10 / 51
10.俺の家に光が…1
しおりを挟む*side:レオン
ギルドへ行き光のギルドカードの手続きをする。
ちょうど受け付けに友人のミイナがいた。ミイナは俺と同級生で白猫の雌だ。首には茶色の宝石がキラキラと輝きをはなつ猫のネックレスをしている。ミイナは近々、結婚することが決まったのだ。相手は俺と幼なじみのタイガ。茶虎柄の猫だ。タイガは名前に似合わず穏やかな性格で気の強いミイナに振り回されている。まぁそんな2人だから上手くいってるんだろうが。2人の結婚式が楽しみだな。
『よー。ミイナ。そのネックレス輝きすぎじゃないか。』
「当たり前じゃない。まだ婚約したばかりなんだから。似合ってるでしょ。」
『あー。よく似合ってる。』
「レオンも早く相手みつけてネックレス贈りなさいよ。で、何の用?」
『そうだな。今日は、あいつのギルドカード作りにきたんだ。』
そう言って後ろにいる光をチラ見して、申請書を渡す。
「へー。光くんね。異世界人か。あんたが他人の為にねー。珍しい。ちょっと待ってて、今作るから。」
『そんなことないだろ。よろしく頼む。』
ちょっと居心地が悪いレオン。
レオンは独りでいる事を好み打ち解けた人としか行動しない。大勢でつるむのは好きではないし、他人の為にわざわざ何かする事も滅多にないのだ。なので見知らぬ光にこんなにも手をかけるのは珍しいと光に好意があるとミイナは思ったのだ。
「ほら。出来たわよ。んで、これからどうするの?」
『しばらくは俺の家でルームシェアさせる。あいつ、さっき来たばかりだからな。』
「なるほど。恐がって逃げられないように気を付けなさいよー。また紹介してよ。」
と笑うミイナ。
『あー。サンキュ。じゃあな。』
レオンはカードを手に光の元へ戻り一緒にカードを見る。スキルのもふもふが気になったが教えてもらえず。モヤモヤする。
とりあえず光を半強制的に俺の家に連れて行く事に成功した。
ギルドを出て家へ帰る途中でハムスターを飼いたいと上目遣いでお願いされた。しかもレオタではなくレオンと呼ばれ、駄目だと言えるはずかない。こんなに可愛いお願いの仕方はひきょうだと思った。
光がとても嬉しそうに俺の服を引っ張り早く帰ろうと言う。嬉しさを誤魔化す為に強めに話しかけると、大人しくなった。
そんな光も可愛くてホッペがゆるむ。
俺の事を恐がってるようにはもう見えないから、きっと大丈夫だろうし早く帰ろう。
11
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
オメガ修道院〜破戒の繁殖城〜
トマトふぁ之助
BL
某国の最北端に位置する陸の孤島、エゼキエラ修道院。
そこは迫害を受けやすいオメガ性を持つ修道士を保護するための施設であった。修道士たちは互いに助け合いながら厳しい冬越えを行っていたが、ある夜の訪問者によってその平穏な生活は終焉を迎える。
聖なる家で嬲られる哀れな修道士たち。アルファ性の兵士のみで構成された王家の私設部隊が逃げ場のない極寒の城を蹂躙し尽くしていく。その裏に棲まうものの正体とは。
運命の番ってそんなに溺愛するもんなのぉーーー
白井由紀
BL
【BL作品】(20時30分毎日投稿)
金持ち社長・溺愛&執着 α × 貧乏・平凡&不細工だと思い込んでいる、美形Ω
幼い頃から運命の番に憧れてきたΩのゆき。自覚はしていないが小柄で美形。
ある日、ゆきは夜の街を歩いていたら、ヤンキーに絡まれてしまう。だが、偶然通りかかった運命の番、怜央が助ける。
発情期中の怜央の優しさと溺愛で恋に落ちてしまうが、自己肯定感の低いゆきには、例え、運命の番でも身分差が大きすぎると離れてしまう
離れたあと、ゆきも怜央もお互いを思う気持ちは止められない……。
すれ違っていく2人は結ばれることができるのか……
思い込みが激しいΩとΩを自分に依存させたいαの溺愛、身分差ストーリー
★ハッピーエンド作品です
※この作品は、BL作品です。苦手な方はそっと回れ右してください🙏
※これは創作物です、都合がいいように解釈させていただくことがありますのでご了承くださいm(_ _)m
※フィクション作品です
※誤字脱字は見つけ次第訂正しますが、脳内変換、受け流してくれると幸いです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる