斧で逝く

ICMZ

文字の大きさ
257 / 443
剣で剥く

いつもの声で いつもの口調で

しおりを挟む
曜日 夜8時半 ちょいすぎ  Day34
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
*************************************
視点変更 ヨンリン

竹紙  :「ヨンリンさん 今夜 遅くまで大丈夫ですか?」
ヨンリン:「土曜日なので問題ないですけど」
竹紙  :「わかりました
      じゃー11時ぐらいに会議室での会議OKですか?
      久しぶりに1対1の会議です
      幾つか話したい事がありますので」
ヨンリン:「はいはーーい」
竹紙  :「1個業務連絡と あと1個だけ縛りいいですか?」
ヨンリン:「ん? なんですか?」
竹紙  :「業務連絡は サブ垢のラップトップの調子が悪いので
      ちょっと今 電源 切っています
      まーギルド戦争仕掛けられるなんてことは無いでしょうけど
      後で直す予定です」
ヨンリン:「わかりました」。。。。。。この時 嫌な予感はしていたのだが
竹紙  :「合同レイド みりんさん と ヒマワリさんと
      一緒にゆっくり進んでください」
ヨンリン:「何かあるんですか?」
竹紙  :「はい あります」
ヨンリン:「わかりました」
竹紙  :「じゃー ちょっとやる事ありますので
      9時になったら 一緒に行きましょう」
ヨンリン:「はい じゃー あとでーー」

はっきり言って 今夜の合同レイドは嫌な予感しかしない  
でも 竹紙さんが11時に会議をする
終わった後に会議と言ってくれたので
問題なく終わるだろうと この時は思っていた

飯田 率いるロンドンの花 約20人と
止まり木 約30人が集まる

飯田  :「工藤さん 今日はヨロシク」
竹紙  :「ヨンリンさん サンダーとウィンド
      なんか用事あるらしくて 参加 遅れるらしいので
      先 行きましょう」
ヨンリン:「まー キマイラなんでこの人数でも大丈夫でしょう
      行きますか」

そうして ギルド外のバス停に向かう途中

竹紙  :「ちょい待ち。。。。アクセ練習用のとミスってる
      ごめん ヨンリンさん
      ちょっと装備 変更してくるので 先行っててください
      1分後に追いつきますので」

そういって竹紙がギルドハウスへ向け走っていく

ヨンリン:「1分なら待ってもいいかな」
みりん :「いや この人数 全員 待たせるのはちょっと
      1人1分だとすると全員で40分む無駄なるので
      このまま行きましょう」

みりんさん がそう言うので皆でバス停からケルンへ馬車で移動
そして そこから南にある森へ向かう

ヨンリン:「まー この人数なら20分あればいけるかなーー」

そんなこんなで 森の入口に到着
左と右が森
その間の草原っぽい道を歩いていけば 開けた場所に出る
そこにキマイラがいる

みりん :>>ちょっと歩くの遅くしてもらっていいですか?
ヨンリン:>>あー 竹紙さんが言ってたやつですか?
みりん :>>とりあえずギルメンを先に行かせてください

そうして ロンドンの花 止まり木のギルメン
私や みりんさん と残りのギルメン の順番で進んで行く
そして 森の間の草原を進んでいく時
すでに戦っている音が遠くから聞こえる

ヨンリン:「ねー 飯田さん
      なんか ほかのギルドがキマイラと戦闘中なんだけど」
飯田  :「そうみたいね」
ヨンリン:「じゃー 倒してもらって
      リスポーンしてからですかねーーー」

この時なんて暢気な事を言っていたのであろう

飯田  :「その必要はないわ」

次の瞬間 パーティーからロンドンの花 全員と
うちのギルドからも約20人が離脱する
そしてどうやら飯田が別パーティーを作成したっぽい

ヨンリン:「なんのつもりです?」
飯田  :「いやね あんたんとこの副マスが舐めた事 言ってるから
      契約を失敗させて違約金を取ろうと思ってね
      あと ついでに16ホールギルド
      それも貰ってあげようかなって」
ヨンリン:「契約違反はわかるけど ギルドハウスは無理なんじゃないかなー
      ギルド戦争仕掛けないとダメだし」
サチコ :「ごめんねー ヨンリンさん」

サチコというLV45のキャラ こっちが本垢なのであろう
話している間 横の みりんさんと ヒマワリさん
あと残りのギルメンがバフを張っている

次の瞬間
ロンドンの花と 元止まり木の 合計40人が
こっちの残り10人パーティーに敵対を仕掛けてくる

。。。多分PKレイドなんであろう
。。。でも竹紙さんが対策してるし
。。。ちょっと待って
さっき業務連絡で対策できなくなったって言ってなかったっけ
次の瞬間 ポップアップが表示される

<< ギルドハウスが攻撃を受けています 至急お戻りください >>
<< ギルドハウスが攻撃を受けています 至急お戻りください >>

焦りや怒りなどの様々な感情が沸き起こる
もともと罠なのは解かっていたけど
裏切者が出てさらにギルド戦争をしかけられるとは思ってもいなかった
この場所でやられるのは ある意味想定していたけど
ギルドハウスに攻撃がくるのは
どうしよう  そう思っていたら




それは突然やってきた

後ろから声が聞こえる

竹紙  :「ヨンリンさん  大丈夫ですよ 私がついています」

それは 何時もの声で いつもの口調で話す 竹紙さん
そして横にいるヒマワリさんが

ヒマワリ:「ギルマスの事は私達が守るからーー」

その声と同時に後ろから油壷と火炎壺が飛とんでくる
そして 私達がいるところが火に包まれる
フレンドリーファイアーがないこのゲームでは
自分のところに油壷と火炎壺があってもダメージを受けないが
敵対しているなら別
突っ込んで来られてもそこまでダメージはないし
回復連打で問題ないのだが
炎に包まれている相手という事で敵対パーティーが 一瞬 戸惑う
その 一瞬で みりんさんと竹紙さんから つぶつぶが飛びまくる
防御の錠剤を連射機で相手に投げまくってるらしい 本当に凄い量

みりん :「ほらギルマス 相手の攻撃範囲内に逃げますよ」

そういいながら敵の攻撃を防いだり
回復しながらギルメンたちと後退していくが
サチコというキャラが大きな範囲魔法を使って来ようとしている

次の瞬間

園子  :「影縫い」

ステルスをしていたのであろう園子さんが急に現れてサチコに影縫いをする  
錠剤で5段階遅くなっている上に 更に影縫いで2段階 遅くなる
攻撃範囲外に行くのは充分
後退していき 竹紙さんと合流

ヨンリン:「竹紙さん ギルドハウスが襲われています」
竹紙  :「襲われてるんじゃなくて 襲わさせてるんです」 
ヨンリン:「え? 何を言ってるんですか? 早く戻らないと」
竹紙  :「ウィンドさんが対処してますから問題ないです
      私達の役割は ここでのあいつらの足止め及び数人削る事です」

そういってから 竹紙さんが

竹紙  :「一番右 やり使い」 といい薬瓶を投げる

投げたのはヌルファイアー
薬剤の効果がなくなり防御力と敵の機動力が戻る
その為に攻撃が普通に通る様に
それと同時にギルメンが全員やり使いを攻撃 
敵側がヌルファイアーを自分に使っても
即 みりんさんと竹紙さんの錠剤で遅くさせられる。。。すんごいスピード
後で聞いたが連射機 使ってるとの事
少しづつ後退していく
ある程度距離を保ってから 竹紙さんが相手に話しかけてる

竹紙  :「飯田さん いい根性してますねー 
      性格の醜さが表れてますよ
      そんなんだから婚期の逃すんですよ」
飯田  :「ちょ 余計なお世話よ!」

そしてふんどし姿になって腰クイクイ

竹紙  :>>まー 婚期ミスったのは自分も同じなんですけどね
ヨンリン:>>チョット反応に困る事を今この状態でいわないでください
竹紙  :>>一番左 魔法使い

相手を攻撃しながら竹紙さんが話し続ける

竹紙  :「そして 止まり木 を裏切った皆さん 残念でした――
      因みに 止まり木 に残っているメンバーは
      全員2500万G相当の装備をつけています  ざまーー」
竹紙  :「そしてサチコさん!」   腰クイクイしてからキラーーん
竹紙  :「私の予想ではあなたは黒です!」
サチコ :「そんな余裕でいいんですかーーー
      ギルドハウス 襲れてるんですよーーー」
竹紙  :「みたいですね
      まー ギルドハウスの1つや2つ問題ないですしねーー」
サチコ :「強がりですよねーー」

竹紙  :>>園子さん 飯田とサチコさんに影縫いお願いします
竹紙  :>>みりんさんは足止めをそのまま
竹紙  :>>ヒマワリさんバフと回復をお願いします

そういって 竹紙さんが敵のグループに突っ込んでいく
移動が遅いとはいえ相手は40人近く 勝てるわけがない
と思ってたらサチコさんの足元を数 回攻撃 そして 叫んでる

竹紙  :「ほらーー やっぱ黒だーーー!!」
  
サチコのキャラのズボン装備を竹紙が盗む
サチコのキャラのデフォルトの下着姿が見える

竹紙  :「ランドロンドで色が見えなかったの
      心残りだったんですよね」
サチコ :「チョッ!!!」
みりん :「ちょっと 一体 何やってるんですか!?」


敵と味方からつっこみを受けるがそれを無視して
今度は飯田さんをの足元を攻撃
途中で数回死にそうになるがヒマワリさんと他のギルメンの擁護があり
回復役もがぶ飲みなのであろう ギリギリ生き残ってる
そして 竹紙が叫んだ

