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34.奇襲作戦開始!
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祐二達が敵と激戦を繰り広げている中、翔也は味方と共にフラッグに向かっていた。
……全く敵と会わないなんて、不気味だなぁ。
前を進んでいる味方もそう思っているのか、時々顔をこっちを向ける。
「妙だなぁ……さっきまで敵がいたとは思えないほど静かだ」
「そう…ですね」
そんな会話をしていたら、「ギャアアアアアアアアアアアアッッッ‼︎⁉︎」と言う叫びが聞こえて来た!
「何だ? 向こうの方で何かあったのか?」
この声聞き覚えが……いや、まさかな。
そう思っていると後ろの方から足音が聴こえたので、味方と共に振り返った!
「……何だ味方かぁ」
「ホントビックリしましたよ」
俺達がそう言うと、後ろから来た味方の女性は申し訳なさそうな顔をさせながら近寄って来た。
「えっとぉ~……どんな状況でしょうか?」
「俺達はキミと一緒でフラッグに向かって進んでるんだ。この先どうなっているのか分からないんだ」
「そうですか……一応私以外にも他のルートで進んでいる味方いるんですけど……あっ⁉︎ 今来たかもしれません!」
彼女がそう言って後ろを向いたので、そっちに顔を向けると男性がこっちにやって来た。
「先客がいたんだ」
「うん。この人達が言うにはこの先の状況が分からないみたい」
「そうかぁ~……とりあえず進められるところまで進んでみようか?」
「じゃあ…私が先行しましょうか?」
「その後は俺が行くよ」
この人達積極的だなぁ~……。
そんなことを思っていたら、俺と一緒に進んでいた味方が話し掛ける。
「この先どうなってるのか分からないし、一本道で逃げ場がないから気を付けろよ」
「分かったわ」
彼女はそう言うと、自前と思わしきエアガンを構えて進み始め、その後ろを仲間の男性が付いて行く。そして俺は最後尾でみんなの後を追い掛けるように着いて行く。
しばらくの間1列なって歩いていると、遠くの方からパパパンッ⁉︎ というエアガンを撃つ音が聴こえて来た!
「音が近い……もしかしたら敵がフラッグ付近で防衛しているのかもしれない」
「あれ? ……もう敵フラッグの近くまで来たんですか?」
「ああ…このままゲートまで行けば、フラッグにたどり着く筈だぞ」
ああ~……フィールドマップにもフラッグの位置を示してたなぁ~。
※各サバゲーフィールドにはマップを設置している! そして両チームのフラッグが何処にあるのかを教える為にそのマップにフラッグの位置を示している!
マップはゲームフィールドへの通り道やゲートの前に置いているので、入る前に確認しておくといいぞ!
「……よし。今までよりも注意して進もう」
俺を含めた全員が頷き、前へと進んで行く。
「…………いた! 前に1人!」
先頭を進んでいる女性がそう言って身を隠したので、俺達も身を隠す。
「……いや、3人もいる!」
「相手の様子はどう?」
「みんな横の方向を向いてる撃ってるから、そっちの方に味方がいるのかも」
横を向いてるってことは奇襲を掛けられるってことだよな。
「このまま奇襲を掛ける感じですか?」
「そうだね。バリケードは近くにある?」
「バリケードと土嚢が左右にあるから、進めそう」
「ならバリケードに1人と土嚢に1人入れそうだね」
「そうなると……1人がここで援護射撃をすることになりそう」
「それは初心者の彼に任せようか」
俺の役割を勝手に決められてしまった。
「そうだな。今度は俺が1番先に行こう」
「じゃあ次は俺。3番目が彼女。様子を見ながら進んでね」
「了解! 初心者くんはそこで護衛して、ある程度敵が片付いたら、こっちに来てね」
「わ…分かりました!」
俺の返事を聞くと全員配置についた。
全員役割をすぐに決められるって……サバゲーマーって凄いなぁ。
「あの3人の敵の内、1番奥は俺がやる。手前にいるのはやってくれ」
「分かった。残りの無防備の方も俺に任せて」
「OK。それじゃあ……GO⁉︎」
先頭にいた味方がそう言うとエアガンを構え、敵を狙い撃った!
