美味しい時間にロボを添えて

何作る？

「ん～、何かあったっけな？」
冷蔵庫を開ける。

「何もないですね。」
ミケランジェロが覗き込み言った。

「明日買い出しに行く予定だったから何もないんだよね。」

冷蔵庫にあったのは、
・もやし
・パン
・ウィンナー
・レタス

あとは常備のシーチキン。

「コレはなんですか？オモチャ？」
ミケランジェロはシーチキンの缶詰を転がしながら聞いてきた。

思わず笑ってしまう。
「ふふふ…それは、シーチキンだよ。中に魚が入ってるの。」

「魚！？ぜひ食べたいです！」
ミケランジェロは目をキラキラさせて身を乗り出してきた。

「ん～シーチキンかぁ、マヨネーズならあるけど、シーチキンだけじゃ少ないよね？」

私が考えていると、ミケランジェロが手を上げた。

「お任せください！お嬢さん！私が調べます！」

そうして、ミケランジェロはその場でピッと言って止まった。
目がチカチカしている。

もしかして、ネットにアクセスしてる？？？

しばらく待っていると、

「お待たせしました！良いレシピが見つかりましたよ！

もやシーチキンのお好み焼きなどいかかでしょうか！？」