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19.激戦の果てに…
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前線を下げられてしまい、自衛するフラッグ側のネット際まで追い込まれた翔也達。
そこではエアガンの発砲音やBB弾が壁に当たって弾ける音が響き渡っていた。
「弾が切れそうだわ! 他は大丈夫?」
「俺の方はまだあるぞ!」
自身が持つエアガンを撃ちながら言う味方。
「分かんないです! ヒィッ⁉︎」
叫び声と共に顔を引っ込める勝平。どうやら撃たれかけたようだ。
「正確には分かりませんが、半分ぐらい弾があると思います!」
翔也がそう言う中、彩は自分の左腕に付けている腕時計に目を向ける。
「そう! あと2分乗り切ればドローになるから、何とか持ち堪えましょう!」
「「了解!」」
「おっ…オオーッ‼︎」
勝平が怯えている気がするが気にしている暇がなく、どんどん撃って相手チームを近付けさせないようにする。
そんな中でも彩は優秀で相手チームの1人をまた倒した!
「ナイス!」
「ナイスです!」
「流石彩さん! 頼りになります!」
『残り時間1分! 残り時間1分となりましたぁ!』
「あと1分がんばって‼︎」
彩さんはそう言うと自身が持っているエアガンを構えながら、バリケード裏から上半身だけ出て敵を撃つ。しかし撃っている途中で彩さんは身を縮こまらせてしまった。
「HITぉッ!⁉︎ ナイスショットォッ⁉︎」
彩さんは手を振りながら相手チームにアピールする。
「マジかっ⁉︎」
「彩さんがやられたぁああああああっ!⁉︎」
彩は手を振ってHITアピールをしながらゲームフィールドの出口を目指して行く姿を翔也と勝平は絶望した顔で見つめるのであった。
「1人減った! 俺達だけで頑張るしかない! とにかく撃ちまくれっ‼︎」
味方のその言葉に翔也はハッ⁉︎ と我に返り、再び自身が持っている東京マルイ M4A1 を構えた。
「勝平! 俺達だけで何とかするしかねぇっ!」
「お、おう! そうだなっ‼︎」
勝平はそう返事をすると、自分が借りた G&G MP5A4 を構えて応戦する。
「うおおおおおおおおおおおおっ!⁉︎ 負けてられないんだよぉぉぉおおおおおおおおおおおおっっっ‼︎⁉︎」
謎のやる気を出しながら撃ち続ける勝平の姿を見て、翔也は安心した様子を見せる。
俺も頑張らないとな!
『ゲーム終了まで残り時間30秒前! 皆さん頑張って下さい!』
「2人共、あと30秒頑張って耐えるんだ!」
「「はいっ⁉︎」」
翔也達は味方に返事をすると、相手チームに向けて撃ち返し始める。
よし! 相手が引っ込んだ! このまま撃ち続けて抑え込めば、制限時間が来て……。
「ギャァアアアアアアアアアアアアッ!⁉︎ 弾がなくなったぁああああああああああああっ!!⁉︎」
「マジかよ勝平っ⁉︎」
「マジだよっ‼︎ どうしよう撃てなくなっちゃったよ!」
勝平はそう言ってカラになったマガジンを見せて来た。
※残弾管理はしっかりとまでは言わないが、ある程度把握していた方がいい!
そして弾がなくなったり持っているエアガンに異常が来たした場合、HITコールを言ってゲームフィールドから出ることが出来るが、そのままゲームを続行することも出来るぞ!
残弾無しでもフラッグゲットしたヤツがいるから、残ってみるのもありだぞっ‼︎
撃てる人間が俺と味方しかいなくなっちまった⁉︎
『残り時間10…9…8…』
カウントダウンに入った!
『5…4…』
ピィーーーーーーーッ⁉︎
「えっ⁉︎ 笛の音? ……ってことはまさかっ⁉︎」
周りを見てみると笛の音を聴いた周りの人達が、撃つのを止めている。
『ゲーム終了ぉ! ただいまのゲーム。赤チームのフラッグゲットにより、赤チームの勝利です! おめでとうございます‼︎』
「赤チーム? …なぁ翔也。俺達黄色チームだから……」
「フラグを取られたってことだよな」
頑張ったのにフラグを取られてしまったことからか、翔也達はションボリした顔になってしまった。
そんな気持ちを察したのか、周りの人達が翔也達の下にやって来る。
「まぁまぁ、元気出しなよ。この先サバゲーをやっていれば、こんなことしょっちゅうあるって」
「そうだよ。俺なんか3回連続フラグゲットされたことがあるしな」
相手チームの1人がそう言うと何人かが、「うんうん!」と頷いた。多分その人達は同じ経験がある人達だと思う。
「それにサバゲーは勝ち負けを決めるゲームだけど、相手と撃ち合って楽しむことも楽しみの一つだからね」
「それに次のゲームがあるさ」
「そうですね……翔也」
「ああ、次も頑張ろうか」
2人はそう言ったあと、並んで歩くようにしてゲームフィールドを出たのであった。
「おかえり、2人共どうだった?」
「どうだった? って?」
「私がやられてから相手倒せた?」
あ、そういうことか。
「俺は倒せませんでした。勝平は?」
「全くダメだった」
「そうか……でもまだ続くからチャンスはある筈だぞ」
「はい! 俺、次こそHITを取ってみせます!」
俺さっき1人倒した。なんて言ったら悔しがりそうだなぁ~。
「そうそう。さっき翔也くんも1人倒したから頑張ってね!」
「……え? 翔也、1人倒したのか?」
「ああ…まぁ……な」
俺がそう答えると案の定勝平は落ち込んでしまったのだった。
そこではエアガンの発砲音やBB弾が壁に当たって弾ける音が響き渡っていた。
「弾が切れそうだわ! 他は大丈夫?」
「俺の方はまだあるぞ!」
自身が持つエアガンを撃ちながら言う味方。
「分かんないです! ヒィッ⁉︎」
叫び声と共に顔を引っ込める勝平。どうやら撃たれかけたようだ。
「正確には分かりませんが、半分ぐらい弾があると思います!」
翔也がそう言う中、彩は自分の左腕に付けている腕時計に目を向ける。
「そう! あと2分乗り切ればドローになるから、何とか持ち堪えましょう!」
「「了解!」」
「おっ…オオーッ‼︎」
勝平が怯えている気がするが気にしている暇がなく、どんどん撃って相手チームを近付けさせないようにする。
そんな中でも彩は優秀で相手チームの1人をまた倒した!
