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第三部:異界館編
11:藤袴テイスティ⑥
しおりを挟む「藤袴さん、そのままだと苦しそうですし、このグラスに精液出してもらいましょう?」
「んぷぁ、ぢゅ、っは……、これ、に?」
「なるほどなるほど。ほら、その方が飲みやすくていいと思いますよ!」
「んぅ……♡」
僕と緑くんの言葉に少し考えこむそぶりを見せた後、藤袴さんは名残惜しそうにヂュパッ♡とおちんちんを解放した。
「えっと、勝手にすみませんガレットさん。その……そういうわけですので、これに注いでもらえると助かります」
「はー……、あのまま出すよりかはマシだな」
深く息を吐きながら、「このグラスはもう処分しねぇとな」と呟きつつ先端を向けるガレットさん。思っていたより張り詰めていたみたいで、数回強く扱いただけでビュルルルッ♡♡とゼリー状に近いもったりした精液が放出された。すごい量だ。あっという間にグラスが真っ白になっていく。
え、これすぐ溢れちゃうんじゃ……。
「黒河君、そっちのスープ皿も使っちゃおう」
「え、あ、うんっ」
スープが入っていた、少し深めのお皿を取ってガレットさんに渡す。留まることを知らないザーメンは、グラスを満杯にした後お皿もビュルビュルと満たしていく。こんなの一気に喉に放たれたら、白濁に溺れてしまいそうだ。
「はぁ……、は、あ♡んう、いい匂い……♡たべたい、ほしい……っ♡すき、これ、すきぃ♡はぁ、んぅっ♡」
目にハートを浮かべながら涎を垂らした藤袴さんが、白に染まったグラスを手にして傾けた。
そして、待ってましたとばかりにごくごく飲み下していく。うっとりと恍惚した表情で、それはもう美味しそうに。
その間もガレットさんの射精は止まらず、お皿の上がすごいことになっていた。大量の生クリームをいくつも絞ったんじゃないかってくらいこんもり山盛りになっている。
もちゃもちゃと精液を食べている藤袴さんもその様子を見ていて、だいぶ興奮しているみたいだ。
「ッグ、はァ、あーー、あんま、見ないでくれ」
「んくっ、ふう♡見るに決まってりゅ♡すっごくすっごく美味しいミルク、こんなにたくさん……♡嬉しい♡♡」
早々にグラスから飲み干した藤袴さんは、ようやく出し切ったばかりの白濁スープにも手を伸ばす。
さっきガレットさんお手製のスープを飲んでいた時とは大違いの、嬉々とした表情で。いや、これもガレットさんお手製といっていいの、かな?
分かるのは、フォークという人にとって、ケーキの体液はそれだけ美味しいんだろうな、ってことだけだ。
「フジ……」
その様子を見つめるガレットさんの股間は、あれだけ出したはずなのにまだ硬く反りり立っていた。すごい。藤袴さんが目にしたらまたしゃぶりついてしまいそうだ。
「いただきまぁす♡んぐっ、んく、ふ、あ、じゅるっ、ぷぁ♡」
そんな杞憂を余所に、勢いよく精液を啜る藤袴さん。スプーンを使ってはいるけど、ほとんど顔をそのまま埋めるようにして味わってる。
「……んっ、おいひかったぁ♡……ふ、あぁあ……、んゅ……♡」
あっという間に綺麗に完食した彼は、眠そうに目を擦った後、ソファーの上で丸くなってしまった。一気に食べすぎて満足したのかな?
すぐに聞こえてきた寝息はなんだか赤ちゃんみたいだ。
「はああぁ~~~~……!まさかこの目で直接ケーキバースを見ることが出来るなんて……!体液が美味しいなら精液も美味しいのは自明の理だね、うんうん。この様子ならバリボリ食べちゃうなんてことにもならなそうで良かった良かった」
こっちもこっちで満足そうに興奮している緑くん。なんというか通常運転だ。
「あ、そうだ。ガレットさんに、その……ケーキバース?の説明した方が……。でもその前に一度おちんちん抜いてもらった方がいいかな」
「んン゛っ、……無害そうな顔して色々ぶっこんでくるな、お前さん。オレのこれなら直に収まるから気にするな。……それより先に聞かせてくれ。何で名乗ってもいないオレの名前を知っていたんだ?」
「あ」
藤袴さんに振り回されている間も、しっかり理性は残っていたみたいだ。そういえば僕、直接名前を聞いていなかったっけ。名前を知ったのは魔道具で盗み見していたからであって……。
ちらりと緑くんを見やると、こくりと頷かれた。
……うん、ここはもう全部薄情するしかなさそうだ。
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