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序章/裏切られた勇者は…
6.勇者は仲間の安否を心配しました。でも…
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「まったく、大魔王様はどんだけお人よし過ぎんのよ。復讐しないどころか、裏切り者共を心配するなんて」
魔王は心底呆れたような顔でジークを見る。
「大魔王はそろそろやめてくれ。ジークでいいよ」
「むむっ、わかりました。じゃあ、ジーク様もルクレッツァって呼びなさい」
「分ったよ『ルク』」
魔王…ルクはキョトンとした、すぐに戻して、
「で、何が聞きたいの」
「まずは…セレスティア様、クローディア様」
「んん?」
「なんですの?」
「『魔王討伐』のあと、皆に会ったことは?」
「……ある」
セレスティアとクローディアは順を追って話し始めた。
まず、エクセリア皇国に『凱旋』したのは六勇者は4人だった。
格闘王・グラムと戦乙女エルスは、エクセリアに向かわず、グラムの故郷である『交易連合国家・バイゼル』に帰った。
そのまま、2人は結婚し、グラムは実家である『ヘルメス家』の当主となり、夫婦睦まじく『ヘルメス商会』を切り盛りし、息子と娘が一人ずつと子宝にも恵まれている。
なお、エクセリア皇国とバイゼルは『魔王討伐』のあと、国交は続いているが険悪。
「……待って、すでにビックリ」
ジークはセレスティアの説明を止める。
「そうでしょうね。恐らく、グラム様とエルス様は気付いていたのでしょう。だからエクセリアに凱旋せずに…」
「違う違う!そこじゃない!」
手を振って否定するジーク。
「筋肉馬鹿が『ヘルメス家』の当主!?バイゼルの『王家』の!?」
『交易連合国家・バイゼル』とは、商人達が興した交易国家である。
数十年前まで商人達は、それぞれの公的機関の商人ギルドに所属していた。
しかし、国の都合による関税・租税の増加、役人達の贈賄の要求、勝手な上級品の徴収等が横行し、商人ギルドは腐りきっていた。
しかし、銀行経営で財を成したクライド=ヘルメスが立ちあげたヘルメス商会を筆頭とする幾つかの大手商会が港街を造り、貿易を行い始め、商人達が集まった。
ヘルメス商会の金融を母体に食糧・武防具・装飾品・名産どころか、職人や傭兵の派遣業まで取引され、僅か十年で『商業国家』となった。
最初こそ国家規模の反発があったが、商人達の実績と信用が柱となり、友好国は増え、敵対する国家は貿易が止まり、餓えるまで締め付けられた上、強力な傭兵達に攻められた。
ジークの知っているバイゼルは最も力のある国と言っても過言ではない。
「はい。エルス様と仲睦まじく少しずつですがバイゼルを発展しております」
「うむ、エルス殿が定期的に送ってくれる氷結魔法処理の海鮮類がありがたい。特にグラム殿が毎年自ら仕留めてくれる大型のサラマンドラ・ガンベロが美味い」
先程からちょくちょく出てくるクローディアの好物であるサラマンドラ・ガンベロ。
『海の暴君』といわれる火を吐くエビで体長は大きいモノで10メットル(メートル)にも育つ。
大きくなるほど美味くなるというのも奇異な点だ。
「まったく…通りで商店で値切るのが上手い筈だよ」
(そういえば『約束』してたな…)
ジークはグラムとの『約束』を思い出す。
そう、グラムという男に限って裏切りはありえない。
何よりも卑劣な事を嫌悪し、まっすぐに前だけを向いて、ジーク自身も羨ましいくおもう、輝き放つ彼だからこそ、グラムがリュート達とは関係ない事をジークはわかっていた。
どれだけリュートが取り繕うともしグラムに『裏切り』の話を持ちかけたら、返事は拳と共にやってくる…
「うん、どうやらグラムとエルスは大丈夫そうだね。15年も経てば、イチャつきっぷりも落ち着いたかな?」
「まさか!」
クローディアは肩を竦める。
「毎年サラマンドラ・ガンベロをくれるのは本当に有難いが、やってくる度にいちゃいちゃイチャイチャいちゃイチャと…!なんだアレは!呪いか何かか!?」
「当てつけられて、私達はともかく、二人のお子さん達はウンザリしてましたの」
(うん、変わってなくて嬉しい!…のか?)