「ナイス!」
「ナイスです!」
「流石彩さん! 頼りになります!」
『残り時間1分! 残り時間1分となりましたぁ!』
「あと1分がんばって‼︎」
彩さんはそう言うと自身が持っているエアガンを構えながら、バリケード裏から上半身だけ出て敵を撃つ。しかし撃っている途中で彩さんは身を縮こまらせてしまった。
「HITぉッ!⁉︎ ナイスショットォッ⁉︎」
彩さんは手を振りながら相手チームにアピールする。
「マジかっ⁉︎」
「彩さんがやられたぁああああああっ!⁉︎」
彩は手を振ってHITアピールをしながらゲームフィールドの出口を目指して行く姿を翔也と勝平は絶望した顔で見つめるのであった。
「1人減った! 俺達だけで頑張るしかない! とにかく撃ちまくれっ‼︎」
味方のその言葉に翔也はハッ⁉︎ と我に返り、再び自身が持っている東京マルイ M4A1 を構えた。
「勝平! 俺達だけで何とかするしかねぇっ!」
「お、おう! そうだなっ‼︎」
勝平はそう返事をすると、自分が借りた G&G MP5A4 を構えて応戦する。
「うおおおおおおおおおおおおっ!⁉︎ 負けてられないんだよぉぉぉおおおおおおおおおおおおっっっ‼︎⁉︎」
謎のやる気を出しながら撃ち続ける勝平の姿を見て、翔也は安心した様子を見せる。
俺も頑張らないとな!
『ゲーム終了まで残り時間30秒前! 皆さん頑張って下さい!』
「2人共、あと30秒頑張って耐えるんだ!」
「「はいっ⁉︎」」
翔也達は味方に返事をすると、相手チームに向けて撃ち返し始める。
よし! 相手が引っ込んだ! このまま撃ち続けて抑え込めば、制限時間が来て……。
「ギャァアアアアアアアアアアアアッ!⁉︎ 弾がなくなったぁああああああああああああっ!!⁉︎」
「マジかよ勝平っ⁉︎」
「マジだよっ‼︎ どうしよう撃てなくなっちゃったよ!」
勝平はそう言ってカラになったマガジンを見せて来た。
※残弾管理はしっかりとまでは言わないが、ある程度把握していた方がいい!
そして弾がなくなったり持っているエアガンに異常が来たした場合、HITコールを言ってゲームフィールドから出ることが出来るが、そのままゲームを続行することも出来るぞ!
残弾無しでもフラッグゲットしたヤツがいるから、残ってみるのもありだぞっ‼︎
撃てる人間が俺と味方しかいなくなっちまった⁉︎
『残り時間10…9…8…』
カウントダウンに入った!
『5…4…』
ピィーーーーーーーッ⁉︎
「えっ⁉︎ 笛の音? ……ってことはまさかっ⁉︎」
周りを見てみると笛の音を聴いた周りの人達が、撃つのを止めている。
『ゲーム終了ぉ! ただいまのゲーム。赤チームのフラッグゲットにより、赤チームの勝利です! おめでとうございます‼︎』
「赤チーム? …なぁ翔也。俺達黄色チームだから……」
「フラグを取られたってことだよな」
頑張ったのにフラグを取られてしまったことからか、翔也達はションボリした顔になってしまった。
そんな気持ちを察したのか、周りの人達が翔也達の下にやって来る。
「まぁまぁ、元気出しなよ。この先サバゲーをやっていれば、こんなことしょっちゅうあるって」
「そうだよ。俺なんか3回連続フラグゲットされたことがあるしな」
相手チームの1人がそう言うと何人かが、「うんうん!」と頷いた。多分その人達は同じ経験がある人達だと思う。
「それにサバゲーは勝ち負けを決めるゲームだけど、相手と撃ち合って楽しむことも楽しみの一つだからね」
「それに次のゲームがあるさ」
「そうですね……翔也」
「ああ、次も頑張ろうか」
2人はそう言ったあと、並んで歩くようにしてゲームフィールドを出たのであった。
「おかえり、2人共どうだった?」
「どうだった? って?」
「私がやられてから相手倒せた?」
あ、そういうことか。
「俺は倒せませんでした。勝平は?」
「全くダメだった」
「そうか……でもまだ続くからチャンスはある筈だぞ」
「はい! 俺、次こそHITを取ってみせます!」
俺さっき1人倒した。なんて言ったら悔しがりそうだなぁ~。
「そうそう。さっき翔也くんも1人倒したから頑張ってね!」
「……え? 翔也、1人倒したのか?」
「ああ…まぁ……な」
俺がそう答えると案の定勝平は落ち込んでしまったのだった。
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