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バンリの皮。
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「おはようございます」
「ああ、おはよう。朝飯食うかい」
「はい、頂きます」
「今日は運良くバンリの肉が手に入ったから、朝から肉入りスープだよ。ほら」
テーブルの前にゴトッと置かれた深めのスープ皿と黒パンの入った籠。
「バンリ?」
「なんだい冒険者なのに知らないのかい」
「えっと、成りたてで・・・」
「そんなに強かあ無いけど大型のネズミ種だね。綺麗な所を好むから、肉は良質で旨いよ」
「へえ~」
「おまけに毛皮も滑らかでさわり心地がいい。けど新人さんには難しいね」
「何故ですか」
「棲息地が割と森の奥で、強い魔物がいるからね」
「成る程、僕には無理だなあ」
「ふふふ。だから今日はあんたは運がいい」
成る程にバンリは旨かった。
宿を出てから僕は冒険者ギルドへ向かった。
今日は定番の薬草採取と思ってはみたが、薬草採取の依頼が無い。
ギルドのお姉さんに聞いてみたら。
「あら薬草採取は常時買い取り出来るから、依頼票が無くても持って来てちょうだい」
「分かりました。行ってきま~す」
「気おつけてね」
「は~い」
今日のギルドのお姉さんは初顔合わせだったけど、美人と言うよりは可愛い系。
そして何より・・・ケモ耳だよ~。
ウキウキ、ケモ耳眼福。
この町には余りいないけどやはり獣人はファンタジーの王道だよね。
そんな浮かれ気分で町を出たが。
ああ、あの尻尾をモフモフしたい。
『ご主人様それは犯罪と成ります』
「そっ、そうなの」
『はい、立派な痴漢行為です』
・・・当たり前で有る。
「ふう~。なかなか難しいなあ」
そう、薬草なんてそう簡単には集まらない。
前世でのヨモギでさえかなり似た種が有るのだ。
だだ、ヨモギは裏に白い産毛の様な物が有るので判り易い。
僕はこっちの植生なんて知る由もない。
よって今日は規定採取数に満たなかった。
やむなくUちゃんの中に仕舞った。
時間停止で保存しておく。
魔物との戦闘経験がなさ過ぎるので、森のごく浅い所での採取と成り、今回は仕方ないと思うから他の依頼で頑張るとする。
と、先程迄は心に決めていました・・・先程迄は。
ステッペンウルフに囲まれました、はい。
Uちゃんどうしよう。
『私目を召喚して下さい』
僕は小声で「Uちゃん召喚」と唱えた。
音もなく僕は何かの影に覆われる。
側にはエンジンをかけていない機体。
狼狽えるステッペンウルフ。
静かに開いたドアから出たタラップでゆっくり乗り込もうとした時。
ビュウーっと風が吹く。
「あっ!」
『使徒様に牙を剥くか、この下等どもが』
『許さないよあんたら』
「・・・フェンリル夫婦」
ステッペンウルフ達はまさに尻尾を巻いて逃げ出した。
中にはチビったものもいる。
「フェンリル夫婦さん有り難う」
『『どう板橋区』』
「はっ?・・・」
『今はハーレムの分裂期間だから、時折ステッペンウルフの群れが現れる気を付けられよ』
『オークなんかも今時だから気を付けてね』
「あっ、はい」
そうなんだ。
・・・それは怖いな。
『う~ん・・・うちの子ガーディアンとして就けようかな』
『そうね、あの子達にも良い経験になるし』
「クウ~ン」
「ハッハッハッ」
『身バレ(フェンリルばれ)するといけないから、そちらのスキルの魔道具内に送還しておいてくれ』
『薬草採取の時に回りに放てば、勝手に魔物を狩るから食事はそれでいいわよ。もちろん使徒様もちゃんと守るからね』
「・・・」
「クウ~ン」
「クウ~ン」
『頼むよ~、使徒様あ~』
「わっ分かりました」
『助かったわ。よろしくね』
助かった?、もしかして子守りを押し付けられた?。
フェンリル夫婦は風と共に去って行く。
僕は町の近くで2匹をUちゃんに送還?・・・した。
取り敢えず送還と言ったら、本当にUちゃんに送還されていた。
「生き物入れて大丈夫なのかな?」
『大丈夫ですよ。フェンリルは神の管轄なので』
「そっそうなんだ・・・」
『召喚時でもご主人様に悪しき気を持つものは搭乗から排除されます』
「・・・・・・」
次の日僕は冒険者ギルドには寄らずに町の外に出た。
少し足首が痛い。
昨日ステッペンウルフに囲まれた時に軽く捻ったからかな。
まあこのぐらいなら大丈夫か。
う~ん・・・、昨日と変わらない。
何とか買い取り規定の数には成ったけど、これでは生活費にはならない。
すれ違う子供達は僕より多く採取していて、何かやり方が有るのかも。
「ギル・マル戻って来て」
「ウォンウォン、ガウガウ」
戻って来たと思ったら野兎と大きなネズミを、2匹とも咥えていて僕に差し出して来た。
「これは君達の餌だね。Uちゃんの中に仕舞っておくよ」
『それをギルドに卸したらお金になるよ』
『ちゃんと買い取りして貰えるよ』
「えっ、思念会話出来るの君達?」
『『朝僕達に名前付けたから、従魔と同じ扱いになったよ。使徒様はテイマーのスキルを得てるね。だから冒険者ギルドで登録したら僕達を町中でも出せるよ』』
「えっ・・・」
僕のスキルにはテイマーなんて無い筈。
久し振りにステータス画面を開いてみる。
「ステータスオープン」
運 中
スキル 足首くじき
US-2召喚
従魔召喚
魔法 属性不明
加護数 フェンリルの加護
他多数
ああ本当だ従魔召喚が付いてるから、テイマーって事だよね。
・・・フェンリルの加護?。
いちおう神様の扱いだからかな。
他多数って・・・。
気にはなるが何故に表せないの?。
魔法も未だに属性不明って。
使えるんだよねいちおう。
僕は昨日と同じでギルとマルを送還して町に入る。
いちおうこの町には柵と周囲に堀が有る。
オークはこの堀を飛び越えられないし、ステッペンウルフは柵を越えられない。
前に子爵様にスタンビートって有りますかと聞いたら、過去に魔物襲来は二百年前に起こったらしい。
その年は異常にオークが大繁殖したとか。
その為に普通は縄張り争いをしない、オークとステッペンウルフが、入り乱れて町を襲った記録が有るって言ってた。
今年はステッペンウルフが多いものの、数十年に1・2度は有る範囲との事。
そんな事を考えて歩いていたからか。
ドスッ。
ドテッ、ドテッ。
「あっ、大丈夫君」
「うん、お兄ちゃんごめんね」
「いやいや、僕も考え事してたから」
ぶっッかってお互い転んで仕舞った。
相手は小さい獣人の女の子、申し訳ない。
手を取って起こしてあげる。
「怪我ない」
「無いよ」
「そうか良かった」
「お兄ちゃんこそ怪我ない」
「ああ大丈夫」
二人ともパンパンと土埃を払った。
「ごめんね。あっそうだ、お詫びにこれあげるよ」
「これなあに?」
「甘いお芋だよ」
「甘いの」
「うん甘いよ」
それは昼にUちゃんから召喚したご飯に付いてたスイーツ。
まあ焼き芋なんだけど。
「有り難うお兄ちゃん」
「バイバイ、気おつけてね」
そして僕はそのまま冒険者ギルドに向かった。
「やっと数が揃いました。薬草採取って難しいですね」
「そうね慣れないと難しいかもね」
「後これとれたのですけど・・・」
「角・・・じゃ無い方の兎ね。それにバンリって・・・君、森の奥に行ったの?」
「いえ、偶々です」
「偶々って、まあ有るっちゃ有るか。そこの通路を抜けたら解体所が有るから、おっちゃんに言って買い取って貰ってね」
「はい分かりました」
魔物は倒し方によって買い取り額が異なる為に、こちらで査定してお金を受け取るらしい。
「う~ん・・・」
「良くなかったですか?」
「いや最上だ。傷がねえ・・・どうやって倒した」
「それは・・・」
「ああ、すまん言わんでもいい。つい興味で聞いてしまうけど、毒を使ってなかったら大丈夫だからな」
待つ事1時間。
「おう坊や出来たぞ、灰色兎2匹が毛皮と肉で銀貨3枚。バンリが肉と毛皮で金貨1枚な」
「えっ・・・」
「んっああそうか、バンリを狩ったのは初めてか。バンリは肉も高級だが毛皮はもっと高い。貴族達には良く売れる。そんでもって、今回のバンリは最高級の狩り方だったからな。傷一つねえもんな」
おっちゃんによるとバンリは、森の奥で難易度が高い為に貴重らしく、更に毛皮が上質な為に高いのだとか。
僕は宿に帰ってギルとマルを部屋で密かに召喚して、何処でどうやって狩ったのか聞いてみた。
場所は意外に僕の近くだった。
狩り方は電撃魔法らしい。
「電撃使えるんだね凄い」
「「んっ?、使徒様との契約で使える様に成ったよ」」
「はっ?」
「「使徒様の属性の一つだよ」」
「えっそれって僕も使えるって事」
「そうだよ」
2匹を送還してステータスを調べたら。
雷属性の魔法と雷神の加護が出てた。
「・・・まあえっか」