竹紙  :「飯田ーー お前 オバンパンツだ――
      灰色は無いだろ! 灰色はー!」

竹紙が飯田のズボンを盗んだらしく 灰色のボクサーパンツが見える

竹紙  :「飯田―― そんなんだから婚期 逃すんですよ」

徹底的に煽っていくスタイル
飯田がぎゃーぎゃー叫んでるがそれを無視して味方の方へ戻ってくる

ヨンリン:「ちょっと竹紙さん 何やってるんですか!?」
竹紙  :「なにって スカート捲り
      いやー サチコさんの色 ランドロンドで唯一 判らなかったんで
      まー 満足です どやーーー」
みりん :「ちょっと それだけの為に敵に突っ込んでいったんですか!?」
竹紙  :「当然です!!」
ヨンリン:「ちょ! そこは否定してください!」
竹紙  :「ヨンリンさん 漢ってのは腰をクイクイする生き物なのです」
ヒマワリ:「腰クイクイってなんなのーーー?」
竹紙  :「みりんさん が説明したそうに」
みりん :「してません! 今ギルド戦争の最中です!!」
ヒマワリ:「というか 皆で今すぐギルドに戻りますよ!!
      チャットでウィンドさんが助けを呼んでます」
竹紙  :「却下です!!!」

即答してくる。。。。もうなんなのよ!!

ヨンリン:「竹紙さん!」
竹紙  :「ヨンリンさん
      負ける時は負けるものです
      焦っても意味無いですよ?」
ヨンリン:「チョット 竹紙さん」
竹紙  :「ヨンリンさん もう一度 言います
      私達の今の役目は 向こうの40人近くの
      裏切者 と ロンドンの花の足止めです」

そう言いながら 錠剤を敵に投げまくる  
みりんさんも同じ

竹紙  :「みりんさん と ヒマワリさん
      あと他のギルメンの方 グッジョブです 本当にグッジョブです
      ゆっくり歩いてくれたのが効いてますね」
ヨンリン:「ちょっと 何 言ってるんですか!」
竹紙  :「ヨンリンさん わかりませんか?
      後ろに敵がいない
      前だけ集中すればいいって 凄くいい配置なんですよ」

確かにここで敵の足止めをするのは大事だ
ただでさえ人数で負けてるのに
今 敵に攻められてるのに 
更に40人近くがギルドに攻められたらたまったもんじゃない
それは 分かるけど でも既にギルドが攻められている

でも 一体何考えてるのよ!!

馬鹿にされた飯田がぎゃーギャーいっているが
サチコさんは平静を保っている
これ 本当に私達 負けたのかな?

竹紙  :「ヨンリンさん だから大丈夫です
      もう少しだけ我慢してください」
しおりを挟む
感想 9

あなたにおすすめの小説

【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。

鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。 鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。 まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。 ──────── 自筆です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました

鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。 だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。 チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。 2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。 そこから怒涛の快進撃で最強になりました。 鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。 ※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。 その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。 ─────── 自筆です。 アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞

召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~

さとう
ファンタジー
生まれながらにして身に宿る『召喚獣』を使役する『召喚師』 誰もが持つ召喚獣は、様々な能力を持ったよきパートナーであり、位の高い召喚獣ほど持つ者は強く、憧れの存在である。 辺境貴族リグヴェータ家の末っ子アルフェンの召喚獣は最低も最低、手のひらに乗る小さな『モグラ』だった。アルフェンは、兄や姉からは蔑まれ、両親からは冷遇される生活を送っていた。 だが十五歳になり、高位な召喚獣を宿す幼馴染のフェニアと共に召喚学園の『アースガルズ召喚学園』に通うことになる。 学園でも蔑まれるアルフェン。秀な兄や姉、強くなっていく幼馴染、そしてアルフェンと同じ最底辺の仲間たち。同じレベルの仲間と共に絆を深め、一時の平穏を手に入れる これは、全てを失う少年が最強の力を手に入れ、学園生活を送る物語。

改大和型戦艦一番艦「若狭」抜錨す

みにみ
歴史・時代
史実の第二次世界大戦が起きず、各国は技術力を誇示するための 「第二次海軍休日」崩壊後の無制限建艦競争に突入した 航空機技術も発達したが、それ以上に電子射撃装置が劇的に進化。 航空攻撃を無力化する防御陣形が確立されたことで、海戦の決定打は再び「巨大な砲」へと回帰した。 そんな中⑤計画で建造された改大和型戦艦「若狭」 彼女が歩む太平洋の航跡は

完結 シシルナ島物語 少年薬師ノルド/ 荷運び人ノルド 蠱惑の魔剣

織部
ファンタジー
 ノルドは、古き風の島、正式名称シシルナ・アエリア・エルダで育った。母セラと二人きりで暮らし。  背は低く猫背で、隻眼で、両手は動くものの、左腕は上がらず、左足もほとんど動かない、生まれつき障害を抱えていた。  母セラもまた、頭に毒薬を浴びたような痣がある。彼女はスカーフで頭を覆い、人目を避けてひっそりと暮らしていた。  セラ親子がシシルナ島に渡ってきたのは、ノルドがわずか2歳の時だった。  彼の中で最も古い記憶。船のデッキで、母セラに抱かれながら、この新たな島がゆっくりと近づいてくるのを見つめた瞬間だ。  セラの腕の中で、ぽつりと一言、彼がつぶやく。 「セラ、ウミ」 「ええ、そうよ。海」 ノルドの成長譚と冒険譚の物語が開幕します! カクヨム様 小説家になろう様でも掲載しております。

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

処理中です...