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朝ーーーーーー
窓の隙間から漏込む光ーー
遠くにこえる寺院の鐘ーー
今日、私はこの街を去る。
昨夜何度も書き直したフィアンセへの手紙、
読まれるかも分からない、荒削りな想いと
あの日あんな目に遭いながらも写真におさめた朝日を入れた封筒が
目についた。
隣ではYさんが子どものようなあどけなさで眠っていた。
彼を起こさないように封筒をバックパックに仕舞う。
寝汗を流しにシャワールームへ
ここの四角い切り出されただけの小窓から見える小さな景色も、ここでの時間をまるで
壁にかけた絵画を取り替えるみたいに
移ろい、変わってきたように感じられた。
Yさんは帰りも同行してくれる事になった。
この難関な移動を、最後まで共にいてもらえる事が、素直にありがたかった。
朝のシャワーはお湯がほとんど出ない。
ひんやりした体をタオルで包むと
まだ白い夜明けの風景を、そばの窓から眺めた。
まだ熟睡の様子のYさんの横に座ると、
目の前の青年がとても愛おしく感じられ
感謝と相まって、複雑な色彩を心に滲ませた。
その髪をそっと そっと撫でるーー
眠り続けている彼に、そっと微笑みかけた。
帰りは午後の列車で都市部まで2日の旅だった。
移動慣れた旅人の持ち物は既にまとめられ、
室内はスッキリとしていた。
ふと、物悲しい気持ちが込み上げる。
窓辺に鳩の羽音が聞こえた。
体に巻いていたタオルで
止めどなく伝い出した涙を拭う。
何に対する涙がすら分からない
この涙さえ嫌いだった。
声もなくさめざめと朝から泣いて
私は…わたしはーーーー
その時
ベッドがふわりと揺れて
後ろからYさんにギュッと抱きしめた。
ーーその時間がとても長く感じられる
ーーおはよう…も…言ってくれない…
…何かーー言って…茶化してくれて構わない…だから…ーー
背中で彼が短く息を吐く
そのままベッドに仰向けに押し倒された。
彼の瞳は冷静に涙に濡れた私を見て
しかし
平静の中に酷く傷心の色を浮かべた。
彼は任務を遂行するかのように、
手際良く淡々と段取りを進めた。
ヨーロッパで仕事中に使っていたネクタイで
私の手首をベッドの柵に硬めに固定した。
「怖い……やだ…… Yさん…」
普通に、いつもみたいに求められたら
何にだって応じるーー
知ってるはず……なのに…ーー
もう一本のネクタイを手に取ると
シュルッと私の目を隠し
容赦なく硬く結ばれた。
普段「生」を形にしたように輝くYさんの瞳、
この時だけは無情な灰色をしていたーー
「なん…で… 」
涙が止まらないーー
見えない恐怖と、一人になったような寂しさに打ち震えた
Yさんは私の横で水を煽ると
いつまでも決定的な部分に触れてこない愛撫を繰り返した。
「ゃっ…… ハァ… 何か… 言って……」
上手に縛られた手首は抵抗しようと引けば布が食い込んだ
ワキから胸の横のライン
痛いほど尖っている胸の先には触れずに
ひたすらに手と舌先でなぞってくる。
「ふっ…ぁ…ッ… んん…っ」
見えない状況に打ちひしがれながら身悶えるしかなかった
太腿、内腿、脚、脚首…
この状況で足先までの愛撫がある事は
予想に反して、私をさらに困惑させる
「ど…して…」
お喋りな私の口が気に障ったのか
彼は私の口に指を入れて言葉を封じた
また別の涙が込み上げる
「も…もぉ…らめれ…… はふひれぇ…」
彼は私の口内で指を曲げ、完全に言葉にならなくなる…
ー相手の体に触れられない
ーキスは許されない
ー表情も見えない
ー声も聞かせてもらえない
ー自分の声も届かない
この造られた
一方通行しか許されない状況に
悔しさと 悲しさで
私の心は 完全に「今、ここ」しか
見えなくなっていた。
「んん゛~~~ッ」
唯一動かせる脚は反対の手で押さえ込まれ
彼の頭部が秘部に近づくのを感じた
ーーーーしなくて…いいのに…
一つ一つが涙を誘う
Yさんの舌は私を捕らえて逃さなかった。
執拗に責め続けられる突起部への刺激が
文字通り何も考えられなくさせていく。
恥ずかしいくらいに下腹部まで痙攣させて
幾度も達した。
シャワーを浴びたことが嘘だったかのように暑い
彼はそのまま私の腰を軽く持ち上げた姿勢で
自らをひとおもいに挿入した。
「ンんーーーーーーッ」
ーーハァッ という彼の吐息が耳に入る
こんな…キツい姿勢…ーーっ
彼はそのまま容赦なく強く
何度も奥に打ち付けた。
絶対的に距離を取った姿勢で
私を抱かない姿勢でーーーー
2人の漏れる吐息と
