53 / 73
第三部:異界館編
5:異界色プレリュード⑤
しおりを挟む「ふ、ぁ。皆さんの、赤い糸、ん゛っ、見えました♡」
「へーぇ……?まあ嘘でもそういうことは言えるよねぇ?それですいちゃんは誰と繋がってる感じ?」
「牡丹。いい加減殴るぞてめぇ」
イった余韻でふわふわするけど、糸を目で追うことは出来る。だけど、水仙さんの糸はやけに絡まっていて先を追うのが難しそうだった。
「え、っと、絡まってて、上手く見えないんです、けど……っ、向こう側の方に、繋がってます」
「はっ、戯言だな。もう充分付き合っただろ、離せ」
「わっ!もー、痛いんだけど~?」
乱暴に牡丹さんの腕を振り払った水仙さんは、そのまま部屋を出て行ってしまった。
あとは牡丹さんと猫柳さん、藤袴さんだけど……。そういえば鈴蘭さんの姿がなくなってる?いつ部屋を出ていったんだろう。
「んっ、牡丹さんは、薄めだけどあっち側。猫柳さんは反対方向で……、ッん、藤袴さんはその扉の方に、繋がってます」
「っ!?」
顔を背けつつチラチラこっちを見ていた藤袴さんが、僕の指差した方を見て大袈裟なくらいにびくりと反応した。どうしたんだろう?
ふと、猫柳さんが何かを納得するかのように呟く。
「その方向は確か……キッチンに繋がる廊下だな」
「そっ、そそそそそんな嘘には騙されませんからっ!!運命なんて、そんなっ、ああああ有り得ませんっ!!」
「あ、藤袴君!……行ってしまったな」
「えー、わっかりやす~。ふ~ん、藤ちゃんってそーだったんだ。いっつも下向いてるから分かりづらかったけど」
赤い糸の先はこの館を貫通しているかもしれないのに、聞いていると藤袴さんの相手はこの館の中にいそうな感じだったり……?
このまま後を追ったら糸の先が分かるかもしれないけど、残念なことに時間切れ。どうやらこの魔法に似た力は中出しされてから1分しか保たないらしい。
それでも、収穫はあったと思う。だって、必要ないとか信じてないとかそういう空気だったけど、僕が見えたって言った時、皆の目がきらめいたように感じたから。本当に余計なお世話だったら無理強いするつもりはなかったけど、僕の力が役に立つなら使いたい。
「っふ、ルトラ、一旦抜い……ん゛あっ!?」
ドチュンッ♡と、いつの間にか硬さを取り戻したおちんちんが僕のおまんこを刺激する。ナカに溜まったままの精液を塗り込むように緩くピストンが始まって、ぎゅうっと抱き着くことしか出来ない……っ♡
「ま、待って。もう今はいいから……っ♡」
「嘘つけ。こんなにきゅうきゅう締め付けてきて。オレは足りないし、お前もだろ?」
「そ、れはっ……♡」
そうだけど!赤い糸を見るからといった建前がない分、これじゃあただの見せつけ公開セックスになっちゃうっ……♡
「向かいの部屋使ったら~?えっちするための専用部屋だし」
「そうか。助かる」
「ひぎゅっ♡あ、ん゛あっ、このまま、歩かれた、らぁっ♡おぐっ、あだっ、で……ッッ♡♡イぐっ、イっでりゅ♡♡」
とうとう我慢出来なくなった潮をプシャッと漏らしながら、連れ込まれた部屋の中で甘く激しくいただかれてしまった♡
ほんとはこんなにがっつり致すつもりはなかったけど、僕がルトラのおちんちんに敵うわけないから、そう、うん、仕方ないんだ……♡
59
あなたにおすすめの小説
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?
2025/09/12 ★1000 Thank_You!!
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる