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第二十八章 ユニット対決最終結果編
第90話‐1 明かされる秘密
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第90話
『俺とヒュアは、オリンポス12神とエロス様から審判されているそうですね』
彼らにショックを与えないため、内密にしていたはずのことをアドニスは質問した。
アポロンとガニュメデスは動揺を隠しきれない様子だった。
しかしここで冷静さを失うわけにはいかないと思い直し、すぐに落ち着きを取り戻したのだった。
「……どこでそれを知ったんだい?」
「アレス様から聞きました」
(アレスか。勝手なことを……)
「え…?どういうこと……?」
ヒュアキントスとナルキッソスは何のことかわからず困惑していた。
「アポロン様。俺達なら大丈夫です。ヒュアとナルにも知らせるべきだと思います」
「……そうだね。わかった、そうしよう」
そう言うと、アポロンは二人に向き直った。
「君達には過酷な話になると思うが、聞いてくれるかい?実はね。ヒュアキントスとアドニスはかつて罪を犯し、その罪は今も消えてはいない。更生を認め無罪放免にするか、それとも……処刑を与えるか審判中だったんだ」
「え………?」
ヒュアキントスとナルキッソスはそれを聞き、顔が青ざめていくのを感じた。
「その審判はエロスが行っていたが、事情があって、我々オリンポス12神も加わることとなった。もちろん私は賛成派だ。だが、審判をクリアするには13人中11人が更生を認める賛成派になることが条件だ。そして現状は9人が賛成派となっている……」
そこまで言うと、一旦言葉を切った。
「は……何なんだ?お前たちが罪を犯した?処刑されるかもしれない?何だよそれ……」
これまで何も知らなかったナルキッソスは混乱しているようだった。
「ナル。お前は何も知らないんだよな。俺から説明する」
アドニスは自分達の秘密を、ナルキッソスに明かした。
アトランティス大陸水没に関わっていたこと、アトランティス人を助けようとして禁忌を犯そうとし、罪を負ったこと。
そして罪により、今は神格を失っていること。
「そんな……」
話を聞いたナルキッソスは信じられないといった表情を見せた。
「お前たちは、処罰されるかもしれないのか?」
大事な仲間であるアドニス、そしてヒュアキントスが罪人として裁かれる可能性があるという事実を知り、不安を覚えたのだろう。
「……処罰される可能性があることは、僕も今知ったよ」
ヒュアキントスもショックを受けているようだった。
無理もないだろう。彼は当事者なのだから。
「済まない。辛いことを知らせてしまって。だが、私は君達にそんな運命を辿らせる気はない。何としてもあと2人を賛成派に転じさせる。そのために力を合わせよう」
アポロンは力強く言った。
その目に迷いは感じられない。本気で彼らを守ろうという決意を感じた。
「はい……!」
ヒュアキントスとナルキッソスもそれに応えるように頷いた。
『俺とヒュアは、オリンポス12神とエロス様から審判されているそうですね』
彼らにショックを与えないため、内密にしていたはずのことをアドニスは質問した。
アポロンとガニュメデスは動揺を隠しきれない様子だった。
しかしここで冷静さを失うわけにはいかないと思い直し、すぐに落ち着きを取り戻したのだった。
「……どこでそれを知ったんだい?」
「アレス様から聞きました」
(アレスか。勝手なことを……)
「え…?どういうこと……?」
ヒュアキントスとナルキッソスは何のことかわからず困惑していた。
「アポロン様。俺達なら大丈夫です。ヒュアとナルにも知らせるべきだと思います」
「……そうだね。わかった、そうしよう」
そう言うと、アポロンは二人に向き直った。
「君達には過酷な話になると思うが、聞いてくれるかい?実はね。ヒュアキントスとアドニスはかつて罪を犯し、その罪は今も消えてはいない。更生を認め無罪放免にするか、それとも……処刑を与えるか審判中だったんだ」
「え………?」
ヒュアキントスとナルキッソスはそれを聞き、顔が青ざめていくのを感じた。
「その審判はエロスが行っていたが、事情があって、我々オリンポス12神も加わることとなった。もちろん私は賛成派だ。だが、審判をクリアするには13人中11人が更生を認める賛成派になることが条件だ。そして現状は9人が賛成派となっている……」
そこまで言うと、一旦言葉を切った。
「は……何なんだ?お前たちが罪を犯した?処刑されるかもしれない?何だよそれ……」
これまで何も知らなかったナルキッソスは混乱しているようだった。
「ナル。お前は何も知らないんだよな。俺から説明する」
アドニスは自分達の秘密を、ナルキッソスに明かした。
アトランティス大陸水没に関わっていたこと、アトランティス人を助けようとして禁忌を犯そうとし、罪を負ったこと。
そして罪により、今は神格を失っていること。
「そんな……」
話を聞いたナルキッソスは信じられないといった表情を見せた。
「お前たちは、処罰されるかもしれないのか?」
大事な仲間であるアドニス、そしてヒュアキントスが罪人として裁かれる可能性があるという事実を知り、不安を覚えたのだろう。
「……処罰される可能性があることは、僕も今知ったよ」
ヒュアキントスもショックを受けているようだった。
無理もないだろう。彼は当事者なのだから。
「済まない。辛いことを知らせてしまって。だが、私は君達にそんな運命を辿らせる気はない。何としてもあと2人を賛成派に転じさせる。そのために力を合わせよう」
アポロンは力強く言った。
その目に迷いは感じられない。本気で彼らを守ろうという決意を感じた。
「はい……!」
ヒュアキントスとナルキッソスもそれに応えるように頷いた。
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