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第二十五章 再スポンサー編
第81話‐1 真心
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第81話「真心」
美少年達B‐PROJECTのユニット対決第二弾は、自分達で舞台や衣装、ステージ演出を作るという「クリエイティブ対決」という驚きの対決に決まった。
どちらがより洗練され、魅力的なステージを作り上げることが出来るかで勝敗が決まるのである。
そしてこの対決は支援者や協力者の力を借りても良く、いかに強力な支援者を得るかが勝敗の分かれ目となっていた。
***
そんな新たな局面を迎えた彼らであるが、ヒュアキントスとナルキッソス組はこの日、ファン限定のミニライブを開催していた。
小規模のイベントではあるが、それを感じさせないほど会場は熱気に包まれていた。
「みんなー!今日は来てくれてありがとね!!」
「来てくれたお礼に最高の時間をプレゼントするよ!!」
ステージ上の二人が観客に向かって笑顔で手を振ると、客席から黄色い歓声が上がった。
ファンたちが興奮している中、ヒュアキントスに招待されたヘパイストスはその様子をVIP席から眺めていた。
「ったく、なんで俺がこんな所に来なきゃいけないんだよ」
文句を言いながらも、一応は招待された身なのでおとなしく座っている。
(それにしてもすごい人気だな。あいつら、こんなに人気があるのか……)
改めてヒュアキントスの人気を思い知らされ、複雑な気分になった。
「ヒュアキントスくん、こっち向いて~!」
「ナルくんかわいい~♡」
「愛してる~!」
ファンたちは熱狂的に声援を送っており、女性だけでなく男性ファンも多くいた。
楽曲は順調に進み、2人のそれぞれのソロ曲も披露し、いよいよ最後となった。
彼らのデビュー曲である「ナルシスト」だ。
静かに観ていたヘパイストスだが、あることに気付いた。
(うん…?え………!?)
思わず目を見開いてしまほどに驚いた。
美少年達B‐PROJECTのユニット対決第二弾は、自分達で舞台や衣装、ステージ演出を作るという「クリエイティブ対決」という驚きの対決に決まった。
どちらがより洗練され、魅力的なステージを作り上げることが出来るかで勝敗が決まるのである。
そしてこの対決は支援者や協力者の力を借りても良く、いかに強力な支援者を得るかが勝敗の分かれ目となっていた。
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そんな新たな局面を迎えた彼らであるが、ヒュアキントスとナルキッソス組はこの日、ファン限定のミニライブを開催していた。
小規模のイベントではあるが、それを感じさせないほど会場は熱気に包まれていた。
「みんなー!今日は来てくれてありがとね!!」
「来てくれたお礼に最高の時間をプレゼントするよ!!」
ステージ上の二人が観客に向かって笑顔で手を振ると、客席から黄色い歓声が上がった。
ファンたちが興奮している中、ヒュアキントスに招待されたヘパイストスはその様子をVIP席から眺めていた。
「ったく、なんで俺がこんな所に来なきゃいけないんだよ」
文句を言いながらも、一応は招待された身なのでおとなしく座っている。
(それにしてもすごい人気だな。あいつら、こんなに人気があるのか……)
改めてヒュアキントスの人気を思い知らされ、複雑な気分になった。
「ヒュアキントスくん、こっち向いて~!」
「ナルくんかわいい~♡」
「愛してる~!」
ファンたちは熱狂的に声援を送っており、女性だけでなく男性ファンも多くいた。
楽曲は順調に進み、2人のそれぞれのソロ曲も披露し、いよいよ最後となった。
彼らのデビュー曲である「ナルシスト」だ。
静かに観ていたヘパイストスだが、あることに気付いた。
(うん…?え………!?)
思わず目を見開いてしまほどに驚いた。
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