クラスまるごと転移したら、みんな魔族のお嫁さんになりました

桜羽根ねね

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番外編

群青色メルト(ルトクロ)

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CP:ルトラ×黒河
時系列:第一部

本編でさらっと流した、黒河くんが悪魔にハメられる初夜のお話。


☆☆☆☆☆


 ぐるん。
 世界が回った。

 映画のシーンが切り替わるように、目の前が一気に鮮やかになる。背中に感じるふかふかの感触は、きっとベッドだ。両手を柔く縫い留めて、僕を見下ろしてくる悪魔に、ドキドキが止まらない。

 されたのは、キスだけなのに。

 初めてではあったけど、あれだけでこんなに気持ち良くてトロトロで幸せになるんだから、普通のキスじゃないってことは分かる。

「オレはルトラだ。お前は?」
「へ、え、あ、く、くろ、かわ♡」
「分かった、クロだな」
「ル、ルトラ、しゃん♡」
「呼び捨てでいいぞ」
「んっ♡るとらぁ……♡」

 目を閉じると、ふにゅりと唇を塞がれた。薄く開いたそこから、とろりとした甘い蜜を注がれる。ルトラの体液って、なんでこんなに甘くて美味しいんだろう。触れているところだけじゃなくて、胸が、下半身が、熱くてむずむずしてくる。早く触ってほしい。おちんちんでめちゃくちゃに抱いてほしい♡

「ルトラっ♡お願い、おちんちん、ちょうだい……っ♡」
「ったく、おねだり上手だな」

 ルトラが何かを呟くと、着ていた制服がパッと消えてしまった。魔法かな、すごい……♡
 すごいけど、キスだけでびしょびしょになってるちんぽもバレちゃった♡

「可愛い、クロ……」
「んきゅっ♡ふ、あっ♡え、うそ、後ろっ……♡」

 身体をずらしたルトラが、僕の両脚を持って肩に乗せてしまう。閉じることが出来なくなった中心に感じるのは、熱くて太い切っ先だ。
 ルトラの下半身もいつの間にか服が消えていて、生々しい感触が直に伝わってくる。慣らしていないそこに当てられても、すぐに挿入は出来ない、はずだったのに。

 ヌチュッ♡ニュププッ♡♡

「ふ、ああぁっ♡♡お、おちんちんッ♡はいっ、て……りゅぅっ♡」
「淫魔の唾液には、即ハメ出来るようにする特別な力があるんだよ。きつい尻穴も、とろとろのまんこになるように、なっ♡」
「ひあああぁっ♡♡き、もちい♡♡はじめて、なのにっ♡♡おまんこでイぐっ、~~~ッッ♡♡♡」

 濡れないはずのそこが、一気にじゅわっと濡れていく。熱いおちんちんが奥まで一気に挿入ってきた衝撃で、僕は足をピンッと伸ばしながらイってしまった。
 すごい♡これ、やばい♡
 余韻イキが止まらないし、おちんちんきゅうきゅう締めちゃう♡♡

「ふおっ♡ほぉ♡イぐの、終わんな……あぁっ♡♡」

 ピュクッ、と小刻みに溢れる精液が僕の腹を汚していく。おちんちん、触られてないのに♡押し出されちゃった♡

「っはぁ、嫁まんこ、最高……っ♡クロ、このままゆーっくりトントンすんのと、激しくガツガツ突かれんの、どっちがいい?」
「ど、どっち、って……♡どっちも、好き♡とんとんも、がつがつも♡ルトラになら、旦那様になら、なにされても嬉しいっ♡♡」

