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【佳子ばれんたいんきっす事件】から一月が経ち、3月14日がやってきた。
そう、世間一般でいう所のホワイトデーというやつだ。
なんやかんやでクラスの幼女達のほとんどからチョコをもらっていた為、お返しの数も相当な数になっている。
因みに十条紫織からのチョコは貰ってない。
というか、彼女はクラスの誰にもチョコをあげてなかった。相変わらず身持ちが堅い。
んで、俺は昨日の夕方からずっとキッチンを占拠してお返しのクッキーを焼いていた。
ホントは出来合いの物で済ませたかったんだけど、数が数だけに金額も相当になってしまう事から断念。
母親に頼んでクッキーの材料を大量に仕入れてもらったのだ。
あぁ、勿論先月の佳子ばれんたいんきっす事件のツケはキッチリと払わせたよ?
『ダメッ!ゆぅくん!それ以上はッ!』
『ダ~メ!許してあげないよ』
『くふッ……んッ……あッあぁッ』
『ほらほら……ここが気持ちいいの?』
『あッ!ダメッ!許してゆぅくん~』
『んん?ここはどう?ほらほら』
『ひぎぃぃぃぃ!らめぇぇぇぇ!』
『おお!いい反応だね』
『あぁぁぁ!おがじぐなっぢゃぅぅぅ!』
結局、ヨダレを垂らして気絶するまで固い棒で突いたりグリグリ穿ったりしてやったよ。
それ以来癖になったのか、事あるごとに俺におねだりしてくるようになったぜ。
足裏マッサージを……
「ねぇ~ゆぅくん~きょうもして~?」
「えぇ……クッキー出来たらいいけど……」
「ホント?やったー!ゆぅくんの足裏マッサージ痛気持ち良くて大好きになっちゃったのよね!うふふ」
「んじゃ生地捏ねるの手伝って」
「はーい」
んで、クッキーをオーブンで焼いてる間
「いだいぃぃぃぃぃぃぃ!」
「ここは……なんだっけ?」
「んんッ!ぞんなにグリグリしないでぇぇ」
「あぁ、腸か。便秘気味だもんね」
「あぁぁぁでるぅぅぅでぢゃぅぅぅ!」
「トイレ行けトイレ」
なんて事もしつつも無事にクッキーが出来上がり、今日に至る。
「はい、佳子ちゃん。ホワイトデー」
「わーい!ありがとう!ゆぅくんだいすきー」
「雫ちゃんにも。ホワイトデー」
「あああ!ありありっとーごじゃります!」
「二人のは普通のクッキーとは別に、リーフクッキーとチョコクッキーが入ってるよ。自信作なんだけど、ちゃんとお家に帰ってから食べてね?学校でお菓子は食べちゃダメだからね?」
「もしゃもしゃ……ひゃーい!」
「んぐんぐ……あッ……」
「ダメだ……言う前から食ってた……」
えへへ♪とクッキーのカスをホッペに付けたまま笑う佳子ちゃんに、しまった!と一瞬表情を強張らせるも、結局毒を喰らわば皿までという勢いで残りも頬張る雫ちゃんをよそに、俺はクラスの幼女達にホワイトデーのクッキーを配って行く。
「はい、ホワイトデー」
「ありがとー」
「ふぅ……これで全員かな……」
お返しのクッキーを配り終え、皆がそれを美味しそうに頬張る。
お前ら、学校だからな?あと男子、俺に群がったってお前らの分はないんだぞ?俺は男にプレゼントをやる趣味はないんだからな?
それにしても……物欲しそうな視線が突き刺さるんだが?
仕方ない、何個か余分に持って来てたのをあげてみるか?勿論、貰ってくれればだけど。
「あの……十条さんも良かったらどうかな?」
「!!!」
「バレンタインは貰ってないけど、女の子には君以外全員配ってるし……それに、美味しいよ?」
「プィッ!」
「プィッて口で言われてもね……口で言ってるだけで目がクッキーから離れてないんだけど?はいクッキー」
「噂されると困るからダメなの!」ガバッ!
