もふもふしたいならすれば。

ゆきだるま

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10.俺の家に光が…1

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*side:レオン

ギルドへ行き光のギルドカードの手続きをする。
ちょうど受け付けに友人のミイナがいた。ミイナは俺と同級生で白猫の雌だ。首には茶色の宝石がキラキラと輝きをはなつ猫のネックレスをしている。ミイナは近々、結婚することが決まったのだ。相手は俺と幼なじみのタイガ。茶虎柄の猫だ。タイガは名前に似合わず穏やかな性格で気の強いミイナに振り回されている。まぁそんな2人だから上手くいってるんだろうが。2人の結婚式が楽しみだな。

『よー。ミイナ。そのネックレス輝きすぎじゃないか。』

「当たり前じゃない。まだ婚約したばかりなんだから。似合ってるでしょ。」

『あー。よく似合ってる。』

「レオンも早く相手みつけてネックレス贈りなさいよ。で、何の用?」

『そうだな。今日は、あいつのギルドカード作りにきたんだ。』

そう言って後ろにいる光をチラ見して、申請書を渡す。

「へー。光くんね。異世界人か。あんたが他人の為にねー。珍しい。ちょっと待ってて、今作るから。」

『そんなことないだろ。よろしく頼む。』

ちょっと居心地が悪いレオン。
レオンは独りでいる事を好み打ち解けた人としか行動しない。大勢でつるむのは好きではないし、他人の為にわざわざ何かする事も滅多にないのだ。なので見知らぬ光にこんなにも手をかけるのは珍しいと光に好意があるとミイナは思ったのだ。

「ほら。出来たわよ。んで、これからどうするの?」

『しばらくは俺の家でルームシェアさせる。あいつ、さっき来たばかりだからな。』

「なるほど。恐がって逃げられないように気を付けなさいよー。また紹介してよ。」

と笑うミイナ。

『あー。サンキュ。じゃあな。』

レオンはカードを手に光の元へ戻り一緒にカードを見る。スキルのもふもふが気になったが教えてもらえず。モヤモヤする。
とりあえず光を半強制的に俺の家に連れて行く事に成功した。

ギルドを出て家へ帰る途中でハムスターを飼いたいと上目遣いでお願いされた。しかもレオタではなくレオンと呼ばれ、駄目だと言えるはずかない。こんなに可愛いお願いの仕方はひきょうだと思った。
光がとても嬉しそうに俺の服を引っ張り早く帰ろうと言う。嬉しさを誤魔化す為に強めに話しかけると、大人しくなった。
そんな光も可愛くてホッペがゆるむ。
俺の事を恐がってるようにはもう見えないから、きっと大丈夫だろうし早く帰ろう。
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