 ああ、旦那、なんて言っちゃった♡恥ずかしい♡調子に乗るなって怒られないかな……♡

 ズッパン♡♡♡グプッ♡ゴポンッ♡♡バチュバチュバチュバチュッッ♡♡♡

「お゛ッッ♡♡♡」

 返事の代わりにっ♡結腸抜きピストン♡♡激しいのに痛くないし、どんどん濡れてきちゃう♡

「オレの可愛いクロ、オレの嫁♡抱き潰すっ♡♡」
「ふあ゛っ♡♡んひあああぁっ♡♡♡」

 ぎゅっと抱かれてそのまま持ち上げられた僕は、対面座位でガツガツ愛されることになった♡自重で深く刺さったおちんちんに、結腸口がむちゅむちゅと吸い付いちゃう♡

「ぎもちいい、よぉっ♡♡旦那様ちんちんっ♡♡すきっ♡ルトラ♡♡旦那様♡♡♡だいしゅきっっ♡♡♡」

 足を下ろされた代わりに、今度は腕を回してルトラにキスをする。
 ふわふわ、ぱちぱち、くらくら。
 嬉しすぎてジョロジョロ漏れ出したおしっこすら気持ちいい……♡身体が溶け合って一つになってしまいそうな感覚に包まれながら、大好きな旦那様の宣言通り、僕は金玉が空っぽになるまで抱き潰された♡


*****


「──ぼ、僕が許可しない限り、口へのキスは禁止だから……っ!」

 本当に、とんでもない痴態を晒してしまった。
 唇が触れるだけで、あんなに思考力がふにゃふにゃになるなんて……。散々見てきたはずなのに、いざ実感するととてつもなく恥ずかしい。

 だからこそ、ここは最初にしっかり釘をさしておかないと。
 そう思って、起き抜け早々にルトラに告げると、何故か不思議そうに首を傾げられてしまった。

「はぁ?何でだよ。クロはオレとキスすんの好きだろ?」
「好きじゃないっ、わけでも、ないけど……。あ、あんな馬鹿みたいに乱れて滑稽な姿、見てほしくないから……っ!」
「馬鹿?滑稽?最初から最後まで可愛いオレの嫁だったぜ」
「か、かわっ……」

 い、いくらキスで蕩けるとはいえ、こんな僕がねだって喘ぐ姿なんて、笑いものにされてもおかしくないのに。

 ルトラの表情は愛しいものを見るように穏やかで、思わず言葉に詰まってしまう。腕の中に閉じ込められて逃げられない僕は、せめてもの抵抗で引き締まった胸筋をぺちぺちと叩いた。

「と、とにかくっ。口は駄目。すっ、……すぐ、おかしくなっちゃうから……」
「仕方ねぇな。じゃあ、口以外なら、オレの好きな時にしてもいいか?」
「んあっ♡」

 不埒な手が、股間を揉んでくる。あれだけたくさん出したのに反応してしまうのは、相手が淫魔だからだろうか。

「せ、性器も、だめ♡」
「りょーかい。けど、抱いてる時は好きにさせてもらうからな」
「ふあ……♡も、もう、はずかし……っ、離して……♡」
「ん、かわい♡」

 長い前髪越しに唇が触れてくる。
 ちゅ、ちゅ、と瞼や頬にキスを降らしてくるルトラを止めることは、出来そうになかった。

 く、口じゃなくても、恥ずかしいな……?理性がちゃんと残ってる分、むずむずしてしまう。でも、自分がお願いしたことだし、前言撤回するのもなぁ……。

 そんなことを思ってると、ゴリッとした硬い感触が肌に当たった。え、いや、嘘。昨日めちゃくちゃ出しまくってたのに?

「ル、トラ……っ♡あれだけシたし、もう、いいよな……?」

 恐る恐るそれだけ問うと、金糸の向こうに見える青い瞳が意地悪そうに細められた。

「そうだな、あれだけヤったんだから、クロの望み通り挿れてやるよ」
「へっ!?ちっ、ちが、っあ゛あぁっっ♡♡♡」

 抱き潰された後におかわりが来るってどういうこと???

 そんなツッコミを言葉にする暇もないまま、僕の嫁としての初日は、ほぼほぼ抱かれて終わってしまったのだった。
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