体が織りなす音しか聞こえなくなる
ここまで私を抱いていたYさんの姿が脳裏をかすめ
そこに容赦ない揺さぶりが掛けられる
逃しようのない快楽が苦しいーー
「………も…いいからっ… 目…取って…」
答えるようにさらに打ち付ける腰に力が込められた。
「くっ……ァッ……ゃっ…やだよぅ…ッ」
果てる私に
Yさんはそのまま体重をかけて
私の縛られた手首を自らの手で更に抑え
責め続ける
奥深くを力で犯されているはずなのに
そこに互いの意思を拾ってしまいそうになる
「ハァ…ッはぁはぁ…ぁぁッ…」
こんなにそばにいるのにーー
私は相手の唇を探してしまいそうになる自分の唇を噛んだ。
膣内はなんども収縮し痙攣を繰り返し
その度に彼の痛烈な吐息が耳をかすめた。
首、鎖骨を舐りながら
彼は腰を止めなかった。
逃げようとする腰を押さえ込まれ
これ以上逃げ場のない中で
徹底的に責め倒される。
ーーーー最後くらい感謝伝えさせてよ……
ーーーーこんなの…こんなの………
無抵抗なカラダだけが反応しつづけて
快楽は辛さに変わった。
ーーーーこんなことしたって、何も変わらない…変えられないのにーーーー
未練がましく絡みつく私を彼は一心に貫き
一度達した。
ハァーハァー…という吐息の中に
程なくしてゴムを付け替える音が聞こえる。
「ハァ…はぁっ…待って… まだ だめ…
そんな…しちゃ…ャぁ……っ」
どのくらい行為を続けられていたか分からない。
Yさんが目隠しを外してくれた頃には
私の意識は朦朧として
涙と快楽に犯された体が視界をぼんやりと濁らせた。
彼はほんの暫く、虚に目を背けていた私を見つめた
前髪をかき上げ、軽く天井を仰ぐようにハァ~~~と息をはいた。
それからYさんは私の手首のネクタイを解くと、私にシーツをかけて
シャワーを浴びにいく
私は何も考えられなないまま、暫く眠りに落ちた。
Yさんが声を掛けてくれたのは、
それから1時間ほど経った頃だった。
「ーーーーー起きられる?」
手渡された水を力なく握る。
「……うん。。 シャワー浴びなくちゃ
列車、遅れちゃうね。。」
「…………荷物、無理そうだったら言って。持つからさ。」
ーーーー男の人って、どうしてこうやって意地っ張りなんだろう。
「大丈夫。もう自分で持てるから^^」
窓の隙間から漏込む光ーー
遠くにこえる寺院の鐘ーー
今日、私はこの街を去る。
昨夜何度も書き直したフィアンセへの手紙、
読まれるかも分からない、荒削りな想いと
あの日あんな目に遭いながらも写真におさめた朝日を入れた封筒が
目についた。
隣ではYさんが子どものようなあどけなさで眠っていた。
彼を起こさないように封筒をバックパックに仕舞う。
寝汗を流しにシャワールームへ
ここの四角い切り出されただけの小窓から見える小さな景色も、ここでの時間をまるで
壁にかけた絵画を取り替えるみたいに
移ろい、変わってきたように感じられた。
Yさんは帰りも同行してくれる事になった。
この難関な移動を、最後まで共にいてもらえる事が、素直にありがたかった。
朝のシャワーはお湯がほとんど出ない。
ひんやりした体をタオルで包むと
まだ白い夜明けの風景を、そばの窓から眺めた。
まだ熟睡の様子のYさんの横に座ると、
目の前の青年がとても愛おしく感じられ
感謝と相まって、複雑な色彩を心に滲ませた。
その髪をそっと そっと撫でるーー
眠り続けている彼に、そっと微笑みかけた。
帰りは午後の列車で都市部まで2日の旅だった。
移動慣れた旅人の持ち物は既にまとめられ、
室内はスッキリとしていた。
ふと、物悲しい気持ちが込み上げる。
窓辺に鳩の羽音が聞こえた。
体に巻いていたタオルで
止めどなく伝い出した涙を拭う。
何に対する涙がすら分からない
この涙さえ嫌いだった。
声もなくさめざめと朝から泣いて
私は…わたしはーーーー
その時
ベッドがふわりと揺れて
後ろからYさんにギュッと抱きしめた。
ーーその時間がとても長く感じられる
ーーおはよう…も…言ってくれない…
…何かーー言って…茶化してくれて構わない…だから…ーー
背中で彼が短く息を吐く
そのままベッドに仰向けに押し倒された。
彼の瞳は冷静に涙に濡れた私を見て
しかし
平静の中に酷く傷心の色を浮かべた。
彼は任務を遂行するかのように、
手際良く淡々と段取りを進めた。
ヨーロッパで仕事中に使っていたネクタイで
私の手首をベッドの柵に硬めに固定した。
「怖い……やだ…… Yさん…」
普通に、いつもみたいに求められたら
何にだって応じるーー
知ってるはず……なのに…ーー
もう一本のネクタイを手に取ると
シュルッと私の目を隠し
容赦なく硬く結ばれた。
普段「生」を形にしたように輝くYさんの瞳、
この時だけは無情な灰色をしていたーー
「なん…で… 」
涙が止まらないーー
見えない恐怖と、一人になったような寂しさに打ち震えた
Yさんは私の横で水を煽ると
いつまでも決定的な部分に触れてこない愛撫を繰り返した。
「ゃっ…… ハァ… 何か… 言って……」
上手に縛られた手首は抵抗しようと引けば布が食い込んだ
ワキから胸の横のライン
痛いほど尖っている胸の先には触れずに
ひたすらに手と舌先でなぞってくる。
「ふっ…ぁ…ッ… んん…っ」
見えない状況に打ちひしがれながら身悶えるしかなかった
太腿、内腿、脚、脚首…
この状況で足先までの愛撫がある事は
予想に反して、私をさらに困惑させる
「ど…して…」
お喋りな私の口が気に障ったのか
彼は私の口に指を入れて言葉を封じた
また別の涙が込み上げる
「も…もぉ…らめれ…… はふひれぇ…」
彼は私の口内で指を曲げ、完全に言葉にならなくなる…
ー相手の体に触れられない
ーキスは許されない
ー表情も見えない
ー声も聞かせてもらえない
ー自分の声も届かない
この造られた
一方通行しか許されない状況に
悔しさと 悲しさで
私の心は 完全に「今、ここ」しか
見えなくなっていた。
「んん゛~~~ッ」
唯一動かせる脚は反対の手で押さえ込まれ
彼の頭部が秘部に近づくのを感じた
ーーーーしなくて…いいのに…
一つ一つが涙を誘う
Yさんの舌は私を捕らえて逃さなかった。
執拗に責め続けられる突起部への刺激が
文字通り何も考えられなくさせていく。
恥ずかしいくらいに下腹部まで痙攣させて
幾度も達した。
シャワーを浴びたことが嘘だったかのように暑い
彼はそのまま私の腰を軽く持ち上げた姿勢で
自らをひとおもいに挿入した。
「ンんーーーーーーッ」
ーーハァッ という彼の吐息が耳に入る
こんな…キツい姿勢…ーーっ
彼はそのまま容赦なく強く
何度も奥に打ち付けた。
絶対的に距離を取った姿勢で
私を抱かない姿勢でーーーー
2人の漏れる吐息と
体が織りなす音しか聞こえなくなる
ここまで私を抱いていたYさんの姿が脳裏をかすめ
そこに容赦ない揺さぶりが掛けられる
逃しようのない快楽が苦しいーー
「………も…いいからっ… 目…取って…」
答えるようにさらに打ち付ける腰に力が込められた。
「くっ……ァッ……ゃっ…やだよぅ…ッ」
果てる私に
Yさんはそのまま体重をかけて
私の縛られた手首を自らの手で更に抑え
責め続ける
奥深くを力で犯されているはずなのに
そこに互いの意思を拾ってしまいそうになる
「ハァ…ッはぁはぁ…ぁぁッ…」
こんなにそばにいるのにーー
私は相手の唇を探してしまいそうになる自分の唇を噛んだ。
膣内はなんども収縮し痙攣を繰り返し
その度に彼の痛烈な吐息が耳をかすめた。
首、鎖骨を舐りながら
彼は腰を止めなかった。
逃げようとする腰を押さえ込まれ
これ以上逃げ場のない中で
徹底的に責め倒される。
ーーーー最後くらい感謝伝えさせてよ……
ーーーーこんなの…こんなの………
無抵抗なカラダだけが反応しつづけて
快楽は辛さに変わった。
ーーーーこんなことしたって、何も変わらない…変えられないのにーーーー
未練がましく絡みつく私を彼は一心に貫き
一度達した。
ハァーハァー…という吐息の中に
程なくしてゴムを付け替える音が聞こえる。
「ハァ…はぁっ…待って… まだ だめ…
そんな…しちゃ…ャぁ……っ」
どのくらい行為を続けられていたか分からない。
Yさんが目隠しを外してくれた頃には
私の意識は朦朧として
涙と快楽に犯された体が視界をぼんやりと濁らせた。
彼はほんの暫く、虚に目を背けていた私を見つめた
前髪をかき上げ、軽く天井を仰ぐようにハァ~~~と息をはいた。
それからYさんは私の手首のネクタイを解くと、私にシーツをかけて
シャワーを浴びにいく
私は何も考えられなないまま、暫く眠りに落ちた。
Yさんが声を掛けてくれたのは、
それから1時間ほど経った頃だった。
「ーーーーー起きられる?」
手渡された水を力なく握る。
「……うん。。 シャワー浴びなくちゃ
列車、遅れちゃうね。。」
「…………荷物、無理そうだったら言って。持つからさ。」
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「大丈夫。もう自分で持てるから^^」
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