合コンに行ったら異世界の王に見初められました

えりー

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美優の決心

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美優は勇気を出して戸をノックした。
「あの、私美優です。入ります」
そうすると中から戸が開き、結城が姿を現した。
(一国の主に出迎えられてしまった・・・)
「求婚の品受け取ってくれたんだな。求婚の答えはもう出たんだな」
そう言うと美優を抱き上げ天蓋付きのベッドへと連れて行った。
「えっと、この品を受け取るということは・・・もしかして、求婚を受け入れた・・・ということになるんですか!?」
「ああ」
結城は自分もベッドに腰かけると自分の膝の上に美優を乗せ、髪についた香の匂いを嗅いでうっとりした表情でそう答えた。
美優は結城の膝の上にちょこんと座り居心地悪くしている。
「ありがとう美優。これでようやく、俺の花嫁が決まった」
「あの、私、実は知らなくて・・・」
そう言いかけると唇を結城の唇でふさがれた。
最後まで美優の言葉は彼に届かなかった。
(キスされたー!!まさかこの後は・・・)
予感通り結城はベッドの上に美優を転がすとその上に覆いかぶさってきた。
「待って・・・んぅ」
話そうとするけれど何度もキスをされうまく会話ができない。
キスも段々と深くなり結城の舌が執拗に美優の舌を追う。
時に強く吸われては放され、強弱をつけながら激しいキスは続く。
キスの経験もない美優はされるがままになっていた。
酸欠で頭もうまく働かなくなり、キスが終わるころには会話するどころじゃなくなっていた。
ベッドの上で浅い呼吸を繰り返すのが精一杯になっていた。
キスの最中気がつかなかったがいつの間にか着物を剥ぎ取られてしまっていた。
「きゃぁ!!み、見ないでください」
下着一枚になった美優を結城は欲情した瞳で眺めてくる。
「・・・俺は見たいんだが、まぁ、最初だし花嫁の意見は聞いてやろう」
そう言うと二人の上にシーツをかけ見えなくした。
結城の手が控えめな乳房をもみ始める。もう片方の乳房に舌を這わせた。
美優はビクッと体を跳ねらせた。
その初々しい反応に満足したように結城は目を細める。
「美優好きだ。愛してる」
普通だったら昨日あった男の人にそんなこと言われても信用できないのに、美優は結城の言葉なら信じられると思った。
だけど、いくら何でもこの行為は早すぎる。
美優は初めての経験をこれからすることになることに不安になり、自然と体が震えた。
「どうした、怖いのか?」
美優の不安を察した勇気が声をかけてきた。
「・・・」
美優は頷いて見せた。
「すまない美優。お前が欲しくてたまらないんだ。もう止めてやれない」
その言葉を聞いて美優は少し嬉しく思った。
今までここまで人に求められたことは無かった。
ましてや好きな人に・・・
美優は全てを結城に預けることにした。
結城なら優しくしてくれる。それに初めては好きな人と結ばれたい。
美優は結城の花嫁になる決心した。
「美優、男は初めてか?」
「・・・はい」
「そうか」
結城は妖しい微笑を浮かべ行為を続けた。
体のあちこちにキスされ、初めの方はくすぐったいだけだったのに段々、下腹部に違和感を感じるようになった。
(あ、下着が・・・濡れてる)
足をもじもじさせているとそれにそれに気づいた結城が下着越しに触れてきた。
「・・・濡れてきているな」
そう言うと美優から下着も剥ぎ取った。
「あ!」
「大丈夫だ。ここはシーツの中で見えてなのだから。美優が嫌がることはしない」
「・・・」
美優は恥ずかしくなり顔を隠した。
シーツの中で美優の体中に舌を這わせ、下腹部を軽くなでた。
それだけで体の奥からぞくぞくしたものが這いあがってくる。
それが怖くてぎゅっと結城の体に腕を回した。
「美優は可愛いな」
うっとりした声音だった。耳元でそう囁かれた。
「!」
結城は直に美優の秘部に触れてきた。花芯を指で何度もこすり上げた。
「うっ・・・あっん」
甘酸っぱい声が美優の口からもれだす。
それに満足したように美優の足を大きく開き秘部に顔を埋め、直接舐め始めた。
知識にはあったが自分がこんな経験をするなんて思ってなかった美優は驚いて、足をばたつかせた。
「大丈夫だから。気持ちいことをするだけだ。何も怖がる必要はない」
「・・・」
美優はそれを聞いて安心はしたけども羞恥は強くある。
どうしていいかわからずされるがままになった。
暴れて一国の王を蹴飛ばしでもしたら大変だ。
そうして美優の体の準備が整い始めたころ美優の花弁の間に指を入れ少しずつ押し込んできた。
「あ!」
「やはり狭いな」
そう言い、少しずつゆっくりと指を増やしていった。
そうしてようやく三本ほど入るようになったころ、結城は自身のものを少しずつ美優の蜜壺へ押し込んできた。
「痛いか?」
「いた・・・い」
そう素直に答えるとぎゅっと強く抱きしめられた。そうして彼は耳元で、こう言った。
「痛いのは最初だけだ。あとはよくなるから心配するな」
美優の蜜壺に最後まで結城は自身のものを埋め込んだ。
美優の体の中で何かが破れる衝撃が走った。
「!!」
あまりの痛さで美優は声を出すことができなかった。
(これが破瓜の痛みなの!?すごく痛い!)
友人たちから聞いていた話の通りだった。皆初めての時は痛かったと言っていた。
でもここまで痛いとは思わなかった。
そこからの記憶はあいまいで結城が美優を気遣いながら腰を動かし始めた。
美優はこすれる感覚が痛くて最初は泣いてしまったが、だんだんと麻痺してきたみたいに痛くなくなった。
最後はどうなったか覚えていないが行為が終わり、気がつくと結城に腕枕され美優は横たわっていた。
(アソコがじりじりする・・・)
そんな事を考えていると結城が話しかけてきた。
「俺を受け入れてくれたということはこの世界に残るということだよな。因みに俺と交わるともう元の世界には帰れないからな」
「!!?」
「そんなの私聞いてない」
「だが、求婚の品を受け取って鳳凰の間に来て、俺に抱かれたじゃないか。それは俺の花嫁になってこの世界に残るということだ」
「え?そうなの!?」
「ああ」
悪びれもなく結城はそう言ってのけた。
今なら、悠里のあの反応の意味がよくわかる。そしてニヤニヤしながら求婚の品を持ってきた紀藤さんのあの笑みの意味も理解できた。
(嵌められた・・・)
そう思ってももう遅かった。
そもそも、抱かれる前に、この世界に残って花嫁になる覚悟はもうできていた。
ただ、悔しい。
そう思い動くことのだるい体で結城に手を伸ばし頬を思い切りつねった。
「痛いな。何をする」
「なんだか悔しくて!」
「?」
「皆最初から説明不足過ぎます!!」
美優はそう言いそっぽを向いた。
「悪かった。そう怒らないでくれ」
そう言いながら後ろから美優をそっと抱きしめてくれた。
(もう家にも帰れないし・・・こっちの世界のことを少しずつ学んでいこう)
美優はそう思った。









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