「うわっ⁉︎ ヒットォッ‼︎」
「ぅえっ⁉︎ HITッ‼︎」
最後の無防備な敵が2人の仲間が横からやられたことを悟り、こっちを向いて来たが……身体がこっちに向き切る前にBB弾が身体に当たった!
「うっ⁉︎ HIT⁉︎」
「よし! 敵がまだいるかもしれないから注意するんだ!」
「了解!」
仲間の2人がそう言いながら、定位置の土嚢とバリケードに身を隠した!
「…もう一枚前に出る! 援護してくれ!」
「了解!」
1番最初に出た味方はそう言うと、バリケードから出て前に進んだ! そしてその空いたバリケードに女性が入った!
みんなスゲェ……あっ⁉︎ 敵だ!
こっちの様子が気になったのかバリケードの角から敵が顔を出した! なので狙いを定めてフルオートで撃った!
「うぉっ⁉︎ ヒット‼︎」
やった! 敵を倒した‼︎
「ナイス! こっちはクリアだから、前進しよう!」
「初心者くん、こっち気て!」
「分かりました!」
女性の下へと行き、そのまま他の味方と共に周囲を警戒しながら進んで行くとフラッグが見えて来た!
しかしその向こう側に敵が2人いてこっちに気付いた様子を見せて物陰に隠れられてしまった!
「こうなったら強行突破しかないね! 俺達が護衛するから、初心者くんはフラッグを押して!」
「わ…分かりました!」
味方達が敵がいるところに撃ち込んでいる間に、俺はフラッグの下へ駆け寄り、止まってからスイッチを押した!
ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!⁉︎
『ゲーム終了! 黄色チームのフラッグゲットにより、黄色チームの勝利です! おめでとうございますっ‼︎』
その言葉を聞いた俺は、思わずガッツポーズをした!
……全く敵と会わないなんて、不気味だなぁ。
前を進んでいる味方もそう思っているのか、時々顔をこっちを向ける。
「妙だなぁ……さっきまで敵がいたとは思えないほど静かだ」
「そう…ですね」
そんな会話をしていたら、「ギャアアアアアアアアアアアアッッッ‼︎⁉︎」と言う叫びが聞こえて来た!
「何だ? 向こうの方で何かあったのか?」
この声聞き覚えが……いや、まさかな。
そう思っていると後ろの方から足音が聴こえたので、味方と共に振り返った!
「……何だ味方かぁ」
「ホントビックリしましたよ」
俺達がそう言うと、後ろから来た味方の女性は申し訳なさそうな顔をさせながら近寄って来た。
「えっとぉ~……どんな状況でしょうか?」
「俺達はキミと一緒でフラッグに向かって進んでるんだ。この先どうなっているのか分からないんだ」
「そうですか……一応私以外にも他のルートで進んでいる味方いるんですけど……あっ⁉︎ 今来たかもしれません!」
彼女がそう言って後ろを向いたので、そっちに顔を向けると男性がこっちにやって来た。
「先客がいたんだ」
「うん。この人達が言うにはこの先の状況が分からないみたい」
「そうかぁ~……とりあえず進められるところまで進んでみようか?」
「じゃあ…私が先行しましょうか?」
「その後は俺が行くよ」
この人達積極的だなぁ~……。
そんなことを思っていたら、俺と一緒に進んでいた味方が話し掛ける。
「この先どうなってるのか分からないし、一本道で逃げ場がないから気を付けろよ」
「分かったわ」
彼女はそう言うと、自前と思わしきエアガンを構えて進み始め、その後ろを仲間の男性が付いて行く。そして俺は最後尾でみんなの後を追い掛けるように着いて行く。
しばらくの間1列なって歩いていると、遠くの方からパパパンッ⁉︎ というエアガンを撃つ音が聴こえて来た!
「音が近い……もしかしたら敵がフラッグ付近で防衛しているのかもしれない」
「あれ? ……もう敵フラッグの近くまで来たんですか?」
「ああ…このままゲートまで行けば、フラッグにたどり着く筈だぞ」
ああ~……フィールドマップにもフラッグの位置を示してたなぁ~。
※各サバゲーフィールドにはマップを設置している! そして両チームのフラッグが何処にあるのかを教える為にそのマップにフラッグの位置を示している!
マップはゲームフィールドへの通り道やゲートの前に置いているので、入る前に確認しておくといいぞ!
「……よし。今までよりも注意して進もう」
俺を含めた全員が頷き、前へと進んで行く。
「…………いた! 前に1人!」
先頭を進んでいる女性がそう言って身を隠したので、俺達も身を隠す。
「……いや、3人もいる!」
「相手の様子はどう?」
「みんな横の方向を向いてる撃ってるから、そっちの方に味方がいるのかも」
横を向いてるってことは奇襲を掛けられるってことだよな。
「このまま奇襲を掛ける感じですか?」
「そうだね。バリケードは近くにある?」
「バリケードと土嚢が左右にあるから、進めそう」
「ならバリケードに1人と土嚢に1人入れそうだね」
「そうなると……1人がここで援護射撃をすることになりそう」
「それは初心者の彼に任せようか」
俺の役割を勝手に決められてしまった。
「そうだな。今度は俺が1番先に行こう」
「じゃあ次は俺。3番目が彼女。様子を見ながら進んでね」
「了解! 初心者くんはそこで護衛して、ある程度敵が片付いたら、こっちに来てね」
「わ…分かりました!」
俺の返事を聞くと全員配置についた。
全員役割をすぐに決められるって……サバゲーマーって凄いなぁ。
「あの3人の敵の内、1番奥は俺がやる。手前にいるのはやってくれ」
「分かった。残りの無防備の方も俺に任せて」
「OK。それじゃあ……GO⁉︎」
先頭にいた味方がそう言うとエアガンを構え、敵を狙い撃った!
「うわっ⁉︎ ヒットォッ‼︎」
「ぅえっ⁉︎ HITッ‼︎」
最後の無防備な敵が2人の仲間が横からやられたことを悟り、こっちを向いて来たが……身体がこっちに向き切る前にBB弾が身体に当たった!
「うっ⁉︎ HIT⁉︎」
「よし! 敵がまだいるかもしれないから注意するんだ!」
「了解!」
仲間の2人がそう言いながら、定位置の土嚢とバリケードに身を隠した!
「…もう一枚前に出る! 援護してくれ!」
「了解!」
1番最初に出た味方はそう言うと、バリケードから出て前に進んだ! そしてその空いたバリケードに女性が入った!
みんなスゲェ……あっ⁉︎ 敵だ!
こっちの様子が気になったのかバリケードの角から敵が顔を出した! なので狙いを定めてフルオートで撃った!
「うぉっ⁉︎ ヒット‼︎」
やった! 敵を倒した‼︎
「ナイス! こっちはクリアだから、前進しよう!」
「初心者くん、こっち気て!」
「分かりました!」
女性の下へと行き、そのまま他の味方と共に周囲を警戒しながら進んで行くとフラッグが見えて来た!
しかしその向こう側に敵が2人いてこっちに気付いた様子を見せて物陰に隠れられてしまった!
「こうなったら強行突破しかないね! 俺達が護衛するから、初心者くんはフラッグを押して!」
「わ…分かりました!」
味方達が敵がいるところに撃ち込んでいる間に、俺はフラッグの下へ駆け寄り、止まってからスイッチを押した!
ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!⁉︎
『ゲーム終了! 黄色チームのフラッグゲットにより、黄色チームの勝利です! おめでとうございますっ‼︎』
その言葉を聞いた俺は、思わずガッツポーズをした!
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