異世界極楽マッサージ

桜羽根ねね

文字の大きさ
4 / 18
巨人と人間のマッサージ店

3.たっぷり種付けコース

しおりを挟む
「は……、っひぎっっ♡♡♡」

 あまりにも、大きすぎる衝撃。
 何が起きたのか分からない。目の前がちかちかして、動くことすら出来ずに瞬きを繰り返す。

 どうにか視線を下に向けると、ヴィクターの下半身が俺にぴったりとくっついていた。下生えが当たってむず痒いし、たぷりとした玉が当たっている感覚もする。

 それより、なにより……、ヴィクターのちんこが、俺のナカに挿入っていた。巨人族らしい規格外のちんこが、みっちりと。

「あ~~~~~、やべぇな、すぐイっちまいそうだ」
「ん゛ぉっ♡ふ♡ひゃ、……っっ♡♡」
「おっと、マッサージは続けてやんねぇとな。ソーマ、分かるか?オレのがここまで挿入ってんの」

 手首を掴まれて、うっすら膨らんだ腹に誘導される。……すごい、こんな、奥まで。
 痛みは全くなくて、ただただ気持ちよくておかしくなりそうだ。動きたくても花蜜の効果で弛緩した身体はくったりしたままだ。
 お尻の奥をおちんぽでマッサージされるなんて、初めてのことで……少し怖い。

 そんな不安を感じ取ったのか、ヴィクターが軽くキスをしてくれた。あやすようなそれは、蜜飴を口移しで食べさせてくれる時と違って、ささやかなものだ。
 けれど、たったそれだけの触れ合いで、俺の身体は嬉しくなってしまう。

「んあっ♡ヴィクター……♡♡」

 チョロッ……、ジョロロロロロッ♡

「あ……っ!う、嘘……、ひっ♡」
「キスされて嬉ションか?可愛いなぁ、ソーマは」
「ふ、んうぅっ♡♡あ゛ぇっ♡ゆ、ゆらさないれっっ♡♡まっ、さぁじっ♡今は、らめぇっっ♡♡」

 ジョボジョボとおしっこを漏らす俺に構わず、ヴィクターがゆっくりとマッサージを始めてしまった。あまりの気持ちよさに腰とちんこがびくびく跳ねて、おしっこが飛び散ってしまう。
 恥ずかしい、この歳で、マッサージ中におもらしだなんて。

「あ゛ぁっ♡き、きたない、から゛ぁっ♡♡とま、って、ぇ♡♡♡」
「はっ、汚くねぇよ。気持ちよくおしっこできて偉いな、ソーマ」
「ん゛ぅっ♡は、ぁっ♡え、えら、……っ?」
「別におかしくねぇから、安心しろ。お前はただ、オレに身体を委ねてればいいんだ。……結腸マッサージ、気持ちいいだろ?」
「ひう゛っっ♡♡あ、あ゛……っ、奥……、ちゅう、して、りゅう……っ♡♡」

 お尻の奥の奥、はいっちゃいけないところに、ヴィクターのちんこがごつごつ当たっている。太い先端がちゅぱっと当たる度に、全身がビリビリと痺れた。

「しゅご、い……♡おしりに、電気マッサージ……されてる……ぅ♡」
「電気?……あぁ、ビリっと感じてんのか。気に入ったんなら、もっとシてやるよ」

 ようやく放尿が終わった俺の腰を掴んで、ヴィクターがパンッ♡パンッ♡と緩やかなピストンを始めた。オイルを絡めた指でずっとほぐされていた俺のお尻は、難なくその巨根を迎え入れる。

 前立腺をごりごり擦られて、結腸をごちゅごちゅマッサージされると、頭の中がふわふわおかしくなってしまう。俺のちんこはいつの間にか勃起してしまっていて、だらだらと精液を零していた。
 これもきっと、いつも飲んでいるドリンク……、ヴィクターのちんこから直接飲み下している精液のせいだろう。そうじゃないと、まるで俺がお尻のマッサージだけで射精した淫乱みたいじゃないか。

「み゛っ、見るな、ぁ♡」
「恥ずかしがんなくていいんだぜ?結腸突かれて精液おもらしすんのは、普通のことだから、なっ」
「んお゛っ♡♡♡」

 ぐぷんっ♡

 ……ただでさえ、疼いて堪らなかったそこに、ヴィクターの先端が押し入ってくる。何も考えられないくらい気持ちよくて、精液かおしっこか潮か分からない液体をプシャプシャと噴いてしまった。

 ドチュッ♡パンパンッ♡ヌリュッ♡

 水音がどんどん激しくなっていく内に、手足が動かせるようになった。ヴィクターをもっと感じたくて、思わず彼の身体にぎゅっと絡めてしまう。
 そんな俺の心情を慮ってくれたんだろう、ぐいっと腰を浮かせられると、そのまま上からドチュドチュとマッサージをしてくれるようになった。

「あ゛あ゛あああぁっっ♡♡き、もちっ、きも゛ちいぃ゛、~~っっ♡♡♡」
「っ、……は、種付けマッサージ、まんこでたっぷり味わえよ……っ!」
「ひぎゅっ♡♡おまんこっ♡♡♡ごつごつされて、っ、もどらなく、なっ……ちゃ、あ゛あぁっ♡♡」

 体格差があるから押し潰されてもおかしくないのに、ヴィクターは決して俺に体重をかけてこない。だから俺は、ジュプッ♡パンッ♡と打ち付けられるちんこに集中出来る。
 だから、ただでさえ大きいのに、俺のナカで更に一際ぐぐっと大きくなったのも、すぐに感じ取れた。

「っく……!出すぞ……っ!」
「んぎっ♡あ、あぁ……っ、キて、いっぱいっ♡ヴィクターの、子種……♡ちょうだ、い゛いぃっっ♡♡♡」

 ビュルルルルルルルッ♡♡♡ドプッ♡ビュウウウゥッ♡ゴプッ、ゴピュッ♡ビューーッ♡♡

「あ゛…………、っ……♡♡♡」

 凄い。

 めちゃくちゃな勢いで、種付けマッサージされている。どぷどぷ注がれるそれに、うっとりしてしまう。
 ずっと感じていたくて、ヴィクターの背中に絡めた足にぎゅっと力を込めた。奥の奥までたっぷり満たされていくのが、すごく気持ちいい。

「ひ、あ、あぁ……っ♡」
「っ、はぁ、ん、ソーマさん……、おちんぽマッサージ気持ち良かったですか」
「ん゛っ♡おちんぽ、よかった、……ぁ♡ヴィクターのまっさぁ、じ、好き……♡」
「ふふ、嬉しいです」
「ヴィクターの、こと、も、だいすき……♡」
「は?」
「え……?あっ、ちがっ……!」

 うっとりと蕩けていた所為で、伝えるつもりはなかったことまで口走ってしまった。ぽかんと呆けているヴィクターを見るのは初めてだ。

 ……駄目だ、彼はただ俺にマッサージをしてくれているだけなのに。俺がこんな想いを向けるのは、迷惑にしかならない。

 ああでも、いっそのこと……。──きっぱりフってもらうのも、いいかもしれないな。

「……ちが、わない。俺は、お前のことが好きなんだ、ヴィクター。ただ……、押し付けたいわけじゃ、ないから、……んむっ!?」

 背中を丸めたヴィクターに、唇を塞がれた。
 蜜飴どころか、俺の舌を飴のように舐められて、ぞくぞくしてしまう。……これは、咥内マッサージだろうか。口の中が全部食べられてしまいそうだ。

 ぴちゃぴちゃと響く水音と共に溜まっていく唾液をこくりと飲み込むと、喉がぽうっと温かくなる。
 美味しい、気持ちいい、……もっと、欲しい。

「ん♡っふ、ぅ、ちゅ♡む、ひあ、んっ♡ふぁ、ん、んん~~♡♡」

 上顎から歯裏までぐるりとなぞってくる舌を追って、自分からも絡ませていく。……ああ、ただのマッサージのはずなのに、まるで恋人同士みたいだ。

 いつの間にか硬さを取り戻したヴィクターの極太ちんこが、バチュバチュとおまんこをかき混ぜてくる。お腹の中が、ヴィクターでいっぱいで……、しあわせだ。

「ふ、~~っ、ソーマさん、ソーマ……っ!オレも、お前が好きだっ……!」
「へ、あ……、あ゛あああぁっ♡♡」

 最奥を穿たれると同時に、ゴプゴプと精液が注がれた。心も身体も気持ち良くなって、脚がピンッと伸びてしまう。

 抜かないまま二回目のおちんぽマッサージをしてくれたヴィクターは、その大きなちんこをジュプン♡と抜いていく。
 その後を追うように、俺のおまんこから噴水のように精液が溢れてしまった。

 ブビュルルルッ♡ブプッ♡ビュビュウッ♡ビチャッ♡

 なんとも下品な音を立てて噴射される白濁が、俺とヴィクターの身体を汚していく。折角こんなにたくさん種付けしてもらったのに……、勿体ない。
 腰を下ろされてもビュウビュウと零れるのが止まらないから、自分の指で塞ぐことにした。おまんこをほぐしてもらったおかげで、痛みもなくすんなり三本入ってしまう。

「あ゛ひ……っ♡」
「は……、なに、してんだ。お前は……」
「だって、折角ヴィクターが……っ、おちん、ぽ……、してくれたのに、零したくない……っ♡」

 咄嗟に正直に答えてしまったけど、……どうしよう、がめついって呆れられたかも。現に、ヴィクターは頭に手を当てて溜息を吐いている。顔も真っ赤で……、呆れるというより怒っているのかもしれない。

 ……あれ、でも、さっき、聞き間違いじゃなかったら。俺のこと、好きだって……言ってくれた、よな?

「はあぁ……。悪かった、ソーマ。後始末はオレがやるから、眠ってろ」
「え」

 薄い青色の光が、俺を包む。これはそう、魔法だ。そう認識出来たのを最後に、俺の意識はあっさりストンと落ちてしまった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!

ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。 牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。 牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。 そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。 ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー 母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。 そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー 「え?僕のお乳が飲みたいの?」 「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」 「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」 そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー 昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!! 「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」 * 総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。 いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><) 誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。

獣人将軍のヒモ

kouta
BL
巻き込まれて異世界移転した高校生が異世界でお金持ちの獣人に飼われて幸せになるお話 ※ムーンライトノベルにも投稿しています

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました

あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」 完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け 可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…? 攻め:ヴィクター・ローレンツ 受け:リアム・グレイソン 弟:リチャード・グレイソン  pixivにも投稿しています。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。

批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

お兄ちゃんができた!!

くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。 お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。 「悠くんはえらい子だね。」 「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」 「ふふ、かわいいね。」 律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡ 「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」 ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。

アプリで都合のいい男になろうとした結果、彼氏がバグりました

あと
BL
「目指せ!都合のいい男!」 穏やか完璧モテ男(理性で執着を押さえつけてる)×親しみやすい人たらし可愛い系イケメン 攻めの両親からの別れろと圧力をかけられた受け。関係は秘密なので、友達に相談もできない。悩んでいる中、どうしても別れたくないため、愛人として、「都合のいい男」になることを決意。人生相談アプリを手に入れ、努力することにする。しかし、攻めに約束を破ったと言われ……?   攻め:深海霧矢 受け:清水奏 前にアンケート取ったら、すれ違い・勘違いものが1位だったのでそれ系です。 ハピエンです。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。 自己判断で消しますので、悪しからず。

【完結】愛されたかった僕の人生

Kanade
BL
✯オメガバース 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。 今日も《夫》は帰らない。 《夫》には僕以外の『番』がいる。 ねぇ、どうしてなの? 一目惚れだって言ったじゃない。 愛してるって言ってくれたじゃないか。 ねぇ、僕はもう要らないの…? 独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。

処理中です...