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国の危機
27 少年?少女?
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今私は絶体絶命に陥っていた。
彼は私を押さえつけて何をするつもりかわからないが…
「お前を殺す…」
彼は殺気に満ち溢れていて。私はそんな彼に自信満々な顔をしていった。
「魔法使いは魔法しか使えない無能とは思うなよ!」
私は、彼の足を思い切り蹴り彼が一蹴ん怯んだので私はその間に魔法で彼を拘束した。
「動けないでしょ?」
私は少し煽りながら言った。すると、彼は殺気に満ち溢れた顔をして睨んでくる。そんな彼が私はすごく怖かった。
けれども、こんなところで怯んではいけない。
私は彼に対して攻撃した。
【アイスブレイク】
対象を凍らせてそれは時間が経過するとその氷の塊は跡形もなく消え去る。
彼は魔法を打つ間際まで動きがうるさかったが、魔法を打った後は静かになった。少し申し訳なさがあったがこうするしか今の状況はなかったのだ。
しばらくして、氷が割れる音が空間に響き渡る…
彼の方を見ると、真っ赤に染まった床がそこにはあった。ものすごくグロテスクで見てはいられなかった。
私は空間を解除していつもの風景…壁が壊れて前に戻ってきた。
私の目の前には無惨な姿になった彼の姿がそこにはあった。
私は小さく両手を合わせて祈った。
私はとりあえず【タイムバック】を壁に対して使い壊れた場所を直した。
次の強化魔法で強化しておいた。
耐久テストのために私は魔法を打ったがびくともしなかった。
これで壊れたら、師匠以上のものが来た時だけだろう。
私は笑顔に満ち溢れていた。やり切った達成感で…心が満たされていた。
私はゆっくりとした歩みで城に帰った。
帰る道中、身に留まるものがあった。それは、道端にポツリと立つ少年であった。
私はその少年に近づいて話しかけた。少年は近づいても俯いたままでびくともしない。
死んでいるのではと少し思ってしまった。
私はしゃがみ込んで言った。
「君はどうしたのかな?」
少年は細々とした顔を見せながら言った。
「ご飯…ください…」
少年が手を出してきた。私は少年の手を取っていった。
「さぁ行こう」
「ご飯は…」
「私についていけばたくさん食べられるから」
少年はそれを聞いて力が出たのか生まれたての子鹿みたいにプルプルしながら立ち上がった。
そして、少年と手を繋ぎながら私は城に帰った。
私は帰って早々にレミを呼び出した。
「なんでございますか…主人様」
「この子にご飯を」
「ですが…その方は誰でしょうか?」
「いいから出しなさい」
「は、はい」
レミは慌ただしく廊下を駆けて行った。
そんなレミの背中を見ながら私は少年の方を見ていった。
「じゃぁ、とりあえずお風呂行こうか」
少年は、小さく頷いた。お風呂という常識はあったみたいだ。
私は、少年のボロボロの服を脱がせた。
私は女性…少年の体を見るのは少し抵抗があるが…こんな子を見過ごすわけにはいかなかった。
意を決して服を脱がした。
すると…
「そんなマジマジと見ないでください」
少年の体をチラッと見ると…そこには男子特有のものがなかった。
凹凸がなくツルツルであった。私は少し安心したが…
「君女の子だったの?」
私が聞くと少女は静かに頷いて話し始めた。
「私の家はなぜか男に対しての執着心がすごくてね…女なんかいらないと最近捨てられたの」
「最近というのはいつ頃から?」
「一ヶ月前くらい?」
「よく生きていたね」
少女に聞くと少女は頷いて小さく言った。
「あの…裸恥ずかしいいんですけど…早くお願いします」
私は慌ててドアを開けて脱衣所から出た。
まず、湯船に浸からせたかったが体を洗わないと汚くて見ていられなかった。
少女に聞いた。
「一人でできる?」
少女は喋らずに静かに頷いた。
私は安堵して出ようとしたが…
「見守っててと」
頭に泡を立てている途中の少女に止められた。
私はしょうがなく残った。少女は静かに洗っていておとなしい。そんな彼女に私は言った。
「君の名前は?」
「ミフ」
「ミフちゃんね」
やっぱり、男の子にしか聞こえない。声の高くなく低い。そして髪の毛もショートだからより男の子に見えてしまう。
そんなところにドアを開けてくる輩がいた。
「ご飯できました」
「あぁ…わかったあと少しで行くわ」
「承知しました」
レミは静かにドアを閉めて退散して行った。
私は、ミフに「脱衣所で待ってるね」というと頷いてくれたので私は脱衣所で待っているのだった。
ーーーーーーーーーー
ーお知らせー
これからの投稿頻度を誠に勝手ながら落とさせてもらいます。
一話投稿されたら一日あけての投稿か二日あける場合があります。遅い場合は申し訳ございません。
最近現実世界でのやることが増えてきまして執筆が難しくなってきました。
これからもクオリティを上げて投稿していきますのでこれからもお願いします。