気にしたら損だと思ってその日は寝た。
晩飯を食い忘れた。
何故だ。
「ああ、おはよう。朝飯食うかい」
「はい、頂きます」
「今日は運良くバンリの肉が手に入ったから、朝から肉入りスープだよ。ほら」
テーブルの前にゴトッと置かれた深めのスープ皿と黒パンの入った籠。
「バンリ?」
「なんだい冒険者なのに知らないのかい」
「えっと、成りたてで・・・」
「そんなに強かあ無いけど大型のネズミ種だね。綺麗な所を好むから、肉は良質で旨いよ」
「へえ~」
「おまけに毛皮も滑らかでさわり心地がいい。けど新人さんには難しいね」
「何故ですか」
「棲息地が割と森の奥で、強い魔物がいるからね」
「成る程、僕には無理だなあ」
「ふふふ。だから今日はあんたは運がいい」
成る程にバンリは旨かった。
宿を出てから僕は冒険者ギルドへ向かった。
今日は定番の薬草採取と思ってはみたが、薬草採取の依頼が無い。
ギルドのお姉さんに聞いてみたら。
「あら薬草採取は常時買い取り出来るから、依頼票が無くても持って来てちょうだい」
「分かりました。行ってきま~す」
「気おつけてね」
「は~い」
今日のギルドのお姉さんは初顔合わせだったけど、美人と言うよりは可愛い系。
そして何より・・・ケモ耳だよ~。
ウキウキ、ケモ耳眼福。
この町には余りいないけどやはり獣人はファンタジーの王道だよね。
そんな浮かれ気分で町を出たが。
ああ、あの尻尾をモフモフしたい。
『ご主人様それは犯罪と成ります』
「そっ、そうなの」
『はい、立派な痴漢行為です』
・・・当たり前で有る。
「ふう~。なかなか難しいなあ」
そう、薬草なんてそう簡単には集まらない。
前世でのヨモギでさえかなり似た種が有るのだ。
だだ、ヨモギは裏に白い産毛の様な物が有るので判り易い。
僕はこっちの植生なんて知る由もない。
よって今日は規定採取数に満たなかった。
やむなくUちゃんの中に仕舞った。
時間停止で保存しておく。
魔物との戦闘経験がなさ過ぎるので、森のごく浅い所での採取と成り、今回は仕方ないと思うから他の依頼で頑張るとする。
と、先程迄は心に決めていました・・・先程迄は。
ステッペンウルフに囲まれました、はい。
Uちゃんどうしよう。
『私目を召喚して下さい』
僕は小声で「Uちゃん召喚」と唱えた。
音もなく僕は何かの影に覆われる。
側にはエンジンをかけていない機体。
狼狽えるステッペンウルフ。
静かに開いたドアから出たタラップでゆっくり乗り込もうとした時。
ビュウーっと風が吹く。
「あっ!」
『使徒様に牙を剥くか、この下等どもが』
『許さないよあんたら』
「・・・フェンリル夫婦」
ステッペンウルフ達はまさに尻尾を巻いて逃げ出した。
中にはチビったものもいる。
「フェンリル夫婦さん有り難う」
『『どう板橋区』』
「はっ?・・・」
『今はハーレムの分裂期間だから、時折ステッペンウルフの群れが現れる気を付けられよ』
『オークなんかも今時だから気を付けてね』
「あっ、はい」
そうなんだ。
・・・それは怖いな。
『う~ん・・・うちの子ガーディアンとして就けようかな』
『そうね、あの子達にも良い経験になるし』
「クウ~ン」
「ハッハッハッ」
『身バレ(フェンリルばれ)するといけないから、そちらのスキルの魔道具内に送還しておいてくれ』
『薬草採取の時に回りに放てば、勝手に魔物を狩るから食事はそれでいいわよ。もちろん使徒様もちゃんと守るからね』
「・・・」
「クウ~ン」
「クウ~ン」
『頼むよ~、使徒様あ~』
「わっ分かりました」
『助かったわ。よろしくね』
助かった?、もしかして子守りを押し付けられた?。
フェンリル夫婦は風と共に去って行く。
僕は町の近くで2匹をUちゃんに送還?・・・した。
取り敢えず送還と言ったら、本当にUちゃんに送還されていた。
「生き物入れて大丈夫なのかな?」
『大丈夫ですよ。フェンリルは神の管轄なので』
「そっそうなんだ・・・」
『召喚時でもご主人様に悪しき気を持つものは搭乗から排除されます』
「・・・・・・」
次の日僕は冒険者ギルドには寄らずに町の外に出た。
少し足首が痛い。
昨日ステッペンウルフに囲まれた時に軽く捻ったからかな。
まあこのぐらいなら大丈夫か。
う~ん・・・、昨日と変わらない。
何とか買い取り規定の数には成ったけど、これでは生活費にはならない。
すれ違う子供達は僕より多く採取していて、何かやり方が有るのかも。
「ギル・マル戻って来て」
「ウォンウォン、ガウガウ」
戻って来たと思ったら野兎と大きなネズミを、2匹とも咥えていて僕に差し出して来た。
「これは君達の餌だね。Uちゃんの中に仕舞っておくよ」
『それをギルドに卸したらお金になるよ』
『ちゃんと買い取りして貰えるよ』
「えっ、思念会話出来るの君達?」
『『朝僕達に名前付けたから、従魔と同じ扱いになったよ。使徒様はテイマーのスキルを得てるね。だから冒険者ギルドで登録したら僕達を町中でも出せるよ』』
「えっ・・・」
僕のスキルにはテイマーなんて無い筈。
久し振りにステータス画面を開いてみる。
「ステータスオープン」
運 中
スキル 足首くじき
US-2召喚
従魔召喚
魔法 属性不明
加護数 フェンリルの加護
他多数
ああ本当だ従魔召喚が付いてるから、テイマーって事だよね。
・・・フェンリルの加護?。
いちおう神様の扱いだからかな。
他多数って・・・。
気にはなるが何故に表せないの?。
魔法も未だに属性不明って。
使えるんだよねいちおう。
僕は昨日と同じでギルとマルを送還して町に入る。
いちおうこの町には柵と周囲に堀が有る。
オークはこの堀を飛び越えられないし、ステッペンウルフは柵を越えられない。
前に子爵様にスタンビートって有りますかと聞いたら、過去に魔物襲来は二百年前に起こったらしい。
その年は異常にオークが大繁殖したとか。
その為に普通は縄張り争いをしない、オークとステッペンウルフが、入り乱れて町を襲った記録が有るって言ってた。
今年はステッペンウルフが多いものの、数十年に1・2度は有る範囲との事。
そんな事を考えて歩いていたからか。
ドスッ。
ドテッ、ドテッ。
「あっ、大丈夫君」
「うん、お兄ちゃんごめんね」
「いやいや、僕も考え事してたから」
ぶっッかってお互い転んで仕舞った。
相手は小さい獣人の女の子、申し訳ない。
手を取って起こしてあげる。
「怪我ない」
「無いよ」
「そうか良かった」
「お兄ちゃんこそ怪我ない」
「ああ大丈夫」
二人ともパンパンと土埃を払った。
「ごめんね。あっそうだ、お詫びにこれあげるよ」
「これなあに?」
「甘いお芋だよ」
「甘いの」
「うん甘いよ」
それは昼にUちゃんから召喚したご飯に付いてたスイーツ。
まあ焼き芋なんだけど。
「有り難うお兄ちゃん」
「バイバイ、気おつけてね」
そして僕はそのまま冒険者ギルドに向かった。
「やっと数が揃いました。薬草採取って難しいですね」
「そうね慣れないと難しいかもね」
「後これとれたのですけど・・・」
「角・・・じゃ無い方の兎ね。それにバンリって・・・君、森の奥に行ったの?」
「いえ、偶々です」
「偶々って、まあ有るっちゃ有るか。そこの通路を抜けたら解体所が有るから、おっちゃんに言って買い取って貰ってね」
「はい分かりました」
魔物は倒し方によって買い取り額が異なる為に、こちらで査定してお金を受け取るらしい。
「う~ん・・・」
「良くなかったですか?」
「いや最上だ。傷がねえ・・・どうやって倒した」
「それは・・・」
「ああ、すまん言わんでもいい。つい興味で聞いてしまうけど、毒を使ってなかったら大丈夫だからな」
待つ事1時間。
「おう坊や出来たぞ、灰色兎2匹が毛皮と肉で銀貨3枚。バンリが肉と毛皮で金貨1枚な」
「えっ・・・」
「んっああそうか、バンリを狩ったのは初めてか。バンリは肉も高級だが毛皮はもっと高い。貴族達には良く売れる。そんでもって、今回のバンリは最高級の狩り方だったからな。傷一つねえもんな」
おっちゃんによるとバンリは、森の奥で難易度が高い為に貴重らしく、更に毛皮が上質な為に高いのだとか。
僕は宿に帰ってギルとマルを部屋で密かに召喚して、何処でどうやって狩ったのか聞いてみた。
場所は意外に僕の近くだった。
狩り方は電撃魔法らしい。
「電撃使えるんだね凄い」
「「んっ?、使徒様との契約で使える様に成ったよ」」
「はっ?」
「「使徒様の属性の一つだよ」」
「えっそれって僕も使えるって事」
「そうだよ」
2匹を送還してステータスを調べたら。
雷属性の魔法と雷神の加護が出てた。
「・・・まあえっか」
気にしたら損だと思ってその日は寝た。
晩飯を食い忘れた。
何故だ。
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