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文月の杞憂
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ギチギチに自分の中で存在する朝比奈の一物に 水瀬は満足げに息を付いた
「でけえ 最高」
やりたくなったので同室の朝比奈を自分から誘い襲わせた
戸惑いながらものってきたくせに朝比奈の動きがぴたりと止まり動かなくなる
「はぁ……なんで止まんの? なんだよ お前気持ち良くないのか?」
その言葉にブンブンと朝比奈が顔を横に振る
「すっ すまない…この後どうしたら良いのかわからなくて…だな…」
汗を垂らしながら自分の指示を待つ朝比奈に水瀬が笑いをもらす
本能のままに動けば良いのに我慢しているその様子が可愛くてたまらない
「あぁ少年マンガとか だいたい描いてあるのここまでだもんな」
「…」
四つん這いな姿で振り返り声をかける自分自身は傍からみるとずいぶんと滑稽だろうなと思いつつ微動だにしない朝比奈に水瀬は視線を流した
荒い息の合間に小刻む腰…ひたすら耐え忍ぶ朝比奈の様子にクスリと笑いながら 腹に力を入れて朝比奈のものを締めつけた
瞬間朝比奈の一物の重量が増す
「動けよ そう最初はゆっくり」
「あ あぁ……承知…」
従順に頷く朝比奈がほんとうにゆっくりと水瀬の中をこすり上げた
「んっ! はぁ……、あぁっ……、すげぇイイッ!!」
水瀬の腰を掴みゆっくりと動かす朝比奈 その動きに合わせて水瀬が喘ぐ
「もっと速くしろ あぁ……そうだ やれば出来るじゃねえか。んぅ……くっ」
水瀬の言葉に従い速度を上げる朝比奈 それに合わせるように声を出す水瀬 パンパンと肉がぶつかる音に混じりグチュグチュと卑猥な音が響く
「あぁ……あぁ! んあっ!! すげぇ! そこヤバイ!」
ある箇所に当たるとビクンと身体を震わせる水瀬 それに気付いた朝比奈がソコばかり攻める
「あぁ! ダメだそこばっか攻めるなって!ここも ここも触ってくれよ」
熱い吐息を漏らしながら自分の腰のあたりを所在なく掴んでいた朝比奈のキーパーらしいゴツい手を掴むと 自分の股間へと導くそして朝比奈の手を包み込むようにして自分のモノを握った そのまま上下に動かし始める
「はぁ……はぁ……自分でするより全然いいぜ あぁ……お前の手すげえ大きくて熱ぃ……」
熱い息を早めながら水瀬は 先走りにヌメる自身を擦り上げる指を早めた
「あいつの手は小さかったな」
ふと浮かぶ後輩の顔 前の学校の後輩のストライカーの顔を思い浮かべる 何時も不機嫌な猫のような彼を水瀬は好きだった
そんな彼から告白されたときは本当に嬉しかったのに……自分からその手を離しここに来た
あのぬるま湯のような学園ではどんなに頑張ったところ自分の望む成果が得られるとは思えなかったからだ
なので 遠い地ではあったがここに誘われ転校し今寮生活をしている
名門と言われる学園で頭角を現し上に登りたい 其の為に水瀬はここに来た
後悔などしていない が 時折捨てた過去を思い出すと寂しいとは思う
「比べるな 俺は俺だ」
今まで水瀬のいうがままに動いていた朝比奈が憮然とした様子で水瀬をかるがると持ち上げ腰の上に乗せる
繋がったままの一物が自分の体重でさらに朝比奈を深く咥え込んだのに水瀬が背を震わせた
「あぁ……んっ……奥までくるッ!!」
月明かりの下であえぐ年上のストライカーが上気した頬を染め自分を見下ろしてくる
その欲情に滲む瞳に朝比奈は魅せられた
「動くぞ」
下からの突き上げ始める朝比奈に 水瀬はリズムに合わせるように 激しく水瀬自身も動き出した
「んっ! ああ! なんだコレ! はぁ……! あいいっ!!」
水瀬の痴態に興奮しきった朝比奈の動きがさらに加速する
「あぁ! イクッ! あぁ……イクッ! あぁ―――ッ!!!」
朝比奈の割れた腹筋に白濁した液体を撒き散らし仰け反る水瀬の内部が激しく収縮した
「くっ……!!」
瞬間背を貫く快感に水瀬の中にドクンドクンと精液を流し込みながら朝比奈も自身を開放する
荒い呼吸を整えている二人だが先に回復した水瀬が身を起こした
「もう終わりか? まだまだ足りねぇんだけど」
挑発的な笑みを浮かべながら水瀬が朝比奈の鼻先に口付ける
「もっとしようぜ。今日は寝かせねえよ」
朝比奈の太い首に腕を絡めながら耳元で囁く水瀬は嫣然と微笑む
朝比奈は無言のまま水瀬を押し倒した
年上の恋人… 何故か今は好かれているらしい が
百戦錬磨らしい妖艶で美しい彼を 浅識非才で無骨な自身の側に引き止めておく方法が 朝比奈にはわからない…
「好きだ」
「知ってる」
「愛してる」
「それもわかってる」
「どうしたら良い?」
「知らね とりあえずキスでもすれば」
朝比奈の問いに答えながら水瀬がふんわりと笑う
その笑みは妖艶なくせにどこか清楚で凄まじく可愛いらしい…
とりあえず同室である今を最大限有効利用して 彼のお気に入りの猫っぽいライバルより好きになってもらえる努力をする
まずは水瀬のおねだりには全力で答えよう
誓う朝比奈は従順に水瀬の唇に自分の唇重ね不器用に口付けたのだった
完
「でけえ 最高」
やりたくなったので同室の朝比奈を自分から誘い襲わせた
戸惑いながらものってきたくせに朝比奈の動きがぴたりと止まり動かなくなる
「はぁ……なんで止まんの? なんだよ お前気持ち良くないのか?」
その言葉にブンブンと朝比奈が顔を横に振る
「すっ すまない…この後どうしたら良いのかわからなくて…だな…」
汗を垂らしながら自分の指示を待つ朝比奈に水瀬が笑いをもらす
本能のままに動けば良いのに我慢しているその様子が可愛くてたまらない
「あぁ少年マンガとか だいたい描いてあるのここまでだもんな」
「…」
四つん這いな姿で振り返り声をかける自分自身は傍からみるとずいぶんと滑稽だろうなと思いつつ微動だにしない朝比奈に水瀬は視線を流した
荒い息の合間に小刻む腰…ひたすら耐え忍ぶ朝比奈の様子にクスリと笑いながら 腹に力を入れて朝比奈のものを締めつけた
瞬間朝比奈の一物の重量が増す
「動けよ そう最初はゆっくり」
「あ あぁ……承知…」
従順に頷く朝比奈がほんとうにゆっくりと水瀬の中をこすり上げた
「んっ! はぁ……、あぁっ……、すげぇイイッ!!」
水瀬の腰を掴みゆっくりと動かす朝比奈 その動きに合わせて水瀬が喘ぐ
「もっと速くしろ あぁ……そうだ やれば出来るじゃねえか。んぅ……くっ」
水瀬の言葉に従い速度を上げる朝比奈 それに合わせるように声を出す水瀬 パンパンと肉がぶつかる音に混じりグチュグチュと卑猥な音が響く
「あぁ……あぁ! んあっ!! すげぇ! そこヤバイ!」
ある箇所に当たるとビクンと身体を震わせる水瀬 それに気付いた朝比奈がソコばかり攻める
「あぁ! ダメだそこばっか攻めるなって!ここも ここも触ってくれよ」
熱い吐息を漏らしながら自分の腰のあたりを所在なく掴んでいた朝比奈のキーパーらしいゴツい手を掴むと 自分の股間へと導くそして朝比奈の手を包み込むようにして自分のモノを握った そのまま上下に動かし始める
「はぁ……はぁ……自分でするより全然いいぜ あぁ……お前の手すげえ大きくて熱ぃ……」
熱い息を早めながら水瀬は 先走りにヌメる自身を擦り上げる指を早めた
「あいつの手は小さかったな」
ふと浮かぶ後輩の顔 前の学校の後輩のストライカーの顔を思い浮かべる 何時も不機嫌な猫のような彼を水瀬は好きだった
そんな彼から告白されたときは本当に嬉しかったのに……自分からその手を離しここに来た
あのぬるま湯のような学園ではどんなに頑張ったところ自分の望む成果が得られるとは思えなかったからだ
なので 遠い地ではあったがここに誘われ転校し今寮生活をしている
名門と言われる学園で頭角を現し上に登りたい 其の為に水瀬はここに来た
後悔などしていない が 時折捨てた過去を思い出すと寂しいとは思う
「比べるな 俺は俺だ」
今まで水瀬のいうがままに動いていた朝比奈が憮然とした様子で水瀬をかるがると持ち上げ腰の上に乗せる
繋がったままの一物が自分の体重でさらに朝比奈を深く咥え込んだのに水瀬が背を震わせた
「あぁ……んっ……奥までくるッ!!」
月明かりの下であえぐ年上のストライカーが上気した頬を染め自分を見下ろしてくる
その欲情に滲む瞳に朝比奈は魅せられた
「動くぞ」
下からの突き上げ始める朝比奈に 水瀬はリズムに合わせるように 激しく水瀬自身も動き出した
「んっ! ああ! なんだコレ! はぁ……! あいいっ!!」
水瀬の痴態に興奮しきった朝比奈の動きがさらに加速する
「あぁ! イクッ! あぁ……イクッ! あぁ―――ッ!!!」
朝比奈の割れた腹筋に白濁した液体を撒き散らし仰け反る水瀬の内部が激しく収縮した
「くっ……!!」
瞬間背を貫く快感に水瀬の中にドクンドクンと精液を流し込みながら朝比奈も自身を開放する
荒い呼吸を整えている二人だが先に回復した水瀬が身を起こした
「もう終わりか? まだまだ足りねぇんだけど」
挑発的な笑みを浮かべながら水瀬が朝比奈の鼻先に口付ける
「もっとしようぜ。今日は寝かせねえよ」
朝比奈の太い首に腕を絡めながら耳元で囁く水瀬は嫣然と微笑む
朝比奈は無言のまま水瀬を押し倒した
年上の恋人… 何故か今は好かれているらしい が
百戦錬磨らしい妖艶で美しい彼を 浅識非才で無骨な自身の側に引き止めておく方法が 朝比奈にはわからない…
「好きだ」
「知ってる」
「愛してる」
「それもわかってる」
「どうしたら良い?」
「知らね とりあえずキスでもすれば」
朝比奈の問いに答えながら水瀬がふんわりと笑う
その笑みは妖艶なくせにどこか清楚で凄まじく可愛いらしい…
とりあえず同室である今を最大限有効利用して 彼のお気に入りの猫っぽいライバルより好きになってもらえる努力をする
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誓う朝比奈は従順に水瀬の唇に自分の唇重ね不器用に口付けたのだった
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