斧で逝く

ICMZ

文字の大きさ
272 / 443
剣で剥く

価値観ゲーム その4

しおりを挟む
土曜日 朝9時45分 ちょいすぎ  Day48
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

タケシ :「さてと 他の解決策わかりますか?」
しげゆき:「というより ちょっと待ったーー!
      おかーさん 最初からチョコレート持ってたのかよ?」
重行母 :「持ってたわよ」
しげゆき:「じゃー何で くれなかったんだよ!
      お風呂掃除とか約束させて」
重行母 :「それはね タケシ講師の指示書に
      チョコレートをお願いされたら渡すように
      ただ交渉された場合は厳しく
      って書いてあったからよ」
タケシ :「しげゆき君 あなたは交渉したのです
      お願いしたのではありません」
ヒナタ :「。。。ねー タケシ講師ー」

そういいながらパクっ とチョコレートを食べる日向さん

ヒナタ :「日向 このチョコレート大好き♡
      もうちょっとくれない?」
タケシ :「いいですよ
      私に直接ねだるのは解決方法の一つです
      あっ! 日向さん クッキーもいります?」
ヒナタ :「いるーー」
子タケシ:「ちょ ずりーぞ!」
タケシ :「なんでズルいんですか?
      アイディアや行動を行った結果です
      というか 他にありませんか? 
      答えを見せてもいいですが そしたら終了になります」
さとし :「うーん 思いつかん」

***数分後***
少し考えさせてから 

タケシ :「わかりました  じゃー これらが解答の 一部です」

そして 次のスライド

借りる
買う (お金をはらう 1円からでもOK)
交換する
ねだる
投資してもらう
チョコレートを他の人と分け合う

講師のリュックから盗む
**奪うと盗むの違いを主張する

ごまかす
**キャラメルまたはゴミをチョコレートの紙に包む

チョコレートを分ける
**大きさを指定してません 半分に割って数を増やしたり等

ルールについて交渉する 
**キャラメルあげるから2個で2つもらえるようにしてーー

タケシ :「レンさん がやったのは 借りる行為
      ヒナタさんがやったのは ねだる行為 解答の範囲内ですね」
裕也  :「誤魔化すと盗むは無理だろ―」
しげゆき:「あと チョコレートを分けるっていいのかよ!」
タケシ :「昔 期末試験で1ページなら持ち込み可能
      いわゆる1ページ分情報や似た問題と解答を書いた紙を
      持ち込めるってのがあったんですが 
      凄い大きい紙にびっしり書いたものを持って行って
      教授にドン引きされた事があります
      そして次から 
      1ページB5サイズと紙のサイズを指定するようになってました

      あと 地理の試験で イエスキリストが生まれた場所を
      〇で囲みなさいって問題で でっかい〇を書いたら正解でした
      クラスメイトが小さい〇でずれててペケをくらっていて
      大笑いしたことがあります

      ちなみにこれらは 一例です 他にも色々あります」
さとし :「いや でもルールについて交渉とか
      っていくら何でも想定外すぎるだろ」
たかゆき:「ちなみに ここで書いてないのって?」
タケシ :「賄賂を渡すとかですか?」
裕也  :「ちょ それダメだろ!」
タケシ :「じゃー 袖の下を渡すで」
裕也  :「いや 言い方かえてもダメだろ!」
タケシ :「まー 日常生活ではダメですけどね
      今回の目的はあなた達に考えてもらう事です  

      自分の価値観と その価値観が人と違う
      また 価値観や常識によって答えが考えられない
      という経験をしてもらいたかったのです

      ちなみに わたしが今回のゲーム中に
      考える 考えてみましょうって何回いったか分かる人いますか?」
エリカ :「50回」
タケシ :「大正解です エリカさん 数えてました?」
エリカ :「いや 大体そうかなーって
      あと講師の事だから切りのいい数字が好きかなーーって」
タケシ :「さすがです クッキーをあげます」
エリカ :「やったーーー」
かずと :「ちなみに 講師 一番簡単な勝ち方とかってあるの」
タケシ :「ありますねー 
      まー 自分が考えていたのは【ゲームライアー】って
      漫画の椅子取り おしくらまんじゅう の応用ですか」
全員  :「?????」
タケシ :「ゲームが始まったら皆のチョコレートを 一カ所に集めます
      そして皆さんが背を向けて周りに座ったら
      強奪がダメな為 私は手がでません
      開始30秒で全員が勝ちになります」
子タケシ:「ちょ! そんなのでいいのかよ!」
タケシ :「ルールにのっとってますしね
      というか全員が個人で挑むとは思わなかったんですよ
      どこかチーム作るかなーー とか思ってたんですけどね」
さとし :「チーム作るのは考えたんだけどなー」
タケシ :「例えば ルールでは盗みができるように
      1分以上のブロックは禁止してますが
      例えばエリカさん と かずと君が
      お互いのチョコレートを交換した場合
      自分のチョコじゃないのでずっと手でブロックし続けられますしね
      そしたらそれで勝ち 確定しますし」
裕也  :「ちょ そんなんでいいのかよ!」
タケシ :「あと 皆さんに想像してもらいたいのですが
      もし 今日ゲームをやらなかった場合
      チョコレートを3つもらったらウハウハでやったー 3つ得した――
      って思うはずなのですが
      追加で2個もらえるって聞いたら3つ持ってるのが当たり前
      っていう価値観に変わってませんでしたか?」
全員  :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「欲を持つことはいい事です 欲張りはいい事です
      まー 節度は必要になりますけど 欲が無ければ進化は ないですし
      ただ そのせいで 本来の価値観と別の価値観を持つように
      なってしまった場合 注意が必要です

      そういう意味では エリカさんと裕也君 あと たかゆき君は
      情報に揺れる事なく 一貫してチョコレートを守ってましたね 
      素晴らしいです クッキーを追加であげます」
タケシ :「逆にタケシ君は細かい情報まで気を配っていましたね
      例えばキャラメルと苺キャラメルの違いとか」
子タケシ:「あれ 違いあったの?」
タケシ :「ぶっちゃけた話 違いは無いです
      無駄な情報を流したかった だけなので」
子タケシ:「無駄だったのか」
タケシ :「ただ 無駄な情報だけど それをうまく使えたりする人が出るかなー
      出たら凄いなー とは思ってましたけどね
      例えば率先して苺キャラメル1と通常キャラメル2を交換して
      価値を確定させたりとか」
子タケシ:「なんか出来そうな気がしたんだけどなー」
タケシ :「考え続けている間にも常に状況が変わっている
      っていうのを経験してもらいたかったので

      Think outside of the box
      いわゆる常識に囚われない方法を考えてみよう
      なんてアドバイザーが言ってきたりしますが
      ぶっちゃけ そんな事て言われても困ります

      なので私はゲームを通して皆さんに
      それを実際体験してもらいたかったんですよ
      今回はそれが目的です」
さとし :「なー 講師ー 俺のチョコ2回 どうやって取ったの?」
タケシ :「それは企業ヒミツです
      申し訳ありませんが お答えできかねます」
タケシ :「休憩に入る前に何かほかに質問ありますか?
      無ければ休憩 そして ちゃっちゃと復習をやって終了です」

***1分後***
タケシ :「まー続きを始める前に皆立ち上がってください はい伸び――――」
講習生 :「伸び――」
タケシ :「はい屈伸」
講習生 :「屈伸」
タケシ :「いいですね はい 伸び――」
講習生 :「伸び――」
タケシ :「はい両手をあげてーー  いいですねーー
      ずっと座りっぱなしだと疲れちゃいますからね
      トイレ行きたい人は今 行ってきてください」

***5分後***
タケシ :「じゃー後半を開始します 
      ここまで来たら実際の問題を解いてもらうだけ なんですけどね」

そして方程式で小456の問題を数問とかせて終了

タケシ :「皆さん 本当にお疲れさまでした
      これにて数学の講習は終わりとさせて頂きます
      来週からは早起きしなくていいですし
      私も朝からゲーム楽しんじゃいます
      お酒も多分飲んじゃいます
      人生を謳歌おうかしちゃいます

      でも 基本的に儀式って大事なんですよ
      なので 一本締めをさせて頂きます
      一本締めって分かりますか?」
ケンタ :「柔道の技?」
タケシ :「ははは  毎回柔道の技をやってたら身が持ちませんよ 
      えーと 大きく拍手1回です
      両手を広げて 合図したら パンってお願いします
      こうやって いよーーーー  で パンです」  数人が叩く 
タケシ :「こら  練習で叩いちゃダメですよ
      あと かずと君のお母さん
      隠れてても見えてますよ 叩いちゃったの
      タケシ君のお母さんみたいに間違っても堂々としてください
      いいですか?  いよーーー パンですからね 
      だから練習で叩いちゃダメですよ
      まー じゃーー 皆さん 本番行きますね」

タケシ :「ごくごくごく ぷはーーー コーヒー 沁みる―
      この度 無事 皆さまが最後まで講習を受けられた事
      毎週よく学んでくださいました!
      そして 保護者の方々 ヤバい人間の講習に毎週
      よく子供を連れてきてくださいました!
      私が教えたことは
      あなた方のこれからの人生に役に立つと信じております!
      立たなかったらごめんなさい

      あなた方のこれからの人生が知識により豊かになる
      その願いを踏まえ
      講習が終了した事をここに宣言すると共に
      一本締めで締めくくりさせてもらいマス」

大き目な声で

タケシ :「皆さま! お手を拝借!!」
   
そして大きく息を吸い込む

タケシ :「いよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

パン!!!

タケシ :「ありがとうございましたーー」  そして パチパチパチ――

その後 ラップトップとプロジェクターをしまって
柳田さんをはじめ、保護者の方々と話して 
英語の講習やプログラミングの講習とか
出来ない事もないけど とりあえず パスで
そして 講習生と話して 
終了!!!

長かったーーー 
やっと解放された――
給料いいんだけど 拘束時間とかを考えると どっこいどっこいかなーー
プレゼン作って その練習をしてで スンゲー時間取られてたし

タケシ :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。」

なんとなく 公民館へ帰り道 寄ってみる
なんか 授業を2階でやってるっぽい
こんこん ガラガラガラ  ガラス戸を開けると 大人4人と子供4人がいる

高田  :「あっ! あんたか」
タケシ :「おっ! やってますねーー  これ 差し入れです
      要らなかったら捨てちゃってください」
 
リュックにある 余っているチョコレートとキャラメルを全部置く

子供4人:「あっ! チョコレートとキャラメル―」
タケシ :「甘いものは頭の回転に必需品です  でわ 失礼します」

そして帰ろうとしたら

高田  :「なー あんた
      柴村君 無事 保護されたってよ」

それを聞いて 親指を立てる
そして ガラス戸を閉め、階段を下りて 公民館から出る

その後 家に帰り車でスーパーへ
ハイボールといくつかのお菓子とお惣菜を購入
家に帰ると オカンが電話している

オカン :「あら わざわざご丁寧に―」 とか言っちゃってる 
オカン :「えー そんな事 言ったの?
      あの年でゲームばっかしてねー
      あー コットンなんちゃらって奴らしいんだけどねーー」

毎週 同じ話してるなーー  
話し相手いったい誰なんだろ?  まー いっかー
テーブルでお惣菜とご飯をハイボールで流し込んでから 缶を数本もって自室へ
今夜は200人レイドだレイド 
さー どーなることやら
しおりを挟む
感想 9

あなたにおすすめの小説

【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。

鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。 鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。 まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。 ──────── 自筆です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました

鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。 だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。 チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。 2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。 そこから怒涛の快進撃で最強になりました。 鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。 ※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。 その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。 ─────── 自筆です。 アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞

召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~

さとう
ファンタジー
生まれながらにして身に宿る『召喚獣』を使役する『召喚師』 誰もが持つ召喚獣は、様々な能力を持ったよきパートナーであり、位の高い召喚獣ほど持つ者は強く、憧れの存在である。 辺境貴族リグヴェータ家の末っ子アルフェンの召喚獣は最低も最低、手のひらに乗る小さな『モグラ』だった。アルフェンは、兄や姉からは蔑まれ、両親からは冷遇される生活を送っていた。 だが十五歳になり、高位な召喚獣を宿す幼馴染のフェニアと共に召喚学園の『アースガルズ召喚学園』に通うことになる。 学園でも蔑まれるアルフェン。秀な兄や姉、強くなっていく幼馴染、そしてアルフェンと同じ最底辺の仲間たち。同じレベルの仲間と共に絆を深め、一時の平穏を手に入れる これは、全てを失う少年が最強の力を手に入れ、学園生活を送る物語。

改大和型戦艦一番艦「若狭」抜錨す

みにみ
歴史・時代
史実の第二次世界大戦が起きず、各国は技術力を誇示するための 「第二次海軍休日」崩壊後の無制限建艦競争に突入した 航空機技術も発達したが、それ以上に電子射撃装置が劇的に進化。 航空攻撃を無力化する防御陣形が確立されたことで、海戦の決定打は再び「巨大な砲」へと回帰した。 そんな中⑤計画で建造された改大和型戦艦「若狭」 彼女が歩む太平洋の航跡は

完結 シシルナ島物語 少年薬師ノルド/ 荷運び人ノルド 蠱惑の魔剣

織部
ファンタジー
 ノルドは、古き風の島、正式名称シシルナ・アエリア・エルダで育った。母セラと二人きりで暮らし。  背は低く猫背で、隻眼で、両手は動くものの、左腕は上がらず、左足もほとんど動かない、生まれつき障害を抱えていた。  母セラもまた、頭に毒薬を浴びたような痣がある。彼女はスカーフで頭を覆い、人目を避けてひっそりと暮らしていた。  セラ親子がシシルナ島に渡ってきたのは、ノルドがわずか2歳の時だった。  彼の中で最も古い記憶。船のデッキで、母セラに抱かれながら、この新たな島がゆっくりと近づいてくるのを見つめた瞬間だ。  セラの腕の中で、ぽつりと一言、彼がつぶやく。 「セラ、ウミ」 「ええ、そうよ。海」 ノルドの成長譚と冒険譚の物語が開幕します! カクヨム様 小説家になろう様でも掲載しております。

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

処理中です...