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8.レオンの家1
しおりを挟む*side:光
半強制的にレオンの家に泊まる事になった。今すぐに部屋を探すのも無理だろうし、こっちの世界になれてきたら、レオンに頼んで部屋を探すのを手伝ってもらおう。
レオンの家にむかいながら今後の事を考えていると右手の箱の中からカサカサと音がした。
「あっ!ハムちゃんいたんだった!!」
『どうした?大きな声だして。』
とレオンが驚いている。
「ごめん。俺、ハムスターをさっきお迎えしたばっかでレオタの家で飼っても良いかな?」
と箱を開けてレオンにハムスターを見せる。
ハムスターは急に箱が開いて驚いたのか動きを一瞬止めて、俺たちの顔を確認すると何事もなかったかのように箱の中を歩きまわっている。
その行動を見るだけで癒される。
「はぁ。可愛いなぁ。なぁレオン飼っても良いだろ?」
レオンの方が背が高いので必然的に上目遣いでお願いする形になった。
『うっ。光が頼むなら仕方ない。ちゃんと世話しろよ。』
「やったぁ!!レオンありがとー。帰ったら、さっそく家つくってあげないとなぁー」
『レオンって呼ばれた。これは、ひきょうだな。何でも許してしまいそうだ。』
レオンのつぶやきはハムスターで頭がいっぱいの光には聞こえていない。
「レオタ。早く帰ろっ!!」
ぐいぐいとレオンの袖を引っ張って先を歩いて行く。
『そんな急に引っ張るな。危ないだろ!!それに道わかんのかよ?』
「あっ。ごめん。道わかんないや。」
レオンに怒られた。ちょっとハシャギすぎたから反省。大人しくしないとな。レオンの家はどんな感じなんだろー?何だかオシャレな部屋な気がする。楽しみだなぁ。そんなことを考えながらニコニコとレオンの後を追う光だった。
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