斧で逝く

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弓で出す

ゴノレゴとショーンはOnとOff

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月曜日 朝11時 ちょいすぎ Day16
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
*************************************
視点変更 二木

見た目は不格好だけど 色も不格好だけど
口に入れると面白い感触 苺の酸味とチョコレートの甘味が良くあっている


午前中に双葉商事から電話がかかってくる
なんでも営業部長が直接話があるとの事
いままでサービス用のソフト開発も仕様も不具合も特に問題なし
なんだけど なんなんだろう?
とりあえずトチギアにメール いや 直接 言いに行くか

なんか 後ろに立ってたら名前呼んでくるらしい
まさかーーー って事でトチギアの机へ
なんか ほげーー とディスプレイ眺めてるけど これがトチギアねーー
全然 雰囲気違う
。。。。ほら 何も起こらないじゃない  そう思っていたら

タケシ :「なにか用事ですか 二木さん?」

嘘! マジだ!
思わずビクッとする

二木  :「あのー 今宜しいでしょうか?」
タケシ :「はい なんでしょう?」

椅子をクルッとコッチに向けて話しかけてくる

二木  :「あのー 今日の午後 双葉商事の営業部長が
      直接話したいとの事で我が社に来るそうです」
タケシ :「ごくごくごく ぷはーー コーヒー沁みる―」
タケシ :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「わかりました
      応接室Bで空いてるかなー。。。開いてますね
      時間になったら双葉商事の人 連れてきてください」
二木  :「はーい」

トチギアそのまま立ち上がって

タケシ :「チョット出てきます」 と言い 部署から出ていく

***昼休み***
携帯で音楽を聴きながら持ってきた弁当を食べる
午後すこし 仕事をしてから2時になったので1階へ

受付で手続きを済ませてもらい エレベータから応接室へ

二木  :こんこん 「失礼します 双葉商事さんをお連れしました」

応接室にはソフト開発の本部さん トチギア 
営業のイケメン夏目 あと 鈴木さん?

テーブルの上にはUSBメモリースティックと紐閉じ書類入れ

双葉商事のソフト屋さん 営業部長
反対側には 私、トチギア、鈴木さん、夏目、本部さん

営業部長:「今日は重要な要件があってきた」

挨拶もしないでいきなり 双葉商事の営業部長が話し出す
そしたらトチギアが鈴木さんの方を向く
それを合図としたのか鈴木さんが

鈴木  :「重要な話なら解釈の齟齬があったら問題ですので
      この会話 録音させてもらってよろしいでしょうか?」
営業部長:「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」

気まずい沈黙 でもこっち側は引く気配を見せていない
。。。暫くしてから相手が頷く  

営業部長:「今日はあんたらに頼んでいるプロジェクトを
      キャンセルさせてもらいに来た」
二木  :「え? キャンセルって」   思わず口に出してしまう
営業部長:「キャンセルって言ったらキャンルだ!!」

。。。 チョット! 怒鳴らなくてもいいじゃない!
そう思っていたら  机の下で
トチギアの左手が抑えてとのボディーラングエッジ
そして右手をコーヒーボトルを掴んで

タケシ :「ごくごくごく ぷはーー コーヒー沁みる―」 
 
そういいながら堂々とコーヒーを飲むトチギア
あ!  トチギアだ!
普段の だらーーーとした そして にこーーーとした感じでは全くない
背筋をピンと伸ばして 相手を堂々と見据えている
何? なんかスイッチが入ってる?
全然別の人 私の知らない人が横にいる

夏目  :「理由を聞いてもよろしいですか?」
タケシ :「夏目ー そんな事聞いてどうするんだ?
      Bタイプだぞ
      見苦しい言い訳 並べたてられるだけ
      時間の無駄だ」
営業部長:「なんなんだ その態度は――!!!」

大きい声で怒鳴ってくるが

タケシ :「双葉商事さん!
      あなた方が御社で どのように振舞おうが あなた方の勝手です
      ただ昭和の時代と錯覚しているのか
      録音されている会話の最中に
      我が社の顧問弁護士の前で二木さんや私に対して声を荒げるなんて
      随分いい根性 なさってますね?
      我が社はセクハラ パワハラには寛容ではないので
      今後そのような行為は控えて頂きたい!!!」

。。。ちょっと何なの?
なんかマウントの取り合いが行われている
ただ普段のタケシさんとは全然違う
私だけでなく双葉商事のソフト屋さんも驚いている

営業部長:「顧問弁護士?」
鈴木  :「の鈴木です」

そういって名刺をテーブルの上に差し出す  手渡しはしない

営業部長:「。。。。。。。。。。。。。。。」
鈴木  :「プロジェクトは6割 終わっています
      そのまま終了させた方がコスト的には御社の為になると聞いたのですが
      本当にキャンセルでよろしいのですか?」

鈴木さんの問いに

営業部長:「ああ 今日でキャンセルだ
      これ以上 無駄金は払いたくない」

。。。無駄金なんてすごい嫌な言い方してくんな このおっさん!

鈴木  :「録音されている会話の上で最後の確認です
      キャンセルでよろしいですね?」
営業部長:「ああ しつこいぞ! そう言っている」
鈴木  :「契約解除通知書の替わりとして今回の録音で十分ですね
      本部さん?」  
本部  :「はい。。。全ての今までのデータはそのUSBに入っています
      Sharepointの内容と同じです
      ただキャンセルという事なら今週末には
      Sharepointの内容 削除させていただきます」

。。。え? 既に用意してたって事は
プロジェクトキャンセルを知っていたって事?

タケシ :「夏目」
夏目  :「はい」

そして紐閉じ書類入れから紙を出して

夏目  :「解約合意書です  捨て印は必要ないです  どうぞ」
営業部長:「随分と手際がいいじゃないか」

そして合意書を読みながら

営業部長:「プロジェクトが終わってないのに この値段はどうだろうかねー」

。。。この時 私にはわかった
一連のマウント取りは値段を安くさせようって下心があったのであろう

タケシ :「安藤商事さんはキャンセルのとき違約金ふくめ即払いされましたが」 
営業部長:「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」

そしてまた気まずい沈黙

営業部長:「。。。いや 今後の付き合いも考えたら多少は」

そう言いかけた双葉商事の営業部長に対して

タケシ :「え? 御社と次があるのですか?」

この時 ぎょっとした
トチギア 笑っていない目
だけど口に大きな笑みを浮かべている

全員  :「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」
タケシ :「じゃー 鈴木さんと夏目 あとはお願いします」

そして 鈴木さんと夏目が頷く

タケシ :「二木さん 本部さん 行きましょう」
二木  :「え?」  と驚いている私に対して
タケシ :「既に終わったプロジェクトです
      引きづるのは死んだ赤ん坊の年齢を数えるが如く 愚行です
      次の仕事に移りましょう」

。。。。。凄い言い方するなーー

トチギアがドアを開け 私と本部さんが廊下へ
そしてトチギアが出る時に

タケシ :「あー そのUSBスティックは差し上げます
      我が社はどこかと違ってセコイ事は言わないので」

双葉商事の営業部長が震えている  
。。。。。チョット 凄い 一言

そしてタケシさんと共に会議室を出て廊下へ
私が何か言おうとしたら 口に人差し指で しーーーの合図
そして指を2回上に
話はここじゃなくて部署に戻ってからって事ね
そして3人でエレベーターに  
1つ上の階で コーヒーポットの場所へ
タケシさんがコーヒーボトルにコーヒーを入れている時

本部  :「得しちゃったな?」
タケシ :「ですね」
本部  :「じゃー 人員再配置すっから」
タケシ :「よろしくお願いします」
本部  :「今度また こぼれウニ」
タケシ :「配置転換後 様子見て予定より早くなっているなら問題ないですよ」
本部  :「言ったなーー 約束だぞ 守れよ」
タケシ :「了解です」

そして本部さんがSW開発室へ戻るっぽい

二木  :「あのーー  プロジェクトキャンセルって知っていたんですか?」
タケシ :「二木さんから 営業部長が来るって聞いた後
      夏目に話に言ったら 多分キャンセルになるって言われたんで
      その足で本部さんと鈴木さんですか」
二木  :「夏目さんがいったから即行動ですか?」
タケシ :「あのイケメン 仕事できますからね
      彼がキャンセルっていったら
      8割がたキャンセルかな――て思いましてね」

。。。。。。。夏目さんの事 評価してんだなーー

タケシ :「それより 二木さん 誠に申し訳ない」
二木  :「ん? なんです?」
タケシ :「社員は守るものです 
      それが出来ない人間にマネージメントは任せてはいけません
      まー 諸木部長みたいに差し出す物と
      勘違いしている人もいますが
      
      交渉をうまく運んで安くさせようと思ってたのでしょうが
      いきなり 怒鳴ってくるとは想定外でした
      やはり 交渉事は私 苦手です 営業は無理だなーー
      ゴマすったりとかも出来ないですし
      余りにも経験が足りなさすぎる」

。。。。。いやいや あんた 怖かったわよ
人が全然変わってたし あれで充分でないとは

二木  :「あのー あんな喧嘩別れでいいんですか?」
タケシ :「普通は悪手です。。。取引って周りに回ってくる事が多いので
      でも切り捨てる時は切り捨てないといけない そこはドライに
      そうでないと逆に舐められてしまいますし
      だから完全に切る方向で行くって
      鈴木さんと夏目と話しあいましたし
      斎藤さんにも許可とりましたし」
二木  :「トチギア」
タケシ :「??? トチギ」
二木  :「じゃなくて タケシさん」
タケシ :「トチギ?  トチギ?  なんでトチギ?
      トチギって情報がないです。。。
      あっ! 苺が有名ですよね トチギって」
二木  :「はーー」 。。。いや トチギから離れてよ
タケシ :「。。。あっ! チョット付いていてもらっていいですか
      。。。あ 待った 10秒ください
      牛乳だけ入れちゃいたいので」

冷蔵庫を開け 牛乳をドバドバとコーヒーボトルに入れてる
私も紙コップにコーヒー そして少しだけミルクを入れる
その後 トチギアのデスクへ
タケシさん。。。なんか 引き出しを開けて閉めてを繰り返す そして

タケシ :「あった! 二木さん これあげます」

それは 四角い上がジップロックになっているアルミ的な入れ物

二木  :「ポンシェ?」
タケシ :「フリーズドライ苺チョコレートです
      。。。見栄えはブツブツで悪いですが 味は結構いいですよ?」
二木  :「え? いいんですか?」
タケシ :「どうぞどうぞ 3袋ありますんで」
 
そういって手渡されたなんか高そうな袋  
自分の机に戻り 早速 開けてみる
うーーん 確かに見栄えは悪い  白いチョコレートに苺のつぶつぶ
でも袋の高級感もあったため とりあえず口に入れてみる
なにこれ?  初めての感触
袋の文を読んでみると
フリーズドライした苺にホワイトチョコレートを沁みこませた物らしい
苺の酸っぱさが少し際立つが甘くておいしい
タケシさん なんでこんな物もってんだろう?

二木  :「ずずず はーー コーヒーと合う」

あれがトチギアか。。。
スイッチが入った状態
普段のだらーーとしたタケシさんとは大違い
なんか 斎藤部長が言ってたのが分かった気がした
あれが ONの時のタケシさんだ
こいつ呼ばわりしたら怖い事になりそう
そして後日 この話題で盛り上がる



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
リファレンス ネタ元 雑記 補足 隙あらば自分語り 必要ない裏技 etc   
 
ポンシェ あげたことはあっても食べたこと無いです
一度は食べてみたいです

漫画ゴ〇ゴ13
とあるエピソードでOnとOffというのがあります
ONの時は無情に合理的に 青年が大事にしていた馬とかも平気で殺します
OFFの時は殺生をさけ正反対に
落ちていた鳥の巣とかは破壊せず
馬の持ち主にちゃんと凄い多めの代金を振り込んだりと
ONのためOFFでバランスをとっているのかもしれないという興味深いものでした

うちの母親が大好きなんですよ ショ〇ンKのPHEVコマーシャル   
例え演技だとしても あの言い回し あと OnとOffの切り替え 最高です
話し方 表情 そして特に間の取り方

Kさんを始めて見たのがテレビでの古舘さんとの会話
具体性が全く無いのに 古館さんがウンウン頷いているのは普通に疑問でした
エンジニアリングは答えを求めるのが基本なので
ただ 顔イケメン 声超いい 英語の発音 違和感なし
普通に俳優路線で行けばいいのにって思ってました
フランク アバグネイル みたいに
経歴を逆手にとって講習やるのなら普通に受けてみたいです

詐欺師が人を騙す時 中身がしょぼい場合程 豪華な箱にするそうです
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