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第3話 二週間前
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スマートフォンが震えた。
隼人は画面を見下ろす。桐生からのメッセージだった。
『今日、暇か?』
隼人の指が止まる。
返信すべきか、無視すべきか。
脳内で天秤が揺れる。だが、結局――
『何の用ですか』
送信ボタンを押してしまった。
すぐに返事が来る。
『カラオケ行こうぜ』
隼人の眉がひそめられる。
『一人で行ってください』
『つれないな』
『用事があります』
『嘘つくな』
隼人は舌打ちをした。なぜこの男は、こうも図々しいのか。
『本当です』
『じゃあ、今から迎えに行く』
『来ないでください』
『もう家の前にいる』
隼人の目が見開かれた。
窓から外を覗く。本当に、桐生の車が停まっていた。
「……マジかよ」
隼人は頭を抱えた。
カラオケボックスの個室。
隼人はソファの端に座り、腕を組んでいた。桐生は反対側に座り、リモコンを操作している。
「何か歌えよ」
「歌いません」
「つまんねえな」
「じゃあ帰ります」
「帰すか」
桐生は笑った。隼人は不機嫌そうに視線を逸らす。
曲が流れ始める。桐生はマイクを取らず、ただ音楽を流しているだけだった。
「なあ、隼人」
「……何ですか」
「あれから、どうだった?」
「あれって……」
「この前のこと」
隼人の顔が赤くなる。桐生はそれを見て、満足そうに笑った。
「やっぱり覚えてるんだな」
「……忘れろって言う方が無理です」
「そうか」
桐生は立ち上がった。隼人の隣に座る。距離が一気に縮まった。
「近いです」
「いいだろ」
「良くないです」
「お前、俺のこと嫌いなのか?」
「……嫌いじゃないです」
「じゃあ、好きか?」
「そういう話じゃ……」
「どういう話だ?」
桐生の手が、隼人の太腿に置かれた。
「っ……」
隼人の身体が硬直する。
「お前、この前すごかったぞ」
「……何がですか」
「すぐイッたこと」
「っ……!」
隼人が桐生を睨む。桐生は笑った。
「可愛かったぞ」
「……黙ってください」
「黙らない」
桐生の手が、太腿を撫で上げていく。股間に近づいていく。
「っ、やめ……」
「やめない」
桐生の手が、隼人の股間を掴んだ。ジーンズ越しに、形を確かめる。
「もう硬くなってるな」
「なってません」
「嘘つけ」
桐生は隼人の顔を掴んだ。自分の方に向けさせる。
「俺を見ろ」
「……っ」
隼人の目が、桐生を捉える。
「お前、本当は欲しいんだろ」
「欲しくないです」
「嘘だ」
桐生の唇が、隼人の唇に重なった。
「んっ……!」
隼人が身体を捩る。だが、桐生の手が後頭部を掴んで、逃がさない。
舌が侵入してくる。口内を貪るように探っていく。
ちゅぱ、ちゅぷ、ちゅるる……
水音が、カラオケの音楽に混じって響く。
「っ……ん、っ……」
隼人の抵抗が弱まっていく。桐生の舌に、自分の舌が絡みついていく。
桐生は隼人をソファに押し倒した。上から覆いかぶさる。
「っ……!」
隼人の目が見開かれる。
「お前、キス下手だな」
「……っ、下手で悪かったですね」
「教えてやるよ」
桐生は再び、隼人の唇を奪った。今度はゆっくりと、丁寧に。舌を絡ませながら、唇を吸い上げる。
「ん……っ、ぁ……」
隼人の声が、甘く漏れる。桐生はそれを聞きながら、隼人のシャツのボタンを外していった。
一つ、二つ、三つ……
胸が露わになる。桐生は隼人の乳首を指で弾いた。
「っ――!」
隼人の身体が跳ねる。
「ここ、敏感だよな」
「……っ、違……」
「違わない」
桐生は乳首に舌を這わせた。ちゅぱ、と音を立てて吸い上げる。
「っ……! やめ……」
「やめない」
桐生の舌が、乳首をぐりぐりと転がす。歯で軽く噛んだ。
「っ――! あ……!」
隼人の腰が浮く。桐生はもう一方の乳首も指で摘み、同時に刺激する。
「っ、ん……! やめ、て……」
「声、いいぞ」
「出てない……」
「出てる」
桐生は隼人のベルトを外した。ジーンズを脱がせる。下着だけになった隼人の股間には、くっきりとした膨らみがあった。
「やっぱり勃ってるじゃねえか」
「……っ」
隼人は顔を背ける。桐生は隼人の顎を掴んで、顔を戻させた。
「逃げるな」
「……っ」
桐生は自分のシャツを脱いだ。筋肉質な身体が露わになる。胸毛が濃く、男らしい体臭が鼻を突く。
「……っ」
隼人の視線が、桐生の身体をなぞる。桐生はそれに気づいて笑った。
「見たいのか?」
「見てません」
「見てるだろ」
桐生は自分のジーンズも脱いだ。下着の中で、すでに肉棒が膨張していた。
下着を下ろす。
太くて逞しい肉棒が、ばちんと跳ねた。先端から、透明な液体が糸を引いている。
「……っ」
隼人の喉が動く。桐生はそれを見て、満足そうに笑った。
「舐めろ」
「……は?」
「舐めろって言ってんだ」
「無理です」
「無理じゃない」
桐生は隼人の頭を掴んだ。自分の股間に押し付ける。
「っ……!」
隼人の顔が、桐生の肉棒に触れた。熱と、濃厚な匂いが鼻腔を刺激する。
「舐めろ」
「……っ」
隼人は唇を震わせた。そして――ゆっくりと、舌を伸ばした。
「……っ」
舌先が、桐生の先端に触れる。透明な液体が、隼人の舌に付着した。
「もっとだ」
桐生の声が、命令するように響く。
隼人は舌を這わせた。先端から、竿の部分へと舐め上げていく。
「ちゅ……れろ……ん……」
水音が響く。桐生の肉棒が、隼人の唾液で濡れていく。
「いいぞ。そのまま続けろ」
桐生は隼人の髪を掴んだ。自分の肉棒を、隼人の口に押し込む。
「んっ……!?」
隼人の目が見開かれる。口の中に、熱くて硬いものが侵入してくる。
「ん……っ、んん……!」
隼人が身体を捩る。だが、桐生は容赦しない。腰を前後に動かし始めた。
「ちゅぱ、じゅぽ、ぐぽぐぽ……」
卑猥な音が響く。隼人の口から、唾液が溢れ出した。
「お前の口、すげえ気持ちいいぞ」
「んっ……んん……!」
隼人の目尻に、涙が浮かぶ。桐生はそれを見て、さらに興奮した。
「泣いてんのか? 可愛いな」
「んっ……! んんっ……!」
隼人は首を振った。だが、桐生の手が頭を固定して、逃がさない。
「もっと奥まで咥えろ」
「んっ……!?」
桐生の腰が突き出された。肉棒が、隼人の喉の奥まで押し込まれる。
「んんっ――!!」
隼人の身体が震える。吐き気が込み上げてくる。
「おえっ……」
「我慢しろ」
桐生は容赦なく、腰を動かし続けた。
「ぐぽぐぽぐぽぐぽ……じゅぽじゅぽ……」
音が激しくなる。隼人の顎から、唾液と先走りが混じった液体が垂れていく。
「……っ、もうすぐイク」
桐生の声が低くなった。
「んっ……!?」
隼人が目を見開く。
「口の中に出すぞ」
「んんっ――!!」
隼人が首を振る。だが、桐生の手が頭を掴んで、離さない。
「飲めよ」
「んっ――!!」
桐生の腰が一際強く突き出された。
「っ――!」
どくん、どくん、と肉棒が脈打つ。
「ドピュッ、ドピュッ、ドピュルルルッ――!」
白濁した液体が、隼人の口内に放たれた。
「んんっ――!!」
隼人の目が見開かれる。口の中に、熱くて粘り気のある液体が広がっていく。
「飲めよ」
桐生の声が、冷たく響く。
「んっ……ごくっ……」
隼人は仕方なく、飲み込んだ。喉を通る感覚が、気持ち悪かった。
「っ……げほっ、げほっ……」
桐生が肉棒を抜く。隼人は咳き込みながら、床に手をついた。
「……っ、最低……です……」
「悪かったな」
桐生はそう言ったが、悪びれた様子はなかった。むしろ、満足そうな笑みを浮かべている。
「でも、お前すごく良かったぞ」
「……知りません」
隼人は顔を背けた。桐生は隼人を抱き起こす。
「お前の番だ」
「……は?」
「お前も、気持ちよくしてやる」
桐生は隼人を仰向けに寝かせた。下着を脱がせる。
隼人の肉棒が、ばちんと跳ねた。先端から、透明な液体が糸を引いている。
「すごい濡れてるな」
「……っ」
桐生は隼人の肉棒を握った。そして、自分の口に含む。
「っ――!!」
隼人の身体が跳ねた。
「ちゅぱ、じゅぽ、ずりゅずりゅ……」
桐生の口が、上下に動く。舌が、隼人の竿を舐め上げていく。
「っ、あ……! やめ……」
「やめない」
桐生は隼人の脚を持ち上げた。そして、自分の下半身を隼人の顔の上に持ってくる。
「舐めろ」
「……っ、無理……」
「無理じゃない」
桐生の肉棒が、再び隼人の口に押し込まれた。
「んっ……!」
そして――二人は、六十九の体勢になった。
「ちゅぱ、じゅぽ、ぐぽぐぽ……」
「ずりゅずりゅ、ちゅぱちゅぱ……」
互いの口が、互いの肉棒を咥える。卑猥な音が、部屋中に響き渡った。
「んっ……! ん、んん……!」
隼人の腰が震える。桐生の舌が、先端をぐりぐりと舐め回していく。
「っ、や……も、無理……!」
隼人が声を漏らす。桐生はそれを聞いて、さらに激しく吸い上げた。
「ちゅぱちゅぱちゅぱ――!」
「んんっ――!!」
隼人の限界が近づく。
「っ、出る……!」
「んっ……」
桐生は隼人の肉棒を深く咥えた。
「っ――!!」
隼人の身体が弓なりに反る。
「ドピュッ、ドピュッ、ドピュルルルッ――!!」
白濁した液体が、桐生の口内に放たれた。
「んっ……ごくっ……」
桐生は全て飲み干した。そして、隼人の肉棒を口から離す。
「……美味かったぞ」
「……っ、最低……」
隼人は荒い息を吐きながら、桐生を睨んだ。
桐生は笑った。そして、隼人の額にキスをする。
「お前、可愛いな」
「……黙れ」
「黙らない」
桐生は隼人を抱きしめた。
「また、来いよ」
「……来ません」
「来るだろ」
「来ません」
「じゃあ、俺が迎えに行く」
隼人は何も言わなかった。ただ、桐生の胸に顔を埋めた。
――なぜ、こんなことになってしまったのか。
隼人には分からなかった。
ただ、桐生の温もりだけが、心地よかった。
隼人は画面を見下ろす。桐生からのメッセージだった。
『今日、暇か?』
隼人の指が止まる。
返信すべきか、無視すべきか。
脳内で天秤が揺れる。だが、結局――
『何の用ですか』
送信ボタンを押してしまった。
すぐに返事が来る。
『カラオケ行こうぜ』
隼人の眉がひそめられる。
『一人で行ってください』
『つれないな』
『用事があります』
『嘘つくな』
隼人は舌打ちをした。なぜこの男は、こうも図々しいのか。
『本当です』
『じゃあ、今から迎えに行く』
『来ないでください』
『もう家の前にいる』
隼人の目が見開かれた。
窓から外を覗く。本当に、桐生の車が停まっていた。
「……マジかよ」
隼人は頭を抱えた。
カラオケボックスの個室。
隼人はソファの端に座り、腕を組んでいた。桐生は反対側に座り、リモコンを操作している。
「何か歌えよ」
「歌いません」
「つまんねえな」
「じゃあ帰ります」
「帰すか」
桐生は笑った。隼人は不機嫌そうに視線を逸らす。
曲が流れ始める。桐生はマイクを取らず、ただ音楽を流しているだけだった。
「なあ、隼人」
「……何ですか」
「あれから、どうだった?」
「あれって……」
「この前のこと」
隼人の顔が赤くなる。桐生はそれを見て、満足そうに笑った。
「やっぱり覚えてるんだな」
「……忘れろって言う方が無理です」
「そうか」
桐生は立ち上がった。隼人の隣に座る。距離が一気に縮まった。
「近いです」
「いいだろ」
「良くないです」
「お前、俺のこと嫌いなのか?」
「……嫌いじゃないです」
「じゃあ、好きか?」
「そういう話じゃ……」
「どういう話だ?」
桐生の手が、隼人の太腿に置かれた。
「っ……」
隼人の身体が硬直する。
「お前、この前すごかったぞ」
「……何がですか」
「すぐイッたこと」
「っ……!」
隼人が桐生を睨む。桐生は笑った。
「可愛かったぞ」
「……黙ってください」
「黙らない」
桐生の手が、太腿を撫で上げていく。股間に近づいていく。
「っ、やめ……」
「やめない」
桐生の手が、隼人の股間を掴んだ。ジーンズ越しに、形を確かめる。
「もう硬くなってるな」
「なってません」
「嘘つけ」
桐生は隼人の顔を掴んだ。自分の方に向けさせる。
「俺を見ろ」
「……っ」
隼人の目が、桐生を捉える。
「お前、本当は欲しいんだろ」
「欲しくないです」
「嘘だ」
桐生の唇が、隼人の唇に重なった。
「んっ……!」
隼人が身体を捩る。だが、桐生の手が後頭部を掴んで、逃がさない。
舌が侵入してくる。口内を貪るように探っていく。
ちゅぱ、ちゅぷ、ちゅるる……
水音が、カラオケの音楽に混じって響く。
「っ……ん、っ……」
隼人の抵抗が弱まっていく。桐生の舌に、自分の舌が絡みついていく。
桐生は隼人をソファに押し倒した。上から覆いかぶさる。
「っ……!」
隼人の目が見開かれる。
「お前、キス下手だな」
「……っ、下手で悪かったですね」
「教えてやるよ」
桐生は再び、隼人の唇を奪った。今度はゆっくりと、丁寧に。舌を絡ませながら、唇を吸い上げる。
「ん……っ、ぁ……」
隼人の声が、甘く漏れる。桐生はそれを聞きながら、隼人のシャツのボタンを外していった。
一つ、二つ、三つ……
胸が露わになる。桐生は隼人の乳首を指で弾いた。
「っ――!」
隼人の身体が跳ねる。
「ここ、敏感だよな」
「……っ、違……」
「違わない」
桐生は乳首に舌を這わせた。ちゅぱ、と音を立てて吸い上げる。
「っ……! やめ……」
「やめない」
桐生の舌が、乳首をぐりぐりと転がす。歯で軽く噛んだ。
「っ――! あ……!」
隼人の腰が浮く。桐生はもう一方の乳首も指で摘み、同時に刺激する。
「っ、ん……! やめ、て……」
「声、いいぞ」
「出てない……」
「出てる」
桐生は隼人のベルトを外した。ジーンズを脱がせる。下着だけになった隼人の股間には、くっきりとした膨らみがあった。
「やっぱり勃ってるじゃねえか」
「……っ」
隼人は顔を背ける。桐生は隼人の顎を掴んで、顔を戻させた。
「逃げるな」
「……っ」
桐生は自分のシャツを脱いだ。筋肉質な身体が露わになる。胸毛が濃く、男らしい体臭が鼻を突く。
「……っ」
隼人の視線が、桐生の身体をなぞる。桐生はそれに気づいて笑った。
「見たいのか?」
「見てません」
「見てるだろ」
桐生は自分のジーンズも脱いだ。下着の中で、すでに肉棒が膨張していた。
下着を下ろす。
太くて逞しい肉棒が、ばちんと跳ねた。先端から、透明な液体が糸を引いている。
「……っ」
隼人の喉が動く。桐生はそれを見て、満足そうに笑った。
「舐めろ」
「……は?」
「舐めろって言ってんだ」
「無理です」
「無理じゃない」
桐生は隼人の頭を掴んだ。自分の股間に押し付ける。
「っ……!」
隼人の顔が、桐生の肉棒に触れた。熱と、濃厚な匂いが鼻腔を刺激する。
「舐めろ」
「……っ」
隼人は唇を震わせた。そして――ゆっくりと、舌を伸ばした。
「……っ」
舌先が、桐生の先端に触れる。透明な液体が、隼人の舌に付着した。
「もっとだ」
桐生の声が、命令するように響く。
隼人は舌を這わせた。先端から、竿の部分へと舐め上げていく。
「ちゅ……れろ……ん……」
水音が響く。桐生の肉棒が、隼人の唾液で濡れていく。
「いいぞ。そのまま続けろ」
桐生は隼人の髪を掴んだ。自分の肉棒を、隼人の口に押し込む。
「んっ……!?」
隼人の目が見開かれる。口の中に、熱くて硬いものが侵入してくる。
「ん……っ、んん……!」
隼人が身体を捩る。だが、桐生は容赦しない。腰を前後に動かし始めた。
「ちゅぱ、じゅぽ、ぐぽぐぽ……」
卑猥な音が響く。隼人の口から、唾液が溢れ出した。
「お前の口、すげえ気持ちいいぞ」
「んっ……んん……!」
隼人の目尻に、涙が浮かぶ。桐生はそれを見て、さらに興奮した。
「泣いてんのか? 可愛いな」
「んっ……! んんっ……!」
隼人は首を振った。だが、桐生の手が頭を固定して、逃がさない。
「もっと奥まで咥えろ」
「んっ……!?」
桐生の腰が突き出された。肉棒が、隼人の喉の奥まで押し込まれる。
「んんっ――!!」
隼人の身体が震える。吐き気が込み上げてくる。
「おえっ……」
「我慢しろ」
桐生は容赦なく、腰を動かし続けた。
「ぐぽぐぽぐぽぐぽ……じゅぽじゅぽ……」
音が激しくなる。隼人の顎から、唾液と先走りが混じった液体が垂れていく。
「……っ、もうすぐイク」
桐生の声が低くなった。
「んっ……!?」
隼人が目を見開く。
「口の中に出すぞ」
「んんっ――!!」
隼人が首を振る。だが、桐生の手が頭を掴んで、離さない。
「飲めよ」
「んっ――!!」
桐生の腰が一際強く突き出された。
「っ――!」
どくん、どくん、と肉棒が脈打つ。
「ドピュッ、ドピュッ、ドピュルルルッ――!」
白濁した液体が、隼人の口内に放たれた。
「んんっ――!!」
隼人の目が見開かれる。口の中に、熱くて粘り気のある液体が広がっていく。
「飲めよ」
桐生の声が、冷たく響く。
「んっ……ごくっ……」
隼人は仕方なく、飲み込んだ。喉を通る感覚が、気持ち悪かった。
「っ……げほっ、げほっ……」
桐生が肉棒を抜く。隼人は咳き込みながら、床に手をついた。
「……っ、最低……です……」
「悪かったな」
桐生はそう言ったが、悪びれた様子はなかった。むしろ、満足そうな笑みを浮かべている。
「でも、お前すごく良かったぞ」
「……知りません」
隼人は顔を背けた。桐生は隼人を抱き起こす。
「お前の番だ」
「……は?」
「お前も、気持ちよくしてやる」
桐生は隼人を仰向けに寝かせた。下着を脱がせる。
隼人の肉棒が、ばちんと跳ねた。先端から、透明な液体が糸を引いている。
「すごい濡れてるな」
「……っ」
桐生は隼人の肉棒を握った。そして、自分の口に含む。
「っ――!!」
隼人の身体が跳ねた。
「ちゅぱ、じゅぽ、ずりゅずりゅ……」
桐生の口が、上下に動く。舌が、隼人の竿を舐め上げていく。
「っ、あ……! やめ……」
「やめない」
桐生は隼人の脚を持ち上げた。そして、自分の下半身を隼人の顔の上に持ってくる。
「舐めろ」
「……っ、無理……」
「無理じゃない」
桐生の肉棒が、再び隼人の口に押し込まれた。
「んっ……!」
そして――二人は、六十九の体勢になった。
「ちゅぱ、じゅぽ、ぐぽぐぽ……」
「ずりゅずりゅ、ちゅぱちゅぱ……」
互いの口が、互いの肉棒を咥える。卑猥な音が、部屋中に響き渡った。
「んっ……! ん、んん……!」
隼人の腰が震える。桐生の舌が、先端をぐりぐりと舐め回していく。
「っ、や……も、無理……!」
隼人が声を漏らす。桐生はそれを聞いて、さらに激しく吸い上げた。
「ちゅぱちゅぱちゅぱ――!」
「んんっ――!!」
隼人の限界が近づく。
「っ、出る……!」
「んっ……」
桐生は隼人の肉棒を深く咥えた。
「っ――!!」
隼人の身体が弓なりに反る。
「ドピュッ、ドピュッ、ドピュルルルッ――!!」
白濁した液体が、桐生の口内に放たれた。
「んっ……ごくっ……」
桐生は全て飲み干した。そして、隼人の肉棒を口から離す。
「……美味かったぞ」
「……っ、最低……」
隼人は荒い息を吐きながら、桐生を睨んだ。
桐生は笑った。そして、隼人の額にキスをする。
「お前、可愛いな」
「……黙れ」
「黙らない」
桐生は隼人を抱きしめた。
「また、来いよ」
「……来ません」
「来るだろ」
「来ません」
「じゃあ、俺が迎えに行く」
隼人は何も言わなかった。ただ、桐生の胸に顔を埋めた。
――なぜ、こんなことになってしまったのか。
隼人には分からなかった。
ただ、桐生の温もりだけが、心地よかった。
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