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日曜夕方にやってそうなホビー系アニメっぽいノリの達磨欠損もの
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■ここまでのあらすじ
悪の秘密組織に拉致られ手足をアレされなんとか救助された主人公のDC・樽真ヒカルは同じく組織にアレされ長年非道な実験をされていたクールな二枚目DC・獅子セツナと同じく変態殺人鬼に片目ぶっ潰されついでに片腕もぶった斬られた陽気な結構イケメンDC・関カンナと正義の秘密組織《DARMA》に所属し日夜非道でアレな奴らをぶっ殺して回っていた。
他にもチームメイトの天才科学者だがド鬼畜外道な父親に長年アレされていた天才ハッカーの闇の深い少女や生まれついての超天才発明家の小学生(ただし倫理観は皆無)や過去に悪の組織のエージェントに妻子を殺され自身も死の淵に立たされたサイボーグの長官とかそんな感じの仲間と共に戦っていた。
そんなある日、以前から暗躍していた噂の凄腕暗殺者と遂に対峙するが、その正体はなんとセツナの拉致られアレ実験されてた時代の被験体仲間の少し年下の少年だった。
《第32話・悲しき運命の邂逅!セツナの掴む未来》
「…まさか、君だったなんて」
「うん、久しぶりだねセツナ」
「…君も義肢を貰えたのは良かったが、こんな非道な活動を強いられているとは」
「うーん、まあ倫理的には完全アレだけど、僕脳改造されてるしめっちゃ楽しく殺ってるから良いよ」
「…本当に外道な奴らだ。許せない」
「んー、許せないっつったら君もなんだよね。君だけちゃっかり救出されてさ。僕放置とかひどくない?」
「…それは済まなかったが、あの時は時間が無かったんだ」
「…うん、俺とは別の研究所だったけど、あそこ本当ガード堅くて突破するの大変だったって言うし」
「ちょっとー、部外者は口挟まないでくれない?お前も救助されてムカつくー」
「…セツナやヒカルは悪く無いよ。君も可哀想だけど、逆恨みはやめてあげて」
「お前も黙れっての。お前なんて片目と片腕だけでかすり傷レベルじゃん」
「…確かに、他の皆に比べたら僕はずっと幸せだけどさ」
「あーそういう訳でさ。ボスからの指令でお前ら皆殺しにして、生体パーツ持って帰れって言われてるから。さっさと殺ろ」
《…三人とも。私が彼の機械部分に働きかける妨害電波を送る。何とか凌いでくれ》
闇深天才ハッカー少女から、それぞれの機械部分に秘密で通信が届いた。
《…うん、分かった。頑張ってみる。君は危険だからなるべく下がってて》
《ああ、頼む。アレ博士も早急に兵器を転送してくれるそうだ》
「じゃ、とっとと死んで」
そう軽く言い放ち、彼は恐ろしい速さで飛びかかった。
「…うわ、ほんとに強いなこいつ」
「…ああ、俺が研究所にいた頃から優秀な兵士だった。気を付けてくれ」
「…僕も、目からビーム出しまくって頑張るね」
4人はアレ気味なCMを挟んで放送時間いっぱいになるまでの長い時間死闘を繰り広げた。
一進一退の攻防を続け、3人の機械パーツはかなり損壊していた。
「…ったー、片腕ぶっ壊れた」
「…ああ、俺も足の関節部がかなり危険だ」
「…うん、僕もビーム出し過ぎてエネルギー切れそう」
「うー、お前らウザいな。まあアレ幹部数名ぶっ倒したり、ダムにアレな猛毒流すヤバい計画阻止したりするくらいだから強いだろうけどさ」
「あー、第15話のアレね。あの時大変だった」
「ああ、第22話のあの変態幹部戦もかなり苦戦したな」
「まあその直後相当なギャグ回だったけどね」
「うん、普段ハードボイルドな長官にあんな趣味があったとは思わなかった」
「アレ見た時普段は鬱で綾〇っぽいハッカーの子も腹筋崩壊してたもんね」
「お茶の間が相当腹筋崩壊したよねアレ」
「まあお茶の間でこんな番組見たら相当アレだけどさ」
「Twitterのトレンドにも上がったな」
