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20.祐二と彩の関係
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色んな人から慰めて貰いながら、セーフティーエリアへと戻って来た。
「2人共お帰りぃ~……あの後どうだったの?」
「3人で守り切ろうとしたんですがダメでした」
「そうそう。俺なんか撃ち過ぎて弾切れ起こしちゃいましたよぉ~……」
勝平はそう言って空になったMP5のマガジンを彩さんに見せる。
「勝平くんも頑張ったのねぇ~……2人共相手を倒せた?」
「俺は……守るのに必死だったんで、正直言って覚えてないです」
「俺も倒せたかどうか分からないんだ……」
お前は途中で弾切れ起こしてたもんなぁ。
「それでもやることをやったんだから、よくやったと褒められるよ」
弾込めしながらそう言う祐二に対して、彩は人差し指で祐二の頬をつつきながら話をする。
「さっきやられた人が言うべき言葉なのかしらぁ?」
「俺がやられた後、お前もやられて戻って来たじゃないか」
「でも私は頑張って敵を倒したわよ」
「……そうか」
祐二は何か言いたそうなのを我慢している様子で彩はそれに気付いていないのか、祐二の頬を指先で突き続けて揶揄っている。
「そんなことよりも、おそらく次の表と裏の試合をやったあと昼休憩に入るんじゃないか?」
「ん?」
彩は首を傾げたあとにスマホを取り出して時間を確認をした。
「……そうね。時間的に昼食にはちょうどいいかもしれないわね。
それと次の試合からは、1回復活がなくなるかもしれないわね」
「えっ⁉︎ 1回復活がなくなるってどういうこと?」
「次の試合からは俺達と同じように試合に参加してくれ。ってことさ」
※初心者1回復活有りのルールは大体のフィールドは1~2回。多いところでは4回ほどゲームをしたところで復活ルールをなくすぞ!
……え? 不安に感じるだと? サバゲーはまだ続くんだ! 頑張ってみろっ‼︎ それと楽しむことも忘れずになっ‼︎
「で、でもぉ……まだアナウンスされてないからぁ~……1回復活有りがなくなる可能性はぁ~……」
なんて勝平が話していると、セーフティーエリアに設置してあるスピーカーからアナウンスが聴こえて来た。
『先ほどの試合お疲れさまでしたぁ! 次の試合からは初心者1回復活有りがなくなります! なので初心者マークを付けている方達は、他の方達と同じように、撃たれたらそのままセーフティーエリアへと戻って下さい!
なお、次の試合の表と裏の2試合やったあとに昼食になります! 昼食を予約された方は引き換え券を無くさないようにお願い致します!』
「……だってよ、勝平」
「そんなぁ…。俺まだ1人も倒せてないのにぃ~……」
勝平はそう言いながら机に突っ伏してしまった。
「まぁまぁ…まだ何回かゲームがあるから、気を落とさないでね?」
「そうだな。彩の言う通りだ」
祐二はそう言うと左手を右肩に沿え、沿えている方の肩を回す。
「少し長く休憩したせいか、身体がバキバキいうなぁ」
「それは祐二が歳取ったからでしょ?」
「……28歳なんだが?」
「何言ってるの。今年で29歳なんだから、おじさん一歩手前よ。だから以前のように元気に動き回っちゃダメよ。それに運転手でもあるんだから」
「……善処する」
祐二は彩に突かれながらも、そう答える。
「祐二さんは28歳だったんですね。俺はてっきり25歳ぐらいだと思ってました」
でも顔の渋さがあるから、そう見えなくはないか。
「翔也は嬉しいことを言ってくれるな」
「あらそう? 私が6年前に出会った頃は28歳ぐらいと想像してたわ」
「じゃあ、つまり……お前は22歳のときに28歳と思っていたのか?」
「そうよ。年齢を知ったときは内心驚いていたわよ」
彩の言葉を聞いた祐二は深くため息を吐いた。
「ハァ~……嫁にこんなことを言われるとはな。出会った頃のお前が可愛く見える」
「今も昔も私は可愛い女の子よ」
「…………そうだな。可愛い嫁だよ。…ホント」
今発言に間があったのは気のせいか?
翔也がそんなことを思っている中、勝平が慌てた様子で身を乗り出した!
「ちょ、ちょちょちょっ⁉︎ ちょっと待って下さいっ‼︎ 彩さんが祐二さんの嫁ってどう言うことなんですかぁっ⁉︎」
「あれ? GUN&BAR で話しているときに言ってなかったっけ? 私と祐二は夫婦って」
「俺初耳ですっ‼︎」
「初耳って……勝平。お前は俺の隣で……って、あっ⁉︎」
そういえばコイツ、「カクテルがうめぇっ⁉︎」とか言ってベロベロに酔ってた気がするなぁ。
「ああ~……多分祐二さん達が話してくれてたとき、お前酔ってて話を聞いてなかったんじゃないか?
それに自己紹介のときに祐二さんだけは苗字を名乗って、彩さんは紹介してたよな?」
「……そういえば、そうだ」
翔也の言葉に思い当たる節があるのか、目が点になっている勝平。
「そしてほら! これ結婚指輪よ」
彩はそう言いながら左薬指に付けている結婚指輪を勝平に見せたら、勝平はショックを受けたのかムンクの叫びのような顔をさせながら身体全体が真っ白になった。
「そんな……彩さんが、結婚してたなんて…………」
「そう落ち込まないで。勝平くんにも素敵な人が現れると思うわ」
「そうだな。…翔也もそう思うだろ?」
「あ……はい」
翔也は何とも言えないような顔をさせながら、そう答える。その後、勝平はどんよりした雰囲気を醸し出しながらMP5のマガジンに弾を込めるのであった。
「2人共お帰りぃ~……あの後どうだったの?」
「3人で守り切ろうとしたんですがダメでした」
「そうそう。俺なんか撃ち過ぎて弾切れ起こしちゃいましたよぉ~……」
勝平はそう言って空になったMP5のマガジンを彩さんに見せる。
「勝平くんも頑張ったのねぇ~……2人共相手を倒せた?」
「俺は……守るのに必死だったんで、正直言って覚えてないです」
「俺も倒せたかどうか分からないんだ……」
お前は途中で弾切れ起こしてたもんなぁ。
「それでもやることをやったんだから、よくやったと褒められるよ」
弾込めしながらそう言う祐二に対して、彩は人差し指で祐二の頬をつつきながら話をする。
「さっきやられた人が言うべき言葉なのかしらぁ?」
「俺がやられた後、お前もやられて戻って来たじゃないか」
「でも私は頑張って敵を倒したわよ」
「……そうか」
祐二は何か言いたそうなのを我慢している様子で彩はそれに気付いていないのか、祐二の頬を指先で突き続けて揶揄っている。
「そんなことよりも、おそらく次の表と裏の試合をやったあと昼休憩に入るんじゃないか?」
「ん?」
彩は首を傾げたあとにスマホを取り出して時間を確認をした。
「……そうね。時間的に昼食にはちょうどいいかもしれないわね。
それと次の試合からは、1回復活がなくなるかもしれないわね」
「えっ⁉︎ 1回復活がなくなるってどういうこと?」
「次の試合からは俺達と同じように試合に参加してくれ。ってことさ」
※初心者1回復活有りのルールは大体のフィールドは1~2回。多いところでは4回ほどゲームをしたところで復活ルールをなくすぞ!
……え? 不安に感じるだと? サバゲーはまだ続くんだ! 頑張ってみろっ‼︎ それと楽しむことも忘れずになっ‼︎
「で、でもぉ……まだアナウンスされてないからぁ~……1回復活有りがなくなる可能性はぁ~……」
なんて勝平が話していると、セーフティーエリアに設置してあるスピーカーからアナウンスが聴こえて来た。
『先ほどの試合お疲れさまでしたぁ! 次の試合からは初心者1回復活有りがなくなります! なので初心者マークを付けている方達は、他の方達と同じように、撃たれたらそのままセーフティーエリアへと戻って下さい!
なお、次の試合の表と裏の2試合やったあとに昼食になります! 昼食を予約された方は引き換え券を無くさないようにお願い致します!』
「……だってよ、勝平」
「そんなぁ…。俺まだ1人も倒せてないのにぃ~……」
勝平はそう言いながら机に突っ伏してしまった。
「まぁまぁ…まだ何回かゲームがあるから、気を落とさないでね?」
「そうだな。彩の言う通りだ」
祐二はそう言うと左手を右肩に沿え、沿えている方の肩を回す。
「少し長く休憩したせいか、身体がバキバキいうなぁ」
「それは祐二が歳取ったからでしょ?」
「……28歳なんだが?」
「何言ってるの。今年で29歳なんだから、おじさん一歩手前よ。だから以前のように元気に動き回っちゃダメよ。それに運転手でもあるんだから」
「……善処する」
祐二は彩に突かれながらも、そう答える。
「祐二さんは28歳だったんですね。俺はてっきり25歳ぐらいだと思ってました」
でも顔の渋さがあるから、そう見えなくはないか。
「翔也は嬉しいことを言ってくれるな」
「あらそう? 私が6年前に出会った頃は28歳ぐらいと想像してたわ」
「じゃあ、つまり……お前は22歳のときに28歳と思っていたのか?」
「そうよ。年齢を知ったときは内心驚いていたわよ」
彩の言葉を聞いた祐二は深くため息を吐いた。
「ハァ~……嫁にこんなことを言われるとはな。出会った頃のお前が可愛く見える」
「今も昔も私は可愛い女の子よ」
「…………そうだな。可愛い嫁だよ。…ホント」
今発言に間があったのは気のせいか?
翔也がそんなことを思っている中、勝平が慌てた様子で身を乗り出した!
「ちょ、ちょちょちょっ⁉︎ ちょっと待って下さいっ‼︎ 彩さんが祐二さんの嫁ってどう言うことなんですかぁっ⁉︎」
「あれ? GUN&BAR で話しているときに言ってなかったっけ? 私と祐二は夫婦って」
「俺初耳ですっ‼︎」
「初耳って……勝平。お前は俺の隣で……って、あっ⁉︎」
そういえばコイツ、「カクテルがうめぇっ⁉︎」とか言ってベロベロに酔ってた気がするなぁ。
「ああ~……多分祐二さん達が話してくれてたとき、お前酔ってて話を聞いてなかったんじゃないか?
それに自己紹介のときに祐二さんだけは苗字を名乗って、彩さんは紹介してたよな?」
「……そういえば、そうだ」
翔也の言葉に思い当たる節があるのか、目が点になっている勝平。
「そしてほら! これ結婚指輪よ」
彩はそう言いながら左薬指に付けている結婚指輪を勝平に見せたら、勝平はショックを受けたのかムンクの叫びのような顔をさせながら身体全体が真っ白になった。
「そんな……彩さんが、結婚してたなんて…………」
「そう落ち込まないで。勝平くんにも素敵な人が現れると思うわ」
「そうだな。…翔也もそう思うだろ?」
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