迷子

響影

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1・虎の部屋

2※

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「あっ♡まっっぇ、は、あ、♡げしぃ、イッ」

見つかってから数時間後、やしろに手酷く尻を突かれていた。

「この前は、初めてだから優しくしたけど、今日は手加減いらないよね♡」

やしろにまたがる体勢で奥を突かれていた。

「やっ、ヤ、しろ♡そこおぉ、あっ♡そこ、だメ、♡ぇ」

やしろのものが奥の入ってはいけないところの扉をノックしていた。

「ほら、ここから先が結腸だよ♡もっと深くまで繋がろうか」

「にゃ”っあっ♡は、んっ……お、おくぅ、ヤばぃぃ♡」

無理やりこじ開けられる、
おく、くるしいのに、きもちいいのとまらない…♡

「ん♡、そろそろ出すね」

なにをだすのだろう、きもちいいものだろうか

「…いっぱい幸せになろうね♡」

おなかのなかににあったかい何かがいっぱい入ってくる

「あ“あっ♡あったかいの、あったかいのいっぱイ、きたぁ…♡」

おしりの穴からごぽっと音を立ててあったかいのが流れ落ちる

きもちいぃ、とにかくきもちいい♡

「こんなに気持ちいいこと外に出たら、誰もしてくれないよ?」

それはいやだ。きもちいいことはさいこーだ。

「このことを知ったら、あさとの家族もみーんな、あさとのこと嫌いになっちゃうよ」

「やっ♡ぁぁ、きらいにならないでっ…んっぅ♡」

「僕だけがあさとのことを愛せるんだよ」

やしろだけがおれのことをあいしてる…?
やしろだけがきもちいいことをいっぱいしてくれる♡

「きもちいいことは、あっ♡やしろ、だけぇ?♡」

快楽を素直に受け止めるようになったあさとを見て八代はニヤケが止まらない。この可愛い生物はなんなのだろうか、今まで、数百年生きてきたが、感じたことのない気持ちに胸が張り裂けそうだ。ただの性行為であるはずなのに気持ちよくて堪らない。

「あさと、かわいいね♡僕だけだよ。僕だけが君のことを満足させてあげられるんだよ」

「やしろぉ♡んぅッ…だけ」


ここまで落ちればあとは楽勝だろう

「あさと、僕と一生一緒にいて……お嫁さんになってくれるかな」




あさとは完全に快楽に溺れていた。
今更戻ったってきもちいいことをしてくれる人も、いっぱい愛を囁いてくれる人もいないだろう。
もう這い上がって来れないほどの快楽の深淵に身を投げた。



「な、あっ♡あっ♡なりいぃ、ます♡ぅぅ」



そう言った瞬間にあさとの周りが光出す。
あったかい光はあさとの全身を包み込み、ゆっくりと消えていく。

「あさと、愛してるよ♡」







 終
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