「エルスはどうしてるんだい?」
「はい。ジーク様と一緒にいたときみたいな鎧を素敵な淑女服に変えて、グラン様の支えになっておりますの」
「ふふっ、本当に仲がいいな」
「なんでも夜はまだ鎧が必要ですので、プロポーション維持が大変だとか」
「やめてよ。友達の知っちゃいけない趣味なんて知りたくないよ」
ジークは少しウンザリするが、
「ギネヴィアは?あの時にはグラム達と一緒に戦っていたけど、やっぱりリュート達と手を組んでたのかな?」
双女王は顔を暗くする。
「皇国の黒薔薇・魔術姫ギネヴィアは今は国家反逆の重罪人よ」
「え?」
答えにくそうな双女王の代わりにルクが答える。
「なんでも『重大』な事で皇国に反旗を振りかざしたんですって。それで今では行方不明よ」
「そ、そんな…」
ジークは様々な想像が頭を駆け巡る。
それを見てルクは目を光らせ、
「あら~、あなたのせいで仲たがいしたかもね~。噂じゃ幽閉されて魔導具を強制的に造らされてるとか、男ばかりの地下牢に閉じ込められて、囚人にえっちぃ事されてるとか…」
ジークの顔がドンドン真っ青になっていく。
「まあ、今のは根も葉もない噂よね。まあ、捕まってないし、あの女なら好き勝手やってるんじゃない?」
「こ、この魔王…!」
ジークは両拳でルクの頭を挟んで、グリグリと捻る。
「いだっ!いだだっ!ぐ、ぐりぐり!?ぐりぐりはやめてぇぇぇぇっ!」
暫くルクへのお仕置きは続き、終わった後、ピクピクと痙攣しているのを確認して、一息。
「ギネヴィアがちょっと心配だけど、裏切りには加担してなさそうだ。それじゃあ…」
双女王はバツの悪そうな顔をする。
「う、裏切三人衆じゃな」
「ジーク様…心をしっかり持ってお聞きください」
「こ、これ以上覚悟しろと…?」
双女王は互いを見て肯いた後、
「ジーク様が死の淵に入ってから三年後…聖騎士リュートと白百合の姫騎士セルフィリスは結婚して、リュートは国王に、セルフィリスは王妃になりました」
ジークは目が点になった。
勇者は仲間の安否を心配しました。でも…あの場にいなかった三人が裏切っていない事を知った後、元恋人と元仲間が結婚してました。
魔王は心底呆れたような顔でジークを見る。
「大魔王はそろそろやめてくれ。ジークでいいよ」
「むむっ、わかりました。じゃあ、ジーク様もルクレッツァって呼びなさい」
「分ったよ『ルク』」
魔王…ルクはキョトンとした、すぐに戻して、
「で、何が聞きたいの」
「まずは…セレスティア様、クローディア様」
「んん?」
「なんですの?」
「『魔王討伐』のあと、皆に会ったことは?」
「……ある」
セレスティアとクローディアは順を追って話し始めた。
まず、エクセリア皇国に『凱旋』したのは六勇者は4人だった。
格闘王・グラムと戦乙女エルスは、エクセリアに向かわず、グラムの故郷である『交易連合国家・バイゼル』に帰った。
そのまま、2人は結婚し、グラムは実家である『ヘルメス家』の当主となり、夫婦睦まじく『ヘルメス商会』を切り盛りし、息子と娘が一人ずつと子宝にも恵まれている。
なお、エクセリア皇国とバイゼルは『魔王討伐』のあと、国交は続いているが険悪。
「……待って、すでにビックリ」
ジークはセレスティアの説明を止める。
「そうでしょうね。恐らく、グラム様とエルス様は気付いていたのでしょう。だからエクセリアに凱旋せずに…」
「違う違う!そこじゃない!」
手を振って否定するジーク。
「筋肉馬鹿が『ヘルメス家』の当主!?バイゼルの『王家』の!?」
『交易連合国家・バイゼル』とは、商人達が興した交易国家である。
数十年前まで商人達は、それぞれの公的機関の商人ギルドに所属していた。
しかし、国の都合による関税・租税の増加、役人達の贈賄の要求、勝手な上級品の徴収等が横行し、商人ギルドは腐りきっていた。
しかし、銀行経営で財を成したクライド=ヘルメスが立ちあげたヘルメス商会を筆頭とする幾つかの大手商会が港街を造り、貿易を行い始め、商人達が集まった。
ヘルメス商会の金融を母体に食糧・武防具・装飾品・名産どころか、職人や傭兵の派遣業まで取引され、僅か十年で『商業国家』となった。
最初こそ国家規模の反発があったが、商人達の実績と信用が柱となり、友好国は増え、敵対する国家は貿易が止まり、餓えるまで締め付けられた上、強力な傭兵達に攻められた。
ジークの知っているバイゼルは最も力のある国と言っても過言ではない。
「はい。エルス様と仲睦まじく少しずつですがバイゼルを発展しております」
「うむ、エルス殿が定期的に送ってくれる氷結魔法処理の海鮮類がありがたい。特にグラム殿が毎年自ら仕留めてくれる大型のサラマンドラ・ガンベロが美味い」
先程からちょくちょく出てくるクローディアの好物であるサラマンドラ・ガンベロ。
『海の暴君』といわれる火を吐くエビで体長は大きいモノで10メットル(メートル)にも育つ。
大きくなるほど美味くなるというのも奇異な点だ。
「まったく…通りで商店で値切るのが上手い筈だよ」
(そういえば『約束』してたな…)
ジークはグラムとの『約束』を思い出す。
そう、グラムという男に限って裏切りはありえない。
何よりも卑劣な事を嫌悪し、まっすぐに前だけを向いて、ジーク自身も羨ましいくおもう、輝き放つ彼だからこそ、グラムがリュート達とは関係ない事をジークはわかっていた。
どれだけリュートが取り繕うともしグラムに『裏切り』の話を持ちかけたら、返事は拳と共にやってくる…
「うん、どうやらグラムとエルスは大丈夫そうだね。15年も経てば、イチャつきっぷりも落ち着いたかな?」
「まさか!」
クローディアは肩を竦める。
「毎年サラマンドラ・ガンベロをくれるのは本当に有難いが、やってくる度にいちゃいちゃイチャイチャいちゃイチャと…!なんだアレは!呪いか何かか!?」
「当てつけられて、私達はともかく、二人のお子さん達はウンザリしてましたの」
(うん、変わってなくて嬉しい!…のか?)
「エルスはどうしてるんだい?」
「はい。ジーク様と一緒にいたときみたいな鎧を素敵な淑女服に変えて、グラン様の支えになっておりますの」
「ふふっ、本当に仲がいいな」
「なんでも夜はまだ鎧が必要ですので、プロポーション維持が大変だとか」
「やめてよ。友達の知っちゃいけない趣味なんて知りたくないよ」
ジークは少しウンザリするが、
「ギネヴィアは?あの時にはグラム達と一緒に戦っていたけど、やっぱりリュート達と手を組んでたのかな?」
双女王は顔を暗くする。
「皇国の黒薔薇・魔術姫ギネヴィアは今は国家反逆の重罪人よ」
「え?」
答えにくそうな双女王の代わりにルクが答える。
「なんでも『重大』な事で皇国に反旗を振りかざしたんですって。それで今では行方不明よ」
「そ、そんな…」
ジークは様々な想像が頭を駆け巡る。
それを見てルクは目を光らせ、
「あら~、あなたのせいで仲たがいしたかもね~。噂じゃ幽閉されて魔導具を強制的に造らされてるとか、男ばかりの地下牢に閉じ込められて、囚人にえっちぃ事されてるとか…」
ジークの顔がドンドン真っ青になっていく。
「まあ、今のは根も葉もない噂よね。まあ、捕まってないし、あの女なら好き勝手やってるんじゃない?」
「こ、この魔王…!」
ジークは両拳でルクの頭を挟んで、グリグリと捻る。
「いだっ!いだだっ!ぐ、ぐりぐり!?ぐりぐりはやめてぇぇぇぇっ!」
暫くルクへのお仕置きは続き、終わった後、ピクピクと痙攣しているのを確認して、一息。
「ギネヴィアがちょっと心配だけど、裏切りには加担してなさそうだ。それじゃあ…」
双女王はバツの悪そうな顔をする。
「う、裏切三人衆じゃな」
「ジーク様…心をしっかり持ってお聞きください」
「こ、これ以上覚悟しろと…?」
双女王は互いを見て肯いた後、
「ジーク様が死の淵に入ってから三年後…聖騎士リュートと白百合の姫騎士セルフィリスは結婚して、リュートは国王に、セルフィリスは王妃になりました」
ジークは目が点になった。
勇者は仲間の安否を心配しました。でも…あの場にいなかった三人が裏切っていない事を知った後、元恋人と元仲間が結婚してました。
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