白衣とセーラー

霜月美雨

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しるし

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ーーーーーーーーーーーーー

17歳になったばかりの私。




15歳年上の白衣の彼。




ずっと持ってこなかった肉体関係。





初めての……






ホテルで……



~~~~~



ハァ…はぁっ……



まだ浅い呼吸が 鏡張りの天井に響く。




「今日、夕方までここ使えるからーーー


美雨ちゃん 俺に… 


付き合ってくれる…ーーー?」



一度ナカで達したあと、そのままの状態で


Rさんからの予想外の発言に


何も言えないまま ただ瞬きをする。


まだ朝方だった


穏やかな微笑みの奥に


未知数の彼を感じたーーー



「………夕方…まで…?」




「ん~~ もたなさそ?」



コクコクと頷くのがやっとで、


未経験の女子高生には、


あと6時間以上もホテルにいるなんて


どんな時間を過ごすことになるのか


全く想像がつかなかった。



Rさんはクスっと笑うと、



私の腰に手を添えて、繋がったまま横たえる。



「安心して。無理はさせない……

ようにするから……」


そう言って、私の首筋にキスを落とす。


その首筋も性感帯になった様にカラダが反応する。



「ね……俺も一回、イッてもいい?」


「…んっ」


やっとの思いで出た言葉をフォローする様にRさんの後頭部と背中に手を回した。


それが合図になった様に、
また彼の熱が奥に響き出す。

さっきより、長いストロークで
奥を突き上げられていく。


Rさんはビクビクしている私の首筋をキツめに吸った。


感じた事のない感覚に、体がしなるーー


すかさず彼の先端が、奥の奥を捉えてきた。
 


「ひぁッ…ぁッ//// ぁぁッ…」



耳元で 熱を帯びていくRさんの呼吸に
ゾクゾクが止まらない


「…ハァっ…はッ… ーーいくよ…?」


んっッーー



~~~~~~~


受け止めきれない程の新しい情報量。


こんなにたくさん見る 初めての表情…


声……吐息……


ただひたすら受け取る事に精一杯だったーー



~~~~


「…ん? ずっと無休でHし続けるとか

……想像した?

まぁ、俺もそういうの嫌いじゃないけど。笑」



Rさんは私の頭を撫でると、

垂れた髪を耳にかける



「Hだけが気持ちいい事じゃないでしょう?

それにいったよね^^

美雨ちゃんのこと、知りたいって。

今日はいっぱい、側にいさせて?」



仕事の話は滅多にしないけど、

Rさんが多忙な中こんなに時間を作ってくれたなんて、純粋に嬉しかったし、

何故だか 自分もそれを無駄にしちゃいけない。
って感じて、頑張らなきゃいけない気がしてしまっていた。


でも、Rさんは、sexは頑張るとかじゃない。
一緒に何かを観たり、感じたり、食事したりするように、言葉を交わす様に、自然でいいんだよ? と教えてくれた。


普段?先生?と呼ばれる職業柄からか、冗談でも先生と呼ばれることをあまり好まなかった。
?先生?の指示待ちみたいになっていた私に直ぐ気付いて、諭してくれた。


2人でゆっくり、お風呂に入り直したり、
素肌を合わせてお昼寝できたり、
普段しなかった話をしたりして、
特別な時間を過ごした。


ーーとはいえ、夕方を迎えるまでに、

何度か身体を重ね、 

回数が増えていく度に、Rさんの雄を強く感じていった。

半年以上、肉体関係を持たなかった間の
彼の想いを全身で聴いた。


夜には、身体のあちこちにキスマークが浮かび

それでも歩いて帰れるラインーーーー


であった事も確かだった。


~~~~~
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