好きにしていい、と言ってくれた。悩むう。
「「優衣、茶碗蒸し」」
「はいはい」
タップと。
「あ、マジックアイテムの鑑定終わったよ」
「そうなん、ありがとう」
内容によれば引き取ろう。
食後、マジックアイテムの確認。マジックバッグは合計32個。Aサイズが時間停止×1。時間停止なし×2。Bサイズは時間停止×1。時間遅効半分×3。時間停止なし×1。Cサイズは時間停止×2。時間停止なし×3。Dサイズが時間停止が×2。時間遅効半分が×4。時間停止なし×2。Eサイズが時間停止が×2。時間遅効半分が×4。時間停止なし×5。
よし、時間停止は引き取りやね。Aサイズは買い物用だ。母が持つことになる。Bサイズは私が。CDEは鷹の目の皆さんが分担して持つことに。後はAサイズは引き取る。その内、元気かコハクの首にぶら下げると。
アクセサリー系は解毒系×3、体力回復系×4、魔力回復系×2、火魔法補助×2、水魔法補助×5、土魔法補助×5、風魔法補助×3、無属性魔法補助×4、光魔法補助×3、闇魔法補助×2。仔達に補助魔法系と思ったが、ビアンカとルージュが反対。
『道具の補助も悪くないのですが、まだ、元気達にはそれがきちんと理解出来ないのです』
『理解出来ない補助は、自分の力量を見誤るわ。コウタの支援は、血が通った支援だからいいけど』
色々考えて、解毒系は全て指輪、マデリーンさん、元気、コハクが持つ。体力回復系は指輪はコハクと晃太。腕輪はサイズ的にテオ君とエマちゃん。魔力回復系はペンダントで、チュアンさんとマデリーンさんが持つことに。魔法補助に関しては、ホークさんとチュアンさんがどれを持つかで悩んだ。ホークさんは弓を引くし、チュアンさんは拳を使う戦闘をするため、指輪は拒否された。ホークさんは小指くらいなら行けるそうだが、チュアンさんはNG。一発殴ったら、絶対直ぐに衝撃で粉砕しそうだ。こういったアクセサリー系の補助のマジックアイテムは、指輪なら指にきちんと着けないと効果は半分。回復系は元気やコハクのバンダナに結んでも大丈夫なんだって。よく分からん。指輪は全て細身だから、重ねて着けても大丈夫そう。結局、ホークさんは風魔法補助が片方のピアスなので、しっかり消毒してぱちんと着ける。しばらく消毒だね。チュアンさんは闇魔法補助のついたブレスレットが1つあったので、そちらを着ける。マデリーンさんは水魔法補助の対のピアス、無属性魔法の指輪。ミゲル君は水・土魔法補助の指輪、テオ君は風・水魔法補助の指輪、エマちゃんは光魔法補助の指輪と、火魔法補助のペンダントだ。効果は下がるが、ホークさんとチュアンさんは無属性魔法の指輪を、首に下げる事になる。
「で、これがちょっとな」
父が示したのは、最終階で出たイヤーカフ。
「これは?」
「全魔法補助と強化やってさ。それもかなり上位や」
「へー、なら、魔法職のマデリーンさんに」
「いえ、私はもう十分です。これはコウタさんが持った方がいいかも知れません。全魔法なら、支援魔法にも効果があるはずです」
そうなの?
「お父さん、これ晃太がつけても効果があるかね?」
「ん? 晃太着けてみい」
「分かった」
右耳の耳介に着ける晃太。それを父が鑑定する。
「…………………支援魔法の効果が上がったようや。対象のレベルの差が高くても効果があるようやな」
確か、今の晃太の支援魔法レベルなら、自身のレベルより100以上高い対象には効果がない、はずだったかな? 父の鑑定が続く。
「うーん、となあ。これば着けていたら、スキルレベルがEなら200、Dなら400、Cなら600まで上でも支援可能やな」
「すごいやん。ノワールに支援できそうやん。それにDになったら、ビアンカやルージュにも支援できそうやん」
我ながら恐ろしい事を口にする。只でさえ強いのに、神様達のブーストあって、支援まであったら、どんなことになるんやろ?
「やけど、ビアンカとルージュのレベル500以上やん。400以上差があるんばい」
『じゃあ、ダンジョン行くのです。コウタ自身のレベルを上げるのです』
『ゴーレム終わったら、行きましょう』
「いやや。年末は寝正月したいんや。たまには寝正月したいんや」
晃太の切り返しが、早いこと。
だけど、ビアンカとルージュは諦めずに、ダンジョンダンジョンと、晃太にすりすり。晃太も悪い顔ではない。よしよし、みたいな。
結局、イヤーカフは晃太が着ける事になる。
最後に、チュアンさんが持つ事になった槍。
「芯に高純度のミスリル、刃は魔鉄にアダマンタイトが少し。柄は上位トレントが使われとうな。上位硬化強化と衝撃吸収と自動修復があるけど、まだ付与が1つくらい付きそうやけど」
なら、チュアンさんの属性は土と闇だったはず。マーファでお願いしてみよう。
装備品が揃いだしたね。
後は私と晃太のポンチョを、ワイバーンの革で作って貰わないと。あ、マントもね。
この依頼済んだら、マーファに戻って、お願いしないと。
明日のアイアンゴーレム次第だけど、1体だけだと、いいなあ。坑道潰れたら、ここの人達、困るやろうしね。
うん、まずまず広い。1階は居間、ミニキッチン、トイレ、お風呂、寝室。2階はロフトのみ。居間にビアンカとルージュ、仔達がいるとみっちり。ノワールは倉庫だ。
ルームを開けて、入ると、花が短い足で駆け寄ってきた。あはははん、いい匂いやあ。
「花ちゃん」
「花ちゃん、花ちゃん」
私と晃太がもふもふ。仔達はダイニングキッチンの母を求めてわんわんにゃんにゃん。我が母が応えないわけない、直ぐに手を拭きながら来てもふもふ。
「どうやったね?」
「明日、坑道に行くんよ」
「そうね。ビアンカ、ルージュ、大丈夫よね?」
『心配ないのです』
『そうね、よほどの事がなければ、倒せるわ』
『洞穴を防ぐのは最終手段なのです』
『まずは調べないとね』
「無理せんとよ」
母がビアンカとルージュを心配している。仕事から帰って来ていた父も、仔達をもふもふしている。ダイニングテーブルの上には、マジックバッグや、指輪や腕輪等が並ぶ。
「お母さんから聞いたけど、大丈夫な?」
『大丈夫なのです』
『心配ないわ』
『アイアンゴーレムなら、対抗手段はあるのです』
『そうね。弱点さえ突けばね』
『明日は張り切るのです』
『鋭気を養いたいわ』
はいはい。
『ユイ、油淋鶏、食べたいのです。ピリ辛の食べたいのです、チーズのせてなのです』
『エビがいいわ、エビが食べたいわ』
きゅるん。
はいはい。明日は頑張って貰わんといかんしね。
夕御飯の準備。鷹の目の皆さんは、ブラッシングをしてくれる。
ビアンカとルージュのお皿に、蒸し野菜とお高めウインナーに、ラクレットをトロリ。肉じゃが、レーヌサーモンのムニエル。紫竜の油淋鶏、エビチリ、エビマヨが並ぶ。
がっふん、がっふん、いいながら食べてる。仔達もいい食べっぷり。ノワールもいい音立てて食べてる。
私達も肉じゃが、レーヌサーモンのムニエル、湯豆腐の夕御飯を済ませる。明日の為に、禁酒。
食べながら、明日の心配もあるけど、今回の軍隊ダンジョンの話をする。異世界のメニューの件も。両親は、私の好きにしていい、と言ってくれた。悩むう。
「「優衣、茶碗蒸し」」
「はいはい」
タップと。
「あ、マジックアイテムの鑑定終わったよ」
「そうなん、ありがとう」
内容によれば引き取ろう。
食後、マジックアイテムの確認。マジックバッグは合計32個。Aサイズが時間停止×1。時間停止なし×2。Bサイズは時間停止×1。時間遅効半分×3。時間停止なし×1。Cサイズは時間停止×2。時間停止なし×3。Dサイズが時間停止が×2。時間遅効半分が×4。時間停止なし×2。Eサイズが時間停止が×2。時間遅効半分が×4。時間停止なし×5。
よし、時間停止は引き取りやね。Aサイズは買い物用だ。母が持つことになる。Bサイズは私が。CDEは鷹の目の皆さんが分担して持つことに。後はAサイズは引き取る。その内、元気かコハクの首にぶら下げると。