「や、止めろ。アレ思い出したら流石の私も死ぬ」
かなり後方からでも聞こえる大声で鬱ハッカーの子が叫んだ。
「ちょっとー。お前らシリアス回でギャグ挟むの止めてくんない?っつか鬱女もさっきからジャミングウザいんですけどー。頭痛いし止めろっての」
「…普通は頭痛程度では済まないのだがな」
「あーもうウッザい。今時綾〇なんて流行んねーだろっての。お前から死ね」
容赦なく鬱ハッカーの少女に義肢を変形させたセラミックブレードを向ける少年。
「…もうこれ以上、君に血は流させない」
ボロボロになった義肢で、セツナが彼の刃を受け止めた。
「あー?うっざいな。さっさと死ねよ死にぞこない」
「そうはさせないよ。大事な仲間を死なせたりするもんか」
ヒカルはアレ博士から転送された、相当アレなビームサーベルを残った腕で振るい少年の両腕をぶった切り、同時にカンナも残されたエネルギーを振り絞った最後のビームで少年の片足をぶっ飛ばした。
「…ざっけんなお前ら。クソザコの癖に」
セツナは残った義肢で彼の首に手刀を叩き込み昏倒させた。
「…良かった、なんとか勝てて」
「三人とも良くやってくれた。長官がすぐに救援を寄こしてくれるそうだ」
「あー、それは助かった。もう俺立てない」
「…俺も、相当危険だ」
「うー、僕もかなりフラフラ。頭痛い」
「彼は組織に連れ帰って、すぐに洗脳を解こう。その後パーツも修復しよう」
「うん、頼むよ」
「ああ、元々は優しい良い奴だからな。まあ多少アレな部分はあるが」
「あー、やっぱそうなんだ」
「…まあ、組織に売り飛ばされたので歪んでしまうのも無理はない」
「…ああ、こいつも色々あったんだね」
「…そうだな」
「でも、これからはきっと上手くやっていけるよね!」
「ああ、きっとそうだな」
「よし、帰ろう!」
《次回予告》
えっ、長官にさらにあんなアレな趣味が!?再びお茶の間腹筋崩壊!
第33話・退職希望者多数!長官のヤバい秘密。 来週も元気に欠損!!
※日曜夕方にやってそうなノリだけど内容がアレ過ぎるので深夜放送。
悪の秘密組織に拉致られ手足をアレされなんとか救助された主人公のDC・樽真ヒカルは同じく組織にアレされ長年非道な実験をされていたクールな二枚目DC・獅子セツナと同じく変態殺人鬼に片目ぶっ潰されついでに片腕もぶった斬られた陽気な結構イケメンDC・関カンナと正義の秘密組織《DARMA》に所属し日夜非道でアレな奴らをぶっ殺して回っていた。
他にもチームメイトの天才科学者だがド鬼畜外道な父親に長年アレされていた天才ハッカーの闇の深い少女や生まれついての超天才発明家の小学生(ただし倫理観は皆無)や過去に悪の組織のエージェントに妻子を殺され自身も死の淵に立たされたサイボーグの長官とかそんな感じの仲間と共に戦っていた。
そんなある日、以前から暗躍していた噂の凄腕暗殺者と遂に対峙するが、その正体はなんとセツナの拉致られアレ実験されてた時代の被験体仲間の少し年下の少年だった。
《第32話・悲しき運命の邂逅!セツナの掴む未来》
「…まさか、君だったなんて」
「うん、久しぶりだねセツナ」
「…君も義肢を貰えたのは良かったが、こんな非道な活動を強いられているとは」
「うーん、まあ倫理的には完全アレだけど、僕脳改造されてるしめっちゃ楽しく殺ってるから良いよ」
「…本当に外道な奴らだ。許せない」
「んー、許せないっつったら君もなんだよね。君だけちゃっかり救出されてさ。僕放置とかひどくない?」
「…それは済まなかったが、あの時は時間が無かったんだ」
「…うん、俺とは別の研究所だったけど、あそこ本当ガード堅くて突破するの大変だったって言うし」
「ちょっとー、部外者は口挟まないでくれない?お前も救助されてムカつくー」
「…セツナやヒカルは悪く無いよ。君も可哀想だけど、逆恨みはやめてあげて」
「お前も黙れっての。お前なんて片目と片腕だけでかすり傷レベルじゃん」
「…確かに、他の皆に比べたら僕はずっと幸せだけどさ」
「あーそういう訳でさ。ボスからの指令でお前ら皆殺しにして、生体パーツ持って帰れって言われてるから。さっさと殺ろ」
《…三人とも。私が彼の機械部分に働きかける妨害電波を送る。何とか凌いでくれ》
闇深天才ハッカー少女から、それぞれの機械部分に秘密で通信が届いた。
《…うん、分かった。頑張ってみる。君は危険だからなるべく下がってて》
《ああ、頼む。アレ博士も早急に兵器を転送してくれるそうだ》
「じゃ、とっとと死んで」
そう軽く言い放ち、彼は恐ろしい速さで飛びかかった。
「…うわ、ほんとに強いなこいつ」
「…ああ、俺が研究所にいた頃から優秀な兵士だった。気を付けてくれ」
「…僕も、目からビーム出しまくって頑張るね」
4人はアレ気味なCMを挟んで放送時間いっぱいになるまでの長い時間死闘を繰り広げた。
一進一退の攻防を続け、3人の機械パーツはかなり損壊していた。
「…ったー、片腕ぶっ壊れた」
「…ああ、俺も足の関節部がかなり危険だ」
「…うん、僕もビーム出し過ぎてエネルギー切れそう」
「うー、お前らウザいな。まあアレ幹部数名ぶっ倒したり、ダムにアレな猛毒流すヤバい計画阻止したりするくらいだから強いだろうけどさ」
「あー、第15話のアレね。あの時大変だった」
「ああ、第22話のあの変態幹部戦もかなり苦戦したな」
「まあその直後相当なギャグ回だったけどね」
「うん、普段ハードボイルドな長官にあんな趣味があったとは思わなかった」
「アレ見た時普段は鬱で綾〇っぽいハッカーの子も腹筋崩壊してたもんね」
「お茶の間が相当腹筋崩壊したよねアレ」
「まあお茶の間でこんな番組見たら相当アレだけどさ」
「Twitterのトレンドにも上がったな」
「や、止めろ。アレ思い出したら流石の私も死ぬ」
かなり後方からでも聞こえる大声で鬱ハッカーの子が叫んだ。
「ちょっとー。お前らシリアス回でギャグ挟むの止めてくんない?っつか鬱女もさっきからジャミングウザいんですけどー。頭痛いし止めろっての」
「…普通は頭痛程度では済まないのだがな」
「あーもうウッザい。今時綾〇なんて流行んねーだろっての。お前から死ね」
容赦なく鬱ハッカーの少女に義肢を変形させたセラミックブレードを向ける少年。
「…もうこれ以上、君に血は流させない」
ボロボロになった義肢で、セツナが彼の刃を受け止めた。
「あー?うっざいな。さっさと死ねよ死にぞこない」
「そうはさせないよ。大事な仲間を死なせたりするもんか」
ヒカルはアレ博士から転送された、相当アレなビームサーベルを残った腕で振るい少年の両腕をぶった切り、同時にカンナも残されたエネルギーを振り絞った最後のビームで少年の片足をぶっ飛ばした。
「…ざっけんなお前ら。クソザコの癖に」
セツナは残った義肢で彼の首に手刀を叩き込み昏倒させた。
「…良かった、なんとか勝てて」
「三人とも良くやってくれた。長官がすぐに救援を寄こしてくれるそうだ」
「あー、それは助かった。もう俺立てない」
「…俺も、相当危険だ」
「うー、僕もかなりフラフラ。頭痛い」
「彼は組織に連れ帰って、すぐに洗脳を解こう。その後パーツも修復しよう」
「うん、頼むよ」
「ああ、元々は優しい良い奴だからな。まあ多少アレな部分はあるが」
「あー、やっぱそうなんだ」
「…まあ、組織に売り飛ばされたので歪んでしまうのも無理はない」
「…ああ、こいつも色々あったんだね」
「…そうだな」
「でも、これからはきっと上手くやっていけるよね!」
「ああ、きっとそうだな」
「よし、帰ろう!」
《次回予告》
えっ、長官にさらにあんなアレな趣味が!?再びお茶の間腹筋崩壊!
第33話・退職希望者多数!長官のヤバい秘密。 来週も元気に欠損!!
※日曜夕方にやってそうなノリだけど内容がアレ過ぎるので深夜放送。
応援ありがとうございます!
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