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60 囚われの騎士(2)そして
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格子の戸が開けられる音が響き、リィははっと意識を取り戻した。
そんなつもりはなかったのに、なぜか意識が薄れることが度々ある。
わからないように薬でも使われているのか、それとも香の類だろうか。
魔術——とは考えたくないが、その可能性もあるだろう。
ここに囚われてから、どのくらい経ったのだろう?
意図的されたものなのかそうでないのかわからないが、時間の感覚が失われ始めている。
まだそんなに経っていない気もするが、ずいぶん長く繋がれている気もする。
逃げるためにもしっかりしていなければと思っているのに、頭がはっきりしないのだ。
幸いにして——と言うべきか、それ以外では、今のところ特に酷い扱いをされてはいない。
どういう意図からかは置いておくとして、拘束も、されてはいるもののきついわけではなく、食事も飢えない程度には与えられていた。
もっとも、リィはそれこそ薬が使われることを恐れて、どれもほんの一口ほどしか食べないようにしていたが。
「元気?」
やってきたのは、あの若い男だった。
相変わらず仮面をつけていて、相変わらず装飾品が多い。
彼が動くたび、それらは触れ合って密かな音を立てる。
男は中に入って来たかと思うと、リィのすぐ側まで近づいてくる。今回は一人だけのようだが、本当にそうかはわからない。
見えないところから監視されていてもおかしくはないのだから。
にっこり微笑んで顔を覗き込まれ、不快さに顔を逸らす。
く、と小さく笑われた。
「元気みたいだね」
そして男は、こんな場所にそぐわない朗らかな声で言う。
「よかったよ。死なれでもしたら困ると思ってたけど、騎士は最後の最後まで活路を求めて抗うっていうのは本当なんだね。往生際が悪い」
最後はからかうような口調で言うと、「コレ食べて良いよ」と、リィの前に果物のようなものを置く。甘い香り。手のひらに乗るような丸い実は赤く熟しているが、見たことのないものだ。異国のものだろうか。
だが食べろと言われても、状況が状況だ。
しかも食事が運ばれてきたときとは違い、今は両手を後ろ手に拘束された格好なのだ。
食べられるわけがない。
——這い蹲らない限りは。
リィは男をきつく睨み付けた。
この若い男は、未だ名前を名乗らないままだ。そしてリィも訊いてはいない。
名前から得られる手がかりもあるだろうが、本当のことを応えるとは思えなかったし、ならば聞くだけ無駄だろうと思ったからだ。
しかしなぜ彼が自分のことを「あの呼び方」で呼ぶのか。
どうしてルーランのことを知っているのかは引っかかったままだ。
そしてもちろん、彼がダンジァの異変に関わっているのかも。
いったい、何が目的なのか。
リィが全身を緊張させると、男は愉快そうに目を細めて見せた。
「そうピリピリしなくても。これでも僕は『わざわざ』様子を見に来てあげてるんだよ? 売り物に何かあったら大変だからね」
「?」
何か?
何が?
リィが眉を寄せたせいだろう。男は一瞬不思議そうな顔を見せ、そして声を上げて笑った。
「あんたって本当に世間知らずだな。よくそんなので今まで何もなかったね」
「なにが……」
「世の中には、美形と見れば男も女も関係なくのしかかろうとする輩もいるってことだよ。売りものだってわかってても、自分の欲望を優先しちゃうような輩がね。特に、ここに集まってるような奴らは後先考えてない奴が多いから。そうそう、だからあんたが特別高貴な御身分だってことも隠してあるんだよ? あいつらの前で言わなかったことを感謝してもらいたいな。そういうのを犯したがる奴もいるんだから」
「……!」
そこまで言われれば流石にわかる。
リィは自身が欲望の対象にされていることの羞恥と屈辱に赤面する。
昔から「顔だけのくせに」と聞こえよがしに言われたことは何度もあったし、騎士学校の時代から「教官に取り入った」と陰口をたたかれることも多々あった。
だが、今はその言葉の露骨さに一層の憤りを覚える。
しかも、よりによって自分をそんな状況に追い込んだ男が、どの口で「感謝して」などと言うのか。
「っ……な、なにが『ここに集まっているような奴らは』だ。お前だってその一人だろう!? 恩着せがましいことを言うな。お前に気遣ってもらわなくても結構だ!」
リィが言い返すと、男は笑いながら肩を竦めた。
「可愛いげがないなぁ。ま、こっちだって好きでやってる訳じゃないよ。むしろ、僕としてはあんたなんかボコボコのグチャグチャにされた方が気分は良いんだけどね。あんたみたいな気位だけは高い奴が、不作法な奴らにいいように蹂躙されてどんな顔するか見てみたいし」
口の端を上げながら言う男を、リィはきつく睨み上げた。
本当なら顔も見たくない。けれど目を逸らすと弱みを見せる気がして。
すると男は、ふわりと軽やかにしゃがみ、間近でリィの強い視線を受け止める。
わざとのように、ますます笑みを深めた。
「でも残念ながらそうできないから、こうしてわざわざ様子を見に来てるって訳だよ。それに——」
そこまで言ったとき。
男はふっと言葉を切り、なぜか顔を曇らせる。
憮然とした顔で、リィをじっと見つめてくる。
その視線に、リィは微かに眉を寄せた。
まただ。
以前も感じた、あの視線だ。
こちらの気のせいなのか彼の癖なのか、仮面のせいなのか。
それとも別の理由があるのか。
なんとなく、見られているのに見られていないように感じるのだ。
そういう目をされる。
リィを見ているようで、リィの後ろを見ているような——そんな視線だ。
それに、妙なことはまだある。
当初から「売る」と言っているにしては、随分と悠長だ。
そもそも彼は——もしくは彼らは、リィとダンジァと出会うことを予期していた様子だった。むしろ呼び込んだかのような口ぶりだった。
ならば買い手にすぐ引き渡せばいいものを(もちろんリィはそんなことをされたくはないが)、なぜこんな風にわざわざ「捕らえておく」のか。
実行に移せない事情でも出来たのだろうか?
それとも「売る」という話自体が出鱈目で、何か別のことでも画策しているのか……。
しかしそんなリィの思考は、突然中断させられた。
男の手が、不意にリィの頬に触れてきたのだ。
「っ——」
思わず顔を逸らす。が、手はそれを追いかけてくる。
指先で、手の甲で。指の背で。
男は繰り返しリィの頬に、顎への稜線に触れる。
しかしそれは性的な、淫猥な接触ではなく、形や感触を確認しているかのようなそれだ。
ここにあるものがなんなのか、ここにいるのが誰なのか。
それを確かめているかのような。
その奇異さに、リィは息を詰める。
触れられることだけでも不快なのに、しかも相手の意図がまるでわからないからなおさら不気味だ。
と。
「綺麗な顔だ」
呟くような、男の声がした。
男は、今度はリィをはっきりと見つめると、目を細めて続けた。
「本当に綺麗な顔だ。……誰かに似てると言われたことは?」
(?)
思いがけない言葉だ。
リィが目を瞬かせると、男は小さく苦笑した。
何か言おうとするような気配を見せ——しかし何も言わない。
代わりに、彼は側に置かれていた果実を取り上げた。
ここへやってきた時、彼が置いたものだ。
熟して色づいたそれは、彼が片手で弄ぶたび、甘い香りを振り撒く。
「騏驥は無事かな。途中で行き倒れてないといいけど」
そうしながら、男は独り言のように言う。
「運良く逃げ切れたとしても、足は酷いことになってるだろうね。だとしたら、廃用だ」
刹那。
男は手にしていた果実を握りつぶした。
グチュ、という音とともに実はあっけなく崩れ、その熟した果肉と果汁が男の掌を、指を濡らす。
香りが一層濃くなる。
思わず顔を顰めたリィに、男は「廃用」と、もう一度言う。目を細めて笑った。
「……助けたつもりで、あなたの自己満足のために死への一本道を走らせたご気分はどうですか?」
——殿下。
「んっ——」
次の瞬間。リィの唇に、潰れた果肉が押しつけられた。
「ん、ん、んんっ——!」
嫌だ——とリィは右に左に顔を逸らすが、男の手は離れない。
何より、相手は両手が使えてこちらは使えないのだ。その状況では逃げ続けることはできず、次第に歯を食いしばるのが精一杯になる。
気持ちが悪い——いやだ——。
リィは嫌悪感に顔を歪め、身を捩って抵抗する。
しかしそれは却っていたずらに口元を濡らし、不快感を高めてしまうことになる。
抵抗するリィの頤を掴む男の目は、楽しそうに嗤っている。
リィの口元を汚しながら、男は憎悪と悦びの混じった目で見つめてくる。
「んぅっ——!」
とうとう、その指は強引にリィの口に中に挿し入ってきた。
「ん、ん、んんっ! んん——ッ——!」
リィは気持ち悪さにえずきそうになりながら何度も首を振るが、男の指は容赦なく口内を探る。
果実の味と香りのするそれで口の中のあちこちを撫でられ、粘膜を擽られ、舌を摘まれ、そのたび、リィは感じたことがないほどの不快感が込み上げてくるのを止められなかった。
嫌だ。
いやだ。
嫌だ。
果実の香り。
唇の記憶。
それらは相手も状況も何もかも違うのに過去を思い起こさせて、リィを混乱させる。
甘い香り。
美味しそうに林檎を食んでいた貌。
戻ることのない時間。
触れた唇の熱。
後悔と絶望。
けれど今も大切な——。
大切な、わたしの騏驥との思い出——。
こんな男に乱されたくない。
触れられたくない。
触れるな。
触るな。
——触るな!
「ッ——!」
リィが指に歯を立てると、男は声にならない声を上げて驚いたように指を引く。
彼の装飾品がぶつかり合い、しゃらん、と音を立てた。
「……」
しばらく無言で見つめ合うと、やがて、男は静かに立ち上がる。
次の瞬間、リィを打とうとするかのように手を上げたが、リィが怯まず睨んだままでいると、小さく苦笑を零してその手を下ろす。
濡れた手を服で拭いながら、男は出て行った。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
【そして】
リィの様子を窺った若い男は、部屋へ戻ろうとした道すがら、その壁際に長身の男が佇んでいることに気づき、軽く眉を顰めた。
まったく——心配性だ。
しかも側にいたいならいればいいものを、そんなふうに中途半端に「陰から見守っています」という態度を見せられて、どう対応しろと言うのか。
(まったく)
まったく——まったく。
まったくもって可愛い下僕だ。
無視して通り過ぎようかと思ったが、可哀想なので足を止めてやる。
と、男は長身を縮めるようにして気まずそうに俯いた。
「お一人では、危ないかと……」
「あっちは丸腰だ。しかもあの場所だし、念のために香も焚いてその上両手を拘束してる。なのに、わたしが負けるとでも?」
「いえ、そこまでは」
長身の男は恐縮したように言う。さらに畏まって言葉を継いだ。
「ただ万が一ということもありますし……。念には念を入れて、と」
「……ふーん」
念には念入れて——ね。
繰り返すと、男の顔を覗き込む。
近づいたせいで、慌てたように男の身体が慄く。
自分よりもずっと鍛えられていて、体格も良く、優れた身体能力を持つ男が狼狽している様は楽しい。
見目よく、性格はさらに良く、賢さは言うまでもない男が、こちらの反応を、こちらの態度や言動をいちいち気にして、嫌われないように必死で、好かれたくて懸命な様は可愛らしい。
若い男は、他の誰にも見せないような悪戯っぽい笑みを浮かべると、
「だが残念ながら、お前のそのやり方は失敗だ」
言いながら、男の眼前に手を差し出して見せた。
先刻、リィに歯を立てられた指を見せつけるように。
途端、男が顔色を変えた。
「! どうなさったのですか!?」
「噛まれた——というほどではないな。ちょっと歯が当たった」
「歯……」
「歯」
「……どういう状況で……そんなことに……」
「口の中に手を突っ込んだんだ。そうしたら歯が当たった」
「な……」
何故そんなことを、と言いかけてやめたのがわかる。
若い男はくすくす笑った。
進歩だ。
そういう問い掛けは無意味だとようやく覚えたらしい。
「——というわけで、部屋に戻る。薬でも塗ってくれ」
言うと、再び自分の部屋へ向けて歩き始める。
「——早く殺してしまうべきです」
だがその背にかけられた言葉は、随分不穏なものだった。
しかもえらく踏み込んだ内容だ。思わず足が止まる。
振り返って見上げると、黙って見つめ返してくる。普段は無口なのだ。余計なことも言わない。なのに自分のやり方に口を挟んでくるとは。
「まさかほだされて気が変わるとでも?」
そう思われているなら不愉快だ、と言外に告げて言い返すと、背の高い男は首を振った。
「そうではありません。ですが生かしておく必要はないはずです」
「……」
ため息をつく。
「まあね」
短く応えると、今度こそ部屋を目指す。誰が聞いているかわからないところでする話でもない。
部屋——といっても、実際はあちこち崩れかけた石壁によって辛うじて区切られただけの、洞窟よりまし、という程度の場所だ。
だがそれでも有象無象の荒くれ者たちと一緒にいずにすむのは快適だったし、結界の中なら誰かに覗かれることも聞かれることもない。
二人はそこに戻ってくると、やれやれと息をこぼした。
何か飲みたい——と言う前に、”下僕”はそそくさと用意し始めてくれる。
気がきく。
ずっと教育してきた甲斐があったというものだ。
うんうんと満足げに頷きながら、若い男は粗末な長椅子に腰を下ろす。
部屋といい調度といい、言いたいことは山ほどあるが贅沢は言えない。
我慢だ。
ほどなく出された香りのいい温かな飲み物で喉を潤すと、若い男は言った。
「お前の言うことはもっともだ。でも、今殺しても意味がない。あいつ、何も覚えてない」
前回、今回と会って話して確信した。
あの騎士は、何も覚えていない、と。
何一つ覚えていない、と。
すると、長身の男は心持ち気を使うようにしながら言う。
「記憶については、そもそも絶対に覚えているとは言い難く……」
「思い出させる」
「殿下」
「思い出させて、後悔させて殺す」
「……」
「思い出させて、後悔させて、殺す」
繰り返すと、見つめてくる男は何も言わなくなった。
何も言わず、おかわりを注いでくれる。
それを一口飲むと、「殿下」と呼ばれた若い男は、肩を竦めて言った。
「それに、ここで殺すと約束を破ったことになるからね」
「それでも構わないのでは」
「冗談じゃない」
男の言葉に、「殿下」はきつく眉を寄せた。
「どんな奴相手でも約束は約束だ。二度と言うな。わたしは、誰ぞのような裏切り者になる気はない」
「……失礼いたしました」
「ん。とはいえ、お前の気持ちもわからなくはない。まったく、あの獣は本当に色々と祟ってくれる」
形のいい唇を尖らせて「殿下」は言う。
「馬鹿げていると思わないか? 殺すつもりでいる相手を、本当なら犯されようが何をされようが構わない相手を、わざわざ『売り物』と偽って守ってやらなければならないなんて。全部あの獣のせいだぞ」
「……あちらの希望はそういうことですから……」
「わたしが火の神なら、見渡す限りを火の海にして、あの獣を一匹ずつそこに放り込んでやりたいものだよ。煮えた油に叩き落としてやるのでもいい。ああ——でも鳴き声がうるさいか。やはり首を割くのが早くて楽かな。愉しみは減るが」
お前、どっちがいい?
無邪気にも思える声で尋ねられ、男は聞こえなかったふりをする。
だが次に呟かれた「何か摘むものが欲しいなあ」という言葉はきちんと聞いた。
干して甘さを増した果実の欠片に薄く塩が塗られたものを出すと、「殿下」は仮面をつけていてもわかるほどパッと顔を輝かせた。
「飲み物もお代わり」
「はい」
そして”下僕”は頃合いを見て「殿下」の手の傷に薬を塗る。
傍に跪き、丁寧に丁寧に塗っていると、なぜか可笑しそうに笑われる。
それを不思議に思っていると、その顔がおかしかったのかまた笑われた。
何がおかしいのかわからないが、楽しそうなのでそれでいいと思いながら、長身の男は丁寧に薬を塗る。
この手に、身体に、どんな小さな傷痕も残したくない。その想いで。
そんな”下僕”の様子をひとしきり笑うと、「殿下」はふっと表情を変える。
「で? 要求だけしておいて、結局『あれ』はまだこっちにこられないわけか」
「そのようです。体調が思わしくない様子で」
「もうすぐ死ぬな」
確信して、ついぽつりと言ったが、返事はない。ないがその沈黙は同意だとわかるから、続ける。
「恨みだけでかろうじて生きてる。哀れと言えば哀れだが——わたしには関係ない。むしろ死んで嬉しい限りだ。騏驥なんて」
「騏驥と呼んでいいのかどうかは……」
「騏驥だろう。お前と同じようなものだ」
……多分。
いや、違うのか?
「殿下」は首を傾げる。
「まあ、どちらでもいいか」
お前はお前だ——。
微笑んで呟くと、傍に跪く”下僕”の頭を撫でてやる。こうすると彼は気持ち良さそうに目を閉じるのだ。その顔を見るのが好きだった。
手触りのいい髪を繰り返し撫でていると、こちらまで楽しくなる。
だがふと、その手を止められ、ささげ持たれる。
ん? と小首を傾げると、じっと見つめられ、次いで手の甲に恭しく唇が押し当てられた。
その様からは、彼の変わらぬ忠誠が伝わってくる。
「殿下」はふふ、と目を細め頬を緩めると、反対の手でやっぱり彼の髪を撫でる。
気持ち良さそうに目を閉じるその顔を眺めていると、荒みきっている心も幾らか和らぎ穏やかになれる気がした。
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