もふもふしたいならすれば。

ゆきだるま

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*side:光

2人して大笑いしていると、俺のお腹がグーっとなった。

『何だ。お腹すいたのか?』

「うん。お腹すいた。」

そーいえば。お昼はクロワッサンしか食べてなかったっけ。
レオンが帰って来たってことは、もう夕方だろ?
そりゃお腹空くよなぁ。

『よし。じゃあご飯つくるか。光は右耳もだしとけよ。あはははは。』

そう言って笑いながらキッチンへ行くレオン。

「もー。レオタのバカ。」

俺は拗ねながらも、右耳を出す。出すのはもう簡単に出来るらしい。そして、温くなったミルクティーを飲んでレオンを見る。
料理出来る男って格好いいよな。俺は簡単な物しか作れないし。もっと、かーちゃんに教えてもらうんだったな。
そうか、今からレオンに教えてもらおっと。明日の昼も自分で作らないとだしな。そう思い俺もキッチンへ行く。

『おっ。どうした?』

「俺も手伝うよ。料理出来ないけど、野菜切ったりは出来るしさ。」

『そーか。朝の洗い物もしてくれたんだな。ありがとな。じゃあ、そこにあるシロコン切ってくれ。サラダにするから、千切りかな。』

「シロコン?これか?」

そこには、大根みたいなのが転がっている。

『おーそーだ。それそれ。よろしくな。』

「おう。任せろっ。」

シロコンを手に近くにあった包丁で切ろうとすると、レオンが真っ黒の石ころの方へ行くのが見えた。包丁を置いて横にたつ。

「なー。それどうやって使うんだ?」

『はっ?知らないのか?お前の国にはないのか?』

「俺の国とは、ちょっと違うから、使い方が分からないんだよなー。」

『そーだったのか。これは、この魔石に魔力を注ぐんだ。頭の中で火の強さをイメージして石に触る。点火。こんな感じだ。』

「おー。すげー。俺にも出来るか?」

レオンが石に触って手を離すと火がついた。中火ぐらいの強さの火がでている。

『あー。これは、子どもでも出来るからな。やってみるか?』

そう言って、さっきの石に指をむけ、消火と言うと火が消えた。

「まじかよ。俺もやるっ!!」

そう言って中火をイメージして、石に触る。

「点火。うおー!俺にも出来た!」

『さすが光。上手い上手い。消す時は消す事をイメージして、指を指して消火で消えるぞ。』

「消火。すげー。消えたぞ!」

俺は自慢気にレオンを見る。

『うん。凄いな。』

そう言って頭を撫でてくれる。

「ふふ。」

俺は気分良くシロコンを切った。
その後は、食器の準備をして盛り付けを手伝った。
レオンは手際よく料理をしていて、あっという間に完成する。
カウンターに座り食べる。うん。どれも旨い。
メニューはシロコンサラダ、クロワッサン、鶏肉入りの具沢山スープだ。
シロコンサラダには、ツナも入れてマヨネーズで混ぜてある。スープはコンソメ味だった。
どうやら、マハナル国の隣は人族の国らしく調味料や食材の輸入品が多く売られているらしい。人族の国にも異世界人がおり様々な料理が食べられているとか。じゃあ日本人もいるのかな?そしたら、和食とかありそう。いつか行ってみたいな。

『うまいか?』

「うん。どれも旨い。」

『そうか。沢山食べろよ。』

「うん。」

レオンはそう言って嬉しそうに俺を見ていた。
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