アクセサリー系は解毒系×3、体力回復系×4、魔力回復系×2、火魔法補助×2、水魔法補助×5、土魔法補助×5、風魔法補助×3、無属性魔法補助×4、光魔法補助×3、闇魔法補助×2。仔達に補助魔法系と思ったが、ビアンカとルージュが反対。
『道具の補助も悪くないのですが、まだ、元気達にはそれがきちんと理解出来ないのです』
『理解出来ない補助は、自分の力量を見誤るわ。コウタの支援は、血が通った支援だからいいけど』
色々考えて、解毒系は全て指輪、マデリーンさん、元気、コハクが持つ。体力回復系は指輪はコハクと晃太。腕輪はサイズ的にテオ君とエマちゃん。魔力回復系はペンダントで、チュアンさんとマデリーンさんが持つことに。魔法補助に関しては、ホークさんとチュアンさんがどれを持つかで悩んだ。ホークさんは弓を引くし、チュアンさんは拳を使う戦闘をするため、指輪は拒否された。ホークさんは小指くらいなら行けるそうだが、チュアンさんはNG。一発殴ったら、絶対直ぐに衝撃で粉砕しそうだ。こういったアクセサリー系の補助のマジックアイテムは、指輪なら指にきちんと着けないと効果は半分。回復系は元気やコハクのバンダナに結んでも大丈夫なんだって。よく分からん。指輪は全て細身だから、重ねて着けても大丈夫そう。結局、ホークさんは風魔法補助が片方のピアスなので、しっかり消毒してぱちんと着ける。しばらく消毒だね。チュアンさんは闇魔法補助のついたブレスレットが1つあったので、そちらを着ける。マデリーンさんは水魔法補助の対のピアス、無属性魔法の指輪。ミゲル君は水・土魔法補助の指輪、テオ君は風・水魔法補助の指輪、エマちゃんは光魔法補助の指輪と、火魔法補助のペンダントだ。効果は下がるが、ホークさんとチュアンさんは無属性魔法の指輪を、首に下げる事になる。
「で、これがちょっとな」
父が示したのは、最終階で出たイヤーカフ。
「これは?」
「全魔法補助と強化やってさ。それもかなり上位や」
「へー、なら、魔法職のマデリーンさんに」
「いえ、私はもう十分です。これはコウタさんが持った方がいいかも知れません。全魔法なら、支援魔法にも効果があるはずです」
そうなの?
「お父さん、これ晃太がつけても効果があるかね?」
「ん? 晃太着けてみい」
「分かった」
右耳の耳介に着ける晃太。それを父が鑑定する。
「…………………支援魔法の効果が上がったようや。対象のレベルの差が高くても効果があるようやな」
確か、今の晃太の支援魔法レベルなら、自身のレベルより100以上高い対象には効果がない、はずだったかな? 父の鑑定が続く。
「うーん、となあ。これば着けていたら、スキルレベルがEなら200、Dなら400、Cなら600まで上でも支援可能やな」
「すごいやん。ノワールに支援できそうやん。それにDになったら、ビアンカやルージュにも支援できそうやん」
我ながら恐ろしい事を口にする。只でさえ強いのに、神様達のブーストあって、支援まであったら、どんなことになるんやろ?
「やけど、ビアンカとルージュのレベル500以上やん。400以上差があるんばい」
『じゃあ、ダンジョン行くのです。コウタ自身のレベルを上げるのです』
『ゴーレム終わったら、行きましょう』
「いやや。年末は寝正月したいんや。たまには寝正月したいんや」
晃太の切り返しが、早いこと。
だけど、ビアンカとルージュは諦めずに、ダンジョンダンジョンと、晃太にすりすり。晃太も悪い顔ではない。よしよし、みたいな。
結局、イヤーカフは晃太が着ける事になる。
最後に、チュアンさんが持つ事になった槍。
「芯に高純度のミスリル、刃は魔鉄にアダマンタイトが少し。柄は上位トレントが使われとうな。上位硬化強化と衝撃吸収と自動修復があるけど、まだ付与が1つくらい付きそうやけど」
なら、チュアンさんの属性は土と闇だったはず。マーファでお願いしてみよう。
装備品が揃いだしたね。
後は私と晃太のポンチョを、ワイバーンの革で作って貰わないと。あ、マントもね。
この依頼済んだら、マーファに戻って、お願いしないと。
明日のアイアンゴーレム次第だけど、1体だけだと、いいなあ。坑道潰れたら、ここの人達、困るやろうしね。
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