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第6章 海賊対策よりも主人公の攻略が大事
032 アリムさんの遺伝子治療について
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8/10 遺伝子の治療と修復データに書き換え
◇
真々美
「アリムさんの遺伝子治療については、冬香から話してもらう。
冬香、よろしく。」
冬香
「はい、真々美。
では、アリムさんの遺伝子治療についてですが、こちらの予想以上の内容になりそうです。」
アリム
「かなり重傷で治すことが難しいという意味ですか?」
冬香
「いいえ、完治以上の効果を予想しています。
おそらく、別人レベルで生まれ変わったような感覚になるでしょう。」
アリム
「ということは、腕力や持久力もあがりますか?」
冬香
「そうですね。
くわしく説明しますと・・・」
☆ オルア=サーパース
☆ 「まずは、分かっていたことから、
☆ わたしの遺伝子からは、色覚、聴覚情報処理と関連一式をコピーしたい。
☆ (中略)
☆ これが欲張りすぎだというのなら、
☆ 真々美からは、「気」関連だけでも、お願い。
☆ 冬香からは、「記憶力」、特に聴覚入力記憶だけでも、アリムさんにあげて欲しい。」
☆
☆ 医療用AI
☆ 「中路真々美様の遺伝子を仮想の完成予定図として、アリム様の遺伝子の再組立て補修を実行します。 (Y/N)」
☆ アリムさんの遺伝子を復元しました。
☆ 『意識飛ばし』 Grade 5、
☆ 『怒気当て』 Grade 5、
☆ 『圧殺』 Grade 5
☆
☆ 医療用AI
☆ 「白石冬香様の遺伝子を仮想の完成予定図として、アリム様の遺伝子の再組立て補修を実行します。 (Y/N)」
☆ アリムさんの遺伝子を復元しました。
☆ 『瞬間記憶』 Grade 5、
☆ 『記憶圧縮』 Grade 5、
☆ 『録音再生』 Grade 5
☆
☆ 第一章 017 5日目 アリムさんの訓練 「2 記憶」
冬香
「という訳で、
オルアからは色覚、聴覚情報処理と関連一式を。
真々美からは、「気」関連を。
わたし冬香からは、「記憶力」、特に聴覚入力記憶を
アリムさんの遺伝子に上書きします。
その前に、わたしたち3人の遺伝子を完成見本として、修復できる遺伝子はすべて修復します。
その結果、容姿などは変わりませんが、能力値は爆上がりします。
アリムさんが欲しがっていたチート能力も獲得できます。
その代わり・・・」
アリム
「その代わり、なにが起こりますか?」
冬香
「いまは、わたしたちに好意と魅力を感じてくれていますが、遺伝子治療後は感じなくなる可能性があります。
というか、そうなる可能性が高いです。」
アリム
「オルアさん、真々美さん、冬香さんに感じているトキメキが消えることは悲しいですね。
トキメキが消えない程度に遺伝子を修復することはできないですか?」
冬香
「どの程度が、その程度になるかは分かりません。
それに、これだけレベルが高い遺伝子が手に入るなら、わたしたちは手に入れたいですね。」
アリム
「冬香さんのお考えを聞かせてください。
どうすることがベストですか?」
冬香
「先にお伝えした予定表のとおり、遺伝子治療の前にナイトバインドをさせてください。
そうすれば、関係性は維持できます。」
アリム
「それでは、先にナイトバインドをお願いします。」
真々美
「アリムさんは、それでも良いのか?」
オルア こころの声
『まあ、拒否されてもナイトバインドするつもりだけど、真々美と冬香の方が冷静な分、上手な交渉ができそうね。
わたしは、アリムさんが関係すると熱くなってしまいすぎるから様子を見る方が良さそうね。』
アリム
「わたしにとって、恋愛感情は風邪のような感じです。
こちらが望んだタイミングで恋が成就しない場合、免疫ができたみたいに無反応になってしまいます。
あきらめた方が幸せだから、身体が反応する部分を眠らせてしまう気がします。
ですから、オルアさん、真々美さん、冬香さんが乗り気になってくださっている奇跡のような短い瞬間を無駄にしたくありません。」
冬香
「それなら、先にナイトバインドして、その後で遺伝子治療というか修復結果を上書きする。
ということで、いいわね。」
アリム
「はい、よろしくお願いします。」
真々美
「なにか思い詰めているようだが、心配事があるなら言ってくれないか?」
アリム
「一瞬で好きにさせる魔法のような手段があれば、わたしに使って欲しいな、と考えました。」
真々美
「あるにはあるがな。」
アリム
「オルアさんがしてくれたような不意打ちのキスもうれしいですが、性欲が混ざった感情で好きになったと思われたくないです。」
真々美
「そうではなくて、わたしがやさしく見つめるとか。」
冬香
「わたしが優しく微笑むとか。
いろいろな方法がありますよ。」
オルア こころの声
『真々美の【癒しの目(視線)】と、冬香の【包む笑顔】のことね。
わたしは、【指折りの美女】が使う技はできないからなあ。
光系の美女が使う【癒しの目(視線)】と【瞳の奥】、
風系の美女が使う【包む笑顔】と【愛の芳香】の4つ。
これらのうち、1つでも使えるようになりたいな。
わたしも攻撃魅了ならできるけれど、技の方が深く魅了できるからお得よね。
でも、【瞳の奥】と【愛の芳香】は、【封じの言葉】を使うタイミングを間違うと大変なことになるから、一長一短ね。』
アリム
「それ、良さそうですね。
デートの時に使ってもらえたら、うれしいです。」
真々美
「気に掛けておくよ。」
冬香
「そうね、チャンスがあれば使わせてもらうわ。」
オルア
「わたしは、ふたりには及ばないけれど、アリムさんを優しく見つめて、やさしく微笑むようにするわ。」
アリム
「デートが楽しみです。
赤と緑の違いが分かったり、騒音の中でも会話が聞き取れたら、素敵ですね。」
アリムさんは、かなり期待しているようだ。
◇
冬香
「書き換えた遺伝子が身体じゅうにコピーされて反映されるまでは、3日くらいかかるので、それを待つ間に書類作成を進めたいのだけれど・・・
真々美、どう思う?」
真々美
「うーん、交配届け前検査を考えると、難しいところだな。」
アリム
「むずかしい検査ですか? それとも、痛い検査ですか?」
真々美
「むずかしくも痛くもない。
ただ、なあ。
わたしたちとのデートを終えたあとの結果、次第だな。」
アリム
「どうなれば良いですか?」
冬香
「デートの後で、わたしたちの仲が発展すれば良いけれど、こればかりは今は予想できないわ。」
アリム
「それでは、こちらの質問というか話題を聞いてくれますか?」
オルア こころの声
『海賊の予想の話かしら。』
真々美
「なんだろう?」
アリム
「いざというときに自分で自分の身を守れるように、【正性知識2000】を読み進めたいのです。
これは、自分で読み進めるしかないですか?
それとも、授業のようなものを受けることは出来ますか?」
オルア こころの声
『10,20,100,200。
次に来る数字は?
を知っているようだから、かなり読めたのかしら。』
冬香
「残念ながら、ひとりで読み進めて理解してもらうしかないわ。
知識をコールできるようになったときは、実践演習の相手はできます。
ただ、ね。」
真々美
「カセイダード王国に到着するまでの1週間程度で読み終わることは不可能だ。
100まで読めたら早すぎるくらいだから、気長に進めてくれ。
根を詰め過ぎると嫌になるから、他の本と交互に読むくらいがちょうど良いだろう。」
アリム
「わかりました。
あせりすぎたようです。
気長に進めます。」
冬香
「それが良いわ。」
オルア こころの声
『海賊の話はしないのね。
うん、その方が無難ね。』
真々美
「アリムさん、ほかにも質問があれば聞いてくれるか?」
アリム
「そうですね。
確認ですが、この後は、オルアさんと過ごせますか?」
真々美
「さびしい思いをさせて悪いが、オルアと少し話をしたい。
アリムさんの自由時間と思ってくれると助かる。
いま、話に出た【正性知識2000】を読み疲れているだろうから、創作活動で気晴らしをしてくれると良いかもしれない。
冬香の方は、なにかあるか?」
冬香
「もし、体調がすぐれない場合は遠慮しないで早めに相談してくださいね。
わたしは、2つとなりの医務室か真々美の司令室であるここにいることが多いから覚えておいてね。」
真々美
「オルアは?」
オルア
「晩御飯には戻れそうかな?」
真々美
「19:00にアリムさんの部屋に戻れるようにしよう。」
オルア
「わかったわ、真々美。
それじゃあ、アリムさん、部屋に入るところまで見送るわ。」
アリム
「ありがとう、オルアさん。
真々美さん、冬香さん、それでは、約束の日の前日までに部屋の場所を教えてくださいね。
それでは、失礼します。」
真々美
「アリムさん、来てくれてありがとう。」
冬香
「またね。」
6日目 15:15
◇
オルア
「なんの話かな?」
真々美
「少し、こみいった話かな。」
冬香
「少し、長くなるかも?」
オルア
「じゃあ、こっちの質問を先にしてもいいかな?」
真々美
「ああ、聞こうか。」
冬香
「ええ。」
【読者様へ】
「お気に入りに追加」 【 ↓ 】 お願いします。
◇
真々美
「アリムさんの遺伝子治療については、冬香から話してもらう。
冬香、よろしく。」
冬香
「はい、真々美。
では、アリムさんの遺伝子治療についてですが、こちらの予想以上の内容になりそうです。」
アリム
「かなり重傷で治すことが難しいという意味ですか?」
冬香
「いいえ、完治以上の効果を予想しています。
おそらく、別人レベルで生まれ変わったような感覚になるでしょう。」
アリム
「ということは、腕力や持久力もあがりますか?」
冬香
「そうですね。
くわしく説明しますと・・・」
☆ オルア=サーパース
☆ 「まずは、分かっていたことから、
☆ わたしの遺伝子からは、色覚、聴覚情報処理と関連一式をコピーしたい。
☆ (中略)
☆ これが欲張りすぎだというのなら、
☆ 真々美からは、「気」関連だけでも、お願い。
☆ 冬香からは、「記憶力」、特に聴覚入力記憶だけでも、アリムさんにあげて欲しい。」
☆
☆ 医療用AI
☆ 「中路真々美様の遺伝子を仮想の完成予定図として、アリム様の遺伝子の再組立て補修を実行します。 (Y/N)」
☆ アリムさんの遺伝子を復元しました。
☆ 『意識飛ばし』 Grade 5、
☆ 『怒気当て』 Grade 5、
☆ 『圧殺』 Grade 5
☆
☆ 医療用AI
☆ 「白石冬香様の遺伝子を仮想の完成予定図として、アリム様の遺伝子の再組立て補修を実行します。 (Y/N)」
☆ アリムさんの遺伝子を復元しました。
☆ 『瞬間記憶』 Grade 5、
☆ 『記憶圧縮』 Grade 5、
☆ 『録音再生』 Grade 5
☆
☆ 第一章 017 5日目 アリムさんの訓練 「2 記憶」
冬香
「という訳で、
オルアからは色覚、聴覚情報処理と関連一式を。
真々美からは、「気」関連を。
わたし冬香からは、「記憶力」、特に聴覚入力記憶を
アリムさんの遺伝子に上書きします。
その前に、わたしたち3人の遺伝子を完成見本として、修復できる遺伝子はすべて修復します。
その結果、容姿などは変わりませんが、能力値は爆上がりします。
アリムさんが欲しがっていたチート能力も獲得できます。
その代わり・・・」
アリム
「その代わり、なにが起こりますか?」
冬香
「いまは、わたしたちに好意と魅力を感じてくれていますが、遺伝子治療後は感じなくなる可能性があります。
というか、そうなる可能性が高いです。」
アリム
「オルアさん、真々美さん、冬香さんに感じているトキメキが消えることは悲しいですね。
トキメキが消えない程度に遺伝子を修復することはできないですか?」
冬香
「どの程度が、その程度になるかは分かりません。
それに、これだけレベルが高い遺伝子が手に入るなら、わたしたちは手に入れたいですね。」
アリム
「冬香さんのお考えを聞かせてください。
どうすることがベストですか?」
冬香
「先にお伝えした予定表のとおり、遺伝子治療の前にナイトバインドをさせてください。
そうすれば、関係性は維持できます。」
アリム
「それでは、先にナイトバインドをお願いします。」
真々美
「アリムさんは、それでも良いのか?」
オルア こころの声
『まあ、拒否されてもナイトバインドするつもりだけど、真々美と冬香の方が冷静な分、上手な交渉ができそうね。
わたしは、アリムさんが関係すると熱くなってしまいすぎるから様子を見る方が良さそうね。』
アリム
「わたしにとって、恋愛感情は風邪のような感じです。
こちらが望んだタイミングで恋が成就しない場合、免疫ができたみたいに無反応になってしまいます。
あきらめた方が幸せだから、身体が反応する部分を眠らせてしまう気がします。
ですから、オルアさん、真々美さん、冬香さんが乗り気になってくださっている奇跡のような短い瞬間を無駄にしたくありません。」
冬香
「それなら、先にナイトバインドして、その後で遺伝子治療というか修復結果を上書きする。
ということで、いいわね。」
アリム
「はい、よろしくお願いします。」
真々美
「なにか思い詰めているようだが、心配事があるなら言ってくれないか?」
アリム
「一瞬で好きにさせる魔法のような手段があれば、わたしに使って欲しいな、と考えました。」
真々美
「あるにはあるがな。」
アリム
「オルアさんがしてくれたような不意打ちのキスもうれしいですが、性欲が混ざった感情で好きになったと思われたくないです。」
真々美
「そうではなくて、わたしがやさしく見つめるとか。」
冬香
「わたしが優しく微笑むとか。
いろいろな方法がありますよ。」
オルア こころの声
『真々美の【癒しの目(視線)】と、冬香の【包む笑顔】のことね。
わたしは、【指折りの美女】が使う技はできないからなあ。
光系の美女が使う【癒しの目(視線)】と【瞳の奥】、
風系の美女が使う【包む笑顔】と【愛の芳香】の4つ。
これらのうち、1つでも使えるようになりたいな。
わたしも攻撃魅了ならできるけれど、技の方が深く魅了できるからお得よね。
でも、【瞳の奥】と【愛の芳香】は、【封じの言葉】を使うタイミングを間違うと大変なことになるから、一長一短ね。』
アリム
「それ、良さそうですね。
デートの時に使ってもらえたら、うれしいです。」
真々美
「気に掛けておくよ。」
冬香
「そうね、チャンスがあれば使わせてもらうわ。」
オルア
「わたしは、ふたりには及ばないけれど、アリムさんを優しく見つめて、やさしく微笑むようにするわ。」
アリム
「デートが楽しみです。
赤と緑の違いが分かったり、騒音の中でも会話が聞き取れたら、素敵ですね。」
アリムさんは、かなり期待しているようだ。
◇
冬香
「書き換えた遺伝子が身体じゅうにコピーされて反映されるまでは、3日くらいかかるので、それを待つ間に書類作成を進めたいのだけれど・・・
真々美、どう思う?」
真々美
「うーん、交配届け前検査を考えると、難しいところだな。」
アリム
「むずかしい検査ですか? それとも、痛い検査ですか?」
真々美
「むずかしくも痛くもない。
ただ、なあ。
わたしたちとのデートを終えたあとの結果、次第だな。」
アリム
「どうなれば良いですか?」
冬香
「デートの後で、わたしたちの仲が発展すれば良いけれど、こればかりは今は予想できないわ。」
アリム
「それでは、こちらの質問というか話題を聞いてくれますか?」
オルア こころの声
『海賊の予想の話かしら。』
真々美
「なんだろう?」
アリム
「いざというときに自分で自分の身を守れるように、【正性知識2000】を読み進めたいのです。
これは、自分で読み進めるしかないですか?
それとも、授業のようなものを受けることは出来ますか?」
オルア こころの声
『10,20,100,200。
次に来る数字は?
を知っているようだから、かなり読めたのかしら。』
冬香
「残念ながら、ひとりで読み進めて理解してもらうしかないわ。
知識をコールできるようになったときは、実践演習の相手はできます。
ただ、ね。」
真々美
「カセイダード王国に到着するまでの1週間程度で読み終わることは不可能だ。
100まで読めたら早すぎるくらいだから、気長に進めてくれ。
根を詰め過ぎると嫌になるから、他の本と交互に読むくらいがちょうど良いだろう。」
アリム
「わかりました。
あせりすぎたようです。
気長に進めます。」
冬香
「それが良いわ。」
オルア こころの声
『海賊の話はしないのね。
うん、その方が無難ね。』
真々美
「アリムさん、ほかにも質問があれば聞いてくれるか?」
アリム
「そうですね。
確認ですが、この後は、オルアさんと過ごせますか?」
真々美
「さびしい思いをさせて悪いが、オルアと少し話をしたい。
アリムさんの自由時間と思ってくれると助かる。
いま、話に出た【正性知識2000】を読み疲れているだろうから、創作活動で気晴らしをしてくれると良いかもしれない。
冬香の方は、なにかあるか?」
冬香
「もし、体調がすぐれない場合は遠慮しないで早めに相談してくださいね。
わたしは、2つとなりの医務室か真々美の司令室であるここにいることが多いから覚えておいてね。」
真々美
「オルアは?」
オルア
「晩御飯には戻れそうかな?」
真々美
「19:00にアリムさんの部屋に戻れるようにしよう。」
オルア
「わかったわ、真々美。
それじゃあ、アリムさん、部屋に入るところまで見送るわ。」
アリム
「ありがとう、オルアさん。
真々美さん、冬香さん、それでは、約束の日の前日までに部屋の場所を教えてくださいね。
それでは、失礼します。」
真々美
「アリムさん、来てくれてありがとう。」
冬香
「またね。」
6日目 15:15
◇
オルア
「なんの話かな?」
真々美
「少し、こみいった話かな。」
冬香
「少し、長くなるかも?」
オルア
「じゃあ、こっちの質問を先にしてもいいかな?」
真々美
「ああ、聞こうか。」
冬香
「ええ。」
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