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9.レオンの家2
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レオンの家についた。3階建てのアパートだ。各階3部屋でレオンは2階の1番奥の部屋だった。玄関の前に来ると203と数字がドアに貼ってある。レオンの部屋は203号室のようだ。鍵を開けて中に入るように促すレオンに続いて中に入ると、2人並べる広さの玄関。左側は靴箱でその上には鍵が掛けれるオシャレな棚?みたいなのがあって何もついてない鍵が1つぶら下がっている。その横にレオンが部屋の鍵を掛けた。それには狼のキーホルダーがついていて、ブラブラ揺れている。
右側には全身鏡が備え付けられていた。靴を脱ぎ進むと右側に2つ、左側に1つと正面に1つドアがある。レオンが正面のドアを開けるとリビングになっていた。リビングに入ってすぐ右側にはキッチンがあってバーカウンターのような物もついている。カウンターに脚の長い椅子が3脚ある。
リビング中央には脚の低い長方形のテーブルと3人掛けサイズのソファーが置いてある。左側にはドアが1つある。右側には収納棚。
驚いたのはリビングの右奥にテレビがあったことだ。よく見ると台所には冷蔵庫もある。見上げると天井には照明が埋め込まれていた。もしかして洗濯機もあるのかな。こっちの世界にも電化製品があるようだ。
『適当に座ってろ。今、飲みもん持ってくるから。』
「うん。ありがとう。」
光はソファーにチョコンと座る。広い部屋だなぁ。後で案内してもらわなきゃ。触っちゃいけないものとかあるかもだしな。
それにしても何もない部屋だなぁ。全体的に黒と白でまとめてあって凄くシンプルなのに何故かオシャレさがあるレオンっぽい部屋だ。
ソファーに座って部屋の観察をしてるとレオンがマグカップを持って俺の横に座る。しかもピッタリとくっついて。
何でだか、ドキッとして急に緊張してきた。
『はい。光。紅茶、熱いから気を付けろよ』
「あ、ありがとう。」
緊張で声が震える。何でレオンに緊張してんだ。距離が近いからか?横に移動しようにも、ハムスターの箱と荷物があって動けない。
ひとまず落ち付くために紅茶に口をつける。
「あっつっ!!!」
『大丈夫かっ?熱いから気を付けろって言っただろ』
「うっ。大丈夫。」
シュンとなっていると頭をポンポンされ、またドキッとしてしまった。レオンに視線をむけると、優しい眼で俺を見ている。ドキドキが止まらない。何だこれはー!
ドキドキを落ち着かせるために、ちゃんとフーフーしてから紅茶を口にふくんでいった。
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