26 / 29
第1巻 犬耳美少女の誘拐
21
しおりを挟む
この神聖都市アレクサンドリアを支配しているのは、かの有名なアレクサンドロス様だ。
彼は先祖から支配権を受け継ぎ、一族でこの地を支配して……きたわけではない。
人間に近しい見た目をしているが、実は神と人間のハーフなのだ。そのため寿命が長く、何百年もの間、この都市を治めてきた。
今まで見てきたどんな人の髪よりも明るく、艶のある金髪で、背は高く、彫りの深い顔立ちは整っている。
まさしくハンサムの象徴。
きっと、数多の女性達を虜にしてきたんだろうな。
中でも、海と空を足して2で割ったかのような綺麗な碧眼は、濁りがなく澄み切っている。
だが、はっきり言おう。
俺はアレクサンドロス様のことが大っ嫌いだ。
別にその美青年ぶりに嫉妬しているわけじゃない。
じゃあ、どうして俺はやつのことが嫌いなのか。
母親の仇だからである。
俺には親がいない。
というか、もういない。
少し前まで、俺は優しい母親に支えられて幸せな生活を送っていた。
***
「オーウェン、これ見て! 今日はこーんなに稼いだのよ!」
母さんは世界で1番優しくて素敵な人だった。
俺のクズの父親は、母さんが妊娠したと知ると無責任に姿を消し、全てを押し付けたそうだ。
本気でそのクズを愛していた母さんはその時、絶望の底に突き落とされた。
だが、そんな絶望から母さんを救ったのは俺の誕生。
純粋な息子の笑顔を見て、俺をひとりで立派に育てる、と心に決めたそうだ。そうして実際、母さんの愛を受けて俺はぐんぐん成長していくことができた。
「ママ、すごーい! おれも大きくなったらママみたいに勇者パーティーに入る!」
この時俺は6歳だった。
「オーウェンならなんでもなれる! きっとママなんかよりずーっと凄い人になるよ。オーウェンは勇者に向いてるのかも」
「ゆうしゃ?」
「勇者はね、世界を魔王から救う英雄なのよ」
母さんが所属していた勇者パーティーは本当に小さな規模だった。
だが、優しそうな仲間に囲まれているようだったし、実際彼女も満足そうに話してくれる。
生活はなんとかできていたが、やっぱり貧乏ではあった。
たくさん稼げた、といっても、やっと少し貯金ができる、程度のものだ。
「ママ、聞いて! おれ、大きくなったら英雄になる! で、ママを助けて、ママと結婚する!」
俺の無茶な言葉に、母さんは微笑んだ。
そこには俺への無限の愛が込められていた。
「そうね。ずーっと待ってるから」
「うんっ!」
その頃の俺は無邪気だった。
まあ、6歳なんだから当然だ。
世界の闇を、まだ知らなかった。
母さんの笑顔が見れなくなることも……。
それから数日たった。
俺の7歳の誕生日だった。
早く帰ってきて祝ってくれるはずの母さんも、まったく家に帰って来る様子はない。
仕事が忙しいことはわかっていた。幼いながらも、母さんが無理をしてお金を稼いでくれていることはわかっていた。それでも、俺の誕生日の時ぐらい、帰ってきてくれてもいいじゃないか。魔時計の針が進んでいく。
気づけば家を飛び出していた。
母さんの馬鹿っ!
母さんの馬鹿っ!
心から恨んだつもりはないし、憎んだつもりもない。
だが、俺は裏切られたような気持ちになっていた。
外は土砂降りだった。
暗いし、雨で前がよく見えない。
雷が鳴り響き、急いで道を歩く市民の足音が、街中に響く。
『Eランクのゴミパーティーの魔術師ごときが、調子乗ってんじゃねぇ!』
乱暴な声と共に、誰かが殴られる音がした。
大柄で強そうな男に殴られた女の人は、抵抗することなく地面に倒れた。
抵抗?
力の差があり過ぎて、できなかっただけだ。
そしてそれは、俺の母さんだった。
「母さんっ!」
慌てて駆け寄ろうとする。
どうして母さんを殴るんだ? 何も悪いことなんてしないのに。
疑問と怒り、混乱が渦巻き、勝てるはずもない相手に殴り掛かる。小さく無力な7歳児の、無意味な抵抗だ。
「だめっ、オーウェン! ママは大丈夫だから……」
後から聞いた話によると、母さんを虐めていた男は今日の地下迷宮で母さんのパーティーに報酬を横取りされたそうで、1番弱そうな母さんに八つ当たりしていたそうだ。
母さんはランクが低かった。
E3ランク。
下の下である。
『そこで何をしている?』
背後から声が聞こえた。
今度こそ、救世主が来てくれた。母さんを救ってくれる英雄が来てくれたんだ。そう思った。
「――っ! アレクサンドロス様っ! どうしてあなたがここに!?」
虐めていた男が、はっとした様子で固まった。
人生終わった、とでもいうような驚きぶりである。
英雄は金髪に碧眼の格好いい青年だった。
「私がいつも館でくつろいでると思ったか? 少し街の外に用事があったものでな」
「アレクサンドロス様……お助け……ください……」
母さんは吐血していた。
少し腹が立ったからといって、ここまで傷つける必要はないだろう。
どうしてこんなことを……
救いを求めるようにアレクサンドロス様を見上げる母さん。
俺もそれに倣った。
この人なら、母さんを苦しめるやつらから母さんを守ることができる。
権力がどうこうとか、そういうことは知らなかった俺だが、アレクサンドロス様が救世主だと信じて疑わなかった。
「弱い者が何を言っても無駄だ」
僅かな沈黙の後、放たれた場を凍らせる一言。
「この都市で、勇者パーティーに所属する者はランクで全ての価値が決まる。私に救いを求めて何になる? 自分の身も守れない弱者が、救いを求めるな」
大雨に打たれ、冷酷な瞳は俺と母さんを見つめていた。
そこに感情はない。
あるのは冷たさだけだ。
そうしてアレクサンドロス様は俺達の前から姿を消していく。
あっという間だった。
***
嫌なことを思い出した。
顔を横に細かく振って、頭からあの記憶を吹き飛ばす。
あの後のことは――あの後のことだけは絶対に思い出したくない。この世界がいかに残酷で、狂気に満ちているのか。それを知った暗い記憶。思い出しても辛くなるだけだ。
「もしかしたら今日、アレクサンドロスに会えるのかもしれないな」
クロエの救出前。
この都市の支配者の館の前で、小さく呟いた。
彼は先祖から支配権を受け継ぎ、一族でこの地を支配して……きたわけではない。
人間に近しい見た目をしているが、実は神と人間のハーフなのだ。そのため寿命が長く、何百年もの間、この都市を治めてきた。
今まで見てきたどんな人の髪よりも明るく、艶のある金髪で、背は高く、彫りの深い顔立ちは整っている。
まさしくハンサムの象徴。
きっと、数多の女性達を虜にしてきたんだろうな。
中でも、海と空を足して2で割ったかのような綺麗な碧眼は、濁りがなく澄み切っている。
だが、はっきり言おう。
俺はアレクサンドロス様のことが大っ嫌いだ。
別にその美青年ぶりに嫉妬しているわけじゃない。
じゃあ、どうして俺はやつのことが嫌いなのか。
母親の仇だからである。
俺には親がいない。
というか、もういない。
少し前まで、俺は優しい母親に支えられて幸せな生活を送っていた。
***
「オーウェン、これ見て! 今日はこーんなに稼いだのよ!」
母さんは世界で1番優しくて素敵な人だった。
俺のクズの父親は、母さんが妊娠したと知ると無責任に姿を消し、全てを押し付けたそうだ。
本気でそのクズを愛していた母さんはその時、絶望の底に突き落とされた。
だが、そんな絶望から母さんを救ったのは俺の誕生。
純粋な息子の笑顔を見て、俺をひとりで立派に育てる、と心に決めたそうだ。そうして実際、母さんの愛を受けて俺はぐんぐん成長していくことができた。
「ママ、すごーい! おれも大きくなったらママみたいに勇者パーティーに入る!」
この時俺は6歳だった。
「オーウェンならなんでもなれる! きっとママなんかよりずーっと凄い人になるよ。オーウェンは勇者に向いてるのかも」
「ゆうしゃ?」
「勇者はね、世界を魔王から救う英雄なのよ」
母さんが所属していた勇者パーティーは本当に小さな規模だった。
だが、優しそうな仲間に囲まれているようだったし、実際彼女も満足そうに話してくれる。
生活はなんとかできていたが、やっぱり貧乏ではあった。
たくさん稼げた、といっても、やっと少し貯金ができる、程度のものだ。
「ママ、聞いて! おれ、大きくなったら英雄になる! で、ママを助けて、ママと結婚する!」
俺の無茶な言葉に、母さんは微笑んだ。
そこには俺への無限の愛が込められていた。
「そうね。ずーっと待ってるから」
「うんっ!」
その頃の俺は無邪気だった。
まあ、6歳なんだから当然だ。
世界の闇を、まだ知らなかった。
母さんの笑顔が見れなくなることも……。
それから数日たった。
俺の7歳の誕生日だった。
早く帰ってきて祝ってくれるはずの母さんも、まったく家に帰って来る様子はない。
仕事が忙しいことはわかっていた。幼いながらも、母さんが無理をしてお金を稼いでくれていることはわかっていた。それでも、俺の誕生日の時ぐらい、帰ってきてくれてもいいじゃないか。魔時計の針が進んでいく。
気づけば家を飛び出していた。
母さんの馬鹿っ!
母さんの馬鹿っ!
心から恨んだつもりはないし、憎んだつもりもない。
だが、俺は裏切られたような気持ちになっていた。
外は土砂降りだった。
暗いし、雨で前がよく見えない。
雷が鳴り響き、急いで道を歩く市民の足音が、街中に響く。
『Eランクのゴミパーティーの魔術師ごときが、調子乗ってんじゃねぇ!』
乱暴な声と共に、誰かが殴られる音がした。
大柄で強そうな男に殴られた女の人は、抵抗することなく地面に倒れた。
抵抗?
力の差があり過ぎて、できなかっただけだ。
そしてそれは、俺の母さんだった。
「母さんっ!」
慌てて駆け寄ろうとする。
どうして母さんを殴るんだ? 何も悪いことなんてしないのに。
疑問と怒り、混乱が渦巻き、勝てるはずもない相手に殴り掛かる。小さく無力な7歳児の、無意味な抵抗だ。
「だめっ、オーウェン! ママは大丈夫だから……」
後から聞いた話によると、母さんを虐めていた男は今日の地下迷宮で母さんのパーティーに報酬を横取りされたそうで、1番弱そうな母さんに八つ当たりしていたそうだ。
母さんはランクが低かった。
E3ランク。
下の下である。
『そこで何をしている?』
背後から声が聞こえた。
今度こそ、救世主が来てくれた。母さんを救ってくれる英雄が来てくれたんだ。そう思った。
「――っ! アレクサンドロス様っ! どうしてあなたがここに!?」
虐めていた男が、はっとした様子で固まった。
人生終わった、とでもいうような驚きぶりである。
英雄は金髪に碧眼の格好いい青年だった。
「私がいつも館でくつろいでると思ったか? 少し街の外に用事があったものでな」
「アレクサンドロス様……お助け……ください……」
母さんは吐血していた。
少し腹が立ったからといって、ここまで傷つける必要はないだろう。
どうしてこんなことを……
救いを求めるようにアレクサンドロス様を見上げる母さん。
俺もそれに倣った。
この人なら、母さんを苦しめるやつらから母さんを守ることができる。
権力がどうこうとか、そういうことは知らなかった俺だが、アレクサンドロス様が救世主だと信じて疑わなかった。
「弱い者が何を言っても無駄だ」
僅かな沈黙の後、放たれた場を凍らせる一言。
「この都市で、勇者パーティーに所属する者はランクで全ての価値が決まる。私に救いを求めて何になる? 自分の身も守れない弱者が、救いを求めるな」
大雨に打たれ、冷酷な瞳は俺と母さんを見つめていた。
そこに感情はない。
あるのは冷たさだけだ。
そうしてアレクサンドロス様は俺達の前から姿を消していく。
あっという間だった。
***
嫌なことを思い出した。
顔を横に細かく振って、頭からあの記憶を吹き飛ばす。
あの後のことは――あの後のことだけは絶対に思い出したくない。この世界がいかに残酷で、狂気に満ちているのか。それを知った暗い記憶。思い出しても辛くなるだけだ。
「もしかしたら今日、アレクサンドロスに会えるのかもしれないな」
クロエの救出前。
この都市の支配者の館の前で、小さく呟いた。
1
あなたにおすすめの小説
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる