いつもと違う日常

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016 大事な人

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ルミ「たしかにそうね..変な殺人犯さん」

ヤ「.そうだなぁ..その響き いいねぇ まあ今は..とりあえず  ゲームをクリアしようぜ な?」


ルミ「そうね..今は ゲームをクリアしないと..」

メ「...」

リ「大丈夫ですか? そんな地面に寝っ転がって」

メ「...話しかけないで」

リ「大事な仲間をなくしたんですか?」

メ「仲間じゃない..大事な人」

リ「はは..すみません..」

メ「どっかいってよ..私はもうすぐ自殺するし..」

リ「...私も恋人をなくしました」

メ「恋人ぐらい..」

リ「...私は...あの人の分まで生きて..必ずゲームをクリアするんです..」

リ「じゃないと..あの人が..悲しむし」

メ「そっちの問題はそっちで解決してよ」

リ「あなたも言われたんじゃないんですか 生きてって」

メ「言われ.....」

メ「...ぐすん..」

リ「どうやらその様子じゃ 言われたみたいですね..」

メ「...たしかに..言われたよ」

リ「...なら 自殺するよりは..生きたほうがいいんじゃないですかね..」

メ「私は生きていいのかな..」

リ「何をいっているんですか..」

リ「生きて良いに決まってるじゃないですか!」

メ「...あなた..名前は?」

リ「私は 佐波リンゴです..」

メ「...リンゴ...」

メ「リンゴさん..か」

リ「呼び捨てでいいですよw」

メ「なら..リンゴ...」

リ「はい..リンゴです まああまりこの名前は気にいってないんですがw」

メ「..なぜ? いい名前だと思うけど」

リ「だってフルーツだし」

リ「..ね」

メ「フルーツ..か」

リ「あと..その..あなたの名前は?..教えてくれる? 」

メ「私は..松井 メイ」

リ「よろしくね メイちゃん」

メ「うん..」

そして

リ「このゲームをクリアしたら..どうするの?」

メ「とりあえず..私は..もうゲームをやりたくないよ これ以上は」

リ「だよね..」

メ「..だって..私は死ぬの怖いし...実際私の
大事な人が死んじゃったし」

リ「ならこのゲームをクリアして誰かが30をクリアしてるのを祈るしかないね」

メ「そうだね..」 

そして

ヤ「さぁて..出口はいっぱいあるんだけどねぇ 間違ったら多分また遊びをさせられるからねぇ 重要に選ばないと」

ルミ「たしかにね」

ヤ「うーん..わかんねぇw」

ルミ「....また遊びには参加したくないし..」

ルミ「とりあえず一旦休まない? 私疲れちゃった..」

ヤ「まあ たしかにな..一旦休憩をとるか...」





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