53 / 75
第三部:異界館編
5:異界色プレリュード⑤
しおりを挟む「ふ、ぁ。皆さんの、赤い糸、ん゛っ、見えました♡」
「へーぇ……?まあ嘘でもそういうことは言えるよねぇ?それですいちゃんは誰と繋がってる感じ?」
「牡丹。いい加減殴るぞてめぇ」
イった余韻でふわふわするけど、糸を目で追うことは出来る。だけど、水仙さんの糸はやけに絡まっていて先を追うのが難しそうだった。
「え、っと、絡まってて、上手く見えないんです、けど……っ、向こう側の方に、繋がってます」
「はっ、戯言だな。もう充分付き合っただろ、離せ」
「わっ!もー、痛いんだけど~?」
乱暴に牡丹さんの腕を振り払った水仙さんは、そのまま部屋を出て行ってしまった。
あとは牡丹さんと猫柳さん、藤袴さんだけど……。そういえば鈴蘭さんの姿がなくなってる?いつ部屋を出ていったんだろう。
「んっ、牡丹さんは、薄めだけどあっち側。猫柳さんは反対方向で……、ッん、藤袴さんはその扉の方に、繋がってます」
「っ!?」
顔を背けつつチラチラこっちを見ていた藤袴さんが、僕の指差した方を見て大袈裟なくらいにびくりと反応した。どうしたんだろう?
ふと、猫柳さんが何かを納得するかのように呟く。
「その方向は確か……キッチンに繋がる廊下だな」
「そっ、そそそそそんな嘘には騙されませんからっ!!運命なんて、そんなっ、ああああ有り得ませんっ!!」
「あ、藤袴君!……行ってしまったな」
「えー、わっかりやす~。ふ~ん、藤ちゃんってそーだったんだ。いっつも下向いてるから分かりづらかったけど」
赤い糸の先はこの館を貫通しているかもしれないのに、聞いていると藤袴さんの相手はこの館の中にいそうな感じだったり……?
このまま後を追ったら糸の先が分かるかもしれないけど、残念なことに時間切れ。どうやらこの魔法に似た力は中出しされてから1分しか保たないらしい。
それでも、収穫はあったと思う。だって、必要ないとか信じてないとかそういう空気だったけど、僕が見えたって言った時、皆の目がきらめいたように感じたから。本当に余計なお世話だったら無理強いするつもりはなかったけど、僕の力が役に立つなら使いたい。
「っふ、ルトラ、一旦抜い……ん゛あっ!?」
ドチュンッ♡と、いつの間にか硬さを取り戻したおちんちんが僕のおまんこを刺激する。ナカに溜まったままの精液を塗り込むように緩くピストンが始まって、ぎゅうっと抱き着くことしか出来ない……っ♡
「ま、待って。もう今はいいから……っ♡」
「嘘つけ。こんなにきゅうきゅう締め付けてきて。オレは足りないし、お前もだろ?」
「そ、れはっ……♡」
そうだけど!赤い糸を見るからといった建前がない分、これじゃあただの見せつけ公開セックスになっちゃうっ……♡
「向かいの部屋使ったら~?えっちするための専用部屋だし」
「そうか。助かる」
「ひぎゅっ♡あ、ん゛あっ、このまま、歩かれた、らぁっ♡おぐっ、あだっ、で……ッッ♡♡イぐっ、イっでりゅ♡♡」
とうとう我慢出来なくなった潮をプシャッと漏らしながら、連れ込まれた部屋の中で甘く激しくいただかれてしまった♡
ほんとはこんなにがっつり致すつもりはなかったけど、僕がルトラのおちんちんに敵うわけないから、そう、うん、仕方ないんだ……♡
81
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる