いつかまたおなじ空のしたで

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副隊長不在の副隊長室に置き去りになった私とレヴィ。
ぼーっとしていたら「コンコン」とかわいいノックが聞こえた。
「はい」
「副隊長！お茶をお持ちしました！」
女の子の声がした。
「どうぞー！」
「失礼します！」
かちゃり。
ドアが開くとメイドさんがいた。
ワゴンにティーセットと山盛りのお菓子がのっている。
「えっ、あれ？副隊長は、、？あれ？」
「あー、隊長さんのところに行ったみたい」
「そうでしたか！私！副隊長付きのマキナです！」
「リーナです、よろしく！」
「レヴィです！」
「ええ！？副隊長の師匠様でしたか！！すみませんすみませんすみません！」
「なんでなんで！？」
「あ！えっと、、副隊長の師匠様に私あの、、！」
「気にしない気にしない！マキナもアリアが戻るまで、一緒にお茶にしない？」
「うんうん」
レヴィもそのつもりだ。
「ええ！そんな恐れ多い！」
後ずさるマキナ。
「えっと。あのさ、、アリアって私達の事みんなにどんな風に言ってるのかな？」
「？」
「え？？」
「あの、、強い方だと、、、」
「それから？」
レヴィが先を促す。
「かわいいのに強い方だと、、、」
「うんうん」
私ももっともっとってうなづく。
「副隊長は、、自分はまだまだ足元にも及ばない程に強い方だと、、、」
「強い人、、、」
「はい、、、」
「他には？」
「えっと、、聞いていません、、でした」
「あはははっ！」
「ふふふふっ！アリアらしいなー！」
ばん！遠くからドアの音がした。
「しーいーしょおーぅおーー！！」
アリアの声だ。
ギャン！！って音がしてアリアが開かれたままのドアの前に現れた。
ギャン！ってなんの音？たまに聞こえるよね？
「あ、マキナお茶ありがとう！」
「すみません副隊長！私、師匠様と知らず失礼を、、」
ギラ！アリアの目が今にも噛みつきそうだ！
「あー！なんにもないから！！お茶持ってきてくれただけだから！」
「え、そうでしたか」にこり。
よかった、、あんなアリア初めて見たよ、、。
「よかったらマキナも一緒にどうかなって」
レヴィもフォローする。ナイス！
「ありがとうございます！いつもマキナとお茶してるんですよー！」
「そつかそっか！じゃあ冷めないうちに！」
「師匠！そうしましょう！」
「ありがとうございます！！」
なんか4人でおやつすることになりました。