彼は私を押さえつけて何をするつもりかわからないが…
「お前を殺す…」
彼は殺気に満ち溢れていて。私はそんな彼に自信満々な顔をしていった。
「魔法使いは魔法しか使えない無能とは思うなよ!」
私は、彼の足を思い切り蹴り彼が一蹴ん怯んだので私はその間に魔法で彼を拘束した。
「動けないでしょ?」
私は少し煽りながら言った。すると、彼は殺気に満ち溢れた顔をして睨んでくる。そんな彼が私はすごく怖かった。
けれども、こんなところで怯んではいけない。
私は彼に対して攻撃した。
【アイスブレイク】
対象を凍らせてそれは時間が経過するとその氷の塊は跡形もなく消え去る。
彼は魔法を打つ間際まで動きがうるさかったが、魔法を打った後は静かになった。少し申し訳なさがあったがこうするしか今の状況はなかったのだ。
しばらくして、氷が割れる音が空間に響き渡る…
彼の方を見ると、真っ赤に染まった床がそこにはあった。ものすごくグロテスクで見てはいられなかった。
私は空間を解除していつもの風景…壁が壊れて前に戻ってきた。
私の目の前には無惨な姿になった彼の姿がそこにはあった。
私は小さく両手を合わせて祈った。
私はとりあえず【タイムバック】を壁に対して使い壊れた場所を直した。
次の強化魔法で強化しておいた。
耐久テストのために私は魔法を打ったがびくともしなかった。
これで壊れたら、師匠以上のものが来た時だけだろう。
私は笑顔に満ち溢れていた。やり切った達成感で…心が満たされていた。
私はゆっくりとした歩みで城に帰った。
帰る道中、身に留まるものがあった。それは、道端にポツリと立つ少年であった。
私はその少年に近づいて話しかけた。少年は近づいても俯いたままでびくともしない。
死んでいるのではと少し思ってしまった。
私はしゃがみ込んで言った。
「君はどうしたのかな?」
少年は細々とした顔を見せながら言った。
「ご飯…ください…」
少年が手を出してきた。私は少年の手を取っていった。
「さぁ行こう」
「ご飯は…」
「私についていけばたくさん食べられるから」
少年はそれを聞いて力が出たのか生まれたての子鹿みたいにプルプルしながら立ち上がった。
そして、少年と手を繋ぎながら私は城に帰った。
私は帰って早々にレミを呼び出した。
「なんでございますか…主人様」
「この子にご飯を」
「ですが…その方は誰でしょうか?」
「いいから出しなさい」
「は、はい」
レミは慌ただしく廊下を駆けて行った。
そんなレミの背中を見ながら私は少年の方を見ていった。
「じゃぁ、とりあえずお風呂行こうか」
少年は、小さく頷いた。お風呂という常識はあったみたいだ。
私は、少年のボロボロの服を脱がせた。
私は女性…少年の体を見るのは少し抵抗があるが…こんな子を見過ごすわけにはいかなかった。
意を決して服を脱がした。
すると…
「そんなマジマジと見ないでください」
少年の体をチラッと見ると…そこには男子特有のものがなかった。
凹凸がなくツルツルであった。私は少し安心したが…
「君女の子だったの?」
私が聞くと少女は静かに頷いて話し始めた。
「私の家はなぜか男に対しての執着心がすごくてね…女なんかいらないと最近捨てられたの」
「最近というのはいつ頃から?」
「一ヶ月前くらい?」
「よく生きていたね」
少女に聞くと少女は頷いて小さく言った。
「あの…裸恥ずかしいいんですけど…早くお願いします」
私は慌ててドアを開けて脱衣所から出た。
まず、湯船に浸からせたかったが体を洗わないと汚くて見ていられなかった。
少女に聞いた。
「一人でできる?」
少女は喋らずに静かに頷いた。
私は安堵して出ようとしたが…
「見守っててと」
頭に泡を立てている途中の少女に止められた。
私はしょうがなく残った。少女は静かに洗っていておとなしい。そんな彼女に私は言った。
「君の名前は?」
「ミフ」
「ミフちゃんね」
やっぱり、男の子にしか聞こえない。声の高くなく低い。そして髪の毛もショートだからより男の子に見えてしまう。
そんなところにドアを開けてくる輩がいた。
「ご飯できました」
「あぁ…わかったあと少しで行くわ」
「承知しました」
レミは静かにドアを閉めて退散して行った。
私は、ミフに「脱衣所で待ってるね」というと頷いてくれたので私は脱衣所で待っているのだった。
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ーお知らせー
これからの投稿頻度を誠に勝手ながら落とさせてもらいます。
一話投稿されたら一日あけての投稿か二日あける場合があります。遅い場合は申し訳ございません。
最近現実世界でのやることが増えてきまして執筆が難しくなってきました。
これからもクオリティを上げて投稿していきますのでこれからもお願いします。
応援ありがとうございます!
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