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5日目は露出の時間(玩具/露出/犬プレイ/♡喘ぎ)
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少しずつ、少しずつ。
心がホムラに犯されていく。
嫌なのに、拒めない。
嫌なはずなのに、抵抗できない。
嫌だと言いたいのに、言葉が出ない。
──少しずつ、少しずつ。
俺の身体が、つくりかえられていく。
*****
「散歩をしましょうか」
ずっと俺を拘束していた縄を解きながら、ホムラは唐突にそんな提案を口にした。
このままずっと閉じ込められるんだろうと思っていたから、思わず吃驚してホムラの顔をまじまじと見つめてしまう。
「ショウも、たまには外の空気を吸いたいでしょう? もちろん、勝手に行動することは出来ませんけどね」
「…………行く」
外に出れば、この狂った状況から逃げられる、と。
普通ならそう思っていたんだろうけど。
この時の俺は、『散歩という名のデートを楽しめる』ということに少なからず浮かれていた。
きっと、多分。
もう俺も、狂ってる。
「さあ、ショウ。外は肌寒いですからこれを羽織って」
「……ん」
そう言って渡されたのは、白いコートだった。促されるがままに羽織ったものの、丈がかなり短い。辛うじてちんこが隠れる程度で、少し狼狽してしまう。
それに、よくよく考えなくても全裸にコート一枚のこの格好は、こっちの世間でも変態と呼ばれるものなんじゃないだろうか。
まさか、という思いと、ほんの少しの期待が目の前をちらつく。
下着や普通の服を要求するべきなのに、上手く舌が動いてくれない。
「夜中だからそんなに人もいないでしょうし、ショウには新しい快楽を味わってほしいんですよ」
「……っ!」
「ほら、後ろを向いてお尻突き出してください。 服はこれだけだですけど、玩具(アクセサリー)で可愛く飾ってあげますからね」
カラフルなローターをちらつかせながら唇で弧を描くホムラの言葉に、ぞくりと背筋が粟立つ。
それが恐怖からでも嫌悪からくるものでもない、ただの期待だということに、……もう、気が付かないフリをすることは出来なかった。
*****
「っあ……、ん……んんっ……♡」
前立腺に当たるか当たらないかの所で蠢く複数のローターが、俺の欲を掻き立てる。
覚束ない足取りでホムラの腕に縋りながら、誰もいない夜道を歩く。
コックリングを嵌められていないちんこからはぽたぽたと先走りが零れて、いやらしい跡を残してしまう。
「あ、あぁ……、ホム、ラぁ、っ♡ これ、もどか、し……っ♡」
必死に声を堪えてホムラに助けを求めるけど、涼しい顔で無視されてしまう。
……ここで立ち止まってむず痒い快楽に浸っても、いいことなんてひとつもない。震える足を叱咤して、一歩一歩進んでいく。
「っん、あ、……う♡」
「……触ってもいないのにコートの前をそんなに濡らして……、相当気持ちいいみたいですね」
「だっ、て……、ローター、が、んくっ♡」
「玩具の所為にするんですか? ショウがはしたなく漏らしているのは、ショウ自身のせいでしょう?」
頭では理不尽すぎると思っても、否定することが出来ない。もし玩具を挿れられていなくても、裸同然の格好で外を歩くことという変態行為そのもので、勃起していただろうから。
「……ああ、着きましたよ」
奇跡的に誰ともすれ違うことなく辿り着いたそこは、芝生が生い茂った空き地のような所だった。大通りに面してはいないけど、周囲にはぽつぽつと家が建っている。……もし、大声をあげたりしたら聞こえてしまう、と思う。
緊張と羞恥と快楽に苛まれる俺に構わず、ホムラは持っていたバッグから見覚えのある首輪を取り出した。
俺がトイレに行く時につけられている、赤い首輪だ。首に負担がかからないような素材で出来ているから、つけられてもそんなに痛くない。だけど、どうしてそれをこんな所で……?
「ホムラ……?」
「しゃがんで、ショウ」
「それ、使って……、どうすんだ……?」
「これから嫌でも分かりますよ。言葉で言うより体験する方が早いでしょう?」
だからしゃがめ、と有無を言わさない瞳を向けられて、俺は後ろのローターの刺激に耐えながらゆっくりとそれに従った。
膝を曲げた俺に、かちゃ、と音を立てて嵌められた首輪。リードが繋がれると、まるで支配されているような気持ちになってくる。
これで終わりかと思っていたら頭に何かを付けられて、前触れもなくローターを引き抜かれた。
「ひぐっ!!?」
「ああ、刺激が強すぎましたか?」
「っふ、は……、はぁ……♡」
身体から力が抜けて、地面にへたり込んでしまう。
……最悪だ。ちょっと、イってしまった。
そう、甘イキして無防備になってしまったのが駄目だった。
俺の身体が弛緩している隙をついて、ホムラが当たり前のようにコートを剥ぎ取りやがったのだ。
「なっ……!? ばかっ、返せ!」
「しー……。ダメですよ、ショウ。大声をだすと誰かが気づいて、変態なショウの裸体を見られてしまいますよ?」
「……っ!!」
……信じられない。
いくら夜中だからって、外で全裸にさせるだなんて。
……それ以上に、こんな状況なのに、ちんこが萎えるどころか熱が溜まっていくなんて。本当に、しんじたくない。
「ふふ、良い子。それじゃあ最後にこれを付けましょうね」
またもやバッグの中から取り出されたそれは、ふさふさとした尻尾……がついた、アナルパールだった。こんなものまで魔法で作ってたのか、こいつ……。
もしかしてと思って頭に手をやると、ふさりとした感触が伝わってきた。
なんとなく……寧ろ確実に、ホムラがやりたいことが分かってしまった。
「ショウには今から、主人に従順な犬になってもらいますから。たっぷり優しく躾けてあげますね」
「やっぱ、りぃ……、っん、んん……っく、うっ!!」
さっきまでローターで解されてたそこに、玩具をねじ込まれて思わず叫びかけて……慌てて口を覆う。こんな姿、絶対誰にも見られたくない。……我慢、しないと。
「ちゃんと我慢出来てショウは偉いですね。良い子にしていてくれたらすぐに終わりますよ」
「……ぅ、ホム……ラ……」
「……おや、おかしいですね。犬は人間の言葉を喋らないはずなんですけど」
俺の頭を撫でてくるホムラの目が、怖い。薄暗い中で光る翡翠の視線に、身体が震える。
こんなことされて、ふざけるなと怒鳴るべきなのに。からからになった喉は、勝手に音を発していた。
「……わ、わん」
「うん、上出来。じゃあショウ、お手」
「…………」
無言でぽすりと手を置くと、ホムラは満足そうに笑って、お座りやら伏せやら色々と命令をしてきた。なんだか自分が本当に犬になってしまったような錯覚に陥って、慌ててその考えを振り切る。思考まで完全にそうなったら……もう戻れなくなる、気がする。
「ショウは芸達者ですね。では、可愛くちんちんした後に服従のポーズが出来たら部屋に戻りましょうか」
「……え」
「良い子なショウなら、出来ますよね?」
ああ、だめだ。
そんなの嫌なのに、ホムラに見つめられるとまるで甘い洗脳にかかってしまったように……逆らうことが出来ない。
……それさえやれば、終わるなら。
「………………わ、……ん、わんっ……!」
ちんちんをして、仰向けになって、まるで見せつけるように局部を晒け出す自分が、浅ましくて仕方がない。
恥ずかしくて堪らないのに、俺のちんこは心境とは裏腹にだらだらとカウパーを零し続けた。ほんとうに、俺は、いやらしくてへんたいでいんらんで。
ホムラが言ってたとおりになったんだな、って。
──帰り道、犬の『散歩』のように四つん這いで歩かされ、途中でマーキングまでさせられた俺の理性は、とろとろと溶けきってしまった。
(人としてのプライドを奪いましょう)
心がホムラに犯されていく。
嫌なのに、拒めない。
嫌なはずなのに、抵抗できない。
嫌だと言いたいのに、言葉が出ない。
──少しずつ、少しずつ。
俺の身体が、つくりかえられていく。
*****
「散歩をしましょうか」
ずっと俺を拘束していた縄を解きながら、ホムラは唐突にそんな提案を口にした。
このままずっと閉じ込められるんだろうと思っていたから、思わず吃驚してホムラの顔をまじまじと見つめてしまう。
「ショウも、たまには外の空気を吸いたいでしょう? もちろん、勝手に行動することは出来ませんけどね」
「…………行く」
外に出れば、この狂った状況から逃げられる、と。
普通ならそう思っていたんだろうけど。
この時の俺は、『散歩という名のデートを楽しめる』ということに少なからず浮かれていた。
きっと、多分。
もう俺も、狂ってる。
「さあ、ショウ。外は肌寒いですからこれを羽織って」
「……ん」
そう言って渡されたのは、白いコートだった。促されるがままに羽織ったものの、丈がかなり短い。辛うじてちんこが隠れる程度で、少し狼狽してしまう。
それに、よくよく考えなくても全裸にコート一枚のこの格好は、こっちの世間でも変態と呼ばれるものなんじゃないだろうか。
まさか、という思いと、ほんの少しの期待が目の前をちらつく。
下着や普通の服を要求するべきなのに、上手く舌が動いてくれない。
「夜中だからそんなに人もいないでしょうし、ショウには新しい快楽を味わってほしいんですよ」
「……っ!」
「ほら、後ろを向いてお尻突き出してください。 服はこれだけだですけど、玩具(アクセサリー)で可愛く飾ってあげますからね」
カラフルなローターをちらつかせながら唇で弧を描くホムラの言葉に、ぞくりと背筋が粟立つ。
それが恐怖からでも嫌悪からくるものでもない、ただの期待だということに、……もう、気が付かないフリをすることは出来なかった。
*****
「っあ……、ん……んんっ……♡」
前立腺に当たるか当たらないかの所で蠢く複数のローターが、俺の欲を掻き立てる。
覚束ない足取りでホムラの腕に縋りながら、誰もいない夜道を歩く。
コックリングを嵌められていないちんこからはぽたぽたと先走りが零れて、いやらしい跡を残してしまう。
「あ、あぁ……、ホム、ラぁ、っ♡ これ、もどか、し……っ♡」
必死に声を堪えてホムラに助けを求めるけど、涼しい顔で無視されてしまう。
……ここで立ち止まってむず痒い快楽に浸っても、いいことなんてひとつもない。震える足を叱咤して、一歩一歩進んでいく。
「っん、あ、……う♡」
「……触ってもいないのにコートの前をそんなに濡らして……、相当気持ちいいみたいですね」
「だっ、て……、ローター、が、んくっ♡」
「玩具の所為にするんですか? ショウがはしたなく漏らしているのは、ショウ自身のせいでしょう?」
頭では理不尽すぎると思っても、否定することが出来ない。もし玩具を挿れられていなくても、裸同然の格好で外を歩くことという変態行為そのもので、勃起していただろうから。
「……ああ、着きましたよ」
奇跡的に誰ともすれ違うことなく辿り着いたそこは、芝生が生い茂った空き地のような所だった。大通りに面してはいないけど、周囲にはぽつぽつと家が建っている。……もし、大声をあげたりしたら聞こえてしまう、と思う。
緊張と羞恥と快楽に苛まれる俺に構わず、ホムラは持っていたバッグから見覚えのある首輪を取り出した。
俺がトイレに行く時につけられている、赤い首輪だ。首に負担がかからないような素材で出来ているから、つけられてもそんなに痛くない。だけど、どうしてそれをこんな所で……?
「ホムラ……?」
「しゃがんで、ショウ」
「それ、使って……、どうすんだ……?」
「これから嫌でも分かりますよ。言葉で言うより体験する方が早いでしょう?」
だからしゃがめ、と有無を言わさない瞳を向けられて、俺は後ろのローターの刺激に耐えながらゆっくりとそれに従った。
膝を曲げた俺に、かちゃ、と音を立てて嵌められた首輪。リードが繋がれると、まるで支配されているような気持ちになってくる。
これで終わりかと思っていたら頭に何かを付けられて、前触れもなくローターを引き抜かれた。
「ひぐっ!!?」
「ああ、刺激が強すぎましたか?」
「っふ、は……、はぁ……♡」
身体から力が抜けて、地面にへたり込んでしまう。
……最悪だ。ちょっと、イってしまった。
そう、甘イキして無防備になってしまったのが駄目だった。
俺の身体が弛緩している隙をついて、ホムラが当たり前のようにコートを剥ぎ取りやがったのだ。
「なっ……!? ばかっ、返せ!」
「しー……。ダメですよ、ショウ。大声をだすと誰かが気づいて、変態なショウの裸体を見られてしまいますよ?」
「……っ!!」
……信じられない。
いくら夜中だからって、外で全裸にさせるだなんて。
……それ以上に、こんな状況なのに、ちんこが萎えるどころか熱が溜まっていくなんて。本当に、しんじたくない。
「ふふ、良い子。それじゃあ最後にこれを付けましょうね」
またもやバッグの中から取り出されたそれは、ふさふさとした尻尾……がついた、アナルパールだった。こんなものまで魔法で作ってたのか、こいつ……。
もしかしてと思って頭に手をやると、ふさりとした感触が伝わってきた。
なんとなく……寧ろ確実に、ホムラがやりたいことが分かってしまった。
「ショウには今から、主人に従順な犬になってもらいますから。たっぷり優しく躾けてあげますね」
「やっぱ、りぃ……、っん、んん……っく、うっ!!」
さっきまでローターで解されてたそこに、玩具をねじ込まれて思わず叫びかけて……慌てて口を覆う。こんな姿、絶対誰にも見られたくない。……我慢、しないと。
「ちゃんと我慢出来てショウは偉いですね。良い子にしていてくれたらすぐに終わりますよ」
「……ぅ、ホム……ラ……」
「……おや、おかしいですね。犬は人間の言葉を喋らないはずなんですけど」
俺の頭を撫でてくるホムラの目が、怖い。薄暗い中で光る翡翠の視線に、身体が震える。
こんなことされて、ふざけるなと怒鳴るべきなのに。からからになった喉は、勝手に音を発していた。
「……わ、わん」
「うん、上出来。じゃあショウ、お手」
「…………」
無言でぽすりと手を置くと、ホムラは満足そうに笑って、お座りやら伏せやら色々と命令をしてきた。なんだか自分が本当に犬になってしまったような錯覚に陥って、慌ててその考えを振り切る。思考まで完全にそうなったら……もう戻れなくなる、気がする。
「ショウは芸達者ですね。では、可愛くちんちんした後に服従のポーズが出来たら部屋に戻りましょうか」
「……え」
「良い子なショウなら、出来ますよね?」
ああ、だめだ。
そんなの嫌なのに、ホムラに見つめられるとまるで甘い洗脳にかかってしまったように……逆らうことが出来ない。
……それさえやれば、終わるなら。
「………………わ、……ん、わんっ……!」
ちんちんをして、仰向けになって、まるで見せつけるように局部を晒け出す自分が、浅ましくて仕方がない。
恥ずかしくて堪らないのに、俺のちんこは心境とは裏腹にだらだらとカウパーを零し続けた。ほんとうに、俺は、いやらしくてへんたいでいんらんで。
ホムラが言ってたとおりになったんだな、って。
──帰り道、犬の『散歩』のように四つん這いで歩かされ、途中でマーキングまでさせられた俺の理性は、とろとろと溶けきってしまった。
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