43 / 179
ヴァンパイア編。
40.愛しているわ。わたしのロゼット。
しおりを挟む
「アマンダ様っていうみたい。聖女様は」
「…へぇ…」
さっき美術館で見た聖女様の絵を、アルへ説明。
「金髪碧眼の、すっごい美少女」
「ふぅん…」
あんまり興味無さそうな返事。
「すっごく綺麗な女の子だったんだけどさ? なんかこう、どっかで見たことあるような気が・・・」
「ま、聖女やら天使なんかの絵はよくあるからね。しかも、金髪碧眼の美形はテンプレ。絵を見たことがない、そして字が読めない人にも、それが聖女だって一目で判るようにしないといけないからね。自然と、どこかで見た気がする絵になるんじゃない?」
「そう、なのかな?」
「そうだよ。天使や聖女はヨーロッパ系の美女や美少年がテンプレだからね。似通っていて当然」
「へぇ…そうなんだ」
「そうだよ。それに、美人じゃない聖女を描いて雇い主から馘になった画家の話も有名」
「え? なにそれ可哀想っ!」
「そうそう美人なんている筈がない。ってことで、華美でない地味な女の人を聖女として描いたら、聖女が普通の女である筈ないだろ! って、雇い主が激怒。アトリエから追い出された画家の話。つまり、聖女は美人であって当たり前ってこと」
「…世知辛いね」
「そんなもんでしょ」
「えっと、なんの話してたんだっけ?」
「さあ?」
「・・・そういえばさ、聖女様の絵を異様な目付きで見てる変な男がいたんだよね」
「ふぅん」
「この辺りでは珍しい感じの男。えっとね、この辺じゃあまり見ない…ジプシー系、かな? 黒髪に褐色の肌。更に珍しいのは、暗い赤色の瞳。それが、食い入るように絵を見ていたんだ」
「変質者か?」
「う~ん…そんな感じ。だけど、なんていうかな? 人を、殺しそうな雰囲気?」
「カイル。変質者には近寄らない方がいいぞ」
真剣な顔で忠告された。
「そんなの当然でしょ。なに言ってンのさ?」
※※※※※※※※※※※※※※※
聖女、か・・・
嫌な場所に来た。
リュース・アマンダ・ホーリレは、聖女と呼ばれていた・・・オレの母親だ。
で、聖女を拐った悪魔が父上。
ある意味テンプレというか・・・
彼女が聖女として人間に監禁されていたのは十数年程。その間、彼女は年を経らず、若々しい少女の外見のままだったという。それは、聖女の奇跡の一環だと謂われていたが・・・
なんのことはない。
彼女が、人間ではなかっただけだ。
深い森の、更に奥に棲む、超ド田舎の種族。
それが、リュースだった。
好奇心旺盛でお人好し。森の浅い部分へ遊びに行った彼女は、偶々人間の一行を見付けた。
物珍しさから数日程観察していると、そのうちの一人が大怪我をした。優しい彼女は、大変だと思って、その怪我を治してしまったのだ。それが、彼女へ不幸を齋すとも知らずに・・・
そして彼女は、聖女だと祭り上げられた。
後は知っての通り。
彼女は父上に拐われた。
父上が彼女を拐った理由は明解。その治癒の力を利用しようとしたからだ。おそらく、子殺しの始祖との戦闘に使うつもりだったのだろう。
しかし、父上の最大の誤算は、利用するつもりだったリュースを愛してしまったことだろう。
緩く波打つハニーブロンド。慈愛に満ちた翠の瞳。柔らかく甘い声。彼女は、美しい。
そして、オレがいる。
「ふふっ、ローレル様に逢えたのだもの。お姫様をしてみるものね? そのお陰で、こうして貴方にも出逢えたわ。わたしの愛しい宝石」
よくそう言って笑っていた。
アマンダという名前の通り、愚かな程にオレへ愛情を注いでくれた愛しいヒト。リュース。
多分、森の中で暮らしていたと思う。父上の張った結界の中にあった小さな家。彼女とオレの二人は、偶にふらりとやって来る父上を待って。
彼女との暮らしは、幸せだった。おそらく、オレの人生の中で、一番穏やかな日々。
ふわふわと甘く、可愛らしい彼女を愛していた。いや、今でも愛している。
「愛しているわ。わたしのロゼット」
甘く柔らかいその声音に翳りが帯び始めたのは、彼女の一族のモノに、オレの存在がバレてから。
彼女の一族は、ヴァンパイア以上の、純血至上主義を誇る種族だった。
その思想は苛烈で、それなりの旧い歴史を持つ一族の中ではおそらく、混血を生んだのがリュースが初めてであろう程の徹底振り。
当然、殺せとなるワケだ。
まあ、物心付いたくらいのときだったから、ちょっとあやふや・・・というか、頭割られる少し前のことだから、記憶が少し怪しい。
許すまじっ! 折角十数年しか一緒に暮らしてないリュースの記憶をあやふやにしてくれやがった変態め。
その変態は許せないが、覚えているのは・・・
兎に角、毎日毎日、家の外から男の声が聞こえたこと。「穢れた忌み子を殺せ」「一族の恥晒しめ」「賤しい女」「穢れの浄化を」「大罪を犯せし女」「殺せアマンダ」「その子供を、アマンダ」「殺せ」「穢れの浄化を」「殺せ」「忌み子を消せ」「その子供を殺せば、お前は赦してやる」「アマンダ、その穢れを」「浄化」「アマンダ」「殺せ」「殺せ」「殺せ」「殺せ」「殺せ」「殺せ」「殺せ」「殺せ」
ヴァンパイアの純血主義の方が、甘いんじゃないかと思える程の、強烈な殺意混じりの狂気。
彼らは父上の張った結界を壊すことは出来なかったが、その代わり・・・リュースを、蝕んだ。
「ごめんなさい、ロゼット・・・愛しているわ。愛しているの、ごめんなさい・・・貴方は悪くないのに。ごめんなさい…ロゼット」
泣きながらオレの耳を塞いで、「ごめんなさい」と「愛している」とを繰り返す彼女。
ぽろぽろと零れ落ちる涙。
どんどんと窶れて行く彼女。
今でも忘れない。
彼女の泣き顔と、あの声を。
そして、その日がやって来た。
リュースがオレを殺した日。
断崖から、投げ落とされたあの日。
「ロゼット。五つ数えたら、飛びなさい。そうすれば、貴方は助かるわ。そして、ローレル様の下へ行きなさい」
そう言って、飛び降りた。リュースに抱かれて。
「愛しているわ。ロゼット」
途中でオレを放したリュースは、最期に笑顔でそう言って、一人で墜ちた。
オレは父上のところへ行った・・・のだと思う。いつの間にか、父上といた。
記憶が曖昧だ。
父上は、リュースが精神的におかしくなったと思っているが・・・おそらく、そうじゃない。
多分、限界だったのだ。
父上の張った結界が。だから彼女は・・・
自殺に見せ掛けて、オレを逃がした。
彼女の種族は、飛べないから。
彼女は、その名前のようなヒトだった。
アマンダの名が意味する通り、愚かな程の愛情をオレへと注いだ、光のような・・・愛しいヒト。
「今も、貴女を愛してるよ。リュースちゃん」
__________
「リュース」は北欧の言葉で光。
アマンダは、アーモンドのことです。
アーモンドの花言葉は「無分別」「愚か」「永遠に優しく」「愚かな程の愛情」などです。
彼女は、聖女と呼ばれていただけで、人間ではありません。
普通に人間の聖女だと、面白くないので。
種族については追々。
「…へぇ…」
さっき美術館で見た聖女様の絵を、アルへ説明。
「金髪碧眼の、すっごい美少女」
「ふぅん…」
あんまり興味無さそうな返事。
「すっごく綺麗な女の子だったんだけどさ? なんかこう、どっかで見たことあるような気が・・・」
「ま、聖女やら天使なんかの絵はよくあるからね。しかも、金髪碧眼の美形はテンプレ。絵を見たことがない、そして字が読めない人にも、それが聖女だって一目で判るようにしないといけないからね。自然と、どこかで見た気がする絵になるんじゃない?」
「そう、なのかな?」
「そうだよ。天使や聖女はヨーロッパ系の美女や美少年がテンプレだからね。似通っていて当然」
「へぇ…そうなんだ」
「そうだよ。それに、美人じゃない聖女を描いて雇い主から馘になった画家の話も有名」
「え? なにそれ可哀想っ!」
「そうそう美人なんている筈がない。ってことで、華美でない地味な女の人を聖女として描いたら、聖女が普通の女である筈ないだろ! って、雇い主が激怒。アトリエから追い出された画家の話。つまり、聖女は美人であって当たり前ってこと」
「…世知辛いね」
「そんなもんでしょ」
「えっと、なんの話してたんだっけ?」
「さあ?」
「・・・そういえばさ、聖女様の絵を異様な目付きで見てる変な男がいたんだよね」
「ふぅん」
「この辺りでは珍しい感じの男。えっとね、この辺じゃあまり見ない…ジプシー系、かな? 黒髪に褐色の肌。更に珍しいのは、暗い赤色の瞳。それが、食い入るように絵を見ていたんだ」
「変質者か?」
「う~ん…そんな感じ。だけど、なんていうかな? 人を、殺しそうな雰囲気?」
「カイル。変質者には近寄らない方がいいぞ」
真剣な顔で忠告された。
「そんなの当然でしょ。なに言ってンのさ?」
※※※※※※※※※※※※※※※
聖女、か・・・
嫌な場所に来た。
リュース・アマンダ・ホーリレは、聖女と呼ばれていた・・・オレの母親だ。
で、聖女を拐った悪魔が父上。
ある意味テンプレというか・・・
彼女が聖女として人間に監禁されていたのは十数年程。その間、彼女は年を経らず、若々しい少女の外見のままだったという。それは、聖女の奇跡の一環だと謂われていたが・・・
なんのことはない。
彼女が、人間ではなかっただけだ。
深い森の、更に奥に棲む、超ド田舎の種族。
それが、リュースだった。
好奇心旺盛でお人好し。森の浅い部分へ遊びに行った彼女は、偶々人間の一行を見付けた。
物珍しさから数日程観察していると、そのうちの一人が大怪我をした。優しい彼女は、大変だと思って、その怪我を治してしまったのだ。それが、彼女へ不幸を齋すとも知らずに・・・
そして彼女は、聖女だと祭り上げられた。
後は知っての通り。
彼女は父上に拐われた。
父上が彼女を拐った理由は明解。その治癒の力を利用しようとしたからだ。おそらく、子殺しの始祖との戦闘に使うつもりだったのだろう。
しかし、父上の最大の誤算は、利用するつもりだったリュースを愛してしまったことだろう。
緩く波打つハニーブロンド。慈愛に満ちた翠の瞳。柔らかく甘い声。彼女は、美しい。
そして、オレがいる。
「ふふっ、ローレル様に逢えたのだもの。お姫様をしてみるものね? そのお陰で、こうして貴方にも出逢えたわ。わたしの愛しい宝石」
よくそう言って笑っていた。
アマンダという名前の通り、愚かな程にオレへ愛情を注いでくれた愛しいヒト。リュース。
多分、森の中で暮らしていたと思う。父上の張った結界の中にあった小さな家。彼女とオレの二人は、偶にふらりとやって来る父上を待って。
彼女との暮らしは、幸せだった。おそらく、オレの人生の中で、一番穏やかな日々。
ふわふわと甘く、可愛らしい彼女を愛していた。いや、今でも愛している。
「愛しているわ。わたしのロゼット」
甘く柔らかいその声音に翳りが帯び始めたのは、彼女の一族のモノに、オレの存在がバレてから。
彼女の一族は、ヴァンパイア以上の、純血至上主義を誇る種族だった。
その思想は苛烈で、それなりの旧い歴史を持つ一族の中ではおそらく、混血を生んだのがリュースが初めてであろう程の徹底振り。
当然、殺せとなるワケだ。
まあ、物心付いたくらいのときだったから、ちょっとあやふや・・・というか、頭割られる少し前のことだから、記憶が少し怪しい。
許すまじっ! 折角十数年しか一緒に暮らしてないリュースの記憶をあやふやにしてくれやがった変態め。
その変態は許せないが、覚えているのは・・・
兎に角、毎日毎日、家の外から男の声が聞こえたこと。「穢れた忌み子を殺せ」「一族の恥晒しめ」「賤しい女」「穢れの浄化を」「大罪を犯せし女」「殺せアマンダ」「その子供を、アマンダ」「殺せ」「穢れの浄化を」「殺せ」「忌み子を消せ」「その子供を殺せば、お前は赦してやる」「アマンダ、その穢れを」「浄化」「アマンダ」「殺せ」「殺せ」「殺せ」「殺せ」「殺せ」「殺せ」「殺せ」「殺せ」
ヴァンパイアの純血主義の方が、甘いんじゃないかと思える程の、強烈な殺意混じりの狂気。
彼らは父上の張った結界を壊すことは出来なかったが、その代わり・・・リュースを、蝕んだ。
「ごめんなさい、ロゼット・・・愛しているわ。愛しているの、ごめんなさい・・・貴方は悪くないのに。ごめんなさい…ロゼット」
泣きながらオレの耳を塞いで、「ごめんなさい」と「愛している」とを繰り返す彼女。
ぽろぽろと零れ落ちる涙。
どんどんと窶れて行く彼女。
今でも忘れない。
彼女の泣き顔と、あの声を。
そして、その日がやって来た。
リュースがオレを殺した日。
断崖から、投げ落とされたあの日。
「ロゼット。五つ数えたら、飛びなさい。そうすれば、貴方は助かるわ。そして、ローレル様の下へ行きなさい」
そう言って、飛び降りた。リュースに抱かれて。
「愛しているわ。ロゼット」
途中でオレを放したリュースは、最期に笑顔でそう言って、一人で墜ちた。
オレは父上のところへ行った・・・のだと思う。いつの間にか、父上といた。
記憶が曖昧だ。
父上は、リュースが精神的におかしくなったと思っているが・・・おそらく、そうじゃない。
多分、限界だったのだ。
父上の張った結界が。だから彼女は・・・
自殺に見せ掛けて、オレを逃がした。
彼女の種族は、飛べないから。
彼女は、その名前のようなヒトだった。
アマンダの名が意味する通り、愚かな程の愛情をオレへと注いだ、光のような・・・愛しいヒト。
「今も、貴女を愛してるよ。リュースちゃん」
__________
「リュース」は北欧の言葉で光。
アマンダは、アーモンドのことです。
アーモンドの花言葉は「無分別」「愚か」「永遠に優しく」「愚かな程の愛情」などです。
彼女は、聖女と呼ばれていただけで、人間ではありません。
普通に人間の聖女だと、面白くないので。
種族については追々。
1
あなたにおすすめの小説
心が折れた日に神の声を聞く
木嶋うめ香
ファンタジー
ある日目を覚ましたアンカーは、自分が何度も何度も自分に生まれ変わり、父と義母と義妹に虐げられ冤罪で処刑された人生を送っていたと気が付く。
どうして何度も生まれ変わっているの、もう繰り返したくない、生まれ変わりたくなんてない。
何度生まれ変わりを繰り返しても、苦しい人生を送った末に処刑される。
絶望のあまり、アンカーは自ら命を断とうとした瞬間、神の声を聞く。
没ネタ供養、第二弾の短編です。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う
yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。
これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。
A級パーティから追放された俺はギルド職員になって安定した生活を手に入れる
国光
ファンタジー
A級パーティの裏方として全てを支えてきたリオン・アルディス。しかし、リーダーで幼馴染のカイルに「お荷物」として追放されてしまう。失意の中で再会したギルド受付嬢・エリナ・ランフォードに導かれ、リオンはギルド職員として新たな道を歩み始める。
持ち前の数字感覚と管理能力で次々と問題を解決し、ギルド内で頭角を現していくリオン。一方、彼を失った元パーティは内部崩壊の道を辿っていく――。
これは、支えることに誇りを持った男が、自らの価値を証明し、安定した未来を掴み取る物語。
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる