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214 お泊り保育①
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それから一週間後。
本日は焼肉屋のオープンでカイルは其方に行っていますが、今日は初めての試み! お泊り保育の日ですわ!
本日のお泊り保育では、6歳児20名が参加することになりましたの。
件の問題ある親のお子さんも参加だそうで、ホッと一安心したのも束の間。
「リリリリリ……リディア様大変です!!」
「どうしましたの、ミレーヌさん!」
「こここ……この手紙を読んでください!!」
そう言われクシャクシャのチラシの裏に掛かれた手紙とも呼べない紙を手渡され、裏を見てみると、件の親からの手紙でしたの。
今後、子供を引き取りに来るつもりが無い事や、生活が苦しい状況などが書かれてありましたわ。
「まぁ……恐れていた事態になりましたわね。件の男の子はなんと?」
「それが……『ここにいる方が幸せだと僕も思う』と言って、家に帰りたがらない事が多かったそうなんですが……流石にこの手紙を見て驚いた職員が話してしまったらしく」
「それで」
「『僕は箱庭の子になれますか?』と……一度リディア様に会って頂きたく」
「分かりましたわ。その子を園長室へ連れて来て下さい。ミレーヌさんとわたくしは一緒に行きましょう」
「はい!」
こうして、波乱のお泊り保育が始まったのです。
急ぎミレーヌさんの箱庭に入り、三階の園長室で待っていると職員に連れられた男の子が入ってきましたわ。
食事に関しては責任もって食べさせていたからか、健康状態には問題は無さそうです。
「リディア様、この子です」
「初めまして、園長先生のお友達のリディアよ。お名前言える?」
「……ロニエル」
「そう、ロニエルというのね。お話はもう聞いてしまっているようだけれど、箱庭の子になれるかどうかが心配なの?」
「うん」
「他の子供達と仲良くしてくれるなら、箱庭の子になっても構いませんよ」
「本当?」
「ええ、この託児所はその役割も持っているの」
「じゃあ僕は、箱庭の子になれるの? リディア様の箱庭の子たちみたいになれるの?」
「ええ、なれますわ」
「――ありがとうございます! 僕はもうウンザリだったので助かります!」
「ご実家と仲が悪かったのね」
「父は僕の本当の父じゃなかったから……母は死んじゃったから仕方なく育ててくれてただけなんです」
「そう……辛かったわね」
「僕も優しいお爺ちゃんやお婆ちゃんたちと一緒に過ごしたい。今日から箱庭の子になれますか?」
「ええ、でも今日はお泊り保育。今日しか味わえない事も多いから、しっかりお泊り保育を楽しんでから箱庭の子になりましょうね」
「はい!!」
本当の父親ではなかったのなら、あの扱いは頷けますわ。
それに、身寄りのない子を育てていたと言う事でもありますし、一先ずは安心材料かしら。
殴られたり蹴られたりと言う外傷はないにしろ、後で【破損部位修復ポーション】だけは使っておきましょう。
「では、御泊り保育が終わったらミレーヌ先生と一緒にわたくしの箱庭に来てね。あなたの事情を説明して預かってくれる場所があるので、そこには沢山の子供達が暮らしています。小さい赤ちゃんもいるから、優しくしてあげてね?」
「はい!」
「じゃあ、明日待っていますよ」
「―――はい!!」
元気よくそう言うと、ロニエルは手を振りながら職員に連れられ外に出て行きましたわ。
残されたわたくし達は、小さく溜息を吐くと部屋に入ってきた職員にロニエルの普段の様子を聞くことになりましたの。
元々頭が良い子らしく、物静かではあったものの、下の子の面倒も率先してみてくれる優しい子であることも分かりましたわ。
勉強も好きで、特に仕事をしている方々を見学するのが好きらしく、将来は箱庭で仕事がしたいとさえ言っていたのだとか。
性格や行動に問題がある子ではないですし、ホッと一安心ですわね。
「わたくしはロニエルの事を、子供達を総括して預かっているロックに話をしてきます。皆さんは今日のお泊り保育の成功を祈って頑張りましょう!」
「「はい!」」
こうしてわたくしは一足先に自分の箱庭に戻ると、ロック達がダンノージュ侯爵家に行っているのをスッカリ忘れていましたわ。
どうしようかと悩んでいると――。
「リディア姉、どうしたの?」
「マルモさん、良い所に! 実は――」
こうして、絵師のマルモさんに話をすると、マルモさんは「新しい子だね、面倒見るから大丈夫だよ」と言ってくれてホッとしましたわ。
そして、ロック達が帰ってきたら事情を説明して受け入れる体制を整えてくれるそうで、流石ロックを支えて来てくれたマルモさんに感謝しましたわ!
「それに、今日お泊り保育でしょう? うちのチビ達も参加できるって喜んでるよ」
「そうね、人数は多いに越したことは無いから、子供用のテントも寝袋も十分にあるし、何より今日は現役Sランク冒険者からの冒険譚も聞けますものね」
「アタシたちもソレ楽しみにしてて、きっと沢山の人たちが参加すると思うよ」
「そうね、楽しみね!」
「だからそのロニエル君の事はアタシたちに任せて、リディア姉は好きなことしてて良いよ。アタシも休憩がてら子供達の面倒みるし」
「ありがとうマルモさん」
こうしてロニエル君の事は何とかなりそうですしホッとしましたわ。
そして昼食後――早速始まったお泊り保育本番に、6歳の20人は説明が終わると一斉に靴と靴下を脱ぎ捨て、裸足で箱庭の子供達と同じように遊び始めましたわ。
無論、箱庭にいる幼い子供達も同じように遊び始め、近くには今回薬局を休んで担当してくれるドミノさんもいらっしゃるし、何かケガが起きても直ぐに対応できるようにしてますの。
件のロニエル君も笑顔で走り回ってますし、一先ずは安心かしら。
そう思っていると、カイルが帰ってきたようで声を掛けられ、件の話をすると眉を寄せたものの、それでも「まだ放棄された子が一人で良かったと喜ぶべきだな」と少し寂しそうに口にしていましたわ。
最悪、10人程は放棄されるのではないかと話し合っていましたが、今のところロニエルだけで済んでいるのは、子供が愛されていると言う証拠でしょう。
「さて、嘆くのはここまでにして、本日はやらねばならない事がありますわ!」
「ああ、そうか……屋台の爺様たちの孫のスキルチェックか」
「ええ。15時に皆さん集まるようにしてますから、もう少しで集まりますわね」
「スキルチェックをする時は俺も毎回ドキドキするよ。ファビーも見たかっただろうけど、今日から王太子領での日帰り温泉スタートだからな。フォルは何処にいるんだ?」
「決まっているでしょう?」
「納得だ」
こうして、15時になるまでカイルと休憩所で会話をしながら過ごし、厨房からはお菓子を作る香りや屋台組のお爺様お婆様たちが集まって、今か今かと孫が来るのを待ちつつ、夜の屋台用の準備をしていますわ。
それから15分後――お爺様たちのお孫さんたちが集まってやってこれましたの。
小さいお子さんから成人直前のお子さんまで18人が集まると、元気よく挨拶する子もいれば、オドオドとしている子や無表情の子と個性的ですわね。
「ようこそいらっしゃいました。今から貴方がたのスキルチェックを行いますわ。将来手に職を持つ事で随分と生活も変わりますし、王太子領では専業エリアも出来ますから、そこで働くときにも便利です。では、年上の方々からスキルチェックをしていきましょう」
「僕も見たいです」
「あら、ロニエル」
「寧ろ、僕もしたいです。今日から僕も箱庭の子になります。駄目ですか?」
「良いわよ、順番に並んでやりましょうね」
「はい!」
気が付けばロニエルがやってきていて、他の子供達も興味津々で集まってきてますわ。
さて、皆さんどの様なスキルをお持ちでしょう。
楽しみですわね!
本日は焼肉屋のオープンでカイルは其方に行っていますが、今日は初めての試み! お泊り保育の日ですわ!
本日のお泊り保育では、6歳児20名が参加することになりましたの。
件の問題ある親のお子さんも参加だそうで、ホッと一安心したのも束の間。
「リリリリリ……リディア様大変です!!」
「どうしましたの、ミレーヌさん!」
「こここ……この手紙を読んでください!!」
そう言われクシャクシャのチラシの裏に掛かれた手紙とも呼べない紙を手渡され、裏を見てみると、件の親からの手紙でしたの。
今後、子供を引き取りに来るつもりが無い事や、生活が苦しい状況などが書かれてありましたわ。
「まぁ……恐れていた事態になりましたわね。件の男の子はなんと?」
「それが……『ここにいる方が幸せだと僕も思う』と言って、家に帰りたがらない事が多かったそうなんですが……流石にこの手紙を見て驚いた職員が話してしまったらしく」
「それで」
「『僕は箱庭の子になれますか?』と……一度リディア様に会って頂きたく」
「分かりましたわ。その子を園長室へ連れて来て下さい。ミレーヌさんとわたくしは一緒に行きましょう」
「はい!」
こうして、波乱のお泊り保育が始まったのです。
急ぎミレーヌさんの箱庭に入り、三階の園長室で待っていると職員に連れられた男の子が入ってきましたわ。
食事に関しては責任もって食べさせていたからか、健康状態には問題は無さそうです。
「リディア様、この子です」
「初めまして、園長先生のお友達のリディアよ。お名前言える?」
「……ロニエル」
「そう、ロニエルというのね。お話はもう聞いてしまっているようだけれど、箱庭の子になれるかどうかが心配なの?」
「うん」
「他の子供達と仲良くしてくれるなら、箱庭の子になっても構いませんよ」
「本当?」
「ええ、この託児所はその役割も持っているの」
「じゃあ僕は、箱庭の子になれるの? リディア様の箱庭の子たちみたいになれるの?」
「ええ、なれますわ」
「――ありがとうございます! 僕はもうウンザリだったので助かります!」
「ご実家と仲が悪かったのね」
「父は僕の本当の父じゃなかったから……母は死んじゃったから仕方なく育ててくれてただけなんです」
「そう……辛かったわね」
「僕も優しいお爺ちゃんやお婆ちゃんたちと一緒に過ごしたい。今日から箱庭の子になれますか?」
「ええ、でも今日はお泊り保育。今日しか味わえない事も多いから、しっかりお泊り保育を楽しんでから箱庭の子になりましょうね」
「はい!!」
本当の父親ではなかったのなら、あの扱いは頷けますわ。
それに、身寄りのない子を育てていたと言う事でもありますし、一先ずは安心材料かしら。
殴られたり蹴られたりと言う外傷はないにしろ、後で【破損部位修復ポーション】だけは使っておきましょう。
「では、御泊り保育が終わったらミレーヌ先生と一緒にわたくしの箱庭に来てね。あなたの事情を説明して預かってくれる場所があるので、そこには沢山の子供達が暮らしています。小さい赤ちゃんもいるから、優しくしてあげてね?」
「はい!」
「じゃあ、明日待っていますよ」
「―――はい!!」
元気よくそう言うと、ロニエルは手を振りながら職員に連れられ外に出て行きましたわ。
残されたわたくし達は、小さく溜息を吐くと部屋に入ってきた職員にロニエルの普段の様子を聞くことになりましたの。
元々頭が良い子らしく、物静かではあったものの、下の子の面倒も率先してみてくれる優しい子であることも分かりましたわ。
勉強も好きで、特に仕事をしている方々を見学するのが好きらしく、将来は箱庭で仕事がしたいとさえ言っていたのだとか。
性格や行動に問題がある子ではないですし、ホッと一安心ですわね。
「わたくしはロニエルの事を、子供達を総括して預かっているロックに話をしてきます。皆さんは今日のお泊り保育の成功を祈って頑張りましょう!」
「「はい!」」
こうしてわたくしは一足先に自分の箱庭に戻ると、ロック達がダンノージュ侯爵家に行っているのをスッカリ忘れていましたわ。
どうしようかと悩んでいると――。
「リディア姉、どうしたの?」
「マルモさん、良い所に! 実は――」
こうして、絵師のマルモさんに話をすると、マルモさんは「新しい子だね、面倒見るから大丈夫だよ」と言ってくれてホッとしましたわ。
そして、ロック達が帰ってきたら事情を説明して受け入れる体制を整えてくれるそうで、流石ロックを支えて来てくれたマルモさんに感謝しましたわ!
「それに、今日お泊り保育でしょう? うちのチビ達も参加できるって喜んでるよ」
「そうね、人数は多いに越したことは無いから、子供用のテントも寝袋も十分にあるし、何より今日は現役Sランク冒険者からの冒険譚も聞けますものね」
「アタシたちもソレ楽しみにしてて、きっと沢山の人たちが参加すると思うよ」
「そうね、楽しみね!」
「だからそのロニエル君の事はアタシたちに任せて、リディア姉は好きなことしてて良いよ。アタシも休憩がてら子供達の面倒みるし」
「ありがとうマルモさん」
こうしてロニエル君の事は何とかなりそうですしホッとしましたわ。
そして昼食後――早速始まったお泊り保育本番に、6歳の20人は説明が終わると一斉に靴と靴下を脱ぎ捨て、裸足で箱庭の子供達と同じように遊び始めましたわ。
無論、箱庭にいる幼い子供達も同じように遊び始め、近くには今回薬局を休んで担当してくれるドミノさんもいらっしゃるし、何かケガが起きても直ぐに対応できるようにしてますの。
件のロニエル君も笑顔で走り回ってますし、一先ずは安心かしら。
そう思っていると、カイルが帰ってきたようで声を掛けられ、件の話をすると眉を寄せたものの、それでも「まだ放棄された子が一人で良かったと喜ぶべきだな」と少し寂しそうに口にしていましたわ。
最悪、10人程は放棄されるのではないかと話し合っていましたが、今のところロニエルだけで済んでいるのは、子供が愛されていると言う証拠でしょう。
「さて、嘆くのはここまでにして、本日はやらねばならない事がありますわ!」
「ああ、そうか……屋台の爺様たちの孫のスキルチェックか」
「ええ。15時に皆さん集まるようにしてますから、もう少しで集まりますわね」
「スキルチェックをする時は俺も毎回ドキドキするよ。ファビーも見たかっただろうけど、今日から王太子領での日帰り温泉スタートだからな。フォルは何処にいるんだ?」
「決まっているでしょう?」
「納得だ」
こうして、15時になるまでカイルと休憩所で会話をしながら過ごし、厨房からはお菓子を作る香りや屋台組のお爺様お婆様たちが集まって、今か今かと孫が来るのを待ちつつ、夜の屋台用の準備をしていますわ。
それから15分後――お爺様たちのお孫さんたちが集まってやってこれましたの。
小さいお子さんから成人直前のお子さんまで18人が集まると、元気よく挨拶する子もいれば、オドオドとしている子や無表情の子と個性的ですわね。
「ようこそいらっしゃいました。今から貴方がたのスキルチェックを行いますわ。将来手に職を持つ事で随分と生活も変わりますし、王太子領では専業エリアも出来ますから、そこで働くときにも便利です。では、年上の方々からスキルチェックをしていきましょう」
「僕も見たいです」
「あら、ロニエル」
「寧ろ、僕もしたいです。今日から僕も箱庭の子になります。駄目ですか?」
「良いわよ、順番に並んでやりましょうね」
「はい!」
気が付けばロニエルがやってきていて、他の子供達も興味津々で集まってきてますわ。
さて、皆さんどの様なスキルをお持ちでしょう。
楽しみですわね!
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