「いや、ダメもなにも凄い勢いで奪い取ったよこの子?!」
俺から奪ったクッキーを十条紫織は大事そうに胸に抱え込んでは『ギンッ!』と鋭い視線で俺を威嚇してくる。ま、受け取ってくれたし少しの進歩ということで満足してここは撤退しよう。
「それじゃあね。クッキーは学校が終わってから……って皆食べてるからもういいよね」
そう最後に伝えて俺は自分の席へと戻った。
隣の席の雫ちゃんと、隣の席の子の椅子を奪った佳子ちゃんと朝のホームルームまでの残り少ない時間で雑談をする。
その時気付かれないように、こっそりと十条紫織の方を見ると、大事そうに抱えたクッキーを食べていた。
一枚口に運ぶたびに目尻が落ちて綻ぶ唇。
結局半分食べたところでホームルームの時間になり先生が来たため、名残惜しそうに残りのクッキーの袋をそれはもう大事そうにランドセルにしまっていたのだった。
そう、世間一般でいう所のホワイトデーというやつだ。
なんやかんやでクラスの幼女達のほとんどからチョコをもらっていた為、お返しの数も相当な数になっている。
因みに十条紫織からのチョコは貰ってない。
というか、彼女はクラスの誰にもチョコをあげてなかった。相変わらず身持ちが堅い。
んで、俺は昨日の夕方からずっとキッチンを占拠してお返しのクッキーを焼いていた。
ホントは出来合いの物で済ませたかったんだけど、数が数だけに金額も相当になってしまう事から断念。
母親に頼んでクッキーの材料を大量に仕入れてもらったのだ。
あぁ、勿論先月の佳子ばれんたいんきっす事件のツケはキッチリと払わせたよ?
『ダメッ!ゆぅくん!それ以上はッ!』
『ダ~メ!許してあげないよ』
『くふッ……んッ……あッあぁッ』
『ほらほら……ここが気持ちいいの?』
『あッ!ダメッ!許してゆぅくん~』
『んん?ここはどう?ほらほら』
『ひぎぃぃぃぃ!らめぇぇぇぇ!』
『おお!いい反応だね』
『あぁぁぁ!おがじぐなっぢゃぅぅぅ!』
結局、ヨダレを垂らして気絶するまで固い棒で突いたりグリグリ穿ったりしてやったよ。
それ以来癖になったのか、事あるごとに俺におねだりしてくるようになったぜ。
足裏マッサージを……
「ねぇ~ゆぅくん~きょうもして~?」
「えぇ……クッキー出来たらいいけど……」
「ホント?やったー!ゆぅくんの足裏マッサージ痛気持ち良くて大好きになっちゃったのよね!うふふ」
「んじゃ生地捏ねるの手伝って」
「はーい」
んで、クッキーをオーブンで焼いてる間
「いだいぃぃぃぃぃぃぃ!」
「ここは……なんだっけ?」
「んんッ!ぞんなにグリグリしないでぇぇ」
「あぁ、腸か。便秘気味だもんね」
「あぁぁぁでるぅぅぅでぢゃぅぅぅ!」
「トイレ行けトイレ」
なんて事もしつつも無事にクッキーが出来上がり、今日に至る。
「はい、佳子ちゃん。ホワイトデー」
「わーい!ありがとう!ゆぅくんだいすきー」
「雫ちゃんにも。ホワイトデー」
「あああ!ありありっとーごじゃります!」
「二人のは普通のクッキーとは別に、リーフクッキーとチョコクッキーが入ってるよ。自信作なんだけど、ちゃんとお家に帰ってから食べてね?学校でお菓子は食べちゃダメだからね?」
「もしゃもしゃ……ひゃーい!」
「んぐんぐ……あッ……」
「ダメだ……言う前から食ってた……」
えへへ♪とクッキーのカスをホッペに付けたまま笑う佳子ちゃんに、しまった!と一瞬表情を強張らせるも、結局毒を喰らわば皿までという勢いで残りも頬張る雫ちゃんをよそに、俺はクラスの幼女達にホワイトデーのクッキーを配って行く。
「はい、ホワイトデー」
「ありがとー」
「ふぅ……これで全員かな……」
お返しのクッキーを配り終え、皆がそれを美味しそうに頬張る。
お前ら、学校だからな?あと男子、俺に群がったってお前らの分はないんだぞ?俺は男にプレゼントをやる趣味はないんだからな?
それにしても……物欲しそうな視線が突き刺さるんだが?
仕方ない、何個か余分に持って来てたのをあげてみるか?勿論、貰ってくれればだけど。
「あの……十条さんも良かったらどうかな?」
「!!!」
「バレンタインは貰ってないけど、女の子には君以外全員配ってるし……それに、美味しいよ?」
「プィッ!」
「プィッて口で言われてもね……口で言ってるだけで目がクッキーから離れてないんだけど?はいクッキー」
「噂されると困るからダメなの!」ガバッ!
「いや、ダメもなにも凄い勢いで奪い取ったよこの子?!」
俺から奪ったクッキーを十条紫織は大事そうに胸に抱え込んでは『ギンッ!』と鋭い視線で俺を威嚇してくる。ま、受け取ってくれたし少しの進歩ということで満足してここは撤退しよう。
「それじゃあね。クッキーは学校が終わってから……って皆食べてるからもういいよね」
そう最後に伝えて俺は自分の席へと戻った。
隣の席の雫ちゃんと、隣の席の子の椅子を奪った佳子ちゃんと朝のホームルームまでの残り少ない時間で雑談をする。
その時気付かれないように、こっそりと十条紫織の方を見ると、大事そうに抱えたクッキーを食べていた。
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