ミルクティーな君へ。ひねくれ薄幸少女が幸せになるためには?

鐘ケ江 しのぶ

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やり直し?⑦

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 マクガレル先生に続き、準特進クラスが続く。
 入学式が行われる講堂は、体育館ではない。劇場のような雰囲気だ。上にも観覧席がある。私達は一階ね。すでに保護者席は一杯。先に特進クラスは着席している。私達準特進クラスは左横。全員が椅子の横に立ったのを確認して、マクガレル先生が合図。着席。
 一学年、全部で十五クラスもあるからね、ちょっと待つ。
 全員が揃い、やっと開始した。
 一旦立ってご挨拶ではないのね、着席のままお話が続く。
 学園長先生は、高齢女性だ。穏やかな方で、ゆっくり歩いている。でもって話し方もゆっくりで優しい。
 …………………………あ、眠気が。
 内容は、皆さん、健康に注意して、たくさん勉強して、お友達を作り、素敵な思い出を作ってくださいって。そして、ルルディ学園は生徒間の身分はないが、お互いを尊重し、礼儀を持ち、立ち振舞いをしなさいって。
 ルルディ学園は小さな社交界だ。いくら身分はないって言っても、学園時代に色々やらかしていたら、生徒から親に伝わるし、そのまま卒業したら同級生達は疎遠となる。
 私は一般市民として自活して生きていきたい。仕事はやっぱり病院関係かなあ。ウィンティアが何になりたいか、分からないけど、コクーン修道院では、小さな子供たちのお世話していた。保母さんとかかな?
 次は金髪の綺麗な女性、歩く姿も美しい金髪の女性だ。おいくつだろう、多分四十はいっているだろうけど、憧れるように美しい。
 なんと、オーガスト王太子殿下正室のエリザベス妃殿下。わあ、まさに王族って感じで、美しい上に気品がある。
 私だけではない、何人もの生徒が見惚れている。
 次は新入生挨拶、特進クラスの男子学生だ。試験でトップの成績者が毎年務めているって。真面目そうだなあ。
 で、次が在校生代表。
 これまた美少女。清楚な感じで、さらさらの金髪に、赤いカチューシャで飾っている。なんと、この美少女、生徒会長さんだって。

「在校生祝辞、生徒会長、リリーナ・エヴァニエス」

 美しいエリザベス妃殿下と、美少女生徒会長に上がっていたテンションが、